令和1111日目

2022/05/15

この日のできごと(何の日)

【フィンランド】NATO加盟を正式表明

ロシアのウクライナ侵攻で、ロシアの隣国フィンランドのニーニスト大統領とマリン首相は15日、ヘルシンキで記者会見し、米欧の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)加盟を申請すると正式に表明した。ハービスト外相は14日「おそらく18日に申請するだろう」と述べており、議会での手続きなどを経て週内にも申請する見通し。

スウェーデンの与党社会民主労働党も15日、NATOへの加盟支持を表明した。議会で加盟支持が大半となった。同国の主要紙スベンスカ・ダグブラデットはスウェーデンが17日にも加盟申請すると報じた。北欧2カ国の加盟に向けた動きが加速した。《共同通信》

欧米の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)は15日、ベルリンで14日に引き続き非公式外相理事会を開き、ロシアのウクライナ侵攻に伴う北欧フィンランドとスウェーデンの加盟申請の動きについて協議した。メンバー国のトルコは加盟に難色を示し、加盟を支持する米欧とのずれを埋めるには至らなかった。ストルテンベルグ事務総長は閉幕後、「合意点を見いだせると確信している」と述べ、交渉進展に自信を見せた。

トルコのチャブシオール外相は15日、態度を保留した。

トルコはテロ組織として敵視するクルド労働者党(PKK)を北欧2カ国が支援していると非難している。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【沖縄】日本復帰50年

沖縄県は15日、1972年の日本復帰から50年を迎えた。沖縄と東京をつないで記念式典が開かれ、玉城デニー知事は「復帰に当たって政府と共有した『沖縄を平和の島とする』との目標が、なお達成されていない」と訴えた。国土面積の0.6%の沖縄に現在も米軍専用施設面積の7割が集中。基地負担の解消という課題が、日米両政府に改めて突き付けられている。

岸田文雄首相は「日米同盟の抑止力を維持しながら、負担軽減の目に見える成果を着実に積み上げる」と強調した。両国が返還で合意している米軍普天間飛行場について、辺野古への移設が唯一の解決策だとする政府方針を式典後、改めて示した。《共同通信》

沖縄の日本復帰50年を記念する式典は15日、東京・高輪のグランドプリンスホテル新高輪でも同時開催された。沖縄会場とオンラインで中継され、閣僚や各国大使、自治体関係者らが出席。細田博之衆院議長は「沖縄の一層の発展のため、今後も県民の声に耳を傾け、議論や審議を重ねる」と述べ、残る課題の解決に努力すると強調した。

同時に「米軍基地は県民の生活にさまざまな影響を及ぼしており、さらなる負担の軽減を進める必要がある」と語った。

山東昭子参院議長は復帰の経緯に言及。基地負担や子どもの貧困などの問題について、国会議員が全力で取り組むよう訴えた。《共同通信》

【大相撲】

大相撲夏場所8日目(15日・両国国技館)横綱照ノ富士は平幕隆の勝に一方的に寄り切られ、3敗目を喫した。隆の勝は初金星で6勝目。

大関陣は貴景勝が小結大栄翔をはたき込んで5勝目。御嶽海は遠藤をはたき込み、星を五分に戻した。正代は小結豊昇龍を寄り倒して2勝目。

先場所初優勝の関脇若隆景は琴ノ若に下手投げで屈して5敗目。関脇阿炎は高安を押し出して5勝3敗とした。1敗が消え、玉鷲、隆の勝、碧山、佐田の海、一山本の平幕5人が2敗で首位に並ぶ混戦。十両は剣翔、竜電ら5人が2敗でトップ。《共同通信》

【プロ野球・15日】

オ8―5ロ

オリックスは今季最多タイの11安打で、8得点を挙げた。2―3の五回に伏見の適時三塁打などで逆転。六回には中川圭の3点三塁打などで4点を加えた。宮城が2勝目。本田がプロ初セーブ。ロッテはロメロと小野が打たれた。

日10―2ソ

日本ハムが今季初の4連勝。0―2の二回に松本剛の適時打などで追いつき、三回に浅間の2点二塁打で勝ち越す。万波は四回に2点三塁打、六回は2ランを放った。5回2失点の杉浦が2勝目。ソフトバンクは投手陣が崩れて3連敗。

西1―3楽

楽天が接戦を制して連敗を4で止めた。0―1の四回にマルモレホスの4号2ランで逆転し、九回にマルモレホスの犠飛で加点した。則本が7回5安打1失点で2勝目を挙げ、松井裕が11セーブ目。西武は好機を生かし切れなかった。

巨3―9中

中日が17安打で大勝し連敗を3で止めた。二回にA・マルティネスの適時二塁打、根尾の適時打、三ツ俣の適時二塁打など6安打で4点を先行した。柳が7回2失点で4勝目。巨人は高橋が二回途中4失点と崩れ、連勝が3で止まった。

D1―8神

阪神が快勝した。二回に近本の二塁打で2点を先制し、佐藤輝明が三回と六回にソロ本塁打を放つなど効果的に加点して突き放した。6回を投げ5安打1失点のウィルカーソンが2勝目。DeNAは攻守に精彩を欠いて3連敗となった。

