平成4146日目

2000/05/15

【森喜朗首相】神の国発言

5月15日のできごと 森首相、神の国発言

森喜朗首相は15日夜、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで開かれた神道政治連盟国会議員懇談会(綿貫民輔会長)結成30周年記念祝賀会で、あいさつし「日本の国、まさに天皇を中心にしている神の国であるということを、国民のみなさんにしっかりと承知していただくこと。その思いでわれわれが活動をして30年になった」と述べた。

衆院選を控え、宗教団体幹部にリップサービスしたものとみられるが、戦前の天皇中心の国家観を肯定するととも受け取れる発言。憲法の政教分離原則にも絡んで、波紋を広げそうだ。

首相はまた「命というものは、端的に言えば神様からいただいた」「鎮守の森やお宮さんを中心にした教育改革を進める」「神社中心に地域社会を栄えさせる」などとも述べた。

森首相は8日にも、教育改革に当たり「教育勅語のいいところは採用すべきだ。普遍の真理はある」などと発言している。

森首相の発言要旨

村上正邦自民党参院議員会長をはじめ、皆さまの協力で「昭和の日」を制定したり、あるいは今の天皇の在位10年のお祝いをさせていただいたり、先の天皇の50年の即位とか、60年のお祝いとか、ややもすると政府側が若干及び腰になるようなことを、しっかりと前面に出して、日本の国、まさに天皇を中心にしている神の国であると言うことを国民のみなさんにしっかりと承知していただくこと、その思いでわれわれが活動をして、30年になったわけです。

小渕さんの残されたことをしっかりと据えて、やっていかねばなりません。われわれもこの子ども社会を考えてみると、やはり鎮守の森というお宮さんを中心に地域社会を構成していきたいと思っております。

私がいま、小渕首相の後を受けてこういう立場で教育改革を進めようと教育改革国民会議をやっておりまして、この間少年犯罪が増えてこうして頻繁に起きることについて、アピールしようと文章を作られたんですが、正直言って役所側で作ったものなんです。委員のみなさんから大変批判を受けました。私も恥ずかしい思いだった。

小渕さんが他界して43日前に私がそれを支える役になった。そうしたおかげでこうして首相になってみると、これが天命だと思う。神から届いた天の配剤だと思う。《共同通信》




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【大相撲夏場所】9日目

大相撲夏場所9日目(15日・両国国技館)曙、貴乃花の両横綱と小結魁皇、新入幕の栃乃花が1敗を守って勝ち越した。曙は小結土佐ノ海を押し出し、貴乃花は玉春日を寄り切った。魁皇は琴竜を右小手投げで下し、栃乃花は十文字を寄り倒した。大関は出島が関脇栃東に押し出されて4敗目を喫し、千代大海は小結貴闘力をはたき込んで2敗を守った。かど番の貴ノ浪は連敗を2で止め6勝目を挙げた。関脇雅山も6勝3敗。1敗の四人を2敗で千代大海と平幕琴ノ若が追い、十両は若の里が8勝1敗でトップ。

【政界談話室】

○・・・民主党の羽田攻幹事長は15日午後の記者会見で、小渕恵三前首相の死去について「政治にはもともと休みはないが、特に首相になると朝から晩まで、土日もない。小渕さんも休日に音楽会に行くなど、人に触れないでいるといけないかのようだった。部屋の奥に横たわる姿を見て捕ましいと思った」と首相経験者らしい哀悼の辞。ただ「小渕内閣がスタートして以来、一日も早い解散総選挙を迫ってきたが、こういう形での退陣は残念だ」と、弔い合戦の様相に戸惑いを隠さなかった。《共同通信》

【南東欧ハイレベル会議】

ボスニアやコソボなど南東欧州地域の安定と復興を目指す「南東欧ハイレベル会議」が15日午前、都内で開幕、河野洋平外相は基調演説し「地域紛争に対し、欧州と日本が協力し合うことはグローバルパートナーとしての責務だ」と述べ、積極的に貢献する考えを表明した。

