令和2174日目
2025/04/12
この日のできごと(何の日)
【立憲民主党・枝野幸男元代表】減税ポピュリズムなら別の党へ
立憲民主党の枝野幸男元代表は12日、さいたま市での講演で、物価高やトランプ米政権の関税措置を受けた現金給付や減税主張に関し「参院選目当ての無責任なポピュリストだ」と指摘した。党内で消費税減税を求める意見が広がる現状に関し「減税ポピュリズムに走りたいなら別の党をつくるべきだ」と批判した。
給付や減税を実施するために国の借金を増やす政策はインフレを招くと強調。「私は減税ポピュリズムに走らないまっとうな政党をつくった。野田佳彦代表もそこは大丈夫だと思うので、減税を言う人はあきらめるか別の党をつくるか、どっちかだ」と減税論をけん制した。
今国会での内閣不信任決議案提出について「対米交渉が重要なのに衆院が解散したら政治空白ができる」として慎重に判断すべきだと主張。「どちらにしろ夏の参院選で国民の審判が下る」と述べた。
一方、野田氏は党内の消費税減税論に関し「物価高に対する真剣な意見だ。いろいろな意見を踏まえて決めたい」と佐賀県嬉野市で記者団に語った。《共同通信》
【JR京都駅】不審物騒ぎ
12日午前6時45分ごろ、京都市下京区のJR京都駅の在来線ホームで不審物を駅員が見つけ、JR西日本の大阪指令所に連絡した。京都府警によると、発泡スチロールの箱(高さ約36センチ、縦約36センチ、横約50センチ)で、全体が黄色っぽいビニールテープで巻かれていた。確認した結果、外国製の菓子とみられる物など複数の食料品が入っていた。けが人はいない。
JR西は改札内を封鎖したが、安全が確認できたとして、午前9時ごろまでに規制は完全解除された。東海道線(琵琶湖、京都線)、湖西線、奈良線、山陰線(嵯峨野線)の各線で一時運転を見合わせるなどして約7万6千人に影響した。《共同通信》
【大阪・関西万博】開会式
大阪・関西万博の開幕を翌日に控えた12日、会場となる人工島・夢洲で開会式が開かれた。天皇、皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻が出席されたほか、石破茂首相らも出席。参加する158の国や地域、7国際機関の旗が並び立った。吉村洋文大阪府知事は「明日から6カ月間、世界が一つになる」とあいさつした。
博覧会国際事務局(BIE)のケルケンツェス事務局長も登壇し「世界で対話と協力が重要になっている今、全人類のための未来を創造しよう」と呼びかけた。
各国の来賓や関係者約1300人が出席。男性デュオ「コブクロ」の2人が歌うテーマソングに合わせ、参加国の旗を掲げた府内の高校生が次々に入場した。天皇陛下のあいさつに続き万博名誉総裁の秋篠宮さまがタッチパネルに手をかざすと、ファンファーレが鳴り響いた。
開会式のテーマは「Re―Connect 巡り、響き、還り、繋がる」で、サプライズゲストとして、女性4人のダンスボーカル・ユニット「新しい学校のリーダーズ」や沖縄県出身の女性ラッパー「Awich(エイウィッチ)」さんが登場した。《共同通信》
【上方漫才大賞】
テレビや舞台で活躍した漫才師に贈る第60回上方漫才大賞(ラジオ大阪、関西テレビ主催)の各賞が12日発表され、お笑いコンビ「銀シャリ」が大賞に選ばれた。賞金は200万円。
「銀シャリ」は、大阪府八尾市出身の鰻和弘さん(41)と兵庫県伊丹市出身の橋本直さん(44)が2005年に結成。鰻さんは「誰に対しても大賞を取りたいと言ってきた。認めてもらえてめっちゃうれしい」、橋本さんは「自分が小さい時からすごい賞。歴史に名前を刻めた」と興奮気味に話した。
