平成10354日目
2017/05/15
この日のできごと(何の日)
【日本郵便】「62円切手」発売
日本郵便は15日、はがきの郵便料金を6月1日に52円から62円に値上げするのに伴い、新たな62円切手と郵便はがきを全国で一斉に発売した。消費税増税以外の理由で値上げするのは1994年1月以来、約23年ぶりとなる。人件費が増える一方で利用者が減っているため、収支の改善を図る。
62円切手のデザインは3種類。ソメイヨシノ、扇面に梅文様、花文様の題材は変えず、背景などの色を明るくした。62円の郵便はがきや往復はがきのデザインも新しくなった。従来の52円切手や郵便はがきの販売は5月31日で終了する。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【自民党・二階俊博幹事長】AIIB「日本参加の早期決断を」
国際会議出席のため北京を訪問している自民党の二階俊博幹事長は15日、同行記者団と懇談し、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に日本政府が早期に参加を決断すべきだとの考えを示した。「参加をどれだけ早い段階で決断するかだ。あまり大きく後れを取らないうちに対応する心構えが必要だ」と述べた。
二階氏は「(AIIBが)第一歩を踏み出そうとしているときに日本だけ知らん顔して、順調に進み出したら必ず『遅れた』と騒ぐ」と指摘。「日本が期待されている場合、分に応じて対応する姿勢は大事だ」と語った。
日本政府はAIIBへの参加に慎重で、菅義偉官房長官は12日の記者会見で動向を「注視していきたい」と述べるにとどめている。政府高官は「二階氏の発言は与党の立場を超えている」と不快感を示した。《産経新聞》
【安倍晋三首相】改憲の国民投票「国政選挙と同時に」
安倍晋三首相は15日夜のBSジャパン番組で、憲法改正の是非を問う国民投票を国政選挙と同時実施する可能性に言及した。混乱するとの指摘があることにも触れた上で「別途やるのが合理的かどうかということもある」と述べた。自民党総裁の立場で9条改正を提起した意図について自衛隊論争には「終止符を打つ」と強調。15日夜の会合で改憲には「4年かかる」とも語り、2020年施行の目標実現に重ねて意欲を示した。
18年末までには衆院選が、19年夏には参院選が想定されている。国政選挙と国民投票を同時実施することで、集票効果を期待しつつ、改憲の主導権を握る思惑があるとみられる。《共同通信》
【菅義偉官房長官】沖縄振興「約束守る」
菅義偉官房長官は15日の記者会見で、本土復帰45年を迎えた沖縄県の振興に関する政府予算について「毎年度3千億円を確保するとした約束はしっかり守る」と改めて明言した。安倍晋三首相は2013年に、21年度まで毎年度3千億円を支出すると当時の仲井真弘多知事と約束した経緯がある。
会見で菅氏は、沖縄県の経済指標がこの数年で改善していると紹介し「沖縄は地政学的にわが国のフロントランナーになれる」と経済成長の可能性を指摘。沖縄振興に「政府を挙げて全力を尽くす」と強調した。
基地負担軽減についても「目に見える形で行うとの強い意志で取り組んでいる」と述べた。《共同通信》
【自民党】麻生、山東派などが新派閥
自民党麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相、山東派会長の山東昭子元参院副議長、政策グループ「天元会」会長の佐藤勉衆院議院運営委員長は15日夜、東京都内で会談し、7月の都議選後に新たな派閥を結成することで合意した。額賀派(55人)を抜く約60人に達する見込みで、最大勢力の細田派(96人)に次ぐ第2派閥となる。同党内では「ポスト安倍」をにらみ、麻生氏の存在感が増すとの観測も出ている。
新派閥の会長には麻生氏が就き、山東氏は会長代行、佐藤氏が会長代理となることでも一致した。《共同通信》
【フランス】首相にフィリップ氏
「政治刷新」を掲げるフランスのマクロン大統領(39)は15日、6月の国民議会(下院)総選挙(2回投票制)を視野に入れた新内閣の首相に右派、共和党のエドアール・フィリップ下院議員(46)を指名した。新首相は16日にも閣僚名簿を公表する予定。
超党派市民運動「前進」を率いて大統領選を戦ったマクロン氏は、左右二大政党のバランスにも配慮した組閣を目指している。フィリップ氏は共和党内で中道寄りの立場の重鎮ジュペ元首相(71)の側近として知られ、2012年の前回下院選で初当選、北部ルアーブル市長も務めている。《共同通信》