2020 令和2年1月17日(金)

令和262日目

令和2年1月17日(金)

2020/01/17

【阪神淡路大震災】発生から25年

まぶたを閉じれば、在りし日の面影が浮かぶ。6434人が亡くなり、3人が行方不明となった阪神・淡路大震災は17日午前5時46分で発生から丸25年となった。追悼行事が催される神戸・三宮の東遊園地では、竹灯籠などに揺らめくロウソクの火で「きざむ 1・17」がかたどられた。集まった遺族や被災者らは祈りをささげ、亡き人をしのんだ。

兵庫県などのまとめによると、震災の重軽傷者は4万3792人。観測史上初の震度7を記録し、住宅被害は全壊・半壊が計約25万棟、一部損壊が約39万棟に上り、経済被害は約9兆6千億円に達した。

県内ではこの日、激震に見舞われた神戸や阪神間、淡路島などの50カ所以上で追悼行事が営まれる。《神戸新聞》

兵庫県などによる「ひょうご安全の日のつどい」は神戸市中央区の県公館と、人と防災未来センター前の2会場で開かれた。秋篠宮ご夫妻も出席し、追悼の言葉を述べられた。

正午ちょうど。同センター前にあるカリヨンの鐘が鳴らされ、参列者が黙とうした。県公館では主催者を代表して井戸敏三知事が「25年は長いようにも、瞬く間のようにも感じられる」と振り返り。妹を亡くした遺族代表の松本幸子さん(65)=同県芦屋市=は「私たちは災害の苦しみのどん底にいる人を、助け上げる社会をつくり上げてこられたのか」と社会全体で災害への備えをさらに進める必要性を訴えた。

世界的な指揮者の佐渡裕さんと地元の児童らは、被災地で生まれた歌「しあわせ運べるように」などを献唱曲として披露した。両会場に献花台が設けられ、参列者が白いカーネーションを手向けた。《神戸新聞》

兵庫県を訪問していた秋篠宮ご夫妻は17日、神戸市中央区の県公館で、阪神大震災から25年の追悼式典に臨席された。県内で防災や震災の記憶の継承に取り組む関係者と交流する機会も設けられ、同日午後、民間機で帰京された。

式典で、秋篠宮さまは阪神大震災の後も、東日本大震災などの大きな自然災害の被災地に兵庫の人々がボランティアなどとして駆けつけていることに触れ、「自らの震災の経験と教訓を活かした支援が行われていることは、誠に意義深いことと考えます」と述べられた。ご夫妻はその後、会場に設けられた祭壇に花を手向けられた。

式典に先立ち、ご夫妻は防災マップ作りに取り組む高校生や、語り部活動をする男性らとご懇談。秋篠宮さまは高校生に、「どれくらい時間がかかりましたか」などとご質問。秋篠宮妃紀子さまも笑顔で語りかけられていた。《産経新聞》



【日経平均終値】2万4041円26銭

17日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。米中貿易摩擦の緩和に伴う海外経済の改善が期待された。最近の米国株上伸や円安ドル高も追い風になった。

終値は前日比108円13銭高の2万4041円26銭。東証株価指数(TOPIX)は6.72ポイント高の1735.44。出来高は約10億7935万株だった。

【大相撲初場所】6日目

大相撲初場所6日目(17日・両国国技館)大関貴景勝は御嶽海を突き落として1敗を維持した。かど番の大関豪栄道は玉鷲を押し出して2勝目。全勝を守ったのは平幕の正代ただ一人となった。

新関脇朝乃山は妙義龍を寄り切って4勝目。1場所での大関復帰が懸かる関脇高安は遠藤に突き出されて4敗目を喫した。新小結大栄翔も隠岐の海に突き落とされて4敗目。

正代を追う1敗は貴景勝と遠藤ら平幕5人。《共同通信》

【カルロス・ゴーン逃亡事件】「逃亡は年末の休暇時期狙った」

前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告は、レバノンへの逃亡時期を昨年末にした理由について、日本の休暇時期を狙ったと明らかにした。17日付のスペイン紙パイスがインタビューを報じた。