奨励賞(賞金150万円)は「ヘンダーソン」、新人賞(同100万円)は「豪快キャプテン」に決まった。《共同通信》
【J1】
明治安田J1第10節第2日(12日・ベスト電器スタジアムほか=7試合)福岡が2―1で横浜Mに逆転勝ちし、7試合負けなしで勝ち点19に伸ばして暫定首位に浮上した。京都は川崎の2ゴールで湘南に2―0で快勝し、勝ち点18とした。岡山は1―0で広島を破り、初の連勝で勝ち点17。18歳の佐藤が得点した。広島は同17のまま。
川崎は1―1で清水と引き分け、6試合負けなしで勝ち点17とした。鹿島は0―1でC大阪に敗れ、3連敗で同16。神戸は1―0で東京Vに競り勝ち、2試合ぶりに白星を挙げた。G大阪は2―0で名古屋を下した。《共同通信》
【プロ野球・12日】
ロ0―8ソ
ソフトバンクが1分けを挟んだ連勝を5に伸ばし、今季初の勝率5割。三回に佐藤直の適時打で先制し、四回は周東の2点打などで3点。五回も広瀬隆の2ランなどで加点した。大関が7回2安打無失点で今季初勝利。ロッテは3連敗。
楽2―4オ
オリックスが逃げ切り勝ち。一回に6長短打で4点を先行し、最後は追い上げをかわした。九里は要所を締めて8回を無失点とし、2勝目を挙げた。楽天は5連敗で最下位に転落。松井が立ち上がりに崩れ、打線の反撃も遅かった。
日1―2西
西武の隅田が8回を投げ、単打4本に抑えて無失点と好投し、今季2勝目を挙げた。打線は八回2死一、三塁から源田の適時内野安打で均衡を破り、九回は途中出場の平沼が適時打を放って加点した。日本ハムは連勝が4で止まった。
広1―0巨
広島が3連勝。床田が緩急を付けた投球で2年ぶりの完封を果たし、今季初勝利を飾った。8安打を浴びても要所を締め、三回の矢野のスクイズによる1点を守った。巨人は再三の好機を生かせず、好投の赤星を援護できなかった。
D5―4ヤ
DeNAが1分けを挟んだ連敗を4で止めた。ケイは球威があり、7回を無失点で今季初勝利。打線は三回に梶原の適時打などで2点を先行。加点を続け、逃げ切った。伊勢が2季ぶりのセーブ。ヤクルトは追い上げが届かなかった。
神2―3中
中日は松葉が7回1失点で2勝目。緩い変化球を巧みに使い、8安打を浴びても粘り強かった。攻撃陣は一回に上林の適時打で先制し、五回は細川の適時打などで2得点。西勇が低調な投球だった阪神は打線も12安打で2得点に終わった。《共同通信》
【首相動静】
石破茂首相は12日、大阪・関西万博の開会式に出席後、大阪府市が出展する「大阪ヘルスケアパビリオン」に足を運んだ。1970年の大阪万博で話題を呼んだ人間洗濯機を中学2年生の時に見た首相は、進化版の「ミライ人間洗濯機」を見つけると、「あ、これだ!」と手をたたいて歓声を上げた。
直径0.1ミリ未満の微細気泡で体の汚れをこすらずに落とす人間洗濯機の説明に聞き入り「今はこういうものなのですね」と感慨深そうだった。
首相はこれまでたびたび70年万博の思い出として人間洗濯機を挙げている。3日には「携帯電話などは実用化したが、人間洗濯機だけはいまだに実用化されていない」と語っていた。《共同通信》
【旧統一教会】合同結婚式
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は12日、教団本部がある韓国で合同結婚式を開いた。教団によると、日本からの1200人を含む男女2500組5千人が会場参加。オンライン参加を含めると、約90カ国の計5千組1万人に上ったとしている。教団は3月の東京地裁による解散命令に反発しているが、式典中に特段の言及はなかった。
