平成、令和の「その日のできごと」を元年から順に記しています。
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1989 平成元年5月15日(月)
平成128日目
【朝日新聞】サンゴに“落書き”
朝日新聞のカメラマンが、沖縄・八重山群島西表島のサンゴ礁を傷つけてカラー写真を撮影し、4月20日付夕刊に「サンゴ汚したのはだれ」と告発する記事を掲載していたことが15日、明らかになった。朝日新聞社は「元々あった落書きに、撮影効果を上げるためにカメラマンが手を加えた」と説明、同日付で関係者を処分した。環境庁も自然環境保全法違反にあたるとして調査に乗り出した。《読売新聞》
【天安門広場】学生ら20万人結集
学生、市民の民主化要求行動が続いている北京・天安門広場では15日午後、当局の周辺立ち入りに禁止通告を無視して学生、市民らが続々と集まり、これまでで最大の20万人が広場一帯を埋め、目抜き通りの長安街も交通まひに陥った。楊尚昆国家主席とゴルバチョフ・ソ連書記長の会談が行われる隣の人民大会堂前には学生の大規模デモが度々押し寄せたため、会談時間の変更を余儀なくされた。《共同通信》
【竹下登首相】解散・総選挙「念頭にない」
参院予算委員会は15日、1989年度予算案をめぐる総括質問4日目に入った。社会党の矢田部理、関連で千葉景子、共産党の上田耕一郎、社会党の山本正和、公明党の和田数美の各氏が立ち、竹下首相の政治姿勢や米空母からの水爆搭載機水没事故などについて、首相の考えをただした。
首相は「政治改革に関する有権者会議」の緊急提言などに基づいて政治改革を緒につけるのが一つのけじめであるとの認識を表明、また衆院の早期解散・総選挙については「今の時代に解散・総選挙は念頭にない」と改めて否定した。《共同通信》
1990 平成2年5月15日(火)
平成493日目
【海部俊樹首相】選挙制度改革に強い意欲
海部首相は15日午後、国会内で選挙制度改革などをめぐる野党各党との個別の党首会談に臨んだ。
この中で首相は「小選挙区比例代表並立制」の導入などを盛り込んだ選挙制度審議会の答申内容を説明するとともに「カネのかからない政策本位の選挙の実現に取り組んでいきたい」と選挙制度改革に強い意欲を示し、各党の理解と協力を求めた。
これに対し土井社会、石田公明、不破共産、大内民社の4委員長は、そろって選挙制度審の答申に反対する立場を強調した。《共同通信》
1991 平成3年5月15日(水)
平成858日目
【安倍晋太郎さん】死去
ポスト海部の最優良候補とされながら病気療養中だった元自民党幹事長の安倍晋太郎氏が15日午前7時7分、肝不全のため東京都文京区の順天堂大附属順天堂医院で死去した。67歳。山口県出身。
安倍氏は14日朝、37度を超える熱を出し、容体が悪化、竹下元首相、金丸元副総理ら自民党実力者が相次いで見舞ったが、15日未明、危篤となり、午前7時すぎ、洋子夫人ら家族に見取られて死去した。《共同通信》
1992 平成4年5月15日(金)
平成1224日目
【沖縄復帰20周年記念式典】
沖縄が本土に復帰して20年の15日午前、政府主催の沖縄復帰20周年記念式典が天皇、皇后両陛下をお迎えし、宮澤首相、クエール米副大統領や沖縄県民代表も出席して東京・永田町の憲政記念館で開かれた。
天皇陛下は「先の戦いでは多くの命が失われ、苦難の道を歩んできた沖縄県の人々を思いつつ、式典に臨むことに深い感慨を覚える」と、沖縄県民の戦中・戦後の苦労をねぎらうお言葉を述べられた。《共同通信》
1993 平成5年5月15日(土)
平成1589日目
【 Jリーグ】開幕
6万人の熱気と興奮。サッカーの日本プロリーグ(Jリーグ)は15日、東京・国立競技場で開幕した。
カラフルなレーザー光線とロックバンド「TUBE」の演奏などのオープニングセレモニーでスタンドの盛り上がりが最高潮に達した午後7時30分、ヴェルディ川崎ー横浜マリノス戦がキックオフ。横浜Mが2-1で逆転勝ちし、記念すべき第1戦を白星で飾った。《共同通信》
【宮澤喜一首相】政治改革4法案一括成立を堅持
