平成、令和の「その日のできごと」を元年から順に記しています。

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1989 平成元年2月24日(金)

平成48日目

【昭和天皇・大喪の礼】

昭和天皇をおくる大喪が24日、東京・新宿御苑での「大喪の礼」を中心に厳かに営まれた。新憲法下で始めて天皇の国事行為として行われた国の儀式「大喪の礼」とそれに先立つ皇室行事「葬場殿の儀」には、163カ国、27国際機関(在日機関含む)、欧州共同体(EC)からの元首級55人を含む史上最多の弔問使節をはじめ、内外の代表約1万人が参列した。

古装束姿の楽師、祭官らとともに昭和天皇の棺が葬場殿に到着、天皇陛下が御誄を読み上げられたあと、大喪の礼に移り、参列者全員が黙とう。

竹下首相らが弔辞を述べ、ブッシュ米大統領ら外国代表が次々と拝礼した。皇居から新宿御苑まで葬列が進んだ沿道では、冷たい雨の中、約20万6000人(警視庁調べ)が、激動の「昭和」を共に歩んだ亡き陛下に最後のお別れをした。《読売新聞》

1990 平成2年2月24日(土)

平成413日目

【鳥取県福部村】選挙違反で村議会が「壊滅」

衆院選鳥取全県区で次点で落選した前鳥取県知事の平林鴻三氏=自民=派の選挙違反事件を調べている鳥取県警捜査二課と岩美署は24日、さらに岩美郡の福部村会議員2人を公選法違反(買収・被買収)の疑いで逮捕した。

これで福部村議会(定数12、死亡による欠員1)は、11人の村議のうち、病気療養中の1人を除く10人すべてが公選法違反容疑で逮捕されるという「壊滅」状態となった。事件は村議会ぐるみの選挙違反に発展し、出直し選挙の公算が大きくなった。福部村は鳥取砂丘で知られ、ラッキョウが特産。平林氏の出身地でもある。《共同通信》

【海部俊樹首相】「ブッシュさんから直接電話があった」

首相指名、組閣人事を控え海部首相は24日、前日に続いて都内のホテルに引きこもった。午前中、自室から一歩も出ずにくつろいだ首相は夕方になって黒のセーターのラフな姿で記者団の前に現れ、急きょ決まった日米首脳会談について「(24日午前)ブッシュ(米大統領)さんから直接電話があった」と自ら切り出した。

「私もあらゆるレベルで話をしたいと言っていたのですから。(国会の日程が)解決すれば実現する」と得意満面といった表情でホテルのプールへ向かった。《共同通信》

1991 平成3年2月24日(日)

平成778日目

【湾岸戦争】地上戦突入

湾岸戦争は24日午前4時、ついに多国籍軍によるクウェート奪回のための地上戦に突入した。

1月17日の開戦以来、39日目に完全な軍事決着に踏み出した多国籍軍は主力の米軍を中心に陸、海、空からイラク軍への大規模な攻撃を開始、サウジ国内からクウェート領内50キロの地点まで進撃した。

ブッシュ米大統領は23日午後10時、地上戦開始の声明を発表し「迅速かつ決定的に使命を果たす」と述べ、短期決戦による勝利に自信を示した。フセイン・イラク大統領は「地上戦に耐えよ」と前線兵士に向け演説した。

地上戦闘でイラク軍が化学兵器使用に踏み切る可能性もあり、双方に多数の死者が出るとの懸念が強まっている。《共同通信》

【皇太子殿下】立太子祝う「饗宴の儀」

皇太子さまの立太子の礼を祝う「宮中饗宴の儀」が24日正午から皇居の宮殿、豊明殿で開かれた。海部首相や各閣僚、首相経験者など国会議員とその配偶者を中心に約350人が出席した。

藤森宮内庁長官らの先導で天皇、皇后両陛下と皇太子さまがご入場。天皇陛下の「立太子宣明の儀が終わり、ここに饗宴を催して喜びを分かつことを誠にうれしく思います」というお言葉の後、海部首相が代表してお祝いを述べ、乾杯し、歓談に。

