平成、令和の「その日のできごと」を元年から順に記しています。

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1989 平成元年7月28日(金)

平成202日目

【朝日新聞珊瑚記事捏造事件】朝日新聞社と元カメラマン、書類送検

沖縄県・西表島の元朝日新聞カメラマンによるアザミサンゴ損傷事件を調べていた石垣海上保安部は28日午前、サンゴを傷付けたA元東京本社カメラマン(41)と朝日新聞社(中江利忠社長)を自然環境保全法違反の疑いで書類送検し、2カ月に及んだ事件の捜査を終えた。《共同通信》

【自民党・金丸信元副総理】総裁選出馬を否定

自民党竹下派会長の金丸元副総理は28日午後、都内の事務所で記者団と懇談し、宇野首相退陣に伴う後継総裁選について「薦める人もいるが、絶対やらない」として出馬の意志のないことを明言した。

併せて27日の同派総会で消費税廃止を示唆したことに関し「思い切った見直しをやれということだ」と述べ、廃止ではなく抜本的見直しが真意であることを明らかにした。《共同通信》

1990 平成2年7月28日(土)

平成567日目

【アルベルト・フジモリ氏】第99代ペルー大統領就任

南米ペルーで移民二世のアルベルト・フジモリ氏が28日午前11時すぎ、首都リマの国会下院議場で、世界初の日系人大統領に就任した。フジモリ氏は第99代大統領で任期は5年。ペルーはこの日が独立記念日で、フジモリ新大統領にとっても52歳の誕生日にあたる。《共同通信》

【高知県春野町】89歳女性が拳銃つきつけ「金返せ」

高知県吾川郡春野町に住む89歳のおばあさんが「貸してあった金を返せ」と自分のめいの夫に本物の短銃を突き付けて脅し、通報で駆け付けた土佐署員に銃刀法違反の容疑で取り調べを受けていたことが分かった。短銃には実弾は入っていなかったが、老女の暴走に同署員らも驚いている。

調べによると、この老女は28日午後5時半ごろ、自宅の離れに住むめいの夫(67)に自動式短銃を突き付け「めいの治療費に貸した金を返せ」と要求。めいの夫が警察に通報したため、老女は母屋に戻ったが、駆け付けた同署員が母屋の布団の下に隠してあった短銃と納屋の2階にあった実弾94発を押収した。

短銃は米国製コルト32口径。老女は「北米に移住した実兄(故人)かが昭和37年ごろ帰国した際、持ち帰ったもので、形見としてもらった」と話している。《共同通信》

1991 平成3年7月28日(日)

平成932日目

【雲仙・国道251号】火砕流から50日ぶりに再開

警戒区域に入るため6月8日から一部通行止めとなっていた長崎県・雲仙岳のふもと、島原市と南高来郡深江町を結ぶ生活道路、国道251号が28日午前10時、50日ぶりに限定解除、この日を待ちわびた車が次々と通過した。

解除区間は相互一方通行。最初に解除となった島原側では午前10時すぎ、島原署長の指示で同市秩父が浦町の検問所を弁当容器などを運ぶワゴン車など5台が一斉にスタート。7分後には深江町側が解除となり、待っていた3台が島原へ向け走り出した。《共同通信》

【海部俊樹首相】証券損失補てん先公表「業界が決意を」

海部首相は28日、長野県・軽井沢町で開かれた自民党軽井沢セミナーで講演し、証券不祥事に伴う損失補てん先リスト公表問題について「(証券業界が)まず自主的にどのようなことが原因であったかということを公表して二度と(不祥事を)繰り返さないよう自らの決意を業界は示してもらわないといけない」と述べ、損失補てんを受けた企業・団体リストを、その経緯を含め自主的に公表するよう強く促した。《共同通信》

1992 平成4年7月28日(火)

平成1298日目

【桜田淳子さん】結婚相手の会社役員と共に会見

世界基督教統一神霊協会(統一教会)の合同結婚式に参加を表明している女優の桜田淳子さん(34)が28日、結婚相手に決まった会社役員のAさん(36)と大阪市内のホテルで記者会見した。桜田さんは「両方の家族に許してもらい、今はとても安心している」と話した。Aさんも15年来の統一教会の信者で、「初めてお会いした時は普通のお嬢さん、という感じ。(記者会見で)初めて芸能人だと思った」と笑顔で語った。《共同通信》

【宮澤喜一首相】中曽根元首相と会談

宮澤首相は28日、10月下旬の天皇、皇后両陛下の訪中実現に向けた自民党内調整の皮切りとして中曽根元首相を都内の料理屋に招き、昼食を共にしながら会談、協力を要請した。

宮澤首相は「慎重(に扱う考え)だが、条件と環境を整え、進めたい」と述べ、訪中実現へ向け環境づくりを進める考えを強調。

これに対し中曽根氏は「原則的に首相の考えを支持するが、あくまで環境と条件を整えることが前提だ。これは首相が全責任をもってやるべき仕事だ」と述べ、党内外の協力を得るため首相自らが努力するよう求めた。《共同通信》

