平成4094日目

2000/03/24

【台湾】国民党・李登輝主席が辞任

台湾総統選挙で大敗した与党、国民党の李登輝主席(総統)は24日午前の臨時中央常務委員会で、同日付で党主席を辞任すると表明、常務委員会はこれを承認した。

党内外で高まっていた即時引責辞任要求を受け入れ、混乱収拾を図るためで、台湾に民主化をもたらした12年間の「李登輝の国民党」時代は幕を閉じた。

連戦・第一副主席(副総統)が主席代行に就任。党関係筋によると1カ月以内に臨時党大会を開き、連指導部が正式発足する見通しだが、求心力に乏しい新指導部の前途は多難だ。

李氏の辞任で同党の内粉は一応決着、5月初めに予定される国民大会(憲法改正機関)選挙に向け党勢立て直しを急ぐことになる。

李氏は5月19日に総統を退任後、国民党系シンクタンクの名誉理事長に就任。今年秋の訪日を希望しているが、中国政府は「二国論」を提起した李氏の訪日に強く反対しており、今後の焦点となりそうだ。

次期総統に決まった野党、民主進歩党の陳水扁・前台北市長は、5月20日の総統就任後、内政、外交面で李氏の助言を仰ぐ意向を示している。

一方、国民党を除名され、無所属で総統選に出馬、次点ながら連戦氏に大差をつけた宋楚瑜・前台湾省長は、4年後の総統選に向け「新台湾人民党」を旗揚げ。本省人(台湾出身者)の李登輝、連戦両氏に対し、宋氏と同じ外省人(中国大陸出身者)の国民党立法委員(国会議員)らが宋氏の新政党に走るとみられ、台湾政界は、国民党、宋・新党、民進党の3政党を軸に再編が進むことになる。《共同通信》




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【大相撲春場所】13日目

大相撲春場所13日目(24日・大阪府立体育会館)ただひとり全勝だった平幕貴闘力が、勝てば優勝という結びの一番で横綱武蔵丸に寄り倒されて初黒星を喫した。武蔵丸は2敗を守った。もう一「人の2敗だった横綱貴乃花は、大関出島の寄りに屈して3枚目。この結果、1敗の貴闘力を2敗の武蔵丸が追う展開となり、14日目に貴闘力が横綱曙に勝ち、武蔵丸が貴乃花に敗れれば、貴闘力の初優勝が決まる。大関とりの関脇武双山は大関千代大海を寄り切って10勝目を挙げた。これで昇進の目安とされる直前3場所での成績が計33勝に達し、今場所後の大関昇進をほぼ確実にした。千代大海は7勝6敗。横綱曙は栃乃洋を下し10勝3敗。出島は9勝目。大関貴ノ浪は6勝目を挙げて負け越しを免れ、関脇の雅山は10勝目をマークした。

【複合・荻原健司選手】現役続行を表明

引退か現役続行か、去就が注目されていたノルディックスキー複合の前世界チャンピオン、荻原健司(30)=北野建設=が24日、東京都内で記者会見し「来年(来季)もスキー競技に専念、挑戦していく」と語り、来季も現役を続ける意思を表明した。2002年ソルトレークシティー五輪にも「挑戦しないことはない」と可能性を示唆した。

荻原は去就のカギとしていた、競技面でのやり残しが「ある」とし、具体的には①まだ世界の中で勝てるという手ごたえ②今季のワールドカップ(W杯)日本3連戦で惨敗した悔しさ③選手としてスキーを含む日本のスポーツ界への貢献−を挙げた。決意したの日本での3連戦後のシーズン終盤の欧州遠征という。

荻原は、成績が振るわなかった昨季終了直後に今季限りでの引退を示唆し、個人総合6位になった今季終了後にも引退ともとれる発言をしていた。

荻原は1992、94年五輪団体連覇の立役者で、明快な語り口と明るい人柄もあり、複合の知名度を押し上げた。93年シーズンから史上初のW杯総合3連覇を達成し、93、97年世界選手権個人でも優勝した。しかしW杯の勝利は今季を含め4シーズンなく通算19勝で止まっていた。

【最高裁】過労自殺は会社の責任

広告代理店「電通」(東京)の若手社員の自殺をめぐり、両親が「長時間労働による過労からうつ病になったのが原因」として同社に損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第二小法廷は24日、一、二審に続き電通の責任を認めた上で、二審の「社員側にも落ち度がある」とした判決を破棄、審理を東京高裁に差し戻した。

判決理由で河合伸一裁判長は「社員の負担を軽くする措置を取らなかった過失がある」と会社の責任を認定する一方、二審の①義務感が強い社員の性格もうつ病の原因②同居していた両親も責任がある−との判断を否定。二審が、会社の全面的責任を認めた一審(約1億2000万円支払い命令)より賠償を減額し、約8900万円とした判断は誤りだとした。差し戻し審では賠償が増額される公算が大きい。過労自殺について会社の責任を認めた最高裁の判断は初めて。企業の労務管理や労働行政に大きな影響を与えそうだ。《共同通信》

【民主党・鳩山由紀夫代表】目標は比較第一党

民主党の鳩山由紀夫代表は24日、共同通信の論説研究会で講演し、次期衆院選について「目標は比較第一党になることだ。自民党を大敗させ、1議席でもいいから(自民党と民主党が)逆転する状況をつくることを目標にすべきだ」と述べた。同時に、自由党が衆院選までに連立政権を離脱する可能性が高いとの見方を強調した上で、自民、公明両党合わせても過半数割れに追い込むことができれは「民主党中心の政権」を樹立する環境が整うとの認識を示した。

