平成、令和の「その日のできごと」を元年から順に記しています。

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1989 平成元年1月17日(火)

平成10日目

【米・カリフォルニア州】小学校で銃乱射

米カリフォルニア州のストックトン市の小学校に17日午前11時40分ごろ、ライフル銃を持った男が押し入り、運動場や教室で乱射。ストックトン市警によると中国やベトナム人などアジア系の児童5人が死亡し、30人が重軽傷を負った。犯人はこのあと頭を撃ち、自殺した。《読売新聞》

【自民党・安倍晋太郎幹事長】竹下首相は「デノミ実施に積極的」

自民党の安倍幹事長は17日午後、日本記者クラブでの講演でデノミネーション(通貨呼称単位の変更)について「竹下首相が一番よく知っている。首相の頭の中には相当あると思うが、やるやらないは別で、首相や蔵相がどう判断するかだ」と述べ、竹下首相がデノミ実施に積極的な意向をもっているとの見解を明らかにした。

一昨年、竹下政権が誕生して以来、政府、自民党首脳の中で、デノミに前向きに言及したのは安倍氏が初めて。《共同通信》

1990 平成2年1月17日(水)

平成375日目

【社会党・土井たか子委員長】180人擁立を断念

社会党の土井たか子委員長は17日午後、日本記者クラブで講演し、総選挙での与野党逆転へ向け同党がめざしてきた「180人以上の候補者擁立」方針について、「率直に言って、努力目標を達成できないのは残念だ」と述べ、事実上、断念したことを初めて公式に明らかにした。

同党の立候補予定者は現在、推薦も含めて157人にとどまっており、各地での新たな候補者の発掘が行き詰まり状態で、目標の180人達成は絶望的な客観情勢を認めたものだ。《読売新聞》

【海部俊樹首相】東西欧州と関係強化

欧州歴訪の主要日程を終えた海部首相は17日午前9時半から、ブタペスト市内のホテルでネーメト首相とともに内外記者団との共同記者会見に臨んだ。この中で海部首相は、今回の欧州8カ国歴訪の成果を総括し「新しい国際秩序づくりにむけ協力していかねばならない」と、今後わが国と東西欧州間の関係を強化していく考えを表明した。《共同通信》

1991 平成3年1月17日(木)

平成740日目

【湾岸戦争】開戦

米軍を中心とする多国籍軍はイラク時間17日未明、イラクに対する軍事作戦を開始し、ペルシャ湾岸危機はついに戦争に突入した。多国籍軍は、三次にわたる出撃でイラク軍に壊滅的打撃を与え、制空権を掌握。今後も空爆が実行されるのは確実で、戦況の焦点はクウェートのイラク軍撃退に向け戦車部隊など地上軍の作戦開始に移ってきた。《共同通信》

1992 平成4年1月17日(金)

平成1105日目

【大相撲初場所】6日目

大相撲初場所6日目(17日・両国国技館)結びの一番で大関霧島が新鋭の武蔵丸に敗れる波乱があった。霧島は武蔵丸の突き押しに防戦一方となって押し出され、2敗目を喫した。幕内2場所目の武蔵丸は大関戦初白星。《共同通信》

【韓国・盧泰愚大統領】「慰安婦」で補償要求

宮澤首相と盧泰愚大統領は17日午前、青瓦台(大統領官邸)で第二回首脳会談をした。大統領は両国間で社会問題化している朝鮮人従軍慰安婦問題について「しかるべき措置をお願いしたい」と日本側に事実上補償を要求した。

首相はこれに対し「衷心よりおわびと反省を申し上げる」として公式に日本政府として謝罪を表明した。しかし具体的な補償内容については現在、日本政府を相手に起こされている訴訟の行方を見守るとの政府方針を踏まえ言明を避けた。《共同通信》

1993 平成5年1月17日(日)

平成1471日目

【米軍】イラクの核関連施設をミサイル攻撃

米軍はイラク時間17日夜、イラクの首都バグダッドにある核関連施設にミサイル攻撃をしたのに続き、同18日午前には英国、フランス軍と合同でイラク北部は南部の飛行禁止空域下にある防空施設を空襲した。《共同通信》

