平成9572日目
2015/03/24
この日のできごと(何の日)
【ジャーマンウイングス9525便墜落事故】
フランス紙フィガロ(電子版)によると、フランス航空当局は24日、ドイツの格安航空会社「ジャーマンウイングス」のエアバスA320がフランス国内で墜落したと明らかにした。乗客乗員148人が乗っていたという。
墜落機の残骸は南東部バルスロネット近くで見つかった。フランスのオランド大統領は24日の記者会見で、「事故の状況からすると、全員死亡した恐れが強い」と述べた。
事故機はスペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフに向かっていた。
エアバスA320はフランスに本拠があるエアバス社が製造した中型双発ジェット旅客機。ハイテク旅客機として知られる。日本でも各社が採用している。《共同通信》
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粉々に砕け散った無数の破片が灰色の山肌に広がる――。24日起きた独航空会社ジャーマンウイングスの旅客機墜落。険しい山岳地帯にある墜落現場は急な斜面で、今後の捜索には大きな危険を伴う。憲兵隊員らは夜を徹し、徒歩で地上から現場に行けるルートを確保する作業に追われた。
地元テレビが繰り返し流す墜落現場の映像が、墜落時の予想以上の衝撃を物語る。散乱した破片には、機体の跡形はみじんも残されていない。一部の破片からは煙がかすかに漂っている。
墜落現場からほど近いフランス南部の小さな村セーヌレザルプ。普段は山あいの静かな村だが、24日は深夜になっても憲兵隊員や消防隊員、各国から駆けつけた報道陣らでごった返していた。
憲兵隊関係者によると、25日早朝から捜索が再開される予定だが、現場は足場が悪く、捜索するのに非常に危険な場所という。破片は高低差150~200メートルの斜面に約4万平方メートルの範囲に広がり、全ての捜索を終えるには少なくとも1週間はかかる見通しだ。
24日の捜索はヘリコプターから捜索チームが現場に降りて行われた。《共同通信》
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【マンガ大賞 2015】東村アキコ氏「かくかくしかじか」
【第87回選抜高校野球大会】第4日
第87回選抜高校野球大会第4日は24日、甲子園球場で1回戦3試合が行われ、県岐阜商、近江(滋賀)大曲工(秋田)が2回戦に進出した。
県岐阜商は4−1で松商学園(長野)との古豪対決を制した。1−1の四回2死一、二塁から坂下の左越え本塁打で勝ち越し、高橋が11三振を奪う好投で快勝した。
近江は2−0で九産大九州(福岡)に完封勝ちした。1点リードの五回に仲矢の適時打で加点し、小川が4安打に封じて逃げ切った。
春夏通じて初出場の大曲工は4−1で春初出場の英明(香川)に逆転勝ちした。1点を追う六回に4安打を集めて2点を奪い逆転し、七回にも2点を加えた。《共同通信》
【神戸地裁】ノートPCから出火、東芝に賠償命令
東芝製のノートパソコンから出火したとして、神戸市東灘区の男性が同社に慰謝料など約960万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、神戸地裁であり、吉田祈代裁判官は約80万円の支払いを命じた。 判決によると、男性は2011年12月、電源につないだ状態のノートパソコンをテーブルに置いたまま就寝。バッテリーパックが過熱発火して高温の部品が周辺に飛散し、床面や布団などを焼いた。バッテリーパックはパナソニック製だった。
東芝側は、商品に欠陥があったことは認めていた。吉田裁判官は「本来出火の危険が想定されないもので、近くで寝ていた男性が一定の恐怖を感じたことは認められる」として、男性の精神的苦痛に対する慰謝料の支払いも一部認めた。《神戸新聞》
【三重中3女子殺害事件】少年に懲役5年以上9年以下の不定期刑
2013年8月、三重県朝日町の空き地で、同県四日市市の中学3年の女子生徒(当時15)が遺体で見つかった事件で、強制わいせつ致死などの罪に問われた少年(19)の裁判員裁判の判決が24日、津地裁であり、増田啓祐裁判長は懲役5年以上9年以下(求刑懲役5年以上10年以下)の不定期刑を言い渡した。