鳩山氏は、小渕恵三首相を早期の衆院解散・総選挙に追い込む方針を強調する一方、首相が7月の主要国首脳会議(沖縄サミット)後の衆院選を選択したとしても「選挙の準備がより整う」とけん制した。国会での憲法論議に関連して鳩山氏は、9条や基本的人権にかかわる規定を改正する必要があるとの認識を表明。「5年で(改正案の)成立を図るなら、党内は少なくとも2年で方向性をつくりあげなくてはならない」と述べ、2年以内に民主党案の策定を目指す考えを示した。《共同通信》

【本庄保険金殺人事件】50歳金融業の男らを偽装結婚で逮捕

埼玉県本庄市の保険金殺人疑惑に絡み、同県警捜査一課と本庄署は24日、スナックのフィリピン人従業員ら2人を知人男性2人とそれぞれ偽装結婚させたとして公正証書原本不実記載、同行使容疑で本庄市、金融業A容疑者(50)とスナック従業員ら女性3人を逮捕した。

戸籍上、夫となった男性2人のうち1人は昨年5月、本庄市内で急死、もう1人も薬物中毒とみられる症状で一時重症になった。2人には計12億円の保険金がかけられており、捜査一課は同日、本庄署に保険金目的の殺人、殺人未遂事件の捜査本部を設置した。《共同通信》

【小渕恵三首相】自由党・小沢党首と月内にも会談へ

自由党の小沢一郎党首と小渕恵三首相が今月内にも会談し、選挙協力問題や3党合意の実現に向けて協議する見通しとなった。自民党と自由党の選挙協力に関する実務者協議が24日、決裂したことを受けたもので、自由党首脳は24日夕「最終的には小沢党首が首相と会うことになる」と述べた。

小沢氏が選挙協力の3月決着を求めて、今月4日にひそかに小渕首相と会談していたことも明らかになり、3月末にかけて小沢氏が「保守新党」実現か連立離脱かの決断を自ら首相に迫り、緊迫した局面となることも予想される。

24日の実務者協議で自民党は、自由党が求める26の選挙協力要請区のうち16選挙区について「調整不可能」と通告。自由党側は「半数以下で誠意がない」と強く反発した。藤井裕久幹事長は「まだ時間は残っているが、両党間には相当の溝がある」と深刻な事態であることを認めた。

一方、自由党幹部は24日午前、小沢党首と小渕首相が今月4日、首相公邸でひそかに会談し、足踏み状態の両党選挙協力について、強く進展を促したことを明らかにした。小沢氏は安保分野などに関する3党合意の協議が進まないことに不満を表明、持論の「保守新党」の実現の必要性をあらためて強調したとされる。

自由党内には、離脱に踏み切れば「党の分裂」(若手議員)は確実として、小沢氏が攻勢を強めているのは、選挙協力で自民党の譲歩を引き出す作戦との見方がある一方で、小沢氏周辺は24日、「党首は腹を固めている」と述べ、自民党の大勢が新党論をのめないことを見越した上での、連立離脱への布石と強調した。《共同通信》

【この日の民主党】

年金関連法案が衆院厚生委で可決=上田議員が年福事業団運用失敗を追及

厚生年金の給付水準の抑制などを柱とする年金関連法案が24日、衆院の厚生委員会や大蔵委員会などで採決され、自自公3党の賛成でいずれも可決された。採決に先立ち各委員会では同法案の問題が改めて指摘された。

民主党の上田清司議員は厚生委員会で、積立金の運用に当たっている年金福祉事業団の失敗を追及。

上田議員は、同事業団が運用益をあげていないだけでなく、93年からは元本割れになっていることを明らかにし、「年金に穴をあけながら、給付水準を下げ支給開始年齢を延長する年金関連法案は認められない」と強く抗議した。政府はこれまでの答弁で、同事業団は基金を4・4%で運用し、昨年12月の時価ベースで7500億円の黒字と発表していた。

上田議員は「コストを差し引けば91年から利回りはマイナスとなり、利益は出ていない。黒字は瞬間値で、トータルで1兆7676億円の元本を食いつぶした結果になっている」と資料を示して追及した。これに対し厚生省の矢野年金局長は指摘を全面的に認め、「答弁で誤解を与えた」と謝罪。森事業団理事長も「重く責任を受け止める」と答弁。

上田議員がさらに「事業団の役員給与が上がり続けているのは無責任」と指摘したのに対しては、「切り下げできるか検討する」とだけ述べた。

「政治倫理についての集中審議求める」川端達夫国対委員長が会見で

川端国対委員長は24日の会見で、藤波孝生衆院議員に対する議員辞職勧告決議をめぐる自民党の態度を批判した。川端委員長は、自民党が詐欺事件で実刑判決を受けた友部達夫参院議員の議員辞職勧告決議に賛成するいっぽう、最高裁で刑が確定している藤波議員の決議案には取り扱い協議すら拒んでいる問題について、「身内に甘く不正をかばうもので矛盾している。辞めろと言うべきだ」と批判した。

さらに川端委員長は、「大臣の肩書きを利用したり、以前いた役所のつながりで業界団体とゆ着するなど、政治家の不透明な動きが報じられている」と述べ、今後、衆院予算委員会で政治倫理についての集中審議を求めていく考えを示した。



3月24日 その日のできごと(何の日)