平成413日目

平成2年2月24日(土)

1990/02/24

【韓国・盧泰愚大統領】訪日では3問題解決

韓国の盧泰愚大統領は24日、大統領就任2周年(25日)を迎えて青瓦台(大統領官邸)詰め記者団と会見し、5月にも予定されている訪日について在日韓国人三世の法的地位問題、在韓被爆者問題やサハリン残留韓国人問題などが日韓間で解決し、新しい関係を築かなければ、訪日は意味がないとの強い対日姿勢を示した。大統領が公の場でこうした立場を表明したのは初めて。

大統領は「日本の総選挙が終了したので訪日問題を再び積極的に推進する。昭和時代が終わり、平成時代に替わったのだから、両国も新しい関係を樹立しなければならない」と指摘した。大統領は「特に在日韓国人三世の法的地位問題、サハリン残留韓国人問題、原爆被害者補償問題が根本的に解決してこそ、訪日に意味がある」と述べ、訪日に当たってはこれら3問題が必ず解決されなければならないとの姿勢を示した。《共同通信》




【鳥取県福部村】選挙違反で村議会が「壊滅」

衆院選鳥取全県区で次点で落選した前鳥取県知事の平林鴻三氏=自民=派の選挙違反事件を調べている鳥取県警捜査二課と岩美署は24日、さらに岩美郡の福部村会議員2人を公選法違反(買収・被買収)の疑いで逮捕した。

これで福部村議会(定数12、死亡による欠員1)は、11人の村議のうち、病気療養中の1人を除く10人すべてが公選法違反容疑で逮捕されるという「壊滅」状態となった。事件は村議会ぐるみの選挙違反に発展し、出直し選挙の公算が大きくなった。福部村は鳥取砂丘で知られ、ラッキョウが特産。平林氏の出身地でもある。《共同通信》

【プロ野球オープン戦】田淵ダイエー快勝発進

プロ野球各球団のキャンプも終盤を迎えた24日、沖縄と宮崎の日南でオープン戦3試合が行われ、田淵新監督を迎えたダイエーは、新人脇坂ら若手の活躍とヒットエンドランなど積極的なさい配でオリックスを下し、「初白星」を飾った。

昨年、パを制した近鉄は、光山、古久保ら控えが力をつけ層の厚みを見せ、大洋は逆転でオープン戦2連勝となった。《読売新聞》

【海部俊樹首相】日米首脳会談が急きょ決定

海部首相が3月2、3の両日訪米し、ブッシュ米大統領とカリフォルニア州パームスプリングスで日米首脳会談を行うことになった。日米政府などが24日明らかにした。会談日程は同日午後10時、日米両国政府が同時に正式発表する。両首脳による会談は昨年9月、海部首相の訪米以来で2度目。

首脳会談について米政府筋は「個人的な関係を強めること」としているが、日米間の最大の懸案となっている構造協議の中間報告発表が4月初めに迫っているほか、包括貿易法の「スーパー301条(不公正貿易国と行為の特定・制裁)問題も緊迫の度を加えており、経済摩擦問題が中心テーマになる見通しだ。

海部首相は、東欧情勢の激変、日米貿易摩擦の深刻化を背景に、日米首脳会談の早期実現を希望していた。プッシュ大統領もこれを歓迎する意向を表明し、両国政府間で日程の調整を進め、23日夜の首相と大統領の電話会談で最終的な訪米日程が決まった。《共同通信》

【海部俊樹首相】「ブッシュさんから直接電話があった」

首相指名、組閣人事を控え海部首相は24日、前日に続いて都内のホテルに引きこもった。午前中、自室から一歩も出ずにくつろいだ首相は夕方になって黒のセーターのラフな姿で記者団の前に現れ、急きょ決まった日米首脳会談について「(24日午前)ブッシュ(米大統領)さんから直接電話があった」と自ら切り出した。

「私もあらゆるレベルで話をしたいと言っていたのですから。(国会の日程が)解決すれば実現する」と得意満面といった表情でホテルのプールへ向かった。

首相の静養は、全国を飛び回った選挙戦の疲れをいやすのが目的とかで、「組閣は来週初めまで休戦だ。(人事は)まだ真っ白だ」と肝心なことには一切口を閉ざしてホテル入り。ところが自民党内では西岡総務会長(宮沢派)が金丸元副総理邸を訪れるなど生臭い水面下の動きも活発だ。

記者団が人事について質問すると、途端に不機嫌になり、いらだちは隠せない様子で、休戦を隠れみのにした人事構想の詰めを邪魔されたくない表情がありありだった。《共同通信》




2月24日のできごと