饗宴の儀は25日昼にも、国の儀式(国事行為)として行われる。《共同通信》

1992 平成4年2月24日(月)

平成1143日目

【宮澤喜一首相】党4役と政治改革について協議

宮澤首相は24日夜、首相官邸で自民党の綿貫幹事長ら党4役、梶山国対委員長らと政治改革の進め方について協議した。

この結果(1)3月中旬をめどに各党に政治改革協議会の開催を呼び掛ける(2)それまでに自民党の基本方針をまとめるよう努力する(3)与野党で合意に達したものから必要に応じ法制化を進め今国会中の実現化を目指すーことで意見が一致した。《共同通信》

1993 平成5年2月24日(水)

平成1509日目

【第35回グラミー賞】

米音楽会最高の栄誉とされる第35回グラミー賞授賞式が24日夜、ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで開かれた。

レコード・オブ・ジ・イヤーと最優秀曲には、4歳の息子を事故で失った自身の悲しみを歌った英国出身の実力派ロック歌手エリック・クラプトン(47)の「ティアーズ・イン・ヘヴン」が選ばれた。この曲を収録した「アンプラグド」が最優秀アルバムを獲得、クラプトンはポップス部門の最優秀ボーカルにも輝くなど主要賞を独占した。《共同通信》

1994 平成6年2月24日(木)

平成1874日目

【リレハンメル五輪】第13日

第17回冬季オリンピック・リレハンメル大会第13日の24日、ノルディックスキー複合団体の後半距離(30キロリレー)で日本(河野孝典、阿部雅司、荻原健司各選手)は2位のノルウェーに4分49秒1差をつけて快勝、日本の冬季五輪史上初の2連覇を達成した。《共同通信》

【社会党・村山富市委員長】内閣早期改造に「反対」

社会党の村山委員長、民社党の大内委員長、民主改革連合の中村鋭一代表は24日夕、首相官邸で細川首相と会談し、早期の内閣改造に反対するとともに、連立5会派の統一を目指す首相の「大会派構想」を白紙に戻すよう求めた。

これに対し首相は、改造問題について補正予算の成立、政治改革法修正問題の決着を挙げて「一つの節目だと思う。修正案が内閣提出となるか、議員立法となるかで、日程も違ってくる。慎重に判断する」と述べ、政治改革法修正成立などの行方も見定めた上で、最終的に決断する意向を強調した。《共同通信》

1995 平成7年2月24日(金)

平成2239日目

【石原信雄官房副長官】退任

政府は24日午前の閣議で、石原官房副長官の退任を了承、後任の副長官に古川貞二郎・前厚生事務次官を充てることを決めた。これを受け村山首相は新旧の副長官に辞令を公布した。

4月の東京都知事選で石原氏は自民党などから有力候補者に挙げられている。石原氏は退任後の記者会見で、知事選への対応について「白紙というか私を推してくれる有力な意見があることは知っている。名誉なことだが、これにどうこたえるべきか各方面の意見も聴き最終的に決めたい」と述べ、立候補に含みを残した。

石原氏の退任に伴い、都知事選をめぐる各党の動きが加速するものとみられる。《共同通信》

1996 平成8年2月24日(土)

平成2604日目

【千葉県船橋市】25歳巡査が発砲し姿消す

24日午前1時ごろ、駐車トラブル処理のため千葉県船橋市のマンション駐車場に出動中の道県警船橋署地域課の宮本交番勤務A巡査(25)から「頭がおかしくなって拳銃を2発撃った」という内容の無線連絡があった。

同署員が現場に駆けつけたがA巡査の姿はなく、出動に使ったミニバイクが残されていた。また、駐車中の乗用車の後部ガラスと左後輪から銃で撃たれた跡が2ヶ所見つかった。けが人はいなかった。同巡査は弾が3発残った回転式けん銃を所持しているとみられ、同署は周辺に緊急配備し、行方を追っている。《共同通信》

