平成、令和の「その日のできごと」を元年から順に記しています。

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1989 平成元年3月24日(金)

平成76日目

【自民党・安倍晋太郎幹事長】福田、鈴木元両首相と会談

自民党の安倍幹事長は24日午後、一連の実力者歴訪の締めくくりとして都内の事務所に福田、鈴木両元首相を訪ね、当面の政局運営への協力を要請した。この中で鈴木氏は「1989年度予算案の早期成立を図るため、障害を除去すべきだ。リクルート問題のけじめは、検察当局の終了を待っていては駄目だ」と指摘し、中曽根前首相の国会喚問を含め、リクルート問題について政治的決着を急ぐよう要請した。

福田氏も「予算成立の障害は証人喚問の一点に集中する」と述べ、中曽根氏の喚問問題が予算案審議の最大の障害になっているとの認識を示し、早急に対応を示すよう求めたが、安倍氏は野党側の要求には応じないとのこれまでの方針を改めて説明するにとどまった。《共同通信》

1990 平成2年3月24日(土)

平成441日目

【フィールド・オブ・ドリームス】公開

【大相撲春場所】14日目

大相撲春場所14日目(24日・大阪府立体育会館)2敗の横綱北勝海が1敗大関小錦を倒した。この結果、2敗を守った関脇霧島を加えた3力士が横一線に並び、千秋楽の優勝争いは予断を許さない展開となった。

注目の結びの一番は、小錦の突進をうまくかわした北勝海が逆に押し出した。霧島は左四つ十分の大勢から平幕琴富士を無難に寄り倒した。千秋楽で3人の間での直接対決がなく、優勝決定戦に持ち込まれる可能性もある。

横綱千代の富士は北天佑をつり出して10勝目。北天佑は5敗目、また旭富士は6敗目を数えた。小結寺尾は6連勝で勝ち越しを決め、栃乃和歌も8勝目を挙げて三役復帰を濃厚とした。《共同通信》

【坂本三十次官房長官】日米構造協議「4月中に解決したい」

坂本官房長官は24日昼、金沢市で記者会見し、日米間の最大懸案となっている日米構造協議の解決に向け「日米関係のため、早いうちに解決したい。7月が構造協議の最終報告だが(それまでに対応策を)小出しするのではなく4月の(中間報告)で解決したいと述べた。

長官は中間報告に向けての日本側の対応について「二つ、三つの大きな目玉(案件)があり、中間報告までに、政治決断が必要だ」として、米側は強く求めている(1)大規模小売店舗法(大店法)の改廃(2)独占禁止法の強化(3)公共投資の拡大、の3点について海部首相が踏み込んだ最終決断をする考えを示唆した。《共同通信》

1991 平成3年3月24日(日)

平成806日目

【大相撲春場所】千秋楽

大相撲春場所千秋楽(24日・大阪府立体育会館)横綱北勝海が13勝2敗で3場所ぶり8度目の優勝を飾った。北勝海は前日の左足負傷で旭富士にあっさり押し出され2敗となった。だがその前に大乃国が霧島に敗れて3敗となり優勝が決まっていた。《共同通信》

【東京都知事選】海部首相、磯村候補の応援に

東京都知事選の告示後、初の日曜日の24日、各候補者は家族連れや若者らでにぎわう繁華街などで懸命に支持を訴えた。新宿の歩行者天国。自公民3党が推す磯村尚徳候補(61)は午後、人混みを歩き握手した後、約2000人の聴衆に「ばらまき開発の今の都政を見直す」と政策中心に呼び掛けた。

海部首相も駆けつけ「3党との関係がおかしくなれば、東京ではどんな議題も議会を通らない」と演説。海部首相はこの後、磯村候補と一緒に池袋、上野を回った。《共同通信》

1992 平成4年3月24日(火)

平成1172日目

【鳥取・羽合町長選】くじ引きで現職当選

たった2票差でいったん当選とされながら、最高裁判決で同数得票により当選無効が確定した鳥取県東伯郡羽合町の町長選をめぐり、同町選管は公選法の規定に従い24日、候補者2人によるくじ引き抽選を行い、改めて現職の湯村良章氏(61)の町長当選が確定した。

いったん小差で破れながら今月17日の最高裁判決で得票同数とされた前町議の吉田正義氏(57)はまたもや涙を飲んだ。湯村氏は2期目で、任期は平成6年12月23日まで。《共同通信》

