令和694日目

2021/03/24

この日のできごと(何の日)

【古賀稔彦さん】死去

1992年バルセロナ五輪の柔道男子71キロ級金メダリストで「平成の三四郎」と称された古賀稔彦さんが24日、川崎市の自宅で死去した。関係者が明らかにした。53歳。佐賀県出身。

中学、高校の6年間を東京の柔道私塾「講道学舎」で鍛えた。相手を高々と担ぐ芸術的な一本背負い投げを得意とした。膝に重傷を負いながらも頂点に立ったバルセロナの激闘は語り草となっている。

現役引退後は日本女子代表のコーチを務め、自身の道場「古賀塾」でも指導。2007年に環太平洋大の総監督に就任し、女子で全国屈指の強豪に育てた。関係者によると、昨春ごろから体調を崩していた。

1992年バルセロナ五輪の柔道男子71キロ級金メダリストで「平成の三四郎」として絶大な人気を誇った古賀稔彦さんが24日、自宅でがんのため死去した。マネジメント会社が発表した。53歳の若さだった。佐賀県出身。

複数の関係者によると、古賀さんはがんのため昨年3月に腎臓を片方摘出し、見た目にもやせていた。昨秋の講道館杯全日本体重別選手権では現場を訪れ「まあまあ元気」などと笑顔を見せていたが、最近になって腹水がたまるなど体調が悪化したという。《共同通信》

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【COVID-19】国内新規感染1918人

国内の新型コロナウイルスの新規感染者は24日、39都道府県と空港検疫で計1918人確認された。死者は21人、重症者は328人だった。

東京都の感染者は今月最多の420人。1日当たりの感染者が400人以上となるのは1週間ぶりで、全体の46%にあたる194人の感染経路が分かっていない。都によると、直近1週間の平均新規感染者数は309・7人で、前週(298・9人)から3・6%増えた。

大阪府では新たに262人の感染が判明。250人を超えるのは1月30日(338人)以来で、感染者全体では、20歳代が72人と約3割を占めた。《読売新聞》

【大相撲・鶴竜関】引退

大相撲の第71代横綱鶴竜(35)=モンゴル出身、陸奥部屋=が春場所11日目の24日、現役を引退した。同日の日本相撲協会理事会で承認された。年寄「鶴竜」を襲名し、今後は後進の指導に当たる。

進退を懸けて出場する意向を示していた春場所を左脚負傷により休場し、5場所連続休場中だった。昨年11月場所後に横綱審議委員会で引退勧告に次ぐ重さの「注意」を決議されていた。昨年12月に親方となる条件の日本国籍を取得した。

優勝6度。横綱の引退は2019年初場所の稀勢の里以来で、最高位は白鵬だけとなった。

鶴竜は01年九州場所で初土俵。14年春場所後に横綱に昇進した。《共同通信》

【大相撲春場所】11日目

大相撲春場所11日目(24日・両国国技館)単独トップの小結高安は大関正代に突き落とされ、2敗目を喫した。正代は6勝目。大関朝乃山は妙義龍を寄り切って勝ち越した。かど番の大関貴景勝は霧馬山を突き出して7勝目を挙げた。3大関の安泰は今場所初めて。

大関復帰を狙う照ノ富士は関脇同士の対戦で隆の勝を寄り切り、8勝3敗とした。隆の勝は5敗目。

首位の高安を1差の3敗で朝乃山、照ノ富士と平幕翔猿の3人が追う。十両は石浦ら3人が3敗でトップに並んだ。《共同通信》

【選抜高校野球大会】第5日

選抜高校野球大会第5日は24日、甲子園球場で1回戦3試合が行われ、東海大菅生(東京)、京都国際、常総学院(茨城)が2回戦に進出した。

東海大菅生は鈴木悠の今大会第1号本塁打など2本塁打で、春夏通じて初出場の聖カタリナ学園(愛媛)を4―3で下した。

京都国際は柴田(宮城)に延長十回、5―4で競り勝ち、春夏通じて初出場同士の対戦を制した。3―3で迎えた十回に中川の適時打などで2点を勝ち越した。

常総学院は選抜大会初のタイブレークの末、敦賀気比(福井)に延長十三回、9―5で勝った。5―5の十三回に、秋本の適時打などで4点を勝ち越した。《共同通信》

【JR北海道】新幹線シートに宅配便

物流大手の佐川急便とJR北海道は24日、宅配物を北海道新幹線の座席に載せて運ぶ「貨客混載」の事業を、新函館北斗―新青森間の約150キロで開始した。国土交通省によると、新幹線の座席を使うのは全国初。