【厚生省】ミドリ十字を検査

大詰めを迎えた薬害エイズ事件に関連し厚生省は23日、血液製剤のトップメーカー「ミドリ十字」(本社大阪市)にエイズウイルス(HIV)汚染の疑いのある非加熱血液製剤の回収状況などを確認するため、薬事法に基づく立ち入り検査を抜き打ちで実施した。

血友病患者のうち約2000人をHIV感染させるなどみぞうの被害を出した問題で、製薬会社に検査のメスが入ったのは初めて。《共同通信》

1997 平成9年2月24日(月)

平成2970日目

【大相撲・旭鷲山関】モンゴル出身力士として初の三役に

日本相撲協会は24日朝、大相撲春場所の番付を発表。旭鷲山がモンゴル出身で初の三役昇進を果たし新小結となった。初場所14勝1敗で3度目の優勝を飾った若乃花が東大関で史上初の兄弟横綱を目指す。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】米・オルブライト国務長官と会談

橋本龍太郎首相は24日午前、首相公邸でオルブライト米国務長官と朝食を共にしながら会談し、日米安保体制の土台となる米軍基地を抱える沖縄の負担軽減に両政府が最大限の努力をしていくことで一致した。《共同通信》

【在ペルー日本大使公邸占拠事件】5回目の予備的対話

ペルーの日本大使公邸人質事件でペルー政府とトゥパク・アマル革命運動(MRTA)による5回目の予備的対話が事件発生から70日目の24日行われた。

リマの複数の外交筋によると、対話では服役囚の解放問題や刑務所の待遇改善、人質の早期解放など重要争点についてジプリアニ司教ら保証人と日本政府現地対策本部の寺田輝介顧問が、双方に妥協を促す調停案の基本理念を提示したという。《共同通信》

1998 平成10年2月24日(火)

平成3335日目

【栃木女性教諭刺殺事件】少年を教護院送致

栃木県黒磯市の黒磯北中で1月、英語教諭A子さん(26)が1年生の男子生徒(13)にナイフで刺され死亡した事件の少年審判で宇都宮家裁は24日、生徒を教護院送致とする保護処分の決定を言い渡した。

処分決定で島田充子裁判官は「衝動的に死んでもよいと思い刺した」と少年にいわゆる「未必の故意」があったと認定。「少年はいまだ事件の重大さ、深刻さを充分理解できていない面が見受けられる」と指摘し「周囲の目から保護し、事件の重大性や生命の尊さを教えることが重要」と述べた。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】調停合意を評価

衆院予算委員会は24日、1998年予算案の総括質疑に入った。橋本龍太郎首相は、大量破壊兵器への査察でイラクとの合意を実現したアナン国連事務総長の外交努力を高く評価しながら「イラクが国連安保理決議を順守して査察を受け入れ、協議結果を実行に移すことが大切だ」と強調した。

小渕恵三外相は日ロ平和条約締結交渉をめぐり「この機会を逃してはならないという感じを双方が持っている」と意欲を表明。首相は2000年までの条約締結に向け、4月の日ロ首脳会談(静岡県・川奈)ではエリツィン大統領と十分に話し合う考えを示した。《共同通信》

1999 平成11年2月24日(水)

平成3700日目

【椎名林檎さん】アルバム「無罪モラトリアム」発売

【小渕恵三首相】有事法制整備に前向き

小渕恵三首相と野呂田芳成防衛庁長官は24日午後の参院予算委員会で、日本が武力攻撃を受けた際の自衛隊、米軍の活動と国内法との整合を図る「有事法制」の整備に前向きな姿勢を示した。

首相は自民党の依田智治氏が有事法制の整備が必要だとただしたのに対し「きちんとした法体系の下で(有事に)対処することが必要と考えている」と述べた。また野呂田長官は、有事法制として①自衛隊②米軍③国民の声明、財産保護、の3分野が想定されると指摘。その上でこれまで研究対象となっていない米軍関係について「検討を早期に開始し、関係省庁と協力しながら対処していきたい」と述べた。《共同通信》

2000 平成12年2月24日(木)