【西川潔参院議員】福祉問題で追及

参院予算委員会は24日、参院クの西川潔氏の質問で16日から始まった総括質疑を終了した。西川氏は高齢者福祉問題を取り上げ、政府が今国会に提出している看護婦、ホームヘルパーなどの人材確保法案の早期成立を迫った。

山下厚相は「福祉増大のためにもマンパワーの確保は大事」として早期成立に努力する考えを表明した。《共同通信》

1993 平成5年3月24日(水)

平成1537日目

【フジ系連続ドラマ・振り返れば奴がいる】最終回

【宮澤喜一首相】「ゼネコン献金受けていない」

宮澤首相は24日午前の参院予算委員会で、社会党の三重野栄子氏が金丸前自民党副総裁の巨額脱税事件で明るみに出た政治家に対する総合建設会社(ゼネコン)の献金問題に関連して「献金を受けた事実があるか」とただしたのに対し、「何かの根拠もなしに(そういうことを)聞くのは遺憾だが、私はありません」と述べ、強く否定した。

渡辺外相と中村建設相は「たくさんの社から政治献金を受けている。広く、薄くということなので、ないともあるとも言えない」などと述べ、肯定も否定もしなかった。《共同通信》

1994 平成6年3月24日(木)

平成1902日目

【韓国・金泳三大統領】来日

韓国の金泳三大統領が24日昼、羽田空港着の特別機で国賓として初めて来日、同日夕、東京・元赤坂の迎賓館で細川首相と1時間半にわたって1回目の首脳会談を行った。

大統領は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核開発問題をめぐる朝鮮半島情勢について「韓国の忍耐にも限度がある」と厳しい対応を強調。両首脳は国際社会が北朝鮮に対し、強い姿勢を示すことが避けられないとの認識を示す一方で「対話の窓を開けておく必要がある」として今後とも日米韓3国の協力が重要だとの考えで一致した。《共同通信》

【米・クリントン大統領】疑惑を否定

クリントン米大統領は24日夜、ホワイトハウスで記者会見し、焦点なっている大統領夫妻の土地開発・不正融資疑惑(ホワイトウォーター疑惑)の解明のために「初めて公職に就いた1977年から3年間の所得申告書を25日に公表する」と言明するとともに、これまで約6万9000ドル(約740万円)としてきた土地投資に絡む損害が約4万7000ドルだったことを明らかにした。

疑惑のために支持率が落ちてきている大統領は、夜のゴールデンタイムに全米にテレビ生中継された会見で「ヒラリー(夫人)とともに、何も悪いことはしていないし、隠してもいない」と再三強調し、疑惑を必死で全面否定した。

1995 平成7年3月24日(金)

平成2267日目

【オウム真理教・麻原彰晃教祖】サリン事件との関連を否定

NHKは24日正午のニュースで、警視庁の捜索についてオウム真理教の麻原彰晃教祖が発言した映像を放映した。その中で麻原教祖は山梨県上九一色村の同教団施設内で見つかった薬品について「サリン合成に使われたものではない」などとし、長野県松本市や東京の地下鉄でのサリン事件との関連を否定した。

また、同教祖は東京の目黒公証役場事務長拉致事件について「教団のイメージダウンを図ったものだ」と述べ、警視庁の捜査を強く批判した。《共同通信》

1996 平成8年3月24日(日)

平成2633日目

【大相撲春場所】千秋楽

大相撲春場所千秋楽(24日・大阪府立体育会館)前日大横綱双葉山と並ぶ12度目の優勝を決めた横綱貴乃花が、大関武蔵丸を寄り切り、14勝1敗で有終の美を飾った。貴乃花は3場所ぶりの優勝で春場所は初めて。武蔵丸は2場所続けて9勝どまりだった。《共同通信》

【参院岐阜補選】与党推薦の大野つや子氏が大勝

大野明氏(自民)の死去に伴う参院岐阜選挙区補欠選挙は24日投票、即日開票の結果、自民、社民、さきがけの与党3党推薦の諸派で故大野氏の夫人大野つや子氏(62)が新進党公認の元防衛庁課長吉岡徹男氏(48)=公明推薦、共産党公認の党県国民運動部長山本博幸氏(46)を大差で破り、初当選した。

野党の住専批判をかわしたことから政府与党は住専処理策が国民にある程度理解されたとして、座り込みを続ける新進党に空転国会の正常化を強く迫る考えだ。橋本龍太郎首相は大野氏勝利を局面打開の突破口ととらえ、住専処理策を盛り込んだ1996年度予算の早期成立に向けて指導力発揮に務める。《共同通信》