【宮澤喜一首相】改憲論を批判

東南アジア諸国連合(ASEAN)を歴訪中の宮澤首相は17日、最後の訪問国ブルネイ入りに先立って同行記者団と懇談し、当面の内政、外交課題について見識を明らかにした。

首相は与野党間で急速に高まってきた憲法改正論議について「タブーにする必要はない。議論はいいことだ」としながらも「(憲法改正が)是か非かといってもどこをどうするのか。事はそんなに軽々しくない」と性急な議論を批判し、宮澤内閣としては改憲の論議を進める意思のないことを強くにじませた。《共同通信》

1994 平成6年1月17日(月)

平成1836日目

【ノースリッジ地震】

ロサンゼルスを中心とする米カリフォルニア州南部一帯で17日午前4時半(日本時間同日午後9時半)すぎ、マグニチュード(M)6.6の強い地震があった。

米コロラド州ゴールデンの米地震センターによると、震源地はロサンゼルスのダウンタウン北に広がるサンフェルナンドバレー。リオダン・ロサンゼルス市長は高速道路で2人の死者が確認されるなど4人が死亡したと述べ、同市に非常事態を宣言した。

未明のため被害の全容はわかっていないが、地元テレビなどによると、サンフェルナンドバレーにある住宅街では家屋約50戸以上が炎上、道路やビルに亀裂が入るなどの被害が出ている。各地で停電、電話が不通となっている。《共同通信》

【勝田事件】元消防士の死刑確定

昭和47年から10年間に中部、関西地方で8人を殺害し、強盗殺人罪などに問われた元消防士勝田清孝被告(45)の上告審判決が17日、最高裁第一小法廷であった。

小野幹雄裁判長は「貴い生命を次々に奪った重大性はいうまでもなく、被告の責任は極めて重大。深く反省しているなど酌むべき事情を考慮しても、死刑判決はやむを得ない」として、1、2審の死刑判決を支持。勝田被告の上告を棄却した。同被告の死刑が確定する。《共同通信》

1995 平成7年1月17日(火)

平成2201日目

【阪神・淡路大震災】

17日午前5時46分ごろ、近畿地方で直下型地震があり、神戸と淡路島の洲本で震度6(烈震)を記録するなど、関西から東海、関東、九州の広い範囲で強い揺れがあった。その後も奈良で震度4(中震)など余震が断続的に続いている。

神戸市や西宮市などで建物の倒壊や火災が相次ぎ、警察庁の集計によると、午後11時45分現在、死者1590人、行方不明1017人、負傷者は6334人に上った。戦後の地震では、約3800人の死者を出した1948年の福井地震に次ぐ二番目の大規模震災となった。《福井新聞・1月18日》

倒壊した高速道路から次々と車が滑り落ち、黒煙が立ち込める街中では多くの人が倒れた家屋の下敷きになったー。17日早朝、震度6の烈震に襲われ、機能が完全にまひした国際都市神戸。大規模な「都市災害」としては関東大震災以来のことだ。

ラッシュ時になってもJR、各私鉄は復旧せず、陥没した高速道路には車が放置され、電話も通じないなど、交通・情報網は寸断されたまま。倒壊した家屋や、燃え尽きた家屋の前では、逃げ遅れた家族や知人の姿を探し求める人々……。150万都市を直撃した直下型地震の恐怖をまざまざと見せつけた。《読売新聞》

【政府】非常対策本部を設置

政府は17日午前の閣議で「淡路島直下型地震」に対応するため、小沢国土庁長官を本部長とする「平成7年兵庫県南部地震非常災害対策本部」の設置を決め、本格的な対策に乗り出した。また対策に万全を期すため、全閣僚による会議も併せて設置した。村山首相は閣議で「緊急、迅速に対策を取ってもらいたい」と指示した。《共同通信》

1996 平成8年1月17日(水)

平成2566日目

【阪神淡路大震災】発生から1年

6300人を超える人々が亡くなった阪神大震災(兵庫県南部地震)から丸1年を迎えた17日、被災地では発生時刻の午前5時46分、被災者らが仮設住宅などで一斉に黙とう。兵庫県、神戸市、西宮市などで追悼式が営まれ、犠牲者のめい福を祈るとともに、被災地再生を誓った。

兵庫県の追悼式典に出席した橋本龍太郎首相は「被災者の生活再建と阪神・淡路地域の一日も早い復興に向けて、国も全力を挙げて取り組む」と決意表明した。《共同通信》

1997 平成9年1月17日(金)