平成4065日目

【薬害エイズ事件】ミドリ十字歴代3社長に実刑判決

薬害エイズ事件で、エイズウイルス(HIV)に汚染された非加熱血液製剤を販売、大阪市内の男性患者を感染させエイズで死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われたA被告(79)ら製薬会社ミドリ十字(大阪市、吉富製薬に合併)の歴代3社長に対し、大阪地裁の三好幹夫裁判長は24日、禁錮2年ー1年4月(求刑禁固3年ー2年6月)を言い渡した。《共同通信》

【越智通雄金融相】「検査厳しければ相談を」

金融再生委員会の越智通雄委員長(金融担当相)が栃木県の地方銀行や信用組合幹部らに対し、金融監督庁や日銀による検査・考査が厳しければ考慮するので相談に来るよう促す発言をしていたことが24日、明らかになった。

民主党など野党各党は辞任を求める方針。小渕恵三首相も事態を深刻に受け止めており、青木幹雄官房長官が25日朝、閣議前に越智金融相を呼び、事情を聴く。《共同通信》

2001 平成13年2月24日(土)

平成4431日目

【公明党・神崎武法代表】改めて森首相の退陣を要求

公明党の神崎武法代表は24日夜、秋田県鷹巣町での党合宿で講演し「厳しい世論調査の結果を森喜朗首相にも厳粛に受け止めていただきたい。自民党の古賀誠幹事長も『解党的出直しをしなければならない』と言っており、自民党の自己改変に期待したい」と述べ、あらためて首相の退陣を求める考えを示した。《共同通信》

2002 平成14年2月24日(日)

平成4796日目

【ソルトレイクシティ五輪】閉幕

ソルトレイクシティー冬季五輪は24日夜、ライス・エクルズ競技場で閉会式を行い、史上最多の78カ国・地域が参加した21世紀最初の冬季五輪は、17日間にわたった祭典の幕を閉じた。

大会は昨年9月の米中枢同時テロを受け、国際社会の結束を示す一方、採点や判定への不満続出や最終日のドーピング(薬物使用)違反発覚が後味の悪さを残した。

78種目でメダルが決まり、金メダル争いはドイツが12個でトップだった。日本のメダルは銀1、銅1の計2個で4大会ぶりに金なしと、前回長野五輪から激減。4年後のトリノ大会へ向けて出直しとなった。《共同通信》

【民主党・菅直人幹事長】「民主、自由で薩長連合を」

民主党の菅直人幹事長は24日、福島県二本松市で記者会見し、22日夜の鳩山由紀夫代表と小沢一郎自由党党首の会談について「薩摩、長州は戦ったこともあるが、民主党と自由党はそういうものを乗り越え、自民党政権を倒すために倒幕の旗を揚げる方向性、機運で会談が生まれた」と述べ、政権の受け皿の核となる共闘関係の構築で一致したことを明らかにした。《共同通信》

2003 平成15年2月24日(月)

平成5161日目

【韓国・大邱地下鉄火災】運転士ら7人逮捕

韓国・大邱市の地下鉄放火事件の捜査本部は24日、地下鉄運行担当者らの初動対応のミスが被害拡大につながったとして、延焼した対向列車の運転士を含む地下鉄公社職員7人を業務上重過失致死傷容疑で逮捕したと発表した。

車両内に閉じ込められた乗客ら約130人が死亡し、国民に衝撃を与えた大惨事を捜査本部は「人災」と判断。事故から6日ぶりという異例の早さで逮捕にこぎつけた。《共同通信》

【小泉純一郎首相】解散は総裁選後に判断

小泉純一郎首相は24日夜、ソウル市内のホテルで同行記者団と会談し、衆院の解散・総選挙の時期について「自民党総裁選が9月にある。その状況を見てから決めたい」と述べ、9月の党総裁選以降になるとの見通しを示した。

首相は「できるだけ任期満了まで一生懸命やる。必要があれば解散するが、今はそんな状態にない」と述べた。来夏の衆参同日選挙の可能性については「意図的にするものではない」と指摘した。《共同通信》

2004 平成16年2月24日(火)

