平成10237日目
2017/01/17
この日のできごと(何の日)
【英・メイ首相】脱欧州市場を表明
欧州連合(EU)との離脱交渉を控える英国のメイ首相は17日、ロンドンで交渉方針や目標について演説した。域内での人、モノ、サービス、資本の移動の自由を原則とする欧州単一市場に「とどまることはできない」として脱退の意向を表明、EU域内からの移民流入を制限するなどの優先事項を示した。
メイ氏が交渉方針を説明するのは初めて。単一市場への参加継続を訴えてきた与野党議員や経済界の反発は避けられず、政局や市場の混乱が予想される。英国へ進出した日本企業にも影響を及ぼすのは確実だ。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【アパグループ】客室設置書籍について見解を発表
弊社ホテル客室に設置している『本当の日本の歴史 理論近現代史』等について、南京大虐殺を否定するものだとして批判的に取り上げる動画がインターネット上にアップされたことをきっかけに、昨日からご意見やお問い合わせをいただいていますので、ここで弊社の見解を述べさせていただきます。
ご指摘のあった書籍は、本当の日本の歴史を広く知っていただくことを目的として、弊社グループ代表の元谷外志雄が「藤誠志」のペンネームで月刊誌『Apple Town』に連載している社会時評エッセイを1年分まとめたものに、まえがきとして解説を付して制作したもので、日本語の他に、英語訳も付いています。https://www.apa.co.jp/newsrelease/8325
【神奈川県小田原市】市職員上着に「不正受給はクズ」
神奈川県小田原市で2007年以降、生活保護受給者の自立支援を担当する市職員ら64人が、英語で「不正受給はクズだ」などと背面にプリントされたジャンパーをそれぞれ自費で作り、勤務中に着用していたことが分かった。市が17日発表した。左胸部分には「HOGO NAMENNA」、保護なめんなと読めるエンブレムも付いており、一部の職員はジャンパーを着たまま受給者宅を訪れていた。
市は同日までに使用を禁止し、担当部長ら7人を厳重注意処分とした。市によると、07年7月、生活保護の受給資格を失った男が同市役所で、職員2人をカッターナイフで切り付けた事件を機に作った。《共同通信》
【共産党】「志位―小池」体制続投へ
共産党は17日、静岡県熱海市で開催中の党大会で指導部体制について協議した。「志位和夫委員長―小池晃書記局長」体制の続投が18日の最終日までに決定する見通しだ。高齢のため、去就が注目された不破哲三前議長(86)に関しては、中央委員として再任する人事案も提示された。
人事案には、中央委員として志位氏ら164人のほか、准中央委員50人が示された。18日昼ごろに代議員による選挙で中央委員を選出。新メンバーによる中央委員会総会などを経て、最高指導部である常任幹部会の顔触れを発表する段取りだ。《共同通信》
【この日の菅義偉官房長官】
「共謀罪」公明理解が前提
菅義偉官房長官は17日の記者会見で、「共謀罪」の構成要件を厳格化した「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の国会提出は公明党の理解が前提になるとの認識を表明した。「理解いただかなければ提出できないし、すべきではない」と述べた。
法案に関し「一般の方が対象になることはあり得ず、テロの準備行為があって初めて罰することを明確にする」と重ねて強調した。
公明党内には対象犯罪の範囲が広すぎるとの懸念があり、政府は200~300程度まで絞る方向で検討している。
金田勝年法相は同日の記者会見で「犯罪の限定も含めて慎重に検討している」と述べた。《共同通信》
慰安婦像竹島設置計画「極めて遺憾」
菅義偉官房長官は17日の記者会見で、韓国・京畿道議員団が竹島(島根県隠岐の島町)で慰安婦像設置を計画していることについて「竹島の領有権に関するわが国の立場に照らしても受け入れられず、極めて遺憾だ」と述べ、韓国側に抗議したことを明らかにした。岸田文雄外相も記者会見で「受け入れられない」と反発した。《産経新聞》
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政府は17日、島根県・竹島(韓国名・独島)に慰安婦被害を象徴する少女像を設置する計画が韓国内にあることについて、韓国側に外交ルートを通じて強く抗議した。菅義偉官房長官が午後の記者会見で明らかにした。韓国外務省報道官は、岸田文雄外相が午前の会見で、反発したことを受け「日本政府が再び不当な主張をしたことに慨嘆せざるを得ない」と非難する論評を発表した。
菅氏は会見で、竹島への少女像設置計画について「竹島の領有権に関するわが国の立場に照らしても受け入れられず、極めて遺憾だ」と批判した。《共同通信》
【この日の安倍総理】
「官民を挙げてベトナム支援」
安倍晋三首相は17日午前(日本時間同)、ベトナム・ハノイのホテルでグエン・スアン・フック首相と共に日本からの同行企業関係者を交えた会合に出席した。
あいさつで「官民を挙げてベトナムの発展に貢献していきたい」と経済成長を支援する考えを表明。越日友好議員連盟会長のファム・ミン・チン氏らと面会した後、一連の外交日程を終え、政府専用機で帰国の途に就いた。17日午後、羽田空港に到着する。
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安倍晋三首相は17日夜、東南アジア・オーストラリアの4カ国歴訪を終え、ベトナムから政府専用機で羽田空港に帰国した。訪問先で各国首脳らと会談し、海洋安全保障分野での連携強化や自由貿易推進、インフラ整備の協力などで一致した。
首相は20日に召集される通常国会で施政方針演説に臨み、国会での論戦に入る。また20日にトランプ氏が米大統領に就任するのを踏まえ、早期の日米首脳会談を実現し、アジア太平洋地域での米国による関与の重要性について再確認する意向だ。《共同通信》
【太平洋・島サミット】2018年は福島県で開催
日本と太平洋の島しょ国14カ国などによる「太平洋・島サミット」の閣僚会合は17日、3年ごとに日本で開催する次回サミットの首脳会議を2018年5月18~19日に福島県いわき市で開くことを決めた。海洋進出を強める中国を念頭に「自由で開かれた海洋の秩序維持」で協力することでも一致した。
次回サミットでは、地球温暖化対策や防災への支援を通じ、各国との連携を強化する。島サミットは1997年に開始。前回、15年に続くいわき市での開催には、東日本大震災からの復興を後押しする狙いもある。《共同通信》
【岸信夫外務副大臣】ロシア・モルグロフ外務次官と会談
岸信夫外務副大臣は17日、訪問先のモスクワでロシアのモルグロフ外務次官と会談し、先月の安倍晋三首相とプーチン大統領の会談を踏まえ、北方領土での共同経済活動や元島民の北方四島訪問手続き簡素化の実現に向けて協議した。
岸氏は会談後、記者団に「元島民の皆さんもだんだん高齢化が進んでいる」と述べ、訪問手続きの簡素化実現が早期に必要だとの認識を示しており、会談では具体的なやりとりがあったもようだ。首相が意欲を示している早期のロシア訪問についても調整した可能性がある。《共同通信》