1997 平成9年3月24日(月)

平成2998日目

【橋本龍太郎首相】米・ゴア副大統領と会談

橋本龍太郎首相は24日午後、都内の迎賓館で米国のゴア副大統領と日米安保体制を中心に会談し、沖縄の米軍用地強制使用で支障が生じないよう最大限努力する方針を伝えた。

さらに会談後の共同記者会見で、首相は「使用権原のない状態で5月15日を迎えることはできない」と述べ、不法占拠状態を回避するため米軍用地特別措置法の改正案を国会に提出する方針を明確にした。《共同通信》

1998 平成10年3月24日(火)

平成3363日目

【甲山事件】被告に再び無罪判決

1974年3月に兵庫県西宮市の知的障害児施設「甲山学園」の浄化槽で男女2人の園児が水死体で見つかった甲山事件で、うち男児=当時(12)を殺したとして殺人罪に問われた元保母山田悦子被告(46)の差し戻し審判決公判が24日神戸地裁で開かれ、吉田昭裁判長は、園児の目撃証言や被告の自白の信用性を認めず「犯罪の証明がない」として無罪(求刑懲役13年)を言い渡した。

元保母はいったん不起訴となった後、検察審議会の決議を受けて再逮捕・起訴され、一審無罪、控訴審で差し戻される異例の経過をたどった。発生から24年、初公判からでも20年の長期裁判となっており、検察の強引な捜査や刑事裁判の在り方が問題となりそうだ。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】沖縄県知事との会談を要望

橋本龍太郎首相は24日の参院予算委員会で、米軍普天間飛行場返還に伴う会場ヘリ基地建設について「今でも大田昌秀沖縄県知事に会いたいと思っている。これ以外の選択肢がないことをぜひ理解願う努力をする」と述べ、名護市沖への建設に理解を求める考えを強調した。《共同通信》

1999 平成11年3月24日(水)

平成3728日目

【海上自衛隊】不審船に警告射撃

高速で逃げる2隻の不審船を追って暗闇の日本海で24日始まった海上自衛隊護衛艦による警告発砲と爆弾投下は同日朝方まで続いた。日本中がかたずをのんで見守る中、踏み切られた自衛隊法に基づく初の海上警備行動。

野呂田芳成防衛庁長官の顔には「政治主導」を貫けた満足感がうかがえた。「捕そくできず残念」と野中広務官房長官は怒りをあらわに。小渕恵三首相は今後の自衛隊法改正に含みを残す。国会前では市民団体が「自衛隊がいよいよ日本の軍隊として動きだした」と抗議の声を上げた。《共同通信》

【NATO】ユーゴスラビアを空爆

北大西洋条約機構(NATO)軍は24日夜、空軍機や巡航ミサイル「トマホーク」などでユーゴスラビア全域の軍事施設などに波状空爆を実施した。NATOが1949年に発足して以来、武力行使を容認する国連決議なしに主権国家を攻撃したのははじめて。《共同通信》

2000 平成12年3月24日(金)

平成4094日目

【本庄保険金殺人事件】金融業の男らを偽装結婚で逮捕

埼玉県本庄市の保険金殺人疑惑に絡み、同県警捜査一課と本庄署は24日、スナックのフィリピン人従業員ら2人を知人男性2人とそれぞれ偽装結婚させたとして公正証書原本不実記載、同行使容疑で本庄市、金融業A容疑者(50)とスナック従業員ら女性3人を逮捕した。

戸籍上、夫となった男性2人のうち1人は昨年5月、本庄市内で急死、もう1人も薬物中毒とみられる症状で一時重症になった。2人には計12億円の保険金がかけられており、捜査一課は同日、本庄署に保険金目的の殺人、殺人未遂事件の捜査本部を設置した。《共同通信》

【小渕恵三首相】自由党・小沢党首と月内にも会談へ

自由党の小沢一郎党首と小渕恵三首相が今月内にも会談し、選挙協力問題や3党合意の実現に向けて協議する見通しとなった。自民党と自由党の選挙協力に関する実務者協議が24日、決裂したことを受けたもので、自由党首脳は24日夕「最終的には小沢党首が首相と会うことになる」と述べた。《共同通信》

2001 平成13年3月24日(土)