平成5526日目

【横田滋さん】「対話での拉致問題進展は幻想」

北朝鮮による拉致被害者家族会代表の横田滋さん(71)夫妻と事務局長の蓮池透さん(49)が24日、衆院の北朝鮮拉致・核問題小委員会に参考人として出席。蓮池さんは「(拉致問題を)四半世紀放置した政府の国家責任は甚大。政府も外務省も多くの政治家も救出しようという意識がない」と批判した。

横田さんも「問題が対話で進展するというのは幻想」と主張。25日から北京で始まる6カ国協議での北朝鮮の対応次第では「経済制裁を発動すべきだ」と訴えた。《共同通信》

2005 平成17年2月24日(木)

平成5892日目

【ライブドア】ニッポン放送新株予約権発行差し止めを申請

ネット関連会社ライブドアは24日夜、ニッポン放送がフジテレビジョンに新株予約権を与えることを決めたのは商法に違反するとして、予約権発行の差し止めを求めた仮処分の申立書を東京地裁に提出した。ニッポン放送株をめぐるフジテレビとライブドアの買収合戦は、法廷闘争という新たな段階に入った。《共同通信》

【小泉純一郎首相】地下農場を見学

小泉純一郎首相は24日午後、東京・大手町のオフィスビル内に今月オープンしたばかりの「地下農場」を視察した。首相は、発光ダイオード(LED)などを人工照明に使って、稲やトマトなどを栽培している部屋を回り、同施設の野菜で作ったサラダを試食。「これは農業革命だ」と驚いていた。《時事通信》

2006 平成18年2月24日(金)

平成6257日目

【秋篠宮妃紀子殿下】ご懐妊

宮内庁は24日、秋篠宮妃紀子さま(39)が懐妊されたと正式発表した。金沢一郎皇室医務主管によると、紀子さまは妊娠3カ月目で経過は順調。出産予定は9月下旬という。宮内庁は「医療団」をつくって出産に備える。長女眞子さま(14)、二女佳子さま(11)に続く秋篠宮ご夫妻の第3子で、天皇、皇后両陛下にとっては、皇太子家の長女愛子さま(4)に続く4人目の孫となる。《共同通信》

2007 平成19年2月24日(土)

平成6622日目

【サッカー・ゼロックス杯】

国内サッカーシーズンの到来を告げるJリーグ開幕1週間前恒例のゼロックス・スーパーカップは24日、東京・国立競技場で行われ、昨季の天皇杯全日本選手権で初優勝したガンバ大坂がマグノアウベスのハットトリックなどでJリーグ1部(J1)と天皇杯の2冠を達成した浦和に4−0で大勝し、初優勝した。《共同通信》

【自民党・舛添要一参院政審会長】復党問題で安倍首相を批判

自民党の舛添要一参院政審会長は24日朝のTBS番組で、郵政造反組の衛藤晟一元厚生労働副大臣の復党を安倍晋三首相が容認する考えを示したことについて「百害あって一利なし。論外だ。首相はぐらついちゃいけない」と強く批判した。《共同通信》

2008 平成20年2月24日(日)

平成6987日目

【富山県入善町】高波で150世帯に避難勧告

発達した低気圧が日本海を通過した影響で、24日未明から、富山県入善町と黒部市の沿岸部に高波が押し寄せ、計200棟以上が浸水した。入善町では海の様子を見に行ったNさん(87)が行方不明となったほか、家屋1棟が全壊、同2棟が半壊した。

入善町芦崎地区では、午前5時すぎ、住民から市総務課に「浸水している」と通報があった。午後4時現在、53棟が床上浸水、83棟が床下浸水。水に足を取られて転倒するなど6人が軽いけが。同町は、午前6時26分、今後も高波などが予想されるとして150世帯約200人に避難勧告を出した。その後避難指示に切り替え、午後4時現在、約30人が避難している。《読売新聞》

【福田康夫首相】訪韓

2月24日、福田首相は、李明博新大統領の就任式に出席するため大韓民国入りした。同日、2005年に復元され、現在ではソウル市内の観光スポットになっている清渓川を視察した。その後、韓国政財界の代表を招いて夕食会を開催した。《首相官邸》

2009 平成21年2月24日(火)