ゴーン被告は年末を選んだ理由を問われ「(日本の)人々はリラックスし、休暇を取り、スキーに出かけたりする時期だからだ。良いタイミングだった。逮捕されたときは驚かされたが、出国では彼らを驚かせた」と答えた。《共同通信》

【岐阜中3いじめ自殺事件】同級生3人を書類送検

岐阜市立中3年の男子生徒=当時(14)=が昨年7月に自殺し、市教育委員会の第三者委員会が同級生によるいじめが主要因だったと指摘した問題で、岐阜県警が17日、強要の疑いで、同級生の男子生徒3人を書類送検したことが捜査関係者への取材で分かった。うち1人については、現金を脅し取ったり生徒を平手打ちしたりしたとして、恐喝や暴行容疑でも書類送検した。

捜査関係者によると、3人の書類送検容疑は、生徒が自殺する前日の7月2日午前、10分間の休み時間に学校の男子トイレで生徒に無理やり土下座させた疑い。《共同通信》

【韓国】前法相を在宅起訴

韓国検察当局は17日、不正が疑われた元政府機関幹部に対する大統領府の特別監察をもみ消したとして、チョ・グク前法相を職権乱用の罪で在宅起訴した。昨年12月に逮捕状を請求したものの、棄却されていた。

監察対象だったのは、文在寅政権や与党の実力者と関係が深く、金融委員会幹部も務めた柳在洙被告(収賄罪などで12月起訴)。検察は「(チョ被告が)重大な不正行為の疑いを確認したのに違法に監察中断を指示した」と判断した。

もみ消しが疑われている時期、チョ被告被告は大統領府の民情首席秘書官を務めていた。昨年9月に法相に就任したが、家族の疑惑を受け辞職した。《共同通信》

【自民党・河村建夫元官房長官】徴用工寄付に日本側も出資の見方

日韓議員連盟の幹事長を務める自民党の河村建夫元官房長官は17日までに韓国紙、朝鮮日報の取材に応じ、日韓で募った寄付金を元徴用工らに支給する韓国国会の文喜相議長の法案に関し、成立すれば日本の企業や国民らも出資するとの見方を示した。

河村氏は「両国間の貿易で利益を得ていた企業が多く、そうした企業は(寄付金を)出すだろう」と語った。韓国に展開する日本の衣料品店を例示、これらの企業は日韓関係の早期改善を望むだろうとも述べた。

ただ、河村氏は韓国最高裁が元徴用工らへの賠償を命じた日本企業による出資は難しいとの認識を示した。《共同通信》

【安倍晋三首相】台湾・蔡英文総統に親書

台湾の蔡英文総統は17日、台北市内の総統府で、日本の超党派の議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)の古屋圭司会長らと会談した。

古屋氏は、自民党総裁と日華懇顧問の肩書で、蔡氏の再選に祝意を伝える安倍晋三首相からの親書を手渡した。古屋氏が会談後、記者団に明らかにした。

首相は2016年1月の蔡氏の初当選時にも書簡を送っている。

古屋氏は会談で、福島など5県産食品の輸入解禁について改めて要求。古屋氏によると、蔡氏は「しっかり検討していきたい」と応じた。

また、古屋氏は、昨年消失した首里城の再建に向け、現在は禁止されている台湾産ヒノキの伐採許可について検討を要請。蔡氏は「事情は分かったので検討したい」と答えた。《産経新聞》

【伊方原発】運転差し止め

四国電力伊方原子力発電所3号機(愛媛県伊方町)について、広島高裁は17日、運転を差し止める仮処分決定を出した。森一岳裁判長は、伊方原発の至近距離に活断層がある可能性や、大噴火で火山灰が降下する恐れを指摘し、「四電の調査や想定は不十分だ」と述べた。3号機の運転が差し止められたのは、2017年12月の広島高裁決定以来、2回目。