平成4459日目

【 2001年芸予地震】

24日午後3時28分、中、四国と九州北部を中心に西日本の広い範囲で地震があり、広島県の河内、大崎、熊野で震度6、山口、愛媛両県でも震度5を観測した。被害は8県に及び、各県のまとめでは同日午後11時現在、広島、愛媛両県で計2人が死亡したほか、両県を中心に計138人が重軽傷。家屋損壊は計3333棟(うち全半壊計14棟)に上った。《共同通信》

【森喜朗首相】小泉氏の総裁選出馬に慎重姿勢

森喜朗首相が提案した自民党総裁選をめぐり24日、森派会長の小泉純一郎元厚相が立候補への決意を重ねて強調したのに対し、森首相は日ロ首脳会談のためイルクーツクへ向かう政府専用機内で記者団と懇談し、小泉氏の出馬に慎重な姿勢を示し、森派の足並みの乱れが表面化した。「ポスト森」をにらんだ党内の候補者選びにも影響を及ぼしそうだ。《共同通信》

2002 平成14年3月24日(日)

平成4824日目

【社民党・辻元清美議員】政治資金規正法違反を認める

社民党の辻元清美政審会長は24日、政策秘書給与不正受給疑惑について、これまでの説明を撤回し、政策秘書を務めていた女性から寄付を受け、事務所経費として使用し、政治資金規正法違反していたことなどを書面で認めた。同党は「政治倫理」の問題を厳しく追及してきただけに、党内からは辻元氏の道義的、政治的責任を指摘する声が強まっており、辞職は不可避の情勢となってきた。《共同通信》

【小泉純一郎首相】防衛大卒業式で訓示


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小泉純一郎首相は24日午前、神奈川県横須賀市の防衛大学校で行われた卒業式で訓示し、テロ対策特別措置法に基づく米軍などへの支援活動について「テロとの戦いは、国民の安全を確保するためのわが国自身の問題として、今後とも主体的な取り組みを続ける必要がある」と述べ、自衛隊による協力支援を継続する必要性を強調した。《共同通信》

2003 平成15年3月24日(月)

平成5189日目

【イラク・フセイン大統領】イラク戦争「勝利は近い」

イラクのフセイン大統領は24日午前、国営テレビを通じて国民向けに演説し「敵の侵略と不正義は誰の目にも明らかだ。勝利は近い」と述べ、米英軍に対する徹底抗戦をあらためて呼び掛けた。フセイン大統領の演説は、米英軍による最初の攻撃直後の20日午前以来、4日ぶり。

大統領は軍服姿で、イラク国旗の前で約25分間にわたり演説。20日の演説の際にかけていた眼鏡はなく、用意した紙に目を落としながらしっかりした口調で国民に語りかけた。《共同通信》

【イラク戦争】米英軍、精鋭部隊と激戦

イラクの首都バグダッドに向け進撃を続ける米英軍は24日、首都の南約80キロのカルバラで、イラク精鋭部隊の共和国防衛隊と激戦を展開した。地上軍は早ければ24日(日本時間25日未明)にも首都近郊に達する見込みだが、イラク側によるゲリラ戦など予想以上の激しい反撃に遭っている。《共同通信》

2004 平成16年3月24日(水)

平成5555日目

【沖縄県警】尖閣諸島に上陸した中国人7人を逮捕

24日午前6時20分過ぎ、沖縄県の尖閣諸島・魚釣島の領海内に中国船がいるのを警戒中の第11管区海上保安本部(那覇市)の巡視船が発見した。ボート2隻を下ろして活動家7人が分乗、11管の制止を振り切って午前7時20分、魚釣島に上陸した。島内で中国国旗を振るなどした。中国人とみられ、沖縄県警は約20人の警察官をヘリで島に派遣。全員を出入国管理法違反(不法入国)の疑いで現行犯逮捕した。《朝日新聞》

【小泉純一郎首相】「法治国家として当然」

小泉純一郎首相は24日夜、魚釣島に上陸した中国人活動家の逮捕について「法令に従ってきちんと対応をした結果だ。異例のことだが、法律に従って対処することは法治国家として当然のことだ」と述べた。《共同通信》

2005 平成17年3月24日(木)

平成5920日目

【愛知万博】開会式

大規模国際博覧会としては35年ぶりの国内開催となる愛知万博(愛・地球博)の開会式が24日午後、天皇、皇后両陛下と皇太子さま、小泉純一郎首相ら約2400人が出席し、長久手会場のEXPOドームで盛大に行われた。

「自然の叡智」をテーマに海外から120カ国が参加する夢の舞台は25日に開幕し、9月25日まで185日間にわたり開催される。《共同通信》

2006 平成18年3月24日(金)