平成2932日目

【福井・越前松島水族館】重油漂着でイルカ14頭が疎開

タンカー重油事故でイルカのプールに重油が混入してきた福井県三国町の越前松島水族館で17日朝から、イルカの“疎開”が始まった。飼育している14頭を2日間で4県の5水族館にトラック移送する。

移送作業は午前8時、静岡県の下田海中水族館に預かってもらうバンドウイルカ2頭から開始。同水族館職員や民間ボランティアら約60人が作業にあたった。《福井新聞》

【ペルー日本大使公邸人質事件】事件発生から1カ月

リマの日本大使公邸人質事件は17日、ペルー政府とトゥパク・アマル革命運動(MRTA)武装グループの直接交渉の場となる保証委員会の構成で双方が合意に至らず、解決への動きが停滞したまま発生から1カ月を迎えた。

交渉の遅れに伴い、人質74人の健康状態への心配が一層強まっている。《共同通信》

1998 平成10年1月17日(土)

平成3297日目

【有森裕子さん】結婚報告会見

五輪の女子マラソンで連続してメダルを獲得し、米国人男性と結婚したばかりの有森裕子さん(31)が17日、滞在中の米国から単身で帰国、東京都内のリクルート本社で結婚報告の記者会見をした。

相手のガブリエル・ウィルソン氏は32歳。すでに活動の拠点にしているコロラド州ボールダーの教会で、知り合いだけの結婚式を挙げたという。《共同通信》

【阪神淡路大震災】発生から3年

6430人が犠牲になった阪神大震災(兵庫県南部地震)は17日、発生から丸3年を迎えた。地震が起きた午前5時46分に合わせ黙とうがささげられるなど、被災地は一日中慰霊行事が続き、鎮魂の祈りと再生への願いに包まれた。

兵庫県の追悼式には秋篠宮ご夫妻や橋本龍太郎首相らが参列。首相は仮設住宅の解消や産業の再生、防災対策の推進などを課題に挙げ、早期復興に向けて努力する決意を述べ、貝原俊民知事が「震災を教訓に、安心して暮らせる地域社会を創造する」とあいさつした。震災経験の継承を訴える「1.17宣言」も読み上げられた。《共同通信》

1999 平成11年1月17日(日)

平成3662日目

【阪神淡路大震災】発生から4年

6430人が犠牲となった阪神大震災(兵庫県南部地震)は17日、発生から丸4年を迎えた、被災地の仮設住宅や慰霊碑の前では、地震発生の午前5時46分に合わせ遺族や市民が黙とうをささげ、追悼行事が続いた。

兵庫県の追悼式には秋篠宮ご夫妻や、小渕恵三首相が参列。首相は安心して暮らせる社会の実現に務めるとし、貝原俊民知事は「希望を失いかけているが、心を一つにして明日を切り開く」と、再生に全力を挙げる決意を示した。《共同通信》

2000 平成12年1月17日(月)

平成4027日目

【 Will Vi】トヨタ、「Will」ブランドの小型車発売

Will Vi
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【阪神淡路大震災】発生から5年

阪神大震災から17日で丸5年を迎えた。被災地では発生時刻の午前5時46分、市民らがろうそくをともし黙祷、犠牲者6432人のめい福を祈るなど終日、追悼行事が続き、本格的な復興への決意を新たにした。

兵庫県公館で行われた県の追悼式には皇太子さまや小渕恵三首相らが参列。貝原俊民知事は「震災との闘いの軌跡から得た教訓を生かす道を探り、国内外に発信していく」と、21世紀に向け、教訓を語り継ぐことを誓った。《共同通信》

2001 平成13年1月17日(水)

平成4393日目

【福井県】大雪で大混乱

福井県は17日も断続的に雪が降り、敦賀市では午前11時に積雪が96センチに達し、1996年の92センチを上回る84年に次ぐ17年ぶりの大雪となった。北陸自動車道、国道8号など幹線交通網はマヒ状態。

国道8号ではスリップ事故などの影響で武生ー敦賀間が通行止めとなり、福井市から滋賀県境近くまでの広範囲で断続的に渋滞が続いた。またJR北陸線は3日連続でダイヤが乱れた。《福井新聞》