第1便は午後9時57分発の「はやて100号」で輸送。

平日の乗車率が低く、乗客に影響がない上り列車1本を使い、一般の顧客から集荷した宅配物を扱う。従来のフェリー輸送に比べ、新幹線は半日早くなる。JR北海道も空席を有効活用できるため、2019年夏から検討し、1月に実車で検証していた。

JR東日本と連携し、北海道の鮮魚や駅弁などを東京駅に運ぶ事業も検討している。《共同通信》

【トヨタ自動車、いすゞ自動車】再び資本提携

トヨタ自動車といすゞ自動車は24日、相互に400億円超を出資し、トヨタ子会社の日野自動車を含めた3社がトラックなどの商用車事業で業務提携すると発表した。トヨタといすゞは2018年に資本提携を解消したが、再び手を組んで自動運転などの新技術や環境関連で協力する。

トヨタがいすゞに428億円を出資し、いすゞも同額程度のトヨタ株式を取得する。トヨタはいすゞ株の5%程度を保有する主要株主となる。今回提携する3社といすゞが買収予定のUDトラックス(埼玉県上尾市)を合計すると、国内での商用車販売台数シェアは約8割に達する。《共同通信》

【テレビ朝日】ウェブCM取り下げ

テレビ朝日は24日、ユーチューブとツイッターに22日から公開していた、同局の報道番組「報道ステーション」のウェブCMを取り下げたと発表した。

このCMは、若い女性が「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかって今、スローガン的にかかげてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」などと笑いながら話すと、「こいつ報ステみてるな」という文字が大きく映し出される内容。CMが公開されると、「女性をバカにしている」などの批判が上がっていた。

同局は、「ジェンダーの問題は、議論を超えて実践していく時代にあるという考えをお伝えしようとしたものでしたが、意図をきちんとお伝えすることができませんでした」と釈明した上で、「不快な思いをされた方がいらしたことを重く受け止め、お詫びする」などと謝罪した。《読売新聞》

【ミャンマー】600人超釈放

ミャンマー国営テレビは24日、クーデターへの抗議デモに参加するなどし、治安当局に拘束されていた628人が釈放されたと報じた。国軍はこれまでデモ弾圧を激化させていたが、初めて軟化の動きを見せた。釈放の具体的な理由は不明。社会不安をあおったとして訴追されたAP通信のカメラマンも釈放された。

人権団体「政治犯支援協会」によると、23日時点で2418人が拘束されていた。地元メディアによると、釈放されたのは今月3日のデモの参加者らで、学生が大半という。同日は治安部隊がデモ隊を銃撃し、全国で多くの犠牲者が出た。《共同通信》

【田中邦衛さん】死去

テレビドラマ「北の国から」の父親役などで人気を集めた俳優の田中邦衛さんが3月24日午前11時24分、老衰のため死去した。88歳。岐阜県出身。

生家で陶芸に携わり、中学の臨時教員を務めた後、1955年に3度目の受験で俳優座養成所に合格。58年に舞台「幽霊はここにいる」に出演した。

映画は「純愛物語」で初出演後、61年からの「若大将」シリーズで主役の加山雄三さんと張り合う青大将役で評判に。「網走番外地」や「仁義なき戦い」シリーズや、黒沢明監督「椿三十郎」などに出演。あくの強い風貌やコミカルな演技で憎めない脇役を好演した。《共同通信》



3月24日 その日のできごと(何の日)