平成6285日目

【金沢地裁】志賀原発2号機運転差し止め命令

今月15日に営業運転を始めた石川県志賀町の北陸電力志賀原発2号機 (改良型沸騰水型、出力135・8万キロ・ワット)を巡り、周辺住民らが「耐震設計に問題がある」などとして、同社を相手取り、運転差し止めを求めた訴 訟の判決が24日、金沢地裁であった。

井戸謙一裁判長は「北陸電力の想定を超えた地震動によって事故が起こり、住民らが被曝(ひばく)する具体的可能性がある」として、運転差し止めを認める判決を言い渡した。

原発の運転や設置を巡る主な判決は過去に約30件あるが、住民側勝訴は、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の設置許可を無効とした2003年1月の名古屋高裁金沢支部判決(最高裁で原告敗訴)のみ。商業用原発(軽水炉)では今回が初めて。《読売新聞》

【安倍晋三官房長官】新聞宅配制度維持「望ましい」

安倍晋三官房長官は24日午前の参院予算委員会で、新聞の宅配制度や同一紙で全国一律の価格を支えている「特殊指定」について「新聞の宅配制度は文化の振興や国民の知る権利の観点からも重要で、多くの国民が望んでいるサービスであり、今後も維持されることが望ましい」と表明した。《共同通信》

2007 平成19年3月24日(土)

平成6650日目

【フィギュア世界選手権】安藤選手が金、浅田選手が銀

フィギュアスケートの世界選手権は24日、東京体育館で最終日の女子フリーが行われ、安藤美姫(19)が優勝、初の金メダルを獲得した。 世界選手権で日本女子が優勝したのは、伊藤みどり(1989年)、佐藤有香(94年)、荒川静香(2004年)に次いで4人目。

また、初出場の浅田真央(16)も銀メダルを獲得。同一種目で日本選手が2人表彰台に立つという初の快挙となった。《読売新聞》

【安倍晋三首相】高松、岡山を訪問


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安倍晋三首相は24日午後、高松、岡山両市をそれぞれ訪れ、地域活性化に取り組む商店街やボランティア活動などを視察した。視察後、首相は岡山市内で記者団に「地域の方々が自らアイデアを出し合い、いろんな工夫があると感じた。こうした試みを全国に広げていきたい」と強調した。《共同通信》

2008 平成20年3月24日(月)

平成7016日目

【全国知事会・麻生渡会長】福田首相に暫定税率維持を要請

全国知事会の麻生渡会長(福岡県知事)ら地方6団体の代表は24日、首相官邸に福田康夫首相を訪ね、3月末で適用期限が切れる道路特定財源の揮発油税などの暫定税率維持に全力を尽くすよう要請した。

麻生氏らは民主党本部で菅直人代表代行らとも会談。暫定税率維持を要請した。しかし菅氏は「ここで政府案を認めると10年間、今の制度が続く。世論もやめてくれと言っている」と、暫定税率撤廃を主張した。《共同通信》

2009 平成21年3月24日(火)

平成7381日目

【民主党・小沢一郎代表】続投宣言


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民主党の小沢一郎代表は24日夜、東京地検が公設第1秘書のO容疑者を政治資金規制法違反の罪で起訴したことを受けて記者会見し、同党幹部会で続投が了承されたことを明らかにした上で、政権交代実現に向けた決意をあらためて表明した。

民主党は24日夜に小沢氏秘書の起訴を受け、役員会と常任幹事会を相次いで開催し、対応を協議した。幹部会では小沢代表が「(政権交代という)目的のために皆と一緒に力を合わせて頑張りたい」と続投の意思を伝え、これに対して同党幹部も続投を支持。「代表を続けることに承認をいただいた」という。《ロイター》

2010 平成22年3月24日(水)

平成7746日目

【 2010年度予算】政権交代後初の予算成立


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2010年度予算が、24日の参院本会議で民主、社民、国民新の与党3党などの賛成多数で可決、成立した。一般会計総額は92兆2992億円と過去最大。参院事務局によると、現憲法下で5番目に早い成立だという。

政権の「コンクリートから人へ」の方針に基づき、公共事業費を09年度当初比18.3%減の5兆7731億円に抑制したのに対し、社会保障費を同9.8%増の27兆2686億円に増やした。歳入は税収が37兆3960億円と18.9%の大幅減になる一方、新規国債の発行額は44兆3030億円と過去最大になり、当初予算段階で戦後初めて借金が税収を上回った。 《朝日新聞》