2002 平成14年1月17日(木)

平成4758日目

【阪神大震災】発生から7年

6432人の命が奪われた阪神大震災から丸7年を迎えた17日、被災地の市民らは犠牲者のめい福を祈り、さらなる復興への思いを新たにした。

昨年、被災した10市10町の人口が初めて震災前を上回り、神戸市の人口も当時の約99%までに回復。震災復興の陣頭指揮を執った貝原俊民・前兵庫県知事と笹山幸俊・前神戸市長は復興に一定のめどがついたとして一線を退いた。

しかし、家も仕事も失った被災者の多くは、いまだ職を得られないまま。深刻な不況が追い打ちをかけ、生活再建の道は険しい。市街地は復興を遂げたものの、記憶の風化は確実に進み、震災を忘れてはならないと、行政や市民は体験の継承に取り組む。《共同通信》

【小泉純一郎首相】課税対象拡大を指示

小泉純一郎首相が構造改革の柱として取り組む「税制の抜本改革」論議が17日、首相の諮問機関である政府税制調査会総会で始まった。首相は総会で「だれもが負担し、だれもが報われる税制改革を」と述べ、所得税の課税最低限引き下げや企業向け税優遇措置の削減を通じて課税対象を拡大、国民が「広く公平に」負担する税制作りを指示した。《共同通信》

2003 平成15年1月17日(金)

平成5123日目

【小泉純一郎首相】アイスランド・オッドソン首相と会談

1月17日のできごと(何の日)【小泉純一郎首相】アイスランド・オッドソン首相と会談
https://www.kantei.go.jp/

1月17日、小泉首相は官邸で、アイスランドのオッドソン首相と会談を行った。会談の中で小泉首相とオッドソン首相は、商業捕鯨に向け科学的調査が必要との認識で一致した。また、今後の二国間関係について意見交換を行い、両国関係をさらに強化していくことで一致した。《首相官邸》

2004 平成16年1月17日(土)

平成5488日目

【共産党】四役全員が再選

共産党は17日、静岡県熱海市で開いていた第23回党大会で、1961年に採択された現綱領を全面的に改定し、天皇制の事実上容認などを盛り込んだ新綱領と、7月の参院選対策など当面の活動方針の大会決議を採択、閉幕した。

役員人事では不破哲三議長、志位和夫委員長、市田忠義書記長ら四役全員が再選され、現執行部で党勢拡大に取り組むことになった。《共同通信》

2005 平成17年1月17日(月)

平成5854日目

【阪神淡路大震災】発生から10年

戦後最悪の災害となった阪神大震災から丸10年となった17日午前5時46分、計6433人の命が奪われた被災地で、遺族らが鎮魂の祈りを捧げた。新潟県中越地震やスマトラ沖地震などの大災害が相次ぐ中での節目。神戸は災害への備えや助け合って生きることの大切さを語り継ぎ、世界に教訓を発信する。《共同通信》

【小泉純一郎首相】郵政民営化「奇跡に挑む」

郵政民営化をめぐり国内外の有識者が意見交換する「官邸コンファレンス」が17日、首相官邸で開かれ、特殊法人などに流れている郵便貯金、簡易保険の巨額資金を民間に還流し、経済を活性化させる必要性で一致した。

小泉純一郎首相は冒頭「郵政民営化は与野党すべての政党が反対する異例の改革だが、奇跡に挑むのが小泉内閣だ」とあいさつし通常国会会期中に関連法案を成立させる決意を表明した。《共同通信》

2006 平成18年1月17日(火)

平成6219日目

【ライブドアショック】

東京証券取引所マザーズ市場など17日午後の取引で、ライブドアグループ企業の株が、証券取引法違反事件の影響を嫌気した大量の売り注文を浴びて、軒並み値幅制限の下限となるストップ安となった。

発行済み株式総数に株価を乗じた「時価総額」は、グループ上場7社の単純合計で約1兆200億円から8700億円に減少し、約1500億円が一日で吹き飛んだ。《共同通信》