広5―5ヤ

両チームとも決め手を欠き延長十二回で引き分けた。広島は3―5の六回に代打松山の2点二塁打で追い付き、その後は好機を生かせなかった。ヤクルトは村上の12号2ランで先行したが、同点の七回以降は打線が2安打に抑えられた。《共同通信》

【体操・NHK杯】

体操の個人総合で争うNHK杯最終日は15日、東京体育館で男子が行われ、東京五輪2冠の橋本大輝(順大)が全日本選手権との合計257.793点で2年連続2度目の優勝を果たした。1.365点差で2位の神本雄也(コナミスポーツ)と3位の土井陵輔(日体大)が、既に選ばれていた橋本に続いてパリ五輪予選を兼ねる世界選手権(10〜11月・英リバプール)代表に決まった。

神本は2019年大会以来3年ぶりで、土井は初の選出。

橋本はあん馬と鉄棒で計3度落下したが、圧勝した4月の全日本でのリードを生かして逃げ切った。《共同通信》

【ゴルフ】

ダイヤモンド・カップ最終日(15日・茨城県大洗GC=7163ヤード、パー70)5位で出た今平周吾が3バーディー、1ボギーの68で回り、通算8アンダー、272で逆転優勝した。昨年9月以来のツアー通算6勝目。賞金2千万円と7月のメジャー、全英オープン選手権の出場権を獲得した。

桂川有人、大西魁斗、岩田寛、アマチュアの鈴木晃祐(東北福祉大)が1打差の2位だった。星野陸也は通算6アンダーで6位、稲森佑貴は5アンダーで8位、時松隆光は4アンダーで11位。アマチュアの中島啓太(日体大)は2オーバーの32位だった。《共同通信》

ほけんの窓口レディース最終日(15日・福岡県福岡CC=6299ヤード、パー72)28歳の渡辺彩香が首位から71で回り、通算11アンダーの205で並んだ23歳の高橋彩華とのプレーオフを2ホール目でバーディーを奪って制した。2020年6月以来のツアー5勝目で優勝賞金は2160万円。

昨季賞金女王の稲見萌寧、小祝さくらが通算9アンダーの3位で、ツアー初勝利を狙った小倉彩愛、原英莉花が8アンダーで5位だった。《共同通信》

【競馬】

第17回ヴィクトリアマイル(15日・東京11R1600メートル芝18頭、G1)4番人気のソダシ(吉田隼人騎乗)が1分32秒2で優勝し、G1で3勝目を挙げるとともに1着賞金1億3千万円を獲得した。吉田騎手はこのレース初勝利、須貝尚介調教師は2勝目。

好スタートから3、4番手をリズム良く運んだソダシは、最後の直線で鮮やかに抜け出し、後続を突き放した。2馬身差2着は3番人気のファインルージュ、さらに首差の3着には6番人気のレシステンシアが入った。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染3万5008人

国内で15日、新たに3万5008人の新型コロナウイルス感染者が報告された。内訳は東京3348人、大阪2576人、北海道2488人、沖縄2022人など。死者は東京で7人、北海道と埼玉で各3人など計25人が確認された。

厚生労働省によると、重症者は前日から14人減り139人だった。

静岡、大阪、広島で過去に公表した感染者の取り下げがあった。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

英国防省「ロシア軍の勢い喪失」

英国防省は15日、ロシア軍が制圧を目指す東部ドンバス地域(ドネツク州とルガンスク州)で攻撃の勢いを失い、作戦が予定よりも「大幅に遅れている」との分析結果を公表した。2月の侵攻開始以降、地上戦力の3分の1を失ったと指摘。先月中は実質的な領土の獲得ができず、今後30日の間、大きな前進は「見込めない」との見方を示した。

ドンバスと隣接する東部ハリコフ州の知事は14日、同州イジュムでウクライナ軍が反撃を開始したと明らかにした。ロシア軍は同州の州都でウクライナ第2の都市ハリコフ周辺から撤退を開始したとの見方があり、東部での一層の苦戦が際立っている。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは15日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はオークランドでのアスレチックス戦に「3番・指名打者」でフル出場し、一回に2試合連続となる8号2ランを右中間へ放ち、3打数1安打2打点。チームは4―1で勝った。

カブスの鈴木はダイヤモンドバックス戦に「4番・右翼」で先発し、3打数1安打だった。チームは3―2で競り勝った。パイレーツの筒香はレッズ戦に「5番・一塁」で出場し、3打数無安打だった。チームは無安打ながら1―0で勝利した。《共同通信》

米大リーグは15日、第6週が終了し、ア・リーグ西地区は大谷のエンゼルスが24勝13敗で首位アストロズとゲーム差なしの2位に後退した。

東地区はヤンキースが勝率7割超えの25勝9敗でトップを守った。菊池が所属するブルージェイズは3位、沢村のいるレッドソックスは最下位でともに順位は変わらず、首位とのゲーム差は7.5と12に広がった。中地区は前田のツインズが20勝15敗で1位を守った。

ナ・リーグは西地区でダルビッシュのパドレスが2位のままながら、22勝13敗で首位ドジャースとゲーム差なしに迫った。《共同通信》



5月15日 その日のできごと(何の日)