【鳩山由紀夫首相】普天間移設「県外も選択肢」

鳩山由紀夫首相は24日の参院予算委員会で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先に関し「決して県外をあきらめている状況でない。選択肢に含まれている」と述べた。県内移設を軸に検討している政府ヘの反発を強める沖縄側に配慮した発言とみられる。《共同通信》

2011 平成23年3月24日(木)

平成8111日目

【秋葉原無差別殺傷事件】加藤智大被告に死刑判決

2008年に7人が死亡、10人が重軽傷を負った東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、殺人罪などに問われた元派遣社員加藤智大被告(28)の判決で、東京地裁の村山浩昭裁判長は24日、完全責任能力を認めた上で「人間性を感じられない残虐な犯行だ。日本全体が震撼したといっても過言ではない」として、求刑通り死刑を言い渡した。

弁護側は、記憶の一部欠落を理由に「精神障害による心神耗弱か喪失だった疑いがある」と主張していたが、判決理由で村山裁判長は「精神障害を疑わせる事情はなく、刑事責任を問うのに十分な責任能力を備えていた」と退けた。動機については、被告が苦悩を書き込み、唯一の居場所と感じていた携帯電話サイトの掲示板に、08年5月下旬から「成り済まし」や「荒らし」が現れ、いらだちを募らせたと指摘。職場で作業服が見つからなかったことも重なって怒りを爆発させ「大きな事件を起こし、嫌がらせをやめてほしいと伝えたかった」と認定した。背景には「家族や友人、仕事を失い、居場所がないという強い孤独感があった」と述べた。

判決によると、被告は08年6月8日、歩行者天国にトラックで突っ込み、3人を殺害、2人にけがをさせた。ダガーナイフで通行人を次々に刺し、4人が死亡、8人が重軽傷を負った。警察官1人も襲ったが、けがはなかった。《共同通信》

2012 平成24年3月24日(土)

平成8477日目

【富山大橋】「3代目」開通

富山市安野屋町ー鵯島間の神通川に架かる新しい富山大橋の開通式が24日、同大橋ミス詰めで行われ、大勢の住民らが渡り初めをして、同市中心部に通じる交通要衝の新たな門出を祝った。同日夕に開通した。

式には、石井知事のほか、長勢甚遠、宮腰光寛、村井宗明の各衆院議員、広野充士、野上浩太郎、柴田巧の各参院議員、森市長、山辺美嗣県議会議長、川岸宏富山地方鉄道社長ら来賓約230人のほか、大勢の住民が出席。知事が「富山のシンボルとして愛されることを期待したい」とあいさつ。テープカットとともに、くす玉が割られ、地元の芝園、五福小児童が風船を飛ばした。《北日本新聞》

【野田佳彦首相】消費増税法案「政治生命懸ける」


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野田佳彦首相は24日、東京都内で講演し、消費増税法案について「ここで決断し政治を前進させることができなかったら、野田内閣の存在意義はない。不退転の決議で、政治生命を懸けて、命を懸けて、この国会中に成立させる意気込みで頑張る」と述べ、今国会の成立に自らの進退を懸ける覚悟を強調した。《毎日新聞》

2013 平成25年3月24日(日)

平成8842日目

【大相撲春場所】千秋楽

大相撲春場所千秋楽は24日、ボディメーカーコロシアムで行われ、史上4位に並ぶ24度目の優勝で春場所4連覇を決めていた白鵬が日馬富士との横綱対決を上手投げで制し、2010年秋場所以来14場所ぶりの15戦全勝優勝を達成した。9度目の全勝優勝で、双葉山と大鵬を抜き単独最多。

日馬富士は3連敗で9勝6敗に終わり、横綱昇進3場所で1桁勝ち星は2度目となった。大関対決は稀勢の里が鶴竜に完勝して10勝5敗。鶴竜は関脇把瑠都に敗れた大関琴奨菊とともに8勝止まりだった。関脇豪栄道は10勝目。隠岐の海が11勝を挙げて敢闘賞を受賞した。《共同通信》

【安倍晋三首相】福島県を訪問


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安倍晋三首相は24日、東京電力福島第1原発事故に伴う避難区域が再編される福島県浪江、富岡両町や不評被害に苦しむ同県郡山市の農家などを視察した。首相は「政治の仕事は風評を払拭していくことだ。(対策を)しっかりと政策にし実行する」と記者団に述べ、政府として総合的な風評被害対策に取り組む考えを示した。