【東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件】最高裁、被告の上告を棄却

東京都と埼玉県で1988−89年、幼い女の子4人が相次いで連れ去られ殺された幼女連続誘拐殺人事件で、誘拐、殺人、死体損壊など6つの罪に問われた元印刷業手伝い宮崎勤被告(43)の上告審判決で、最高裁第三小法廷は17日、一、二審の死刑判決を支持し、被告の上告を棄却した。死刑が確定する。4人の裁判官全員一致の判決。《共同通信》

【小泉純一郎首相】バリアフリー化推進功労者表彰

1月17日、小泉首相は官邸でバリアフリー化推進功労者表彰を行った。首相は挨拶の中で、「今日の表彰を契機に更にご活躍いただきましてバリアフリー化を一層普及していきたいと思いますので、よろしくご協力をお願いします」と述べた。 《首相官邸》

2007 平成19年1月17日(水)

平成6584日目

【安倍晋三首相】改憲実現の決意を表明

自民党は17日午前、第74回定期党大会を都内のホテルで開いた。安倍晋三首相(党総裁)は「美しい国」づくりに向けて「国の骨格、形をつくるのは憲法であり、立党の精神に立ち返り憲法改正に取り組む」と任期中の改憲実現に決意を表明。憲法改正手続きを定める国民投票法案に関しても「通常国会で各党協議が進むことを期待したい」と早期成立への意欲を示した。《共同通信》

【井沢八郎さん】死去

「あゝ上野駅」などのヒット曲で知られる演歌歌手井沢八郎さんが17日午後11時18分、食道がんのため、東京都内の病院で死去した。69歳。青森県出身。集団就職者をテーマにした「あゝ上野駅」の爆発的なヒットで一躍人気歌手の仲間入りを果たし、「八ちゃん」と呼ばれ愛された。亡くなった日は、くしくも長女の女優工藤夕貴の36歳の誕生日だった。《朝日新聞》

2008 平成20年1月17日(木)

平成6949日目

【特急列車内女性暴行事件】36歳解体工に懲役18年

JR西日本の特急「サンダーバード」の車内で女性に乱暴したなどとして、強姦などの罪に問われた解体業、U被告(36)に対する判決公判が17日、大津地裁で開かれた。大崎良信裁判長は「卑劣極まりない犯行で、性犯罪への常習性もうかがわれる」として、懲役18年(求刑・懲役25年)を言い渡した。

判決によると、U被告は平成18年8月3日、JR北陸線の特急「サンダーバード」の車内で、20代の女性の隣に座り「大声を出すな。殺すぞ」と脅して胸などを触った後、男子トイレなどに連れ込み乱暴。さらに同年12月21日夜、JR湖西線の電車内や大津市内の駅のトイレなどでそれぞれ別の20代の女性に乱暴した。JR西は事件を機に、従来は犯罪の通報に使われることが少なかった車内の非常通報装置の横に、「SOS」と書かれた赤いシールを張って注意喚起。また一部の特急列車には女性専用席を設けた。《産経新聞》

【福田康夫首相】党再生へ「大転換」

自民党は17日、都内のホテルで第75回定期党大会を開いた。福田康夫首相(党総裁)はあいさつで国民の自民党への不満を認めた上で「自民党の再生は国民政治の再生だ。大きな転換をしたい」と述べ、国民本位の政治を実行する決意を表明した。《共同通信》

2009 平成21年1月17日(土)

平成7315日目

【日本ハム・ダルビッシュ有投手】「WBCしか考えていない」

日本ハムのダルビッシュ有投手が17日、東京都内で行われた親会社のイベントに参加し、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について「今はWBCのための調整しか考えていない」と意気込みを語った。

日本代表の先発の柱として期待されるダルビッシュは、正月明けから宮崎県内で自主トレーニングを行ってきた。WBCを見据え、例年にないハイペースで調整を続けており、2月1日からのキャンプ(沖縄・名護)では「初日か2日目かに、捕手を座らせて投げたい」と意欲的だった。《スポニチ》

【鳩山邦夫総務相】かんぽの宿を視察

鳩山邦夫総務相は17日、大分県日田市の「かんぽの宿日田」を視察し、全国のかんぽの宿は各地域の地元企業などへ個別売却し、買い手のつかない施設は廃止すべきだとの考えを示した。

かんぽの宿をめぐっては、オリックスグループに70施設を一括売却する日本郵政の計画に対し、鳩山総務相は認可しない方針を示している。《共同通信》

2010 平成22年1月17日(日)