1993 平成5年7月28日(水)

平成1663日目

【自民党総裁選】河野洋平氏、渡辺美智雄氏が立候補届け出

自民党総裁選挙は28日、立候補の受け付けが行われ、渡辺派の渡辺美智雄前外相(70)、宮澤派の河野洋平官房長官(56)の2人が届け出た。立候補に意欲を示していた橋本龍太郎、太田誠一の両氏は直前になって河野氏支持の立場を明確にして出馬を断念。30日に予定される投票は渡辺、河野両氏の一騎打ちが確定した。《共同通信》

【非自民連立政権】成立へ

非自民、非共産党の野党7党は28日午後、書記長レベルによる代表者会議を国会内で開き、29日夕に7党党首会談を開くことで合意した。党首会談では非自民連立政権樹立で合意するとともに統一首相候補を決定、さらに連立政策を盛り込んだアピールを発表する運びだ。

これにより非自民連立政権は実現に大きく踏み出した。1955年の保守合同以来38年続いた自民党政権は幕を閉じ、日本の政治は大きな転換期を迎える。焦点の首相選びは新生党の羽田党首、日本新党の細川党首に絞られ、各党間の調整に入った。《共同通信》

1994 平成6年7月28日(木)

平成2028日目

【社会党】自衛隊合憲、原発容認へ

社会党は28日の中央執行委員会で、9月3日の臨時党大会に提出する活動方針案「当面する政局に臨むわが党の基本姿勢」を決定、村山首相が社会党の基本政策転換を表明したのを受け、自衛隊合憲、日米安保条約堅持、日の丸・君が代と原発の容認など歴史的な政策方針を打ち出した。

基本政策をめぐって左右両派が繰り広げてきた社会党の長年の議論に終止符を打つ内容だが、党内には地方組織を中心に反対論も根強く、8月1日の地方代表者会議や党大会では激しい議論が予想される。《共同通信》

【政界談話室】

○…村山首相は28日、東京・恩田区役所で開かれた「水の週間」記念式典に出席後、待ち受けていたタレントの松村邦洋さんに「総理、おめでとうございます」と声を掛けられた。首相は「どうも」と左手を上げてにっこり。松村さんは首相就任前に、テレビ番組で首相自慢の長いまゆ毛をはさみで切ったことがあるが、今回は警護のSPに阻まれた。「握手でもしようと思ったんだが、残念じゃった。間に人がおったんでね。我に自由を」と記者団に嘆いた首相だが、細川元首相、羽田前首相と比べて支持率が低い村山首だけに、せめてパフォーマンスの自由が欲しい?《共同通信》

1995 平成7年7月28日(金)

平成2393日目

【羽生善治さん、畠田理恵さん】婚約発表

将棋の羽生善治竜王(24)と女優の畠田理恵さん(24)は28日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で記者会見し、婚約したことを表明した。

羽生さんは、竜王、名人、棋聖、王位、王座、棋王の六冠を持つ将棋の第一人者で、女性ファンも多いスター棋士。畠田さんはNHKの朝の連続ドラマ「京・ふたり」のヒロイン役などで知られ、テレビや舞台で活躍中。2人は昨年9月に雑誌の対談で知り合って交際を始め、27日に正式に婚約をした。挙式は来年3月か4月の予定。《読売新聞》

【共産党・不破哲三委員長】首相続投を批判

共産党の不破委員長は28日、都内で開かれた党創立73周年記念のパーティーであいさつし、「(参院選で)社会党が歴史的大敗をしたことは、(村山政権に対する)国民の審判がいかに痛烈だったかを示している」と述べ、村山首相の続投を厳しく批判した。

なお、先月20日の党中央委員会総会に出席した宮本顕治議長は欠席した。《読売新聞》

1996 平成8年7月28日(日)

平成2759日目

【マラソン・有森裕子選手】「初めて自分で自分を褒めたい」

第26回夏季オリンピック・アトランタ大会第10日は28日、陸上の女子マラソンで前回バルセロナ大会銀メダルの有森裕子選手(リクルート)が2時間28分39秒で銅メダルを獲得した。

3位で競技場に戻った有森選手はスタンドの声援に支えられるようにゴール。「初めて自分で自分を褒めたいと思います」有森選手はインタビューの途中に涙を浮かべた。《共同通信》

1997 平成9年7月28日(月)

平成3124日目

【都市対抗野球】日本生命が5年ぶりV

野球・都市対抗最終日(28日・東京ドーム)日本生命(大阪市)が日本通運(浦和市)を下し、5年ぶり3度目の優勝を飾った。

日本生命は初回、一死二塁で福留が左越え適時打。続く天野が2ランと、序盤で主導権を握った。八回には再び天野の左越えアーチで突き放した。日本通運は四回にキーナンが3試合連続となる本塁打、六、八回にも1点ずつを返して粘ったが、及ばなかった。

