平成3297日目

1998/01/17

【有森裕子さん】結婚報告会見

五輪の女子マラソンで連続してメダルを獲得し、米国人男性と結婚したばかりの有森裕子さん(31)が17日、滞在中の米国から単身で帰国、東京都内のリクルート本社で結婚報告の記者会見をした。

相手のガブリエル・ウィルソン氏は32歳。すでに活動の拠点にしているコロラド州ボールダーの教会で、知り合いだけの結婚式を挙げたという。「米国での生活で精神的に支えができた。一人でしか楽しめなかったのが、これからは二人で楽しめる。次の夢を一緒に見ることができる」と結婚指輪を恥ずかしそうに披露した。

2000年シドニー五輪で三つ目のメダルを狙う競技生活に変更はない。今年は前半を体づくりに充て、後半から本格的な練習をスタート。来年から試合に出場し、調整するシナリオとなっている。

年齢的な衰えとも戦うベテランは「(相手は)走ることの知識はないけど、シドニー五輪へ協力してくれる人ができたのは大きい」と語った。今回の日本滞在もたったの一泊。18日タには、米国で待つ最愛の人のもとへ飛び立つ。《共同通信》



【阪神大震災】発生から3年

6430人が犠牲になった阪神大震災(兵庫県南部地震)は17日、発生から丸3年を迎えた。地震が起きた午前5時46分に合わせ黙とうがささげられるなど、被災地は一日中慰霊行事が続き、鎮魂の祈りと再生への願いに包まれた。

兵庫県の追悼式には秋篠宮ご夫妻や橋本龍太郎首相らが参列。首相は仮設住宅の解消や産業の再生、防災対策の推進などを課題に挙げ、早期復興に向けて努力する決意を述べ、貝原俊民知事が「震災を教訓に、安心して暮らせる地域社会を創造する」とあいさつした。震災経験の継承を訴える「1.17宣言」も読み上げられた。《共同通信》

【大相撲初場所】7日目

大相撲初場所7日目(17日・両国国技館)綱とりを狙う大関貴ノ浪は安易に抱え込みにいく相撲で旭鷲山に送り出され2敗目、場所後の昇進は苦しくなった。横綱貴乃花は小結琴錦を、大関武蔵丸は琴の若をそれぞれ寄り切った。関脇栃東は栃乃洋を押し出し、この3人が1敗で並んだ。横綱曙は土佐ノ海をはたき込みに下し、旭豊を押し出した大関若乃花とともに4勝3敗と白星を先行させた。1敗の3人を追う2敗は貴ノ浪、関脇武双山ら4人。十両は6勝1敗の若の里がトップ。《共同通信》

【小渕恵三外相】「第3の男」に上機嫌

小渕恵三外相は17日、昨年9月の外相就任以来初めて地元群馬県にお国入りし、箕郷町など3カ所で就任祝賀会に出席した。地元の町村長や県議から同県選出の故福田赳夫、中曽根康弘両元首相に続き「第3の男として首相になってほしい」との声が相次いだことに気を良くしたのか、「より責任ある立場を目指して精進する」と首相の座に意欲をのぞかせた。

父親が小渕氏と何度も激しい選挙戦を演じた福田康夫衆院議員と中曽根弘文参院議員も顔を見せ、「小渕氏がこの国のかじ取りをする時が来ると確信している」(中曽根氏)とリップサービス。ますます上機嫌の小渕氏は、建て替えられる首相官邸の設計図を古川貞二郎官房副長官から示されて「ぜひ先生に入ってもらいたい」と言われたことまで紹介。しかし完成時期は「平成15年です」と伝えられて、それまでは待てないといったふうだった。《共同通信》

【公明】自民との連携も視野

公明は17日、党本部で拡大中央幹事会を開き、黎明クラブとの合流に向けて18日の臨時党大会に提示する運動方針案を了承した。

同案では「『橋本内閣の退陣こそ最大の景気対策』との視点から、橋本・自社さ政権に一日も早く終止符が打たれるよう運動を展開していく」とする一方、「公明の掲げる政策に資成する諸党派があれば積極的に協力する」とした。これは自民党、野党勢力の双方との連携を視野に入れる姿勢を打ち出したものだ。

さらに自民党が参院で過半数割れしている現状を踏まえて「政府・与党提出の重要案件をイエス、ノー、場合によっては第三の選択肢をつくる」とした上で、公明が参院での「キャスチングボートを握る」と位置付けた。

夏の参院選については、「自民党の過半数獲得阻止」を掲げ、比例代表で8議席以上、選挙区で公認・推薦候補の全員当選を目指すと明記。選挙区では「諸党派との選挙協力が必要になる」として野党各党との選挙協力を進める方向を示した。《共同通信》

【米・クリントン大統領】原告と初対決

アーカンソー州知事時代のクリントン米大統領から性的な行為を迫られたとして、元同州職員のポーラ・ジョーンズさん(31)が損害賠償と公式謝罪を求めている訴訟で、原告の弁護士による大統領への尋問が17日、ホワイトハウスに近い大統領の弁護士事務所で行われた。

現職の米大統領が民事訴訟の被告として、宣誓の下で証言するのは初めて。尋問にはジョーンズさん自身も立ち会った。1994年5月の提訴以来、原告と被告が初めて直接顔を合わせる「首都対決」であり、米メディアの取材、報道も過熱気味だ。

訴えによると、クリントン大統領は知事時代の91年5月、州都リトルロックのホテルにジョーンズさんを呼び、ズボンなどを下ろした上で性的な行為を迫った。大統領はジョーンズさんと会ったことがあるかどうかは「思い出せない」とあいまいな答えに終始しているが、性的嫌がらせ(セクシュアルハラスメント)については完全否定している。

大統領側は当初、「職責の重要性から、在任中の民事訴訟は免れる」と主張。96年11月の大統領選はしのいだが、連邦最高裁が昨年5月「職務に直結しない訴えであれば、審理の遅延は認められない」との判断を下し、一気に関心が高まった。《共同通信》



1月17日のできごと