宮澤首相は15日午後、首相就任後初めてお国入りした広島県福山市内のホテルで記者会見し、焦点の政治改革について「衆院への単純小選挙区導入を柱として自民党が提出した関連4法案に関し「(同法案が)一番いいと思っている。ぜひ成立させていただきたい」と述べ、今国会で一括成立を図るという当初の方針を堅持する考えを改めて表明した。《共同通信》
1994 平成6年5月15日(日)
平成1954日目
【羽田孜首相】「(羽田内閣は)多くのことがやれる政権だ」
羽田首相は15日午後、東京・新宿駅前で街頭演説し、少数与党政権であることについて「非常にぜい弱な政権で、野党が一緒に内閣不信任案を出したらいっぺんで倒れてしまう」と述べながらも「悲観はしていない。誠心誠意、語り掛けることで多くのことがやれる政権だ」と強調した。《共同通信》
1995 平成7年5月15日(月)
平成2319日目
【FIELD OF VIEW】シングル「君がいたから」発売
【地下鉄サリン事件】オウム・麻原代表ら41人を逮捕へ
地下鉄サリン事件で警視庁は15日夜、オウム真理教が猛毒の神経ガス「サリン」を組織的に製造、使用したと断定、殺人・同未遂容疑で同教団代表の教祖麻原彰晃容疑者(40)をはじめ教団幹部ら計41人の逮捕状をとった。
警視庁は41人について、地下鉄サリン事件で死亡した12人に対する殺人容疑と、けがをした約5500人に対する殺人未遂容疑を適用した。《共同通信》
1996 平成8年5月15日(水)
平成2685日目
【オウム真理教・麻原彰晃被告】「将来の危険」を否定
オウム真理教に対して破壊活動防止法の適用請求手続きを進める公安調査庁は15日、東京・小菅の東京拘置所で第3回弁明手続きを開いた。初めて弁明に出席した教団代表者の教祖麻原彰晃被告(41)=本名松本智津夫=は「教団が破壊活動をすることは決して無い」と陳述し破防法要件の「将来の危険」がないことを強調、逃走中の特別手配者に出頭を呼び掛けた。《共同通信》
【梶山静六官房長官】「解散は1月ごろ」
梶山静六官房長官は15日朝、自民党のベテラン議員でつくる「日本の進路を考える会」であいさつした。出席者によると梶山氏は衆院の解散・総選挙の時期について、現政権で1997年度予算案を編成した後の来年1月ぐらいがめどになるとの見方を示した。
ただ、梶山氏は「解散は首相の専権事項であり、橋本龍太郎首相の考えは聞いていない」と強調した。《共同通信》
1997 平成9年5月15日(木)
平成3050日目
【橋本龍太郎首相】諫早湾開門を拒否
民主党の鳩山由紀夫代表は15日午後、橋本龍太郎首相を官邸に訪ね、長崎県の諫早湾干拓事業に関しムツゴロウなど干潟の生物を守るため、堤防の排水門を開いて海水を入れるよう要請した。
首相は「公共事業をチェックすることには賛成だが、この事業がそれにあてはまるかは疑問だ。水害対策の効果もある」と拒否した。《共同通信》
1998 平成10年5月15日(金)
平成3415日目
【インドネシア・ジャカルタ】暴動で200人以上死亡
エジプト訪問を急きょ切り上げたスハルト・インドネシア大統領は15日未明、帰国し、ジャカルタ市内の私邸でハビビ副大統領ら主要閣僚と今後の対応を中心に協議した。クントロ鉱業エネルギー相は同日夜、ガソリンなど3種類の燃料価格を16日から最大20%値下げすると発表した。暴動激化で辞任圧力が強まる中、譲歩姿勢をアピールし、難局乗り切りを図る考えとみられる。
一方、14日に放火されたジャカルタ有数のショッピングセンターから、15日になって170人以上の焼死者が発見された。また南部の郊外の市場でも、約50人の焼死体が見つかり、放火による犠牲者は200人以上となった。《共同通信》
【橋本龍太郎首相】米・クリントン大統領と会談
橋本龍太郎首相は15日午前、主要国首脳会議(バーミンガム・サミット)に先立って、クリントン米大統領と英国バーミンガム市内のホテルで約1時間半にわたって会談し、インドネシアの混乱をめぐって同国政府と学生、市民双方に自制を求めることで一致した。