演説の冒頭で外相は、小渕恵三前首相が昨日死去したことを報告し「この会議開催には小渕前首相のイニシアチブがあった。会議を成功裏に運ぶことが前首相の遺志に沿うことだ」と呼び掛けた。

外相は演説で、この地域の民族対立緩和のために①異文化と異民族に対する尊敬、争いより平和を尊ぶ教育②表現の自由、メディアの独立尊重と市民社会の役割強化③市場経済化を通じた民族融和促進−が重要と指摘。この会議の成果を主要国首脳会議(沖縄サミット)の論議にも反映させるため努力することを強調した。

会議は16日まで開催。有馬竜夫政府代表を議長に一ボスニア、ブルガリア、クロアチアなどの外務次官や研究者らが参加、民族対立を抱える東欧の南部地域の平和と安定に向けた取り組みを議論する。《共同通信》

【防衛庁】移転記念式典

防衛庁は15日、東京・市谷の新庁舎で、森喜朗首相や中曽根康弘元首相ら歴代同庁長官を招き移転記念式典を開いた。祝辞に立った森首相は、「わが国の安全保障基盤を強固なものとしながら、国際的な安全保障の確立に貢献することも重要な課題だ」と述べた。

森首相は瓦力防衛庁長官ら同庁幹部に迎えられ、儀じょう広場で栄誉礼を受けた。続いて講堂で開かれた記念式典で、森首相は「わが国の安全保障、危機管理を預かる自衛隊の最高指揮官として、日本の防衛全体を考えるよい機会にしたい」と述べた。さらに、不祥事が続いた同庁への信頼回復を課題に挙げ、「国民とともにあらねばならない崇高な任務に再度、思いを一致して期待と信頼にこたえてほしい」と求めた。

これに先立ち、瓦長官は式辞の中で新庁舎に備えられた最新の各種機能を紹介した上で、「防衛庁、自衛隊は『国民の公共財』として、きままな場面で活躍すべく期待されている」と述べた。《共同通信》

【小渕恵三前首相】通夜

14日死去した小渕恵三前首相の通夜が15日夜、東京・南青山の青山葬儀所で大粒の雨が降り続く中、しめやかに営まれた。

森喜朗首相をはじめ、橋本龍太郎元首相、青木幹雄官房長官、野中広務自民党幹事長、瓦力防衛庁長官ら政財界の関係者が参列。天皇陛下も侍従を派遣、弔意を示された。通夜は故人の意向により、無宗教で行われ、小渕氏の好きだったピアノ演奏が流れる中、参列者が献花した。

参列者の中には、小渕氏から内閣特別顧問に任命された中坊公平弁護士やフォーリー駐日米国大使ら、小渕氏とゆかりの深かった人たちも多数見られ、「庶民派宰相」を裏付けるように、市民の姿が目立った。

小渕前首相の通夜は「庶民派」らしく、読経もなく、献花だけの簡素な形で行われ、雨にもかかわらず駆け付けた約3000人の参列者が別れを惜しんだ。式場中央には小渕氏の遺体が納められたひつぎ。周りを白い花が埋め尽くした。正面にはいすに座ってほほ笑む小渕氏の大きな写真が掲げられ、天皇、皇后両陛下の献花や勲章も置かれていた。

式場には橋本元首相ら旧小渕派の面々とともに千鶴子夫人が立ち、参列者に深々と頭を下げていた。

小渕氏から内閣特別顧問に任命された中坊元日弁連会長は献花を終えた後、「国民の目線で見た意見を聴かせてほしい、といつも言われていた。率直に話されるのが印象的で、寂しいの一言だ」と神妙に語った。《共同通信》

【この日の民主党】

少年犯罪総合対策PTが初会合

民主党の少年犯罪総合対策プロジェクトチーム(PT)は15日、戦前の旧少年法時代から少年法にかかわり、また深い関心を寄せてきた団藤重光・東大名誉教授を招いて1回目の会合を開いた。

ネクストキャビネットの江田五月司法大臣、竹村泰子PT座長、小川敏夫PT事務局長はじめ、浅尾慶一郎・石田美栄・菅川健二各参院議員が参加し、ヒアリングの後、意見を交換した。《民主党ニュース》



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