平成1961日目

平成6年5月22日(日)

1994/05/22

【社民連】16年の歴史に幕

社民連は22日午後、都内で全国代表者会議を開き、解党と日本新党との合併方針を了承した。これに伴い、同党は昭和53年の結党以来、16年間の活動に幕を閉じた。

社民連所属3議員のうち、江田五月代表と阿部昭吾書記長は日本新党に入党、楢崎弥之助氏は無所属のまま統一会派「日本社会党・護憲民主連合」にとどまる。また、全国22都道府県にある地方組織(党員約1万人)の大部分は日本新党組織に合流する。

江田氏は「結党の原点を共にする日本新党と合併し、結集の第一歩を踏み出すことになった」との声明を発表した。地方組織から日本新党との合併に、疑問や批判が相次ぎ、代表者会議は紛糾した。代表者会議では、執行部の解党方針に地方代表から「日本新党は細川代表(前首相)の進退問題を抱え、離党者も出ている。そういう党と一緒になるのは妥当ではない」(愛知)、「報道で初めて合併の話を知った。不安定な日本新党と合併する時期ではない」(埼玉)など反対意見が続出。

江田氏が「細川氏に陰りがあるのは事実だが、社民連の16年間を日本新党に接ぎ木したい。批判もあり、社民連が日本新党を立て直せるかは分からないが、今こそ一定の行動を取らなければならない」と理解を求め、日本新党との合併方針を「公党間の約束だ」と押し切った。《共同通信》



【スケート・高木美帆さん】誕生日

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【大相撲夏場所千秋楽】大関貴ノ花、2場所ぶり5度目の優勝

大相撲夏場所千秋楽(22日・両国国技館)大関貴ノ花が大関武蔵丸をもろ差しからの寄りで圧倒し、14勝1敗で今年初場所以来、2場所ぶり5度目の優勝を果たした。貴ノ花は名古屋場所(7月3日初日・愛知県体育館)で綱とりに臨む。

大関以下で計5度の制網は、戦前の玉錦と並んで最多。武蔵丸は12勝3敗。大関貴ノ浪は関脇琴錦の押しに完敗し、終盤戦5連敗の不振で9勝6敗に終わった。琴錦も9勝6敗。関脇武双山は小結魁皇を下して9勝6敗で場所を終えた。《共同通信》

大相撲夏場所の三賞選考委員会は22日、東京・両国国技館内の記者クラブで開かれ、殊勲賞は、貴ノ花、貴ノ浪の2大関を破った小錦寺尾が獲得した。敢闘賞は横綱曙に土をつけた貴闘力が2場所連続、5度目の受賞。技能賞には舞の海が選ばれた。《共同通信》

【サッカー・キリン杯】第1日

日本、豪州、フランスの3カ国代表チームが争うサッカーのキリンカップ第1日は22日、広島広域公園陸上競技場で日本代表―豪州代表を行い、ファルカン監督就任後初の試合となった日本は、1−1の引き分けに終わった。

日本は前半6分、浅野(浦和)の約30メートルの直接FKを相手GKがこぼして先制。後半には、オランダ留学から帰国したばかりの小倉(名古屋)を投入し、押し気味に試合を進めた。しかし、後半23分に豪州のA・ビドマーにゴールを許し、追い付かれた。

大会は26日に豪州代表―フランス代表(神戸ユニバー記念競技場)、29日に日本代表―フランス代表(東京・国立競技場)が行われる。《共同通信》

【社会党・村山富市委員長】「混迷なら解散を」

社会党の村山委員長は22日午後、福島市で講演、記者会見し、平成6年度予算成立後の羽田内閣の対応について「(総辞職し)話し合いで安定した民主的政権をつくるのが一つの道だ。混迷したら憲政の常道に返り、解散して主権者の判断を求めるのも一つの道だ」と述べた。

その上で、羽田内閣の自発的総辞職と政権復帰の方策を模索する考えを示した久保書記長発言に言及し「私が従来から言っていることであり、相違はない」と述べ、連立復帰の可能性に触れた。

一方で村山氏は自民党との連立に関して「変わっていく自民党の姿を見て、これなら連携できるとなればその時点で考える」と含みを残し、連立復帰を重視する久保発言との食い違いを示した。

村山発言について同党幹部は「村山氏はさまざまな変化球を投げている。狙いは話し合いによる中選挙区制での解散にある。その考え方は変わっていない」と述べた。

村山氏は総辞職した場合の新たな連立政権協議に関しては「虚心にどういう枠組みで連立政権をつくり、どういう運営をするかという話をきちんとすることが大事だ」と指摘。憲法問題や軍縮に向けた取り組みを重視する考えを強調した。

村山氏は区割り法案について「公平、公正な案を作るため、政治は一切関与すべきではない」として、国会への早期提出を目指す羽田政権を批判。さらに、一定の周知期間の設定を求めるとともに「区割りが決まっていないから選挙ができない、そのために解散権が縛られるということはあってはならない」と新生党などをけん制した。《共同通信》

【自民党・渡辺美智雄元外相】新制度で選挙を

自民党の渡辺元外相は22日、奈良県桜井市内で講演し、次の衆院解散・総選挙について「新制度の下で選挙をやるのが本筋だ。現制度でやっても社会党を利することはあっても他の党にはプラスにならない」と述べ、次の総選挙は新選挙制度で実施すべきとの考えを強調した。

渡辺氏は河野総裁らが予算成立後、羽田内閣の不信任案を提出する方針を示していることについて「もう一つパンチのある理由があって初めて2カ月で退陣しろと言える。国会の論戦を見ないと何とも言えない」と、少数与党だけを理由とした不信任案には慎重な姿勢を示した。

さらに羽田内閣に対し、「堂々と自民党に協力を申し込んだらいい。助けてやる」と述べ、新生党など連立立与党との協力の可能性を示唆した。

渡辺氏は社会党の久保書記長が羽田内閣の自主的な総辞職を求めた発言について「自分で(後継首相を)やろうというのか。羽田首相を辞めさせて、また羽田さんを担ぐ手はない。7月の大幅改造で仲間に入れてくれという意味か、よく分からない」と社会党の連立復帰の動きをけん制した。《共同通信》



5月22日のできごと