また、インド核実験に対してサミットで「確固とした明確な対応」を特別声明として出すこと必要があることを確認した。《共同通信》
1999 平成11年5月15日(土)
平成3780日目
【沖縄県】本土復帰27年
沖縄県の本土復帰27周年を迎えた15日午後、沖縄平和運動センター主催の「5・15平和とくらしを守る県民総決起大会」が同県宜野湾市の海浜公園で開かれ、県内外から労組員ら約7000人(主催者発表)が参加、13日に県内3カ所を出発した平和行進の一行も合流した。
同センターの崎山嗣幸議長はあいさつで「沖縄は今、経済復興と基地の県内移設をリンクさせ、ガイドラインというムチを与えられようとしている。再び戦争への道を許してはならない。基地のない平和で豊かな島をつくっていこう」と呼び掛けた。
稲嶺恵一知事が就任して初の大会。大田昌秀前知事時代には恒例だった副知事らの参加はなく、8年ぶりの保守県政誕生を印象づけた。《共同通信》
【小渕恵三首相】春の全国交通安全キャンペーンに出席
5月15日、小渕首相は、東京の百貨店前で行われた春の全国交通安全運動中央キャンペーンに出席。来春から実施されるチャイルドシート着用の義務化に向けて、幼児にチャイルドシートを着用させるデモンストレーションを行うなど、普及をPRした。《首相官邸》
2000 平成12年5月15日(月)
平成4146日目
【森喜朗首相】神の国発言
森喜朗首相は15日夜、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで開かれた神道政治連盟国会議員懇談会(綿貫民輔会長)結成30周年記念祝賀会であいさつし「日本の国。まさに天皇を中心にしている神の国であるということを国民のみなさんにしっかりと承知していただくこと。その思いでわれわれが活動をして30年になった」と述べた。
衆院選を控え、宗教団体にリップサービスしたものとみられるが、戦前の天皇中心の国家観を肯定するとも受け取れる発言。憲法の政教分離原則にも絡んで、波紋を広げそうだ。《共同通信》
2001 平成13年5月15日(火)
平成4511日目
【皇太子妃雅子殿下】ご懐妊
宮内庁は15日午後5時半すぎ、皇太子妃雅子さま(37)の懐妊を正式に発表した。現在妊娠3カ月、出産予定は11月下旬から12月上旬という。同庁は4月16日に「懐妊の可能性」と発表していたが、その後の経過は順調で安定期に入ったと判断され、天皇、皇后両陛下や皇族方にも報告された。《朝日新聞》
【小泉純一郎首相】「集団的自衛権」山崎拓氏の提言に理解
衆院予算委員会は15日も基本的質疑を続行し、小泉内閣発足後初の2日間の論戦を終えた。小泉純一郎首相は、山崎拓自民党幹事長が周辺事態に限って後方支援を認める集団的自衛権を容認する提言をしたことについて「それも一つの方法ではないか」と今後の研究に理解を示した。《共同通信》
2002 平成14年5月15日(水)
平成4876日目
【大相撲夏場所】4日目
大相撲夏場所4日目(15日・両国国技館)大関栃東が土佐ノ海に一方的に押し出され、初黒星を喫した。横綱武蔵丸は隆乃若を難なく押し出し、4連勝。かど番の大関千代大海も闘牙を押し切って全勝を守った。《共同通信》
◇
寺尾が929敗目を喫し、史上最多黒星に並んだ。西十両2枚目の寺尾は中入り後の土俵で栃栄に破れ、初土俵から23年目で大潮の「大記録」に到達した。幕内返り咲きを狙える位置でもあるため、一番一番がより重要な今場所、2勝2敗となった取組後、不満そうに風呂から出てきた。《共同通信》
2003 平成15年5月15日(木)
平成5241日目
【青森県・木村守男知事】辞表提出
青森県の木村守男知事(65)は15日夜、辞意を固め、県議会議長に辞職願を提出、受理された。知事の女性問題をめぐり16日の県議会で、与野党各会派が提出予定の不信任決議案が可決される見通しが強く、不信任案の提出、採決前に、自らの進退を決断した。《共同通信》
【小泉純一郎首相】北朝鮮問題解決に意欲