判決によると、少年は13年8月25日午後11時ごろ、朝日町埋縄(うずなわ)の路上で、わいせつ行為をしようと、通りかかった女子生徒の背後から鼻と口を手でふさぎ、そのまま近くの空き地に連れ込んで窒息死させたうえ、現金約6千円を盗んだ。《朝日新聞》
【葛西臨海水族園】ついにクロマグロ一匹に
クロマグロやカツオ類が大量死した葛西臨海水族園(東京都江戸川区)で24日朝、クロマグロ1匹が死んでいるのが見つかり、生き残ったのはクロマグロ1匹になった。解剖の結果、背骨が折れていて、水槽への衝突死とみられる。内臓に異常が認められなかったことから、同園は大量死との関連は薄いとみている。
詳しい検査のため、検体を独立行政法人水産総合研究センターに送った。大量死の原因は、まだ特定できていないという。死んだマグロは22日に2回、水槽に軽くぶつかったことが確認されていた。《朝日新聞》
【パワハラ自殺訴訟】積水ハウスが6000万円支払いで和解
大手住宅建設会社「積水ハウス」(本社・大阪市)の社員だった長男(当時35歳)が自殺したのは上司のパワーハラスメントが原因だとして、両親が同社に慰謝料など約9280万円の損害賠償を求めた訴訟が大阪地裁であり、同社が和解金6000万円を支払う条件で和解したことがわかった。24日付。
訴状などによると、長男は2010年8月以降、兵庫県西宮市内の事務所で客からの苦情対応などを担当。上司から、部下の指導が不十分との理由で「死んでしまえ」「クビにするぞ」などと日常的に罵倒されるようになった。11年9月1日に行方不明となり、6日後、大阪市内の淀川で溺死しているのが見つかった。《読売新聞・4月2日》
【安倍晋三首相】ニュージーランド・キー首相と会談
安倍晋三首相は24日、ニュージーランドのキー首相と官邸で会談し、環太平洋連携協定(TPP)交渉の早期妥結に向けて連携していく方針を確認した。気候変動、軍縮、核不拡散など地球規模での課題や、国連改革に協力して取り組むことでも一致した。
会談後の共同記者発表で、安倍首相は「戦後70年に当たり、わが国が平和国家として世界の平和と繁栄に引き続き貢献する決意を伝えた」と強調。両国が2011年の東日本大震災、ニュージーランド地震でそれぞれ被害を受けたことを踏まえ「震災への脆弱性など、地域の課題にも協力して取り組むことを確認した」と述べた。《共同通信》
【自公、中国共産党】日中の与党交流再開で合意
自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長は24日、訪問先の北京で、中国共産党の王家瑞中央対外連絡部長と会談した。2009年を最後に途絶えている「日中与党交流協議会」の再開で合意した。
会談冒頭、王氏は同協議会に関し「大変重要な意義がある。双方の理解の増進にプラスだ」と強調。谷垣氏も「特色ある協議の場だ」と応じた。
日中与党交流協議会は06年に中国で初めて開催。それ以降も、党幹部が相互訪問していたが、09年に自公両党が下野した後は中断していた。《共同通信》
【米・オバマ大統領】アフガニスタン・ガニ大統領と会談
オバマ米大統領は24日、ホワイトハウスでアフガニスタンのガニ大統領と会談し、アフガン駐留米軍を約1万人から年末までに5500人に削減する撤退計画を見直し、年内は駐留規模を維持することで合意した。
ガニ氏の要望に基づき、オバマ氏が判断した。ただ、オバマ氏はアフガンからの米軍撤退を重要公約に掲げており、政権任期満了に近い2016年末までに大使館の警備要員などを残してアフガン駐留米軍を完全撤退させる方針は今後も維持する考えを示した。《共同通信》
【イスラム国】少年兵400人を勧誘
シリア人権監視団(英国)は24日、過激派組織「イスラム国」がことし1月以降、少なくとも400人の少年兵を勧誘し、支配地域で軍事訓練を受けさせていると発表した。少年兵は組織に忠実な「ライオンの子どもたち」と呼ばれているという。
監視団によると、イスラム国は訓練キャンプを開いて、子どもたちを過激な思想で洗脳、武器の使い方を教えている。金を与えたり、車を運転させるなどと言ったりして、子どもたちをキャンプに誘い出しているという。
同組織がこれまでにインターネット上に公開した映像の中には、少年兵が人質を射殺したとみられる場面もある。《共同通信》