四電側は決定を不服として、広島高裁への保全異議か、最高裁への許可抗告、特別抗告を検討する。

3号機は現在、定期検査中で、四電は今年4月下旬に営業運転を再開する予定だった。仮処分決定は直ちに法的効力が生じ、今後の司法手続きで覆らなければ再稼働できない。

仮処分は山口県の住民3人が17年3月、山口地裁岩国支部に申し立てた。同支部は19年3月に申し立てを却下し、住民側が広島高裁に即時抗告していた。

主な争点は、原発近くを通る「中央構造線断層帯」が引き起こす地震と、約130キロ離れた阿蘇山(熊本県)の噴火の危険性をどう評価するかだった。

四電側は、中央構造線は原発から8キロ離れ、問題ないと主張。これに対し森裁判長は「活断層が2キロ以内に存在する可能性は否定できない。四電の調査は不十分だ」と指摘した。さらに阿蘇山の大噴火時に降下する火山灰などの量について、「四電の想定は過小」とし、フィルターなどの設備対策も不十分と判断した。

その上で、国の原子力規制委員会が3号機を新規制基準に合格させた判断は不合理とし、「住民らの生命、身体に重大な被害を受ける具体的な危険がある」と結論づけた。差し止め期間は、同支部で係争中の正式裁判の1審判決までとした。《読売新聞》

【韓国】ハリス駐韓米大使の「ひげ」批判

17日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、韓国に駐在する日系人のハリス米大使が口ひげを生やしていることに関し、日本の統治時代に朝鮮総督の多くが口ひげを生やしていたのを想起させるとして韓国で批判が出ていると伝えた。

同紙はまた、トランプ政権が日系人のハリス氏を駐韓大使に据えたことに対し、韓国人の多くが「民族の誇りを傷つけられたと感じた」と指摘。「ハリス氏の母親が日本人だというだけでも、彼を嫌う理由としては十分だ」とするブロガーの発言も紹介した。

同紙によると、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が南北交流の再開を図っていることに関し、ハリス氏が対北制裁に違反しないよう米国と協議するよう求めたところ、韓国の与党幹部が「内政干渉で、総督のように振る舞っている」と非難したという。

これに対しハリス氏は16日、ソウルで外国記者団に「日系人であるという人種背景で現地メディアから批判されている」と苦言を呈した。口ひげの問題については「特定の理由で強い関心を抱かれているようだ」と皮肉を放った。

ハリス氏は、口ひげは海軍を退役する際に生やし始めたもので日本とは関係ないと述べて批判を一蹴。「日韓に歴史的な対立が存在するのは理解しているが、私がたまたま日系人だからといって、そうした歴史を私に重ね合わせるのは間違いだ」と強調した。

同氏は、ひげをそる予定はないとも付け加えた。

ハリス氏は、神奈川県横須賀市生まれ。父親は米海軍士官で母親は日本人。海軍士官学校を卒業後、太平洋軍司令官などを務め、2018年7月に駐韓大使に就任した。《産経新聞》

【高木守道さん】死去

プロ野球中日で俊足好打の名二塁手として活躍し、監督では1994年に巨人との「10.8決戦」を指揮した高木守道さんが17日、死去した。78歳。岐阜県出身。

県岐阜商高で59年の選抜高校野球大会で準優勝し、60年に中日入団。50盗塁をマークした63年など3度の盗塁王に輝いた。ゴールデングラブ賞(当時ダイヤモンドグラブ賞)3度、ベストナインは7度獲得した。

80年限りで引退し、86年途中に監督代行。92年から95年途中までと2012、13年の2度監督を務めた。

2006年に野球殿堂入り。現役21年で2282試合、2274安打、236本塁打。《共同通信》



1月17日のできごと