平成7680日目

【阪神・淡路大震災15周年追悼式典】

死者6434人、負傷者4万3792人(兵庫県発表)を出した1995年の阪神大震災から15年の17日、神戸市中央区の兵庫県公館を主会場に県など主催の「阪神・淡路大震災15周年追悼式典」が行われた。皇太子ご夫妻や鳩山由紀夫首相、遺族らが参列、犠牲者の冥福を祈った。

式典には約450人が出席し、正午に全員で1分間の黙とうをささげた。

皇太子さまは、震災から1カ月後に被災地を訪れたことに触れ、「困難を乗り越えようとする人々の姿が、今でも深く脳裏に刻み込まれています」とあいさつされた。

鳩山首相は「自然災害に万全の備えをし、人の命を守ることは政治の大きな役割だ」と述べ、防災への決意を表明した。《時事通信》

【小林繁さん】死去

日本ハムの小林繁投手コーチが17日午前11時、心不全のため、福井市内の病院で死去した。57歳だった。72年に社会人の神戸大丸から巨人に入団。76、77年に18勝を挙げて優勝に貢献すると、79年には「空白の1日」とも呼ばれる江川事件で阪神に移籍し、22勝を挙げて最多勝となった。昨年から日本ハムの2軍投手コーチに就任し、今年から念願の1軍コーチに昇格。前日16日には都内で行われた日本ハム本社の行事で元気な姿を見せており、突然の悲報となった。《日刊スポーツ》

2011 平成23年1月17日(月)

平成8045日目

【米アップル】スティーブ・ジョブズCEOの病気休養を発表

米アップルは17日、スティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO、55)が病気治療のため休養すると発表した。日常業務はティム・クック最高執行責任者(COO)が代行し、CEO職にはとどまる。ジョブズ氏は2009年にも約半年休養しており、業績も株価も好調な同社にとって、カリスマ経営者である同氏の健康問題は大きな懸念材料だった。《日経新聞》

【与謝野馨経済財政担当相】海江田万里氏から事務引継ぎ

菅再改造内閣で新たに入閣した与謝野馨経済財政担当相が前任の海江田万里経済産業相から事務の引き継ぎを受けた。両氏とも衆院東京1区が地盤。ライバルの後任となったことについて与謝野氏は「2人ともびっくりしている」と心境を明かした。《共同通信》

2012 平成24年1月17日(火)

平成8410日目

【野田佳彦首相】衆院解散は消費税増税法案成立後

野田佳彦首相は17日、内閣記者会とのインタビューで、衆院解散・総選挙の時期について「社会保障と税の一体改革などをやり抜いたあかつきに出てくることだ。解散ありきで考えていない」と述べ、消費税増税の関連法案成立後になるとの考えを明らかにした。同時に、国会議員定数と国家公務員給与を削減する両関連法案を通常国会で成立させる決意を表明した。国会議員歳費の減額にも意欲を示した。

歳出削減に取り組む姿勢を前面に打ち出すことで消費税増税に国民の理解を求めるとともに、協議に応じる姿勢を見せない野党をけん制する狙いがあるとみられる。《共同通信》

2013 平成25年1月17日(木)

平成8776日目

【鳩山由紀夫元首相】「南京大虐殺記念館」を訪問

中国訪問中の鳩山由紀夫元首相は17日、江蘇省南京市の「南京大虐殺記念館」を訪れ、「多くの中国の方、特に南京の民間の方、捕虜の方々を日本兵が殺してしまったことは大変申し訳ない。おわび申し上げたい」と朱成山館長に伝えた。鳩山氏が報道陣に明らかにした。

鳩山氏はまた、沖縄県の尖閣諸島は日中の「係争地」だとの同氏の認識を菅義偉官房長官が批判したことについて、「(日本)政府もよく勉強されて、その中から早く答えを見いだすべきだ」と述べた。

中国国営の新華社通信は同日夕、「当時の日本兵が犯した罪を謝罪する」との鳩山氏の発言とともに、記念館を視察した詳細な様子を配信した。同記念館にはこれまで、日本の首相経験者として、村山富市氏、海部俊樹氏が訪問している。《朝日新聞》

