1992 平成4年1月13日(月)のできごと(何の日)

平成1101日目

平成4年1月13日(月)

1992/01/13

【東京地検】収賄容疑で元北海道・沖縄開発庁長官を逮捕

自民党宮沢派の事務総長だった元北海道・沖縄開発庁長官阿部文男衆院議員(69)=北海道3区=が鉄鋼加工大手「共和」から総額5億円上る資金提供を受けていた疑惑で、東京地検特捜部は13日、このうち8000万円がわいろだったとし、受託収賄罪で阿部容疑者を、贈賄容疑で同社元副社長A容疑者(48)を逮捕、阿部容疑者の議員会館事務所や函館市の自宅など十数ヶ所を家宅捜索した。《共同通信》

【宮沢喜一首相】阿部元長官逮捕「厳しく受け止める」

宮沢首相は、阿部文男元北海道、沖縄開発庁長官が受託収賄容疑で逮捕されたことを受け「国務大臣の職にあった人が、その職務に関連して受託収賄容疑で司法当局に逮捕されたことは誠に残念だ。今後厳正な捜査の中で事実関係が明らかになっていくと思う。いずれにしても、政治と金あるいは政治倫理の問題として一層厳しく受け止めていきたい」との談話を発表した。《共同通信》



【トヨタ・エスティマルシーダ/エミーナ】発売

1月13日のできごと(何の日)【トヨタ・エスティマルシーダ/エミーナ】発売
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トヨタ自動車は、ワンボックスカー、エスティマの新車種「ルシーダ」「エミーナ」を13日発売した。従来のエスティマより長さを6センチ、幅を11センチ縮めたコンパクトサイズとし、2400ccガソリンエンジンのほか、2200ccディーゼルエンジン車を追加した。

標準タイプで、ルシーダが198万6000円、エミーナが201万1000円。《読売新聞》

【加藤紘一官房長官】慰安婦問題で謝罪談話

加藤紘一官房長官は13日夕の記者会見で、太平洋戦争中の朝鮮人慰安婦問題について、「筆舌に尽くし難い辛苦をなめられた方々に衷心よりおわびと反省の気持ちを申し上げたい」と謝罪し、引き続き日本政府として誠心誠意、実態調査を進めていくとの談話を発表した。これは同日、宮沢首相が加藤官房長官、小和田恒外務事務次官らと協議した結果、まとまったもので、16日から韓国を訪問する宮沢首相が、17日に韓国国会で行う政策スピーチでわが国の立場として表明する。

談話では、「朝鮮半島出身のいわゆる従軍慰安婦の方々が体験されたつらい苦しみを思うと、胸のつまる思いがする」との基本的立場を表明。さらに、日本政府が関与していた事実について、「旧日本軍が関与していた事実について、「旧日本軍が関与していたことを示す資料が防衛庁で発見されたことを承知しており、この事実を厳粛に受け止めたい。従軍慰安婦の募集や慰安所の経営等に旧日本軍が何らかの形で関与していたことはできない」との見方を示した。

その上で、「日本政府としては、このような過ちを決して繰り返してはならないという深い反省と決意の上に立って、平和国家としての立場を堅持するとともに、未来に向けて新しい日韓関係を構築すべく協力したい」と、日韓の協力関係を一層、強化していきたいとの考えを強調した。《読売新聞》

【宮沢喜一首相】国連自身も改革必要

戦後の世界における国連の役割強化などを話し合う日本国連議員連盟(二階堂進会長)主催の「国連支援のための世界議員会議」が13日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで二日間の日程で始まった。

午前の開会式であいさつした宮沢首相は、「長く続いた東西対立の時代には、大国の利害にかかわる問題については国連の意思決定が十分に行いえない場合があった。国連自身も、新しい国際関係の構築に適合し、時代の要請にこたえることができるよう自らの改革に努力すべきだ」と述べ、国連改革の必要性を強調。その上で、「我が国としても、国際社会における名誉ある地位を占めるべく、国際的地位にふさわしい政治的役割を積極的に果たしていきたい」と述べ、国連の役割強化への協力姿勢を強調した。《読売新聞》

【中曽根康弘元首相】核軍縮促進へ国際的調査機関を

自民党の中曽根康弘元首相は13日午前、都内で開かれた「国連支援のための世界議員会議」で講演し、世界は冷戦後の大軍縮時代に入るべきだとの認識を示すとともに、ソ連邦崩壊に伴う核管理の不安定状況への懸念などを表明した。そのうえで、その対策として、「1995年の核拡散防止条約(NPT)の再検討を機会に、核軍縮の合意が正しく実施されているかの検証、及び核拡散拡散防止のための監視を行う、何らかの国家的な調査検証機構を作ることを検討すべきだ」と提唱した。

また、中曽根氏は、経済面では南北格差の是正が課題になると指摘、環境問題等も視野に入れながら新しい世界経済秩序と国際機構検討の必要性を強調した。

さらに、中曽根氏は「(国連憲章から)敵国条項を削除し、(わが国の)安全保障理事会の常任理事国入りを強く希望する」と述べた。《読売新聞》

【モンゴル】新憲法を採択

ウランバートルからの情報によると、モンゴルの人民大会議(大フラル=国会)は13日、新憲法を正式に採択した。2月12日から施行される。これによりモンゴルは、社会主義に名実ともに別れを告げ、民主的法治国家の道を目指すことになる。

新憲法は国家の理念を、司法が独立し、発言・信条や基本的人権が保障された議会制民主主義国家と—規定、民族融和、公正、伝統の尊重などを目標に掲げている。国名を「モンゴル人民共和国」から「モンゴル国」に変え、共産主義を象徴していた国旗と国章のデザインも一新した。

また、大統領の直接選挙制、一院制議会、私有財産をはじめ市場経済の保障措置が盛り込まれた。《読売新聞》

【大相撲初場所2日目】琴錦、若花田に屈し連敗

大相撲初場所2日目(13日・両国国技館)横綱を目指す小錦は、曙の突っ張りを落ち着いてさばき、右四つに組み止めて完勝した。しかし、大関昇進のかかった琴錦は若花田に屈し、2連敗と苦しくなった。 休場明けの旭富士も、苦一の安芸ノ島に一方的に寄り切られ、まだ白星が出ない。安芸ノ島は自己の持つ最多金星獲得記録を14個に伸ばした。

「バランスを崩した。うまく動けない。今までこんなことはなかったのに。無意識に足をかばっているのかな」。若花田に敗れた場錦は、自分の相撲に納得がいかない様子だった。 立ち合い、右から大きくかちあげて、若花田の体勢を崩した。さらに右の張り手。ところが、これが空振りとなり、体が泳いだところを、若花田に攻められ、押し倒された。無謀な張り手でバランスを崩して自滅したと言っていいだろう。 先場所の若花田戦で左足首を痛めた悔しさがあったのかもしれないが、勝負をあせったようにも見えた。

というのも、場所前に左足首を悪化させ、「足に負担がかかるので、長い相撲は取れない」と不安を口にしているからだ。若花田の「むちゃくちゃやられたので、覚えていない。むこうも必死ですから」という言葉からもわかる。 琴錦にとって今場所は大関昇進がかかる大切な場所。万全な状態でない上に、スタートからつまずいた。「8勝すればいいですよ。大関なんてありません。とにかくけがをしないように」と、早くも昇進をあきらめたような口ぶり。これからの土俵が消極的にならなければよいが。《読売新聞》



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