原発の再稼働については「低廉で安定的な電気の供給がないと復興もなかなか難しいという中で、総合的に判断してもらいたい」と述べ、「安全が確認された原発は再稼働」の政府方針を繰り返した。《毎日新聞》

2014 平成26年3月24日(月)

平成9207日目

【東京地裁】マルナカHDへの朝鮮総連本部売却を許可

在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地建物の競売を巡り、東京地裁は24日、22億1千万円で落札した不動産投資業、マルナカホールディングス(高松市)に対する売却許可決定を出した。買い手として問題ないと判断した。 総連側は決定を受け、不服を申し立てる執行抗告の手続きを取った。《日経新聞》

【岩手・陸前高田市】土砂運搬用巨大ベルトコンベヤが稼働


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東日本大震災の津波で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市で24日、高台造成地から出る土砂を市街地まで運び出す巨大なベルトコンベヤーが動き始めた。川を渡す専用のつり橋(長さ220メートル)も設置。トラックなら9年かかる搬出が3年に短縮されるという。

土を切り出す高台造成地は市中心部近くの高さ約120メートルの山で、約50メートルに削り、住宅地をつくる。出る土の量は東京ドーム7杯分に当たる860万立方メートル。多くを幅1・8メートルのベルトコンベヤーで運び出し、最大で11メートル盛り土をする中心市街地のかさ上げに使う。《朝日新聞》

2015 平成27年3月24日(火)

平成9572日目

【ジャーマンウイングス9525便墜落事故】

独ルフトハンザの格安航空部門、ジャーマンウィングスの旅客機が24日、フランスアルプスの山岳地帯に墜落し、生徒16人を含む乗客乗員150人全員が死亡した。日本政府によれば、同機には邦人2人が搭乗していたもよう。

同社によると、墜落したのは4U9525便で、バルセロナからドイツのデュッセルドルフに向かっていた。乗客144人、乗員6人が搭乗していた。 フランスのカズヌーブ内相は、機体のブラックボックスレコーダー1個が発見され、直ちに調べると説明した。米国家安全保障会議(NSC)のミーハン報道官は、現時点で「テロ」攻撃を受けた兆候は確認できないとの認識を示した。《ロイター》

2016 平成28年3月24日(木)

平成9938日目

【藤田菜七子騎手】初勝利

16年ぶり7人目のJRA女性騎手として注目を集める藤田菜七子騎手(18)=美浦・根本康広厩舎所属=が24日の浦和3Rを2番人気のアスキーコードで逃げ切り、初勝利を飾った。《デイリー》

【安倍晋三首相】民主党消滅「名残惜しい」

安倍晋三首相は24日の参院財政金融委員会で、「民進党」結党に関し「新たな政党として生まれ変わることに祝意を表明したい。民主党の名前がなくなるのは名残惜しい」と述べ、国会論戦などで激しく対決してきた民主党の「消滅」を惜しんだ。同党の前川清成氏への答弁。

首相は一方で、「(夏の)参院選ではほとんど全ての選挙区で民進党と戦うことになる。私の意に反して厳しい言葉を使うこともあるが、互いに切磋琢磨したい」とも述べた。《時事通信》

2017 平成29年3月24日(金)

平成10303日目

【大相撲春場所】13日目

大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で行われた大相撲春場所13日目の24日、注目の新横綱稀勢の里関(30)が日馬富士関との横綱同士による一番で今場所の初黒星を喫した。その際に左肩付近を負傷し、救急車で大阪市内の病院へ運ばれた。横綱鶴竜関との対戦が組まれた14日目(25日)に出場するかどうかは当日朝に決めるというが、連勝から一転、思わぬピンチに陥った。

稀勢の里関は1月の初場所で初優勝し、19年ぶりの日本出身横綱誕生で大きな関心を呼んでいた。春場所は初日から白星をきれいに並べ、12日目まで全勝で優勝争いの単独首位だった。《共同通信》

【安倍晋三首相】森友問題「働き掛けや圧力でない」

安倍晋三首相は24日の参院予算委員会で、大阪市の学校法人「森友学園」の国有地取得問題を巡り、理事長退任を表明している籠池泰典氏の問い合わせに、昭恵夫人担当の政府職員がファクス回答したことは問題ないとの認識を示した。「制度上、法律上どうなっているかとの問い合わせであり、依頼とか働き掛け、もちろん不当な圧力では全くない」と述べた。民進、共産、自由、社民の野党4党は国対委員長会談を開き、昭恵夫人らの証人喚問を要求する方針で一致した。《共同通信》