ソウル近郊の京畿道加平にある教団施設「清心平和ワールドセンター」の会場前には早朝から大型バスが列をつくり、大勢の新郎新婦や家族らが降り立った。白いドレスを着た新婦と黒いスーツ姿の新郎らは思い思いに記念撮影していた。《共同通信》
【中国】対米関税125%に
中国政府は12日、米国からの全輸入品に対する報復関税を84%から125%に引き上げた。トランプ米政権が中国に対する「相互関税」の税率を引き上げたことへの対抗措置。米中間の貿易摩擦は未知の領域までエスカレートし、世界経済に深刻な打撃を与えそうだ。
中国政府は「米国がこれ以上税率を上げても経済的な意味はない」と指摘。米国が再び税率を引き上げても応戦しないとしている。ただ今後も中国の利益を損ない続けるなら「断固として反撃する」とし、関税以外の手段での対抗を示唆した。
米ホワイトハウスのレビット報道官は11日の記者会見で、中国側に合意する意向があればトランプ大統領は「寛大な対応を取るだろう」と言及。トランプ氏は米国の労働者と企業に利益となる合意を結びたいと考えている、とも付け加えた。
中国税関総署によると、2024年の米国への輸出は5246億ドル(約75兆円)、米国からの輸入は1636億ドルだった。交渉による事態打開をできずにこのまま高関税が維持されれば、両国間の貿易は大幅に減少する見通しだ。《共同通信》
【米、イラン】核開発問題協議継続へ
米国とイラン両政府は12日、中東オマーンでのイラン核開発問題を巡る協議について「建設的だった」と評価し、継続することで合意したと表明した。次回は19日の見通し。今回は第2次トランプ政権下で初めての協議で、互いの意図を確認する目的だったとされる。次回以降の協議を踏まえ、対立する両国が本格的な交渉に踏み出すかどうかが焦点となる。
協議にはイランのアラグチ外相と米国のウィットコフ中東担当特使が参加した。イラン外務省によると、約2時間半の協議終了後、両氏は仲介役を務めるオマーンのバドル外相立ち会いの下で数分間言葉を交わした。
イラン政府高官は、協議内容を核問題に限定するよう米側に求めたと明らかにした。米側は弾道ミサイル開発の制限や、中東の親イラン勢力に対する支援停止を含む広範な合意を目指しているとされ、双方の立場には隔たりがあるとみられる。
ホワイトハウスは協議について「双方にとって有益な結果をもたらす一歩になった」と強調した。《共同通信》
【イスラエル・パレスチナ情勢】
イスラム組織ハマスは12日、パレスチナ自治区ガザで拘束する人質の新たな動画を公開した。イスラエルのメディアなどによると人質はイスラエルと米国の二重国籍を持つ男性兵士。ハマスはガザでの停戦が遅れれば、人質の運命が不透明になると主張した。ガザへの攻撃を続けるイスラエルを揺さぶる狙いとみられる。
ハマスは12日、ガザ停戦交渉を仲介するエジプトやカタールと協議するため、代表団がエジプトの首都カイロに向かったと発表。恒久停戦とイスラエル軍のガザ完全撤収を保証する提案には前向きに対応すると訴えた。《共同通信》
【ウクライナ情勢】
国連ウクライナ人権監視団は12日までに、ロシアの侵攻が続くウクライナで3月、少なくとも民間人164人が死亡し、910人が負傷したとの報告書を公表した。死傷者は2月(死者129人、負傷者588人)から約50%増加し、昨年3月(死者129人、負傷者498人)と比べると70%以上増えた。報告書は9日付。
ウクライナのシビハ外相は4月11日、米政権が示した停戦案について、ロシアが受け入れを拒み「ウクライナの民間人に対するテロ行為をエスカレートさせ続けた。ロシアは和平の唯一の障害だ」と批判した。ウクライナは3月11日、停戦案を無条件で受け入れたが、ロシアは拒否し続けている。《共同通信》