【小野寺五典防衛相】鳩山元首相は「国賊」

小野寺五典防衛相は17日夜、北京で中国要人と会談した鳩山由紀夫元首相が沖縄県・尖閣諸島は日中間の係争地だとの認識を伝えたことについて、「日本にとって大きなマイナスだ。中国はこれで係争があると世界に宣伝し、国際世論を作られてしまう。久しぶりに頭の中に『国賊』という言葉がよぎった」と述べ、鳩山氏を痛烈に批判した。BSフジの報道番組で語った。《産経新聞》

【安倍晋三首相】タイ・インラック首相と会談

東南アジア3カ国歴訪中の安倍晋三首相は17日、2番目の訪問国タイのバンコクに到着し、インラック首相と会談した。安倍首相は「タイのインフラ整備に貢献したい」と表明。バンコクと地方都市を結ぶ高速鉄道建設の日本企業の受注獲得へ自ら売り込んだ。アジア新興国の成長力を取り込む狙いで、インフラ整備で日本企業が現地に進出しやすくなるように後押しする。《日経新聞》

2014 平成26年1月17日(金)

平成9141日目

【野球殿堂入り】野茂英雄氏、佐々木主浩氏、秋山幸二氏

公益財団法人・野球殿堂博物館は17日、平成26年野球殿堂入り記者発表を行い、競技者表彰プレーヤー部門で、秋山幸二氏(51=現ソフトバンク監督)、佐々木主浩氏(45=元横浜、マリナーズ)、野茂英雄氏(45=元近鉄、ドジャースなど)の3氏が選ばれた。同エキスパート部門は該当者なしだった。《日刊スポーツ》

2015 平成27年1月17日(土)

平成9506日目

【卓球全日本選手権・女子複】平野・石川組が3度目の優勝

卓球の全日本選手権第6日は17日、東京体育館で行われ、女子ダブルスはロンドン五輪団体銀メダル・ペアで第1シードの平野早矢香(29=ミキハウス)、石川佳純(21=全農)組が2年連続3回目の優勝を飾った。決勝では阿部愛莉、森薗美月組(ともに大阪・四天王寺高)にリードを許す場面もあったものの、フルゲームの末に3―2で撃破し、意地を見せた。《スポニチ》

【阪神淡路大震災】発生から20年

6434人が亡くなり、3人が行方不明になった阪神・淡路大震災は17日朝、発生から20年を迎え、各地で追悼行事が営まれた。4564人の命が奪われた神戸市では、世代交代や転出入に伴い、震災を経験していない市民の割合は4割を超える。経験と教訓の次世代への継承が課題になっている。《神戸新聞》

2016 平成28年1月17日(日)

平成9871日目

【卓球全日本選手権・女子単】石川佳純選手が3連覇

女子シングルス決勝で石川佳純(22=全農)が平野美宇(15=エリートアカデミー)を4-1で下し、3年連続4度目の優勝を果たした。石川は準決勝で加藤杏華(19=十六銀行)に4-0のストレートで圧勝。中学3年生の平野は準決勝で同学年の伊藤美誠(15=スターツ)をストレートで破り、史上最年少で決勝進出していた。《日刊スポーツ》

【卓球全日本選手権・男子単】水谷隼選手が3連覇

卓球の全日本選手権最終日は17日、東京体育館で行われ、シングルスはともにリオデジャネイロ五輪アジア予選代表で男子の水谷隼(ビーコン・ラボ)が3連覇で史上最多に並ぶ8度目の優勝を果たした。8度の日本一は男子の斎藤清、女子の小山ちれに続いて3人目。水谷は決勝で張一博(東京アート)に4―1で快勝し、男子ダブルスと合わせて2種目制覇も達成した。《共同通信》

【民主党・輿石東参院副議長】政界引退を表明

民主党の輿石東参院副議長(79)=山梨選挙区=は17日、山梨県昭和町で記者会見し、夏の参院選に出馬せず、今期限りで政界引退することを正式に表明した。輿石氏は「6年前の参院選に挑戦する折に、『政治の集大成』と申し上げたことが理由の一つ」と説明した。《時事通信》

2017 平成29年1月17日(火)

平成10237日目

【英・メイ首相】脱欧州市場を表明

欧州連合(EU)との離脱交渉を控える英国のメイ首相は17日、ロンドンで交渉方針や目標について演説した。域内での人、モノ、サービス、資本の移動の自由を原則とする欧州単一市場に「とどまることはできない」として脱退の意向を表明、EU域内からの移民流入を制限するなどの優先事項を示した。