平成7353日目

【麻生太郎首相】米・オバマ大統領と会談

麻生太郎首相とオバマ米大統領は24日午前の会談で、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射に向けた動きに対し自制を促す方針で一致した。大統領は拉致、核・ミサイル問題の包括的な解決を目指す日本の立場に理解を示した。アフガニスタン支援では、日本の積極的な貢献に期待を表明。世界的な経済危機対応では日本の内需拡大取り組みを要請した。《共同通信》

2010 平成22年2月24日(水)

平成7718日目

【トヨタ自動車・豊田章男社長】米下院公聴会で証言

トヨタ自動車の豊田章男社長が24日、米議会下院の監督・政府改革委員会の公聴会で証言した。大規模リコールが相次いだ昨秋以降、米国で釈明するのは初めて。米で高まる批判を和らげようと、緊張した面持ちで陳謝を繰り返す一方、焦点となっているエンジンの電子制御に欠陥がある可能性はきっぱりと否定した。

公聴会は前日に続いて2度目だが、豊田社長が出席したのはこの日が初めて。議会側が疑念を深めている電子制御システムの欠陥を豊田社長が否定したが、議会側は納得しておらず、リコールをめぐる議論は今後も続く見込みだ。豊田社長の出欠はまだ不明だが、3月2日にも米議会上院で計3度目となる公聴会が控えている。 《朝日新聞》

2011 平成23年2月24日(木)

平成8083日目

【幸福の科学】大川隆法総裁を妻きょうこ氏が提訴

宗教法人「幸福の科学」(東京都品川区)の大川隆法総裁に名誉を傷つけられたとして、大川氏の妻が24日、大川氏と教団を相手取り、1億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。原告側代理人の弁護士によると、大川氏が2009年10月以降、「霊言」と呼ばれる宗教活動で行った発言が名誉毀損(きそん)に当たるという。《時事通信》

【菅直人首相】ニュージーランド地震対策本部初会合

菅内閣は24日夕、「ニュージーランド地震対策本部」の初会合を首相官邸で開いた。菅直人首相は「(日本人被災者の)家族には情報提供や現地への渡航などで全力でサポートしてほしい」と指示。政府として最大限の支援をしていくことを確認した。

会合では、現地で救出作業に従事している日本の国際緊急援助隊を運んだ政府専用機を救援作業に合わせて1週間ほど待機させることや、建築関係の専門家の派遣を検討していることなどが報告された。援助隊の活動について、首相は「全力を挙げて一人でも多く救出できるよう、努力を期待したい」と述べた。《朝日新聞》

2012 平成24年2月24日(金)

平成8448日目

【野田佳彦首相】福島県・佐藤雄平知事と会談

福島県の佐藤雄平知事は24日、野田佳彦首相を官邸に訪ね、東京電力福島第1原発事故からの復興に向けた「福島復興再生特別措置法案」の早期成立を求めた。首相は「早く成立するよう国会に働き掛けたい。各党にも協力を呼び掛けていただければありがたい」と応じた。

同法案は、放射性物質の早期除染で安心して暮らせる環境の実現を目指すほか、国の責任で経済再生などを進めると明記した。佐藤知事は避難者の早期帰還のため、除染の徹底やインフラ復旧、雇用対策も要請。これに先立ち、民主党の輿石東幹事長とも国会で会談した。《共同通信》

2013 平成25年2月24日(日)

平成8814日目

【民主党】党再生へ「死中に活」

民主党は24日午後、野党転落後初めての党大会を東京都内のホテルで開いた。海江田万里代表はあいさつで「背水の陣を敷き、死中に活を求めなければならない」と、党再生の決意を表明。野党各党と参院選での選挙協力を模索する考えを強調した。

ただ衆院選惨敗のダメージは大きく、支持の低迷により参院で離党者が続出。日本維新の会やみんなの党との共闘も実現が見通せず、反転攻勢への道のりは険しそうだ。

大会では、夏の参院選と都議選で候補者全員の当選を目指し、参院での与党による過半数確保を阻止するとした2013年度活動方針を承認した。《共同通信》

【安倍晋三首相】訪米日程を終え帰国

安倍晋三首相は24日午後、オバマ米大統領との首脳会談など一連の訪米日程を終え、政府専用機で羽田空港に帰国した。《毎日新聞》

2014 平成26年2月24日(月)

