平成4431日目
2001/02/24
この日のできごと(何の日)
【自民党・亀井静香政調会長】政策懇談会
自民党の亀井静香政調会長は24日午後、公募した一般市民から政治に対する注文を直接聞く「カメに直言!政策懇談会」を党本部で開いた。
参院選に向けた無党派対策の一環で、約900人の応募者から選んだタクシー運転手や女子大生ら16人と、2時間にわたり教育、社会保障、公共事業見直しなどについて意見を交換した。米原潜と実習船の衝突事故の際に森喜朗首相がゴルフをしていた問題では、出席者から「森さんは首相の器ではない」「官房長官は『ゴルフをするべきではなかった』と言うなら、やる前に進言すべきだ」などと厳しい意見が出た。
これに対して亀井氏は、その場で首相と福田康夫官房長官に直接電話して批判内容を報告。「首相は『分かった』と言ってました」と、参加者に伝えるパフォーマンスも披露した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【プロ野球・オープン戦】開幕
プロ野球のオープン戦が24日、西武−阪神など4試合で幕を開けた。
西武は2年目の大島の本塁打などで、4−2で阪神を破り、ルーキーの平本が先発したヤクルトは12−1で日本ハムに圧勝した。森監督が新しく指揮を執る横浜は11−4で中日に勝ち、ロッテは8年ぶりに復帰した山本監督が率いる広島を11−0で下した。
オープン戦は3月下旬から本格化し、25日までに計99試合が予定されている。3月24日に公式戦開幕を迎えるパ・リーグは20日がオープン戦の最終日。セ・リーグは3月30日に公式戦が開幕する。《共同通信》
【ルーシー・ブラックマンさん失踪事件】母が会見
遺体で発見された英国人女性ルーシー・ブラックマンさん=失踪当時(21)=の母ジェーン・ブラックマンさん(47)が24日午後、東京都千代田区の英国大使館で記者会見し「お子さんがある方ならわたしの気持ちは言わなくても分かるはず。今の悲しみを表す言葉はまったくありません」と無念さを語った。
ジェーンさんは「やらなくてよければ、とずっと祈っていた、その仕事をするために日本に来ました」と沈み込んだ表情のまま切り出した。「遺体を引き取るための文書に署名しました。これでルーシーを連れて帰り、彼女にふさわしい尊厳をもった葬儀ができます」。
ジェーンさんは日本の警察に対し「大変よくやってくれ、訪問のたびに親切に扱われた。とても感謝しています」と述べ、発見まで7カ月あまりかかったことについては「理由は分からないが、警察には信頼を持っている」と語った。
事件を起こした人物の気持ちを尋ねられると「言いたくありません」とだけ述べた。《共同通信》
【公明党・神崎武法代表】森首相の退陣を要求
公明党の神崎武法代表は24日夜、秋田県鷹巣町での党合宿で講演し「厳しい世論調査の結果を森喜朗首相にも厳粛に受け止めていただきたい。自民党の古賀誠幹事長も『解党的出直しをしなければならない』と言っており、自民党の自己改変に期待したい」と述べ、あらためて首相の退陣を求める考えを示した。《共同通信》
【米ロ外相会談】
パウエル米国務長官は24日、訪問先のカイロでロシアのイワノフ外相と1時間半にわたり会談した。ロシア通信によると、イワノフ外相は会談後、双方が「両国および国際的な安全保障上の利益のため建設的な対話継続が不可欠とする共通の理解に達した」と語った。
インタファクス通信によると、ロシア代表団筋は両外相が弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約と戦略兵器削減条約(START)に関連して、双方が作業グループを設け、早急な対話を開始することで合意したと述べた。
今回の会談はブッシュ政権発足後初の本格的な米ロ接触で、米本土ミサイル防衛(NMD)構想などをめぐってぎくしゃくする両国関係の今後を方向づける場となった。《共同通信》
【ノルディックスキー・世界選手権】
ノルディックスキーの世界選手権第10日は24日、ラハティ(フィンランド)で前半のジャンプ1回、後半の距離7.5キロで争う複合個人スプリントを行い、荻原健司(北野建設)は5位にとどまり、1993年大会から続いたメダル獲得は4大会連続で途切れた。
ワールドカップ(W杯)で2位が最高の21歳、マルコ・バッケ(ドイツ)が前半2位から逆転で初優勝した。
荻原はジャンプでK点(116メートル)を超える118.5メートルを飛び4位と好位置につけた。しかし、距離でバッケらをとらえられず、2位に入ったサンパ・ラユネン(フィンランド)らにも抜かれ順位を落とした。《共同通信》