2018 平成30年3月24日(土)

平成10668日目

【硫黄島】日米合同戦没者慰霊追悼式

太平洋戦争末期の激戦地・硫黄島(東京都小笠原村)で24日、日米合同の戦没者慰霊追悼式が営まれた。両国の退役軍人や遺族ら約230人が出席し、平和への祈りをささげた。

式典では、日本側遺族らでつくる「硫黄島協会」の寺本鐵朗会長が「私たちには、悲惨な戦いを繰り返さぬよう、戦争は人類の不幸を招く凶器だということを、語り継いでいく責任と義務がある」とあいさつした。

1945年2月、米軍が硫黄島に上陸し、約1か月の激戦の末、日本軍約2万2000人、米軍約7000人が死亡した。同島は戦後、米国の統治下となり、68年6月に返還されたが、今も多くの遺骨が眠っている。《読売新聞》

2019 平成31年3月24日(日)

平成11033日目

【大阪市長選】告示

大阪府知事選に続いて大阪市長選が24日告示され、自民党が推薦する無所属新人の元市議柳本顕氏(45)と、政治団体・大阪維新の会新人の前知事松井一郎氏(55)の2人が届け出た。市を廃止し特別区に再編する「大阪都構想」の是非が最大の争点となる。

知事選や29日告示の市議選、府議選と同じ4月7日に投開票される。

代表として大阪維新を率いる松井氏は、都構想への再挑戦で大阪維新の前市長とともに辞職、ダブル選を仕掛けた。住民投票で反対運動をけん引した柳本氏は「都構想議論を完全に終わらせる」と主張。知事選に出馬した自民党推薦で無所属新人の元副知事と連携する。《共同通信》

2020 令和2年3月24日(火)

令和329日目

【東京五輪】延期に


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安倍首相は24日夜、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長と電話で会談し、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今夏の東京五輪・パラリンピックを1年程度延期するよう提案した。バッハ氏はこれを受け入れ、両氏は2021年夏までに東京大会を開催することで合意した。IOCは引き続き開いた臨時理事会で延期を承認した。

現状の大会日程は、五輪が7月24日~8月9日、パラリンピックが8月25日~9月6日。五輪の延期は史上初めて。《読売新聞》

【COVID-19】世界の感染者40万人超え

米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が24日、世界全体で40万人を超えた。18日に20万人を超えてから、約1週間で倍増した形。欧州に続き米国でも感染者が急増しており、感染拡大は新たな局面を迎えようとしている。

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が13日に「今や欧州がパンデミック(世界的大流行)の中心地となった」と表明したように、3月は欧州の感染拡大が急加速。24日付のWHO状況報告でも前日からの新規感染者のうち約60%を欧州地域事務所管内(旧ソ連諸国を含む)が占めているが、米国も約27%に上っている。《共同通信》

2021 令和3年3月24日(水)

令和694日目

【古賀稔彦さん】死去

1992年バルセロナ五輪の柔道男子71キロ級金メダリストで「平成の三四郎」と称された古賀稔彦さんが24日、川崎市の自宅で死去した。関係者が明らかにした。53歳。佐賀県出身。

中学、高校の6年間を東京の柔道私塾「講道学舎」で鍛えた。相手を高々と担ぐ芸術的な一本背負い投げを得意とした。膝に重傷を負いながらも頂点に立ったバルセロナの激闘は語り草となっている。《共同通信》

2022 令和4年3月24日(木)

令和1059日目

【北朝鮮】新型ICBMを発射

北朝鮮は24日午後2時33分(日本時間同)ごろ、首都平壌の順安付近から大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した。日韓両政府が発表した。同3時44分ごろ、北海道・渡島半島の西約150キロにある日本海の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。飛行時間は過去最長の71分間で、飛行距離は約1100キロ、最高高度約6200キロ。高い角度で打ち上げるロフテッド軌道で発射したとみられ、防衛省は新型ICBMとみている。

EEZ内への落下は2021年9月以来。日本政府関係者によると、これまでの発射で最も日本列島に接近した可能性がある。《共同通信》

北朝鮮の朝鮮中央通信は25日、同国が24日、首都平壌から新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」を発射したと報じた。金正恩朝鮮労働党総書記が23日に発射命令を出し、現地で視察。「米帝国主義との長期的対決に徹底して準備していく」と述べた。《共同通信》



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