小泉純一郎首相は15日午後、民放ラジオ「ニッポン放送」の政府広報番組の収録で、23日の日米首脳会談について「拉致問題を含む北朝鮮問題でじっくり話をしたい。世界各国の理解と支持を得て解決に向けた大きな流れをつくっていきたい」と述べ、北朝鮮問題の包括的解決に向け意欲を示した。《共同通信》
2004 平成16年5月15日(土)
平成5607日目
【プロ野球・ロッテ】「こんなに弱くてごめんなさい
ダイエー21-0ロッテ◇15日◇千葉マリン
こんなに弱くて、ごめんなさい–。0-21の屈辱的スコアがともる試合後の球場。ダッグアウトから再び姿を見せたロッテナインが、ファンに向かって頭を下げた。異例ともいえる謝罪だった。12日の日本ハム戦でも2-20の惨敗を喫したばかり。6連敗で借金は「11」となった。「球場に足を運んでくれたことへの感謝と、ふがいない成績への謝罪を伝えたかった」。バレンタイン監督の言葉が痛々しかった。《日刊スポーツ》
【三橋達也さん】死去
1960年代のアクション映画をはじめ、「天国と地獄」など黒沢明監督作品で知られる俳優の三橋達也さんが15日午前零時29分、急性心筋梗塞のため東京都中央区の病院で死去した。80歳だった。東京都出身。
シベリア抑留を経て1947年に帰国後、俳優を志した。市川崑監督の「こころ」(55年)の演技で注目を集め、黒沢監督の「悪い奴ほどよく眠る」(60年)や「天国と地獄」(63年)で印象的な脇役を演じた。東宝のアクション映画シリーズにも主演。米映画「トラ・トラ・トラ!」(70年)では日本海軍の参謀を演じるなど国際的に名を高めた。《共同通信》
2005 平成17年5月15日(日)
平成5972日目
【民主党・岡田克也代表】普天間基地の早期県外移転を訴え
岡田克也代表は15日、沖縄県宜野湾市で開かれた「普天間基地包囲行動集会」に参加し、普天間基地の沖縄県外への早期移転を実現するよう訴えた。
この中で岡田代表は、挨拶の冒頭に、昨年の参議院選挙での喜納昌吉議員の勝利に謝意を表した上で、「今日は沖縄復帰から33年、終戦から60年。33年前に沖縄が日本に復帰することが決まった時に、これで日本の戦後が終わったという声が上がったが、沖縄の戦後は終わっていない。その象徴が、普天間基地の問題だ。今、米軍基地の再編問題が議論されているが、日米両政府が普天間基地の返還を決めて何年が経ったのか。今こそ、心を一つにして普天間基地の沖縄県外への移転を実現していかなければならない。安全保障に対する考え方に違いはあるが、その違いを乗り越えて、気持ちを一つにして普天間基地の沖縄県外移転を実現していこう」などと力強く訴えた。
なお、この日の集会には、岡田代表とともに、齋藤勁・喜納昌吉両参議院議員らも参加した。《民主党ニュース》
2006 平成18年5月15日(月)
平成6337日目
【日本サッカー協会】W杯代表メンバー発表
日本サッカー協会は15日午後2時すぎから、都内のホテルでW杯ドイツ大会(6月9日開幕)の日本代表メンバー23人を発表した。ジーコ監督(53)はGK3、DF8、MF7、FW5の内訳でメンバーを選出。注目されたFWは、久保竜彦(横浜)が落選し、柳沢敦(鹿島)高原直泰(ハンブルガーSV)玉田圭司(名古屋)大黒将志(グルノーブル)巻誠一郎(千葉)が選ばれた。《日刊スポーツ》
【自民党・谷垣禎一財務相】総裁選出馬を事実上表明
自民党谷垣派会長の谷垣禎一代表は15日、都内で開いた派閥パーティーの講演で、9月の総裁選に関し「宏池会(同派)は何代も首相を生んできた。改革を進め日本を活力と信頼のある国にする。私も、私のグループもきちんとした責任を果たす覚悟をあらたにしている」と述べ、出馬の意向を事実上表明した。
谷垣氏は講演で、小泉純一郎首相の改革路線の統括が必要と指摘。格差社会問題に触れ「改革の目標は弱肉強食の社会ではない。格差を固定せず、やり直しができる社会にする」と強調した。《共同通信》
2007 平成19年5月15日(火)
平成6702日目
【福島県警会津若松署】高3男子が母の頭部を持って出頭
15日午前7時ごろ、福島県立高3年の男子生徒(17)=同県会津若松市=が「母親を殺した」と切断された人間の頭部を持って福島県警会津若松署に出頭した。同署員が自宅アパートを確認したところ、首のない女性の遺体があった。同署は男子生徒の母親(47)とみて身元確認を急ぐとともに、男子生徒から殺人容疑で事情を聴き、容疑が固まり次第、同容疑で逮捕する方針。《毎日新聞》
【安倍晋三首相】和倉温泉のおかみさんと面会
3月の能登半島地震で被災し、客足が鈍っている和倉温泉(石川県七尾市)と輪島温泉(同県輪島市)の旅館のおかみさんら約20人が15日、首相官邸を訪れ、安倍晋三首相に復旧への取り組みを報告、さらなる支援を要請した。
首相は「ピンチをチャンスにして、今ままでより多くの観光客が訪れるよう、頑張ってほしい」と激励。「機会があればお湯につかりに行きたい」と述べた。《共同通信》
2008 平成20年5月15日(木)
平成7068日目
【四川大地震】2万人の死亡を確認
中国国営の新華社通信は15日、国務院(政府)地震災害対策本部の推計として四川大地震の死者が5万人を超えると伝えた。同日までに約2万人の死亡が確認され、1976年に起きた唐山地震(約24万人死亡)に次ぐ惨事となった。胡錦濤指導部は開催まで3カ月を切った北京五輪に向け地震復興の難題を抱え、五輪自体にも何らかの影響は必至だ。《共同通信》
【日本サッカー協会】キリン杯代表27人を発表
日本サッカー協会は15日、国際親善試合のキリンカップに臨む日本代表27人を発表し、岡田監督就任後初めて、欧州でプレーするMF中村俊(セルティック)松井(ルマン)を招集した。MF長谷部(ヴォルフスブルク)を含め欧州組3人を呼び、DF井川(川崎)は初招集された。《共同通信》
2009 平成21年5月15日(金)
平成7433日目
【海の中道大橋飲酒運転事故】元福岡市職員に懲役20年
幼児3人が死亡した福岡市の飲酒運転追突事故で、15日の福岡高裁判決は「長時間の脇見運転は不可能。飲酒の影響で前の車両に気付かなかった」として元福岡市職員、A被告(24)に危険運転致死傷罪を適用した。一審判決は「危険運転」の適否を慎重に判断、業務上過失致死傷罪にとどめていたが、高裁判決は飲酒運転に厳しい姿勢を示した形だ。危険運転致死罪は裁判員制度の対象で、市民は司法判断も分かれるような難題に答えを求められることになる。《日経新聞》
【麻生太郎首相】厚労省分割に意欲
麻生太郎首相は15日夜、首相官邸で開かれた「安心社会実現会議」(座長・成田豊電通最高顧問)の会合で、年金や雇用問題、新型インフルエンザ対策などを抱え、業務量が膨大となっている厚生労働省を分割する構想に言及した。
具体的には、内閣府を含めて再編する形で、医療や年金などを所管する「社会保障省」と、雇用や少子化対策を担当する「国民生活省」を設置する案を提唱。「どのような形が良いか検討してもいい」と述べた。《時事通信》
2010 平成22年5月15日(土)
平成7798日目
【巨人・ラミレス外野手】通算300号本塁打
巨人4―2ロッテ◇15日◇東京ドーム
巨人のラミレスがプロ36人目の通算300号本塁打を放った。五回、成瀬の高めに浮いたチェンジアップを腕を伸ばし、左中間スタンドへ打ち込んだ。2001年にヤクルトに入団し、来日10年目での達成。初本塁打は巨人の高橋尚(現メッツ)からだった。
「記念の本塁打は左投手から打っていることが多かったし、今日は試合前から打てる予感がしていたよ。日本に来たときは300本も打てるなんて予想もしていなかった」と興奮していた。《朝日新聞》
【陸山会事件】東京地検、民主党・小沢幹事長を聴取
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の収支報告書虚偽記入事件で、東京地検特捜部は15日、不起訴とした小沢氏を東京都千代田区のホテルで事情聴取した。小沢氏周辺によると、小沢氏は事件への関与を全面的に否定した。聴取は1月23日、31日に続き3回目。《共同通信》
2011 平成23年5月15日(日)
平成8163日目
【中部電力・浜岡原発5号機】冷温停止
中部電力は15日、浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)5号機が同日正午すぎ、原子炉内部の温度が100度未満の「冷温停止」と呼ばれる安定状態になったことを明らかにした。政府の停止要請を受けた浜岡原発の停止作業が終了した。《日経新聞》
【民主党・岡田克也幹事長】大間原発を視察
民主党の岡田克也幹事長は15日、青森県大間町に電源開発(Jパワー)が建設中の大間原発を視察した。福島第1原発事故を受け、地震や津波対策の状況を把握するのが目的。今後の党の原発政策見直しに反映させたい考えだ。
大間原発は2014年に運転開始予定だが、対岸にある北海道函館市の市民団体が安全性が確保されていないとして建設差し止めを求めて提訴し係争中。岡田氏は12日の記者会見では「ほぼ完成に近づいたものをいきなり全部止めてしまうということは適切ではない」と、建設続行はやむを得ないとの認識を示していた。《共同通信》
2012 平成24年5月15日(火)
平成8529日目
【藤村修官房長官】「鳩山元首相は沖縄を混乱させた」
藤村修官房長官は15日の記者会見で、沖縄県が日本に復帰して40周年を迎えたことに関連し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設問題の迷走について「一時期、(移設先は)県外、県内という議論があったのは事実で、沖縄の皆さんを混乱、困惑させた部分があった」と述べ、何の腹案もなく「最低でも県外」と訴えた鳩山由紀夫元首相の非を暗に認めた。
一方で藤村氏は、野田佳彦内閣の普天間問題への対応については「迷走しておらず、一貫している」と強調。「米軍基地の集中が大きな負担になっていることは十分に認識している。抑止力を維持しつつ基地負担の早期軽減を進めていく」と述べた。《産経新聞》
【野田佳彦首相】沖縄復帰40周年記念式典に出席
沖縄の本土復帰から40年を迎えた15日、沖縄県宜野湾市で記念式典があった。野田佳彦首相は米軍基地の負担の早期軽減を強調し、仲井真弘多知事は同市にある普天間飛行場の県外移設を改めて求めた。式典は政府と県の共催。ルース駐日米大使ら内外の約1200人が出席した。
復帰直後は、沖縄に全国の米軍基地の62%が集中。いまは74%だ。野田首相は式辞で、沖縄の基地について「抑止力を維持しつつ、基地負担の早期軽減を目に見える形で進めていくことを誓う」と表明。「普天間飛行場の固定化は絶対にあってはならない」と強調した。また、世界遺産に登録されている国営公園の首里城を2018年度をめどに県へ移譲すると発表した。《朝日新聞》
2013 平成25年5月15日(水)
平成8894日目
【大阪市・橋下徹市長】慰安婦発言「制度容認はしていない」
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は15日、第二次世界大戦中の旧日本軍による従軍慰安婦制度を「必要だった」と発言したことについて、「必要だったのは客観的な事実だが、容認はしていない」と強調した。
一方、安倍晋三首相が橋下氏の発言を「全く違う」と国会答弁したことに対し、「日韓基本条約で法的に全て解決済みと言い続けていることの方が慰安婦を傷付けている」と反発。慰安婦の強制連行に関する政府見解が「あいまいだ」と批判した。《毎日新聞》
【安倍晋三首相】村山談話「全体として継承」
安倍晋三首相は15日午前の参院予算委員会で、戦後50年を機に過去の植民地支配と侵略を謝罪した1995年の村山富市首相の談話について「政権としては全体として受け継いでいく」と述べた。「歴史認識について(自身が)述べると外交・政治問題に発展していく。歴史家に委ねるべきだ」との考えも示した。
首相は4月の参院予算委で、村山談話に関して「安倍内閣としてそのまま継承しているわけではない」と答弁していた。15日の参院予算委では過去の対中関係について「大きな被害、苦しみを与えたことに痛惜の念を持っている。侵略しなかったと言ったことは一度もない」とも語った。《日経新聞》
2014 平成26年5月15日(木)
平成9259日目
【セウォル号沈没事故】船長らを殺人罪で起訴
韓国の旅客船セウォル号沈没事故で、韓国検察は15日、既に遺棄致死容疑などで逮捕されたイ・ジュンソク船長ら4人を、乗客を残して逃げ死なせた行為について殺人罪などで起訴した。 船長らは乗客らに船内で待機するよう指示し、脱出できない状況にして船から逃げた。捜査本部は救護措置を取らなければ乗客らが溺死することを認識し、死んでも構わないとの「未必の故意」があったと判断した。《共同通信》
【安倍晋三首相】集団的自衛権について会見
安倍晋三首相は15日、自らが設置した私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」による報告書の提出を受け、集団的自衛権の行使容認を視野に、憲法解釈の変更に向けた検討を加速する方針を表明した。
都内の首相官邸で開かれた記者会見で首相は、不穏な動きが高まる北東・東南アジア情勢を引き合いに出し、1945年以来、自衛隊が戦場で武力行使することを防いできた憲法の制約を解く必要があるとし、「しっかりと日本人の命を守ることこそが総理大臣である私の責任であると確信します」と述べた。《AFP》
2015 平成27年5月15日(金)
平成9624日目
【志布志事件訴訟】国と県に賠償金支払い命令
平成15年の鹿児島県議選をめぐる選挙違反冤罪事件(志布志事件)で、無罪が確定した元被告と遺族ら計17人が、国と県に計約2億8千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、鹿児島地裁(吉村真幸裁判長)は15日、「捜査した警察、検察に違法があった」として、国と県に計約6千万円(元被告1人あたり460万円)の賠償を命じた。
15年4月の県議選に当選した中山信一元県議らは選挙運動の中で現金の授受があったとして公選法違反罪で起訴されたが、19年に12人全員が無罪判決を受け、確定した。訴訟で原告側は「長期間の勾留や違法な取り調べで精神的苦痛を受けた」と主張していた。《産経新聞》
【安倍晋三首相】安保法案「丁寧に説明」
安倍晋三首相は15日の衆院本会議で、安全保障関連法案について「多くの国民、与野党に法案の趣旨を理解いただき幅広い支持が得られるよう、分かりやすく丁寧な説明を心がける」と述べた。
野党側は首相が4月の米国議会演説で法案成立を「夏までに実現させる」と表明したことを「前のめり」と批判したが、首相は「戦争法案とか無責任なレッテルを貼るのではなく、中身のある議論をしたい」とけん制した。《毎日新聞》
2016 平成28年5月15日(日)
平成9990日目
【競馬・第11回ヴィクトリアマイル】
第11回ヴィクトリアマイル(15日・東京11R1600メートル芝18頭、G1)7番人気のストレイトガール(戸崎圭太騎乗)が1分31秒5のレースレコードで優勝、2連覇を果たした。G13勝目を挙げ、1着賞金9300万円を獲得した。7歳牝馬が中央G1を制するのは、史上初めて。《共同通信》
【中居正広さん、香取慎吾さん】熊本地震の被災地を訪問
SMAPの中居正広(43)、香取慎吾(39)が15日、熊本地震の被災地である同県御船町を訪問し、ボランティア活動を行った。2人は公園で炊き出しを行い、チャーハンを調理。避難所となっている中学校も訪れ、笑顔で被災者と触れ合った。今回の訪問は事前に明かされることはなく、完全なプライベート。インターネット上には気さくに写真撮影に応じる2人の姿や、サングラスとマスク姿で調理する様子が投稿された。《スポーツ報知》
2017 平成29年5月15日(月)
平成10354日目
【日本郵便】「62円切手」発売
日本郵便は15日、はがきの郵便料金を6月1日に52円から62円に値上げするのに伴い、新たな62円切手と郵便はがきを全国で一斉に発売した。消費税増税以外の理由で値上げするのは1994年1月以来、約23年ぶりとなる。人件費が増える一方で利用者が減っているため、収支の改善を図る。《共同通信》
【安倍晋三首相】改憲の国民投票「国政選挙と同時に」
安倍晋三首相は15日夜のBSジャパン番組で、憲法改正の是非を問う国民投票を国政選挙と同時実施する可能性に言及した。混乱するとの指摘があることにも触れた上で「別途やるのが合理的かどうかということもある」と述べた。自民党総裁の立場で9条改正を提起した意図について自衛隊論争には「終止符を打つ」と強調。15日夜の会合で改憲には「4年かかる」とも語り、2020年施行の目標実現に重ねて意欲を示した。
18年末までには衆院選が、19年夏には参院選が想定されている。国政選挙と国民投票を同時実施することで、集票効果を期待しつつ、改憲の主導権を握る思惑があるとみられる。《共同通信》
2018 平成30年5月15日(火)
平成10720日目
【沖縄県・翁長雄志知事】退院
膵臓腫瘍を切除する手術を受けた沖縄県の翁長雄志知事は15日、退院し、沖縄県庁で記者会見した。
翁長氏は膵臓がんだと診断されたことを明らかにした上で、「一日も早く公務に復帰し、知事としての責任を全うしたい」と語った。《読売新聞》
2019 令和元年5月15日(水)
令和15日目
【丸山穂高衆院議員】「言論の自由危ぶまれる」
戦争による北方領土返還を元島民に質問し、日本維新の会から除名された丸山穂高衆院議員が15日、自身のツイッターを更新し、国会で自身への辞職勧告決議案提出の動きがあることについて「野党側の感情論で議案が出され、普段は冷静な与党まで含めて審議へ進むなら、まさにこのままではこの国の言論の自由が危ぶまれる話でもある」とつづった。
丸山氏は「憲政史上例を見ない、言論府が自らの首を絞める辞職勧告決議案かと。提出され審議されるなら、こちらも相応の反論や弁明を行います」と主張。「問題は、議運委や本会議では本人からの弁明機会の機会すら無い」として、動画投稿サイト「ユーチューブ」で発信する意向を示した。《産経新聞》
2020 令和2年5月15日(金)
令和381日目
【COVID-19】国内感染、新たに40人
国内では15日、新型コロナウイルスの感染者が新たに50人確認された。東京都内は9人で、1日当たりの感染者が1桁となったのは、3月22日(3人)以来。9人のうち、6人は感染経路が不明という。
最も多かったのは神奈川県の16人だった。大阪府では、新たに3人の感染が判明した。PCR検査を受けた人に占める感染者の割合(陽性率)は0・6%だった。
死者は東京都で7人、大阪府で3人のほか、青森県では初の死者が確認されるなど16人増えた。《読売新聞》
2021 令和3年5月15日(土)
令和746日目
【陸上自衛隊】米仏と共同訓練
陸上自衛隊は15日、宮崎県えびの市と鹿児島県湧水町にまたがる霧島演習場で、フランス陸軍、米海兵隊との共同訓練を報道関係者に公開した。演習場を離島に見立て、陸自のCH47大型輸送ヘリコプターから部隊を投入する「ヘリボン」作戦や空港のターミナルビルを占拠した敵を掃討する想定の市街地戦を展開した。日米仏の陸上部隊が日本国内で実動訓練をするのは初めて。
オーストラリアも交えた東シナ海での海上訓練と合わせ、4カ国は九州周辺で離島防衛の能力向上を主な目的とした訓練中。中国との沖縄県・尖閣諸島や台湾を巡る緊張関係を念頭に、水陸両用作戦の内容を誇示し、けん制する狙い。《共同通信》
2022 令和4年5月15日(日)
令和1111日目
【フィンランド】NATO加盟を正式表明
ロシアのウクライナ侵攻で、ロシアの隣国フィンランドのニーニスト大統領とマリン首相は15日、ヘルシンキで記者会見し、米欧の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)加盟を申請すると正式に表明した。ハービスト外相は14日「おそらく18日に申請するだろう」と述べており、議会での手続きなどを経て週内にも申請する見通し。
スウェーデンの与党社会民主労働党も15日、NATOへの加盟支持を表明した。議会で加盟支持が大半となった。同国の主要紙スベンスカ・ダグブラデットはスウェーデンが17日にも加盟申請すると報じた。北欧2カ国の加盟に向けた動きが加速した。《共同通信》