令和1031日目

2022/02/24

この日のできごと(何の日)

【ロシア】ウクライナに侵攻

ロシア軍は24日、ウクライナに侵攻、首都キエフや各地の軍事施設をミサイルで空爆した。米国防総省やウクライナ政府によるとロシア軍は3方向から攻撃し、短距離弾道ミサイルなど100発以上を使用。ベラルーシとの北部国境や南部クリミア半島との境界から地上部隊が侵入した。ロイター通信によると、ウクライナ当局者は兵士40人以上が死亡したと述べた。市民にも死傷者が出ているという。

日米欧は一斉に非難。ウクライナ政府は全土に戒厳令を出した。ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシアとの断交を表明した。《共同通信》

ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシア軍の侵攻を受けて演説し「国民もまた強力な軍隊だ。軍は支援を必要としており、軍との連帯は国家の柱だ」と述べ、国民に対し防衛への参加を呼び掛けた。

ゼレンスキー氏は、市民への武器提供が既に始まっているとして「国家の未来は全ての市民にかかっている。戦闘経験があり、国の防衛に関われる人は来なくてはいけない」と強調した。

ウクライナが北部、東部、南部、そして空から攻撃を受けていると主張。一方で「敵は大きな損失を受けており、今後一層、損失が大きくなる」とも指摘した。《共同通信》

ロシアのプーチン政権がウクライナに侵攻したことへの抗議行動が24日、モスクワ中心部など露国内各地で展開された。国内の独立系人権団体の集計によると、治安当局は1600人超を拘束した。プーチン政権が、侵攻への反発を封じ込める姿勢が鮮明になった。

ロシアが2014年にウクライナ南部クリミアに侵攻し、併合した際は国民の愛国心を刺激し、プーチン露大統領の支持率上昇につながったが、今回の全面侵攻が、プーチン氏の求心力向上につながるかどうかは不透明だ。《読売新聞》

日米欧の先進7カ国(G7)首脳は日本時間24日夜、ロシア軍のウクライナ侵攻を巡りテレビ会議を開いた。岸田文雄首相は「G7が共通の価値に基づく秩序を守るため、強固な連携と断固たる決意を示していくべきだ」と述べ、G7の一員として完全に連帯して対応すると表明した。対ロ戦略の在り方を協議し、G7首脳で緊密に連携していくことを確認した。

岸田首相は「主権および領土一体性の侵害、武力の行使を禁ずる国際法の深刻な違反であり、国連憲章の重大な違反だ」と述べ、ロシアを非難。「適切に対処することは、他の国々に誤った教訓を残さないために必要だ」と強調した。《共同通信》

バイデン米大統領は米東部時間24日午後(日本時間25日未明)、ホワイトハウスで演説し、「ロシア軍がウクライナの人々に残虐な襲撃を始めた」と非難した。プーチン大統領が「責任を負うことになる」と強調。ロシア主要銀行への金融制裁や、ハイテク製品の輸出規制を柱とする追加制裁を発動すると発表した。

ロシア軍のウクライナ侵攻後、バイデン氏が公の場で話すのは初めて。同氏は「プーチン氏が戦争を選んだ」と指摘したうえで、欧州連合(EU)や日本、英国などと「連合を築き上げた」と語り、連携して対露制裁を発動する方針を表明。「プーチンを国際舞台の『のけ者』にする」などと述べた。《産経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【新千歳空港】足止め解消

北海道の空の玄関口・新千歳空港(千歳市、苫小牧市)では23日から24日にかけ、JR北海道が積雪で札幌駅と結ぶ列車を運休したため、受験で訪れた高校生や観光客ら約4千人が足止めされた。同社は24日午前3時ごろから臨時列車を運行し、同日朝に新千歳空港−札幌で本数を減らして再開、同日午後までには大混雑は解消した。

また北海道大は、25日から始まる2次試験前期日程を予定通り実施すると公表。天候などの事情で変更が生じる場合はホームページで告知する。担当者は「雪の影響などで開始時間に間に合わない場合は受験票記載の窓口に連絡して指示を仰いでほしい」としている。《共同通信》

【北京パラリンピック】日本選手団結団式

北京冬季パラリンピック日本選手団の結団式が24日、東京都内で行われ、3月4日に開幕する祭典の選手団主将で2大会連続の金メダルが期待されるアルペンスキー女子の村岡桃佳(トヨタ自動車)が「五輪の選手がベストを尽くす姿は、日本国民に大きな感動を与えた。パラの選手団も決して諦めない覚悟を持ち、全力で戦い抜く」と強い決意を口にした。

式典には選手代表として村岡のほか旗手を務めるノルディックスキー距離男子の川除大輝(日立ソリューションズJSC)が出席。川除は河合純一団長から団旗を受け取った。 秋篠宮ご夫妻も出席され、岸田文雄首相は激励のビデオメッセージを寄せた。《共同通信》

【ボクシング】亀田3兄弟、二審も勝訴

日本ボクシングコミッション(JBC)による不当な処分で国内試合ができなくなったとして、元世界王者の亀田興毅さんら3兄弟側が、JBC側に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は24日、「処分は違法」とした一審東京地裁判決を支持し、JBC側に計約1億円の支払いを命じた。賠償額を一審の4550万円から2倍以上増額した。

判決によると、2013年、次男大毅さんの2団体王座統一戦で、対戦者が事前計量で失格となった。試合は開催され大毅さんが敗戦。大毅さんの王座が保持されるか否かで混乱が生じた。JBCは「空位になる」との見解、亀田ジム側は保持されると主張した。《共同通信》

【東京株式市場】

休日明け24日の東京株式市場の日経平均株価(225種)終値は、休日前の22日終値比478円79銭安の2万5970円82銭だった。2020年11月以来、約1年3カ月ぶりに節目の2万6000円を割り込んだ。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染6万1260人

国内で24日、新たに6万1260人の新型コロナウイルス感染者が確認された。都道府県別では東京1万169人、神奈川6485人、埼玉5710人など。死者は愛知と大阪で各28人、兵庫20人など計206人が報告された。

厚生労働省によると、全国の重症者は1474人で前日から15人減少した。

過去に公表した感染者について、神奈川で28人などの取り下げがあった。《共同通信》



2月24日 その日のできごと(何の日)