平成7798日目
2010/05/15
【岡田克也外相】中国に核兵器削減を求める
韓国・慶州で15日に開かれた日中外相会談で、岡田克也外相は「核保有5カ国の中で、中国だけが核兵器を増やしている」と指摘し、中国側に核兵器を削減するか、少なくとも現在の保有水準を維持するよう求めた。中国の楊潔篪外相は「国家安全保障上、必要最低限のレベルの保有にとどまる」と主張した。
日本外務省によると、中曽根弘文外相(当時)が昨年4月の政策演説で中国の核政策について取り上げたことがあるが、閣僚級の会談で中国側に具体的に要求するのは今回が「おそらく初めて」という。《朝日新聞》
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【平野博文官房長官】徳之島の経済団体関係者と会談
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、平野博文官房長官は15日夜、移設候補地である鹿児島県徳之島の経済団体関係者らと鹿児島市内で会談した。平野氏は「普天間の基地機能の訓練を含めた一部移転について、民意の許せる範囲でお願いしたい」と要請。ただ、移設案や振興策の詳細な内容には触れなかったという。
平野氏が会談したのは、受け入れに柔軟な地元建設業者や農業関係者ら8人。出席者によると、訓練の移転に伴う新たな基地の建設を懸念する徳之島側に対し、平野氏は徳之島空港を拡張することで対応し、新たな空港や大規模な関連施設はつくらない考えを示した。また、治安悪化への懸念に対しては「米軍基地のあるほかの自治体並みの治安は維持する」と説明した。
一方、徳之島側は「沖縄県並みの振興策を実施してほしい」と要望。平野氏は「検討する」と応じたという。
出席者の一人は会談後、「(政府に対して)やみくもに『ノー』と言うべきではない」と述べ、今後も柔軟に対応する考えを示した。《朝日新聞》
【陸山会事件】東京地検、民主党・小沢幹事長を聴取
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の収支報告書虚偽記入事件で、東京地検特捜部は15日、不起訴とした小沢氏を東京都千代田区のホテルで事情聴取した。小沢氏周辺によると、小沢氏は事件への関与を全面的に否定した。聴取は1月23日、31日に続き3回目。《共同通信》
【巨人・ラミレス外野手】通算300号本塁打
巨人4―2ロッテ◇15日◇東京ドーム
巨人のラミレスがプロ36人目の通算300号本塁打を放った。五回、成瀬の高めに浮いたチェンジアップを腕を伸ばし、左中間スタンドへ打ち込んだ。2001年にヤクルトに入団し、来日10年目での達成。初本塁打は巨人の高橋尚(現メッツ)からだった。
「記念の本塁打は左投手から打っていることが多かったし、今日は試合前から打てる予感がしていたよ。日本に来たときは300本も打てるなんて予想もしていなかった」と興奮していた。《朝日新聞》