最高殊勲選手に贈られる橋戸賞は、日本生命の杉浦正則投手が2度目の受賞を果たした。《読売新聞》

【民主党・鳩山由紀夫代表】新進党の反・小沢派との連携を模索

民主党の鳩山由紀夫代表は28日、京都市内のホテルで講演し、新進、民主、太陽各党の有志議員で結成準備を進めている「改革会議」について「小沢一郎党首にはついていけないが、外に飛び出すには至らない人にエールを送ってもらえないか、という新進党内の話が発端だ。そうした人との協力関係を模索している」と述べ、改革会議を通じて新進党内の反小沢グループとの連携を強めていく意向をあらためて表明した。《共同通信》

1998 平成10年7月28日(火)

平成3489日目

【和歌山毒物カレー事件】無差別殺人の見方強まる

青酸カレー事件の舞台となった和歌山市の園部第14自治会(65世帯、約200人)主催の夏祭りの案内状と飲食分の引換券が、自治会メンバーだけに配られていたことが28日、和歌山東署捜査本部の調べで分かった。夏祭り会場は袋小路の空き地で、部外者が入りにくいことから、捜査本部は、犯人が自治会の動向や現場付近の土地勘に詳しい者との見方を強めている。

また、カレーライスを食べ始めた状況から、同自治会長(64)=死亡=ら個人を目的にした犯行ではなく、祭りの参加者を無差別に殺傷するために青酸化合物を混入させた可能性が高いと見ている。《共同通信》

【公明】首相選挙で菅直人氏に投票へ

30日に召集される臨時国会の首相指名選挙で、参院では民主党の菅直人代表が指名される見通しとなった。これまで慎重だった公明が28日の議員総会を受けて、菅氏投票の方針を固めたもので、共産党、自由党も同調する公算が強まった。《共同通信》

1999 平成11年7月28日(水)

平成3854日目

【小渕恵三首相】君が代の解釈は内心の問題

参院は28日午後の本会議で、日の丸・君が代を法制化する国旗国歌法案をめぐって小渕恵三首相らが出席して趣旨説明と質疑を行い、審議入りした。

首相は答弁で「君が代の『君』は象徴天皇」などとする見解について「国民一人ひとりが君が代の歌詞などについて、どのように受け止めるかは個々人の内心にかかわる事柄と考えている」と述べ、政府見解を国民に押し付ける考えがないことを強調した。《共同通信》

2000 平成12年7月28日(金)

平成4220日目

【オウム裁判】早川紀代秀被告に死刑判決

坂本堤弁護士一家殺害や信者Tさん殺害など計7事件で殺人罪などに問われた元オウム真理教幹部の早川紀代秀被告(51)の判決公判が28日、東京地裁で開かれ、金山薫裁判長は「教団の利益のため人命を奪うことを何らいとわないという動機は厳しい非難に値し、酌量の余地は全くない」「人倫のかけらもうかがえない」と、求刑通り死刑を言い渡した。弁護側は即日控訴した。《共同通信》

【森喜朗首相】所信表明演説


https://www.kantei.go.jp/

第149臨時国会が28日、召集された。会期は8月9日までの13日間。森喜朗首相は午後、衆院本会議で所信表明演説し、「日本型情報技術社会実現のため、リーダーシップを発揮する」とIT革命推進を経済対策の柱とすることを強調するとともに、教育基本法の抜本改正などの教育改革のほか、少年法改正にも取り組む意欲を表明した。《共同通信》

2001 平成13年7月28日(土)

平成4585日目

【参院選】選挙戦最終日

選挙戦最終日の28日、繁華街や住宅地を駆け抜けた各党首や候補者は、訴えに最後の力を込めた。有権者は29日に将来を決める一票を投じる。

「野党でも手をつけなかった分野にメスを入れるのが小泉改革だ」小泉純一郎首相の「最後のお願い」は東京・JR新宿駅西口。1時間以上前から人が集まり、首相が姿を現した午後7時すぎには約6000人(警視庁調べ)でびっしり。

「3日ほど前から『小泉さんに負けるな』と言われるようになった。きょうが最後の訴えです」民主党の鳩山由紀夫代表はJR千葉駅前で声を張り上げ、手を振った。

「こんな日本にしたのは誰なのか」共産党の志位和夫委員長は大阪市で小泉政権と自民党を批判した。《共同通信》

2002 平成14年7月28日(日)

平成4950日目

【中谷元・防衛庁長官】米兵40人と富士登山

中谷元・防衛庁長官は27日夜から28日にかけ、在沖縄の米海兵隊員ら約40人とともに富士登山を行った。かつて陸上自衛隊員として鍛えた体力を武器に、現役の米兵や引率の自衛隊員らにひけをとらないペースで五合目から頂上まで約7時間で登り、日の出を鑑賞した。

防衛庁が今国会成立に全力を傾けた有事法制が継続審議扱いに終わることもあってか、同行した記者団に「登山より国会審議の方が厳しかった。有事法制も、あきらめないで頂上にたどり着けるよう頑張る」と決意を新たにしