平成7433日目
2009/05/15
【この日の麻生総理】
安心社会実現会議
麻生太郎首相は15日夜、首相官邸で開かれた「安心社会実現会議」(座長・成田豊電通最高顧問)の会合で、年金や雇用問題、新型インフルエンザ対策などを抱え、業務量が膨大となっている厚生労働省を分割する構想に言及した。具体的には、内閣府を含めて再編する形で、医療や年金などを所管する「社会保障省」と、雇用や少子化対策を担当する「国民生活省」を設置する案を提唱。「どのような形が良いか検討してもいい」と述べた。
これに関し、同会議の増田寛也事務局長は会合後、「首相の持論だ」として、会議での検討対象とはしない考えを示した。ただ、厚労省の分割・再編は舛添要一厚労相も提案したことがある。首相発言をきっかけに、政府・与党内で中央省庁再々編の議論が活発化する可能性もある。《時事通信》
平成21年5月15日、麻生総理は総理大臣官邸で、第3回となる安心社会実現会議を開催しました。
今回の会合では、これまでの会議で議論された内容をまとめた「論点整理メモ」について、増田事務局長から説明を受けたうえで、意見の集約の方向を検討することとしました。
麻生総理は、冒頭の挨拶で「 国会の予算委員会でも、今後の日本社会のあるべき姿というものが大きく取り上げられたところであり、国民にこの問題が広く認識をされつつあるのは、良いことだと思っております。そして、これからは原因または背景などを分析していただき、目指すべき日本の社会の姿と言うものを議論していく必要があると思っております。 」と述べました。《首相官邸》
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【第55回江戸川乱歩賞】遠藤武文氏「三十九条の過失」
【海の中道大橋飲酒運転事故】福岡高裁、元福岡市職員に懲役20年
幼児3人が死亡した福岡市の飲酒運転追突事故で、15日の福岡高裁判決は「長時間の脇見運転は不可能。飲酒の影響で前の車両に気付かなかった」として元福岡市職員、A被告(24)に危険運転致死傷罪を適用した。一審判決は「危険運転」の適否を慎重に判断、業務上過失致死傷罪にとどめていたが、高裁判決は飲酒運転に厳しい姿勢を示した形だ。危険運転致死罪は裁判員制度の対象で、市民は司法判断も分かれるような難題に答えを求められることになる。
事故は2006年8月に福岡市東区の「海の中道大橋」で発生。A被告が飲酒後に乗用車を運転し、Bさん(36)の車に追突。Bさんの車は橋の欄干を突き破って博多湾に転落し、長男(当時4)、次男(同3)、長女(同1)が水死。Aさんと妻のCさん(32)もけがをした。《日経新聞》
【この日の民主党】
補正予算審議入りで来週協議すると報告 簗瀬参院国対委員長
簗瀬進参院国会対策委員長は15日午後、国会内で定例会見を行い、「国会は与党の尋常ならざる強行採決によって開かれていない」として、来週18日の午前中に予定されている自民党の鈴木国対委員長との会談で今後の日程を詰めていくことになると報告し、来週19日以降で協議していくと語った。
参議院において19日に09年度補正予算案の審議入りするよう与党側が野党に対して申入れたとするNHKの報道に関連して、与党側は予算委員会の筆頭理事、国対委員長ともに直ちに開催するよう要請してきていることを簗瀬委員長は明らかにし、現状は18日の協議を受けて決定することになるとして、事実と異なると指摘した。
記者団から党の代表選挙についての認識を問われると、現時点で立候補表明している2人について、ともに「大切なところで一致していることは嬉しい」と述べ、政権交代実現に向けて挙党一致態勢をつくるとする両者の主張を評価。また、説明の仕方にニュアンスの違いこそあれ、「国民の生活が第一。」とする基本理念のもと政策面においても小沢一郎代表の路線を継承していくとの方針で一致しているのではないかとの見方を示した。
そのうえで、マスコミ各社が多用している「路線踏襲」とする表現については、「路線」と一言で言っても漠然としており、政策全般、総選挙に向けたマニフェスト、党運営など様々な面があると指摘、大雑把な報道は国民に誤解を与える恐れがあるとして、本筋と外れた独断的な報道のあり方に苦言を呈した。《民主党ニュース》