メイ氏が交渉方針を説明するのは初めて。単一市場への参加継続を訴えてきた与野党議員や経済界の反発は避けられず、政局や市場の混乱が予想される。英国へ進出した日本企業にも影響を及ぼすのは確実だ。《共同通信》

2018 平成30年1月17日(水)

平成10602日目

【希望の党、民進党】統一会派を断念

希望の党と民進党は17日、双方の執行部が進めていた統一会派の結成を事実上、断念した。民進側が会派結成に関する結論を見送ったことを受け、希望は緊急役員会を国会内で開き対応を協議。その後、玉木雄一郎代表は両院議員懇談会で民進を批判し交渉打ち切りを明言した。民進内では交渉を主導した大塚耕平代表らへの批判が相次ぎ、一部から責任論も出た。

玉木氏は両院懇で「民進は統一会派結成を申し入れてきたのに、決められなかった。交渉はいったん今日で終わりにしたい」と述べた。《共同通信》

2019 平成31年1月17日(木)

平成10967日目

【口永良部島・新岳】爆発的噴火

17日午前9時19分ごろ、鹿児島県・口永良部島の新岳が爆発的噴火を起こし、火砕流が発生した。火口から少なくとも約500メートルまで噴煙が上がったことも確認された。火砕流は居住地域には到達しておらず、噴火警戒レベルは3(入山規制)を維持した。

気象庁は噴火速報を発表した。引き続き火口から2キロ圏で噴火時に飛散する噴石、火砕流に警戒する必要がある。大きな噴石が火口から約1キロ飛散し、火砕流は南西と北西に約1・5キロ流れ出た。県などによると、人的被害は確認されていない。

屋久島町は、火口から約5キロ離れた番屋ケ峰避難所への避難を呼び掛けたが、解除した。《共同通信》

2020 令和2年1月17日(金)

令和262日目

【伊方原発】運転差し止め

四国電力伊方原子力発電所3号機(愛媛県伊方町)について、広島高裁は17日、運転を差し止める仮処分決定を出した。森一岳裁判長は、伊方原発の至近距離に活断層がある可能性や、大噴火で火山灰が降下する恐れを指摘し、「四電の調査や想定は不十分だ」と述べた。3号機の運転が差し止められたのは、2017年12月の広島高裁決定以来、2回目。

四電側は決定を不服として、広島高裁への保全異議か、最高裁への許可抗告、特別抗告を検討する。《読売新聞》

2021 令和3年1月17日(日)

令和628日目

【将棋・藤井聡太二冠】豊島竜王に公式戦初勝利

将棋の藤井聡太二冠(18)は17日、名古屋市で行われた朝日杯本戦の2回戦で豊島将之竜王(30)を破り、準決勝に進んだ。藤井二冠は豊島竜王との公式戦でこれまで6戦全敗だったが、本局で初勝利を収めた。

藤井二冠にとって豊島竜王は、2019年の竜王戦本戦準々決勝で敗れるなど、苦杯をなめ続けた相手。この日は角を交換し、前例の少ない将棋になった。終盤は両者秒読みになり、形勢が二転三転した末、藤井二冠が制した。局後、藤井二冠は「豊島竜王との対戦を楽しみにしていた。勝てていなかった過去の成績は忘れて一生懸命指そうと思っていた」と話した。《読売新聞》

2022 令和4年1月17日(月)

令和993日目

【岸田文雄首相】施政方針演説

岸田首相は17日午後の衆院本会議で就任後初の施政方針演説を行い、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」対策に全力を挙げ、医療体制逼迫ひっぱくを回避する決意を表明した。看板政策の「新しい資本主義」については「人への投資」を官民で倍増させる方針を掲げた。

会期は6月15日までの150日間。首相は演説で、新型コロナ対応について「オミクロン株の特性を踏まえ、メリハリをつけた対策を講じる」と強調した。軽症・無症状者のための在宅・宿泊療養体制を整える一方、入院対応などの医療提供は重症・中等症患者に主眼を置いて強化するなどとし、「病床が逼迫するような緊急事態に陥ることは、何としても避けなければならない」と述べた。《読売新聞》



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