平成8529日目
2012/05/15
【この日の野田総理】
沖縄復帰40周年記念式典
沖縄の本土復帰から40年を迎えた15日、沖縄県宜野湾(ぎのわん)市で記念式典があった。野田佳彦首相は米軍基地の負担の早期軽減を強調し、仲井真弘多(ひろかず)知事は同市にある普天間飛行場の県外移設を改めて求めた。式典は政府と県の共催。ルース駐日米大使ら内外の約1200人が出席した。
復帰直後は、沖縄に全国の米軍基地の62%が集中。いまは74%だ。野田首相は式辞で、沖縄の基地について「抑止力を維持しつつ、基地負担の早期軽減を目に見える形で進めていくことを誓う」と表明。「普天間飛行場の固定化は絶対にあってはならない」と強調した。また、世界遺産に登録されている国営公園の首里城を2018年度をめどに県へ移譲すると発表した。《朝日新聞》
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【すき家】「たまごがけごはん朝食」発売開始
【レディー・ガガさん】スカイツリーの景色を絶賛
22日に開業する東京スカイツリー(東京都墨田区)の展望台「天望デッキ」に米国の人気女性歌手レディー・ガガさんが15日、来場し「外は雨ですが、こんなに美しい景色を見たことはありません」と絶賛した。
スカイツリーをイメージしたような、きらびやかで立体的な銀色のドレスで登場したガガさん。「日本全国の皆さん、私を応援してくださってありがとうございます」と日本公演の成功に感謝した。
この日が日本滞在最終日というガガさん。高さ350メートルからの景色を目にし、日本語で「愛してます」と話して、投げキスとともに会場を後にした。《共同通信》
【沖縄県・仲井真弘多知事】沖縄振興の基本計画を首相に提出
沖縄県の仲井真弘多知事は15日、今後10年間の沖縄振興の基本計画を決定し、本土復帰記念式典で同県を訪問した野田佳彦首相に提出した。
同県宜野湾市のホテルで首相に面会した仲井真知事は「基本計画に沿って沖縄振興の目標達成のために頑張っていく」と計画書を提出。首相は「政府全体を通じ、沖縄の振興につながるようサポートする」と応じた。
4月に施行された改正沖縄振興特別措置法は、計画策定の主体を政府から県に変更。政府が11日に決定した、那覇空港の第2滑走路整備などを柱とする沖縄振興策の基本方針に基づき、知事が決定した。《共同通信》
【鳩山由紀夫元首相】普天間迷走を沖縄に謝罪
鳩山由紀夫元首相は15日、沖縄県宜野湾市で講演し、首相在任時に米軍普天間飛行場の移設先をめぐり迷走したことについて「心からおわびしたい」と謝罪した。鳩山氏は「最低でも県外」と述べたが、後に県内移設に回帰していた。
一方で鳩山氏は「今も『最低でも県外』という気持ちだ。それを果たさなければ、沖縄の皆さんの気持ちを十分に理解したとは言えない」と述べた。
鳩山氏は「自分の思いが先に立ちすぎて綿密なスケジュールを取れず、多くの方を説得できなかった。結果として皆さまにご迷惑をかけた」と釈明した。移設先について「国内で『受け入れる』という自治体が出てほしかった」と述べた。《共同通信》
【藤村修官房長官】「鳩山元首相は沖縄を混乱させた」
藤村修官房長官は15日の記者会見で、沖縄県が日本に復帰して40周年を迎えたことに関連し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設問題の迷走について「一時期、(移設先は)県外、県内という議論があったのは事実で、沖縄の皆さんを混乱、困惑させた部分があった」と述べ、何の腹案もなく「最低でも県外」と訴えた鳩山由紀夫元首相の非を暗に認めた。
一方で藤村氏は、野田佳彦内閣の普天間問題への対応については「迷走しておらず、一貫している」と強調。「米軍基地の集中が大きな負担になっていることは十分に認識している。抑止力を維持しつつ基地負担の早期軽減を進めていく」と述べた。《産経新聞》