平成9179日目

【山梨県】大雪による農業被害は71億円

山梨県は24日、記録的な大雪による山梨県内の農業被害が少なくとも約71億円に上ると発表した。県によると、雪が原因の農業被害としては異例の額で、特にブドウ関係が深刻。一部施設の被害額が算定できておらず、今後さらに増える見通し。

また県は、3月末までの道路の除雪費用を約58億円と見積もった。例年の除雪費用は3億~4億円という。市町村負担分を合わせた県全体の除雪費用は、計約88億円を見込んでいる。

農業被害はビニールハウスなど施設への被害が最も大きく約37億円。次いで農作物への被害が約27億円だった。《共同通信》

【安倍晋三首相】大規模災害「緊急事態規定」検討

安倍晋三首相は24日の衆院予算委員会で、記録的大雪の被害に関連し、大規模災害に備えた緊急事態規定を盛り込むための憲法改正について「大切な課題だ。国民的議論が深まる中、制度についてしっかりと考えていかなければならない」と述べ、検討を進める考えを示した。《毎日新聞》

2015 平成27年2月24日(火)

平成9544日目

【マーリンズ・イチロー外野手】3年ぶりに背番号51を披露

マーリンズのイチロー外野手(41)が3年ぶりに背番号51を披露した。24日(日本時間25日)、新天地マーリンズで、メジャー15年目のキャンプイン。「バットが杖(つえ)に見えないように」と独特の言い回しで元気さをアピール。初日から年齢を感じさせない躍動感あふれる動きで約2時間の全メニューをこなした。若手とも精力的に触れ合い、キャンプ初日から早くもマ軍の主役に躍り出た。《スポーツ報知》

2016 平成28年2月24日(水)

平成9909日目

【桜宮高校体罰訴訟】大阪市に賠償命令

2012年12月に大阪市立桜宮高校のバスケットボール部主将の男子生徒(当時17歳)が自殺したのは教諭だった元顧問(50)=懲戒免職=の体罰が原因として、両親ら遺族が大阪市に約1億7400万円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は24日、体罰と自殺の因果関係を認め、大阪市に約7495万円の賠償を命じた。岩井伸晃裁判長は「元顧問の暴行がなければ自殺することはなかった」と述べた。市の調査や元顧問を有罪とした刑事裁判と同様の判断となった。《毎日新聞》

【油井亀美也宇宙飛行士】安倍首相を表敬訪問

安倍晋三首相は24日、国際宇宙ステーションに5カ月間滞在し、昨年12月に帰還した宇宙飛行士の油井亀美也さんと官邸で会い「日本の誇りだ」と活動を称賛した。日本政府が、2024年までステーションの運用を延長する計画に参加を決めたことを踏まえ「しっかりと応援していきたい」と協力を約束した。《産経新聞》

2017 平成29年2月24日(金)

平成10275日目

【ノルディックスキー世界選手権】第3日

ノルディックスキーの世界選手権第3日は24日、フィンランドのラハティで行われ、ジャンプ女子(ヒルサイズ=HS100メートル)で高梨沙羅(クラレ)は98メートル、95メートルの合計251・1点で3位だった。伊藤有希(土屋ホーム)は97メートル、96・5メートルの252・6点で2大会連続の2位。ともにメダルを獲得したが、この種目で日本勢初の頂点を逃した。《共同通信》

【安倍昭恵氏】名誉校長を辞任

安倍晋三首相は24日の衆院予算委員会で、大阪市の学校法人「森友学園」が4月に開校する予定の小学校に関し、昭恵夫人が名誉校長を辞任したことを明らかにした。「安倍晋三記念小学校」名目での寄付金集めについて学園に抗議し、謝罪があったとも説明した。学園が国有地を評価額より大幅に安く取得した問題を巡り、民進党の福島伸享氏は政治家の口利きがなかったか追及。首相は「私や妻、事務所は関わっていない。他の政治家に関しては首相として答える立場にない」と述べた。

首相は、会計検査院が乗り出す検査にも触れ「政府から独立した権限をもって調査する」と強調した。《共同通信》

2018 平成30年2月24日(土)

平成10640日目

【平昌五輪】第16日

平昌冬季五輪第16日の24日、スピードスケートの女子マススタートで高木菜那(25)=日本電産サンキョー=が優勝し、21日の団体追い抜きに続く金メダルを獲得した。日本の女子が同一大会で「金」2個を手にするのは、夏季五輪を含めて初めて。男子は1998年長野五輪でスキー・ジャンプの船木和喜(フィット)がラージヒルと団体で獲得している。《共同通信》

2019 平成31年2月24日(日)

平成11005日目

【天皇陛下ご在位三十年記念式典】


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政府主催の「天皇陛下ご在位三十年記念式典」が24日、天皇、皇后両陛下をお迎えし、東京都千代田区の国立劇場で開かれた。

4月30日に退位する陛下は、お言葉で「天皇としての務めを、人々の助けを得て行うことができたことは幸せなことでした」とこの30年を振り返られた。《読売新聞》

2020 令和2年2月24日(月)

令和300日目

【COVID-19】新たに13人感染

新型コロナウイルスの感染拡大で、北海道、東京都、神奈川、石川、熊本県で24日、新たな感染者が確認された。北海道江別市では市立学校の教員の感染が判明。クルーズ船で業務にあたっていた厚生労働省の職員ら2人を含め、同日判明した感染者は計13人に上った。《読売新聞》

【COVID-19】中国、全人代延期を正式決定

中国の全国人民代表大会(全人代=国会)の常務委員会は24日、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の拡大を受け、北京で3月5日から開く予定だった第13期全人代第3回会議の延期を正式に決定した。開催日は未定。肺炎の終息は見通せず、習近平指導部は重要政治日程を遅らせる異例の対応に追い込まれた。《共同通信》

2021 令和3年2月24日(水)

令和666日目

【最高裁】孔子廟への土地無償提供は「違憲」

儒教の祖、孔子を祭る「孔子廟」のために那覇市が公園内の土地を無償提供したことが、憲法の政教分離の原則に違反するかどうかが争われた住民訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)は24日、「市が特定の宗教を援助していると評価されてもやむを得ない」として違憲と判断した。

政教分離を巡る最高裁の違憲判決は、1997年の愛媛玉串料訴訟、2010年の空知太神社訴訟に続き3例目で、孔子廟に関する最高裁判決は初めて。最高裁は建物を所有する一般社団法人の上告を棄却し、使用料の全額免除は違法と結論付けた。《共同通信》

2022 令和4年2月24日(木)

令和1031日目

【ロシア】ウクライナに侵攻

ロシア軍は24日、ウクライナに侵攻、首都キエフや各地の軍事施設をミサイルで空爆した。米国防総省やウクライナ政府によるとロシア軍は3方向から攻撃し、短距離弾道ミサイルなど100発以上を使用。ベラルーシとの北部国境や南部クリミア半島との境界から地上部隊が侵入した。ロイター通信によると、ウクライナ当局者は兵士40人以上が死亡したと述べた。市民にも死傷者が出ているという。

日米欧は一斉に非難。ウクライナ政府は全土に戒厳令を出した。ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシアとの断交を表明した。《共同通信》

ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシア軍の侵攻を受けて演説し「国民もまた強力な軍隊だ。軍は支援を必要としており、軍との連帯は国家の柱だ」と述べ、国民に対し防衛への参加を呼び掛けた。

ゼレンスキー氏は、市民への武器提供が既に始まっているとして「国家の未来は全ての市民にかかっている。戦闘経験があり、国の防衛に関われる人は来なくてはいけない」と強調した。

ウクライナが北部、東部、南部、そして空から攻撃を受けていると主張。一方で「敵は大きな損失を受けており、今後一層、損失が大きくなる」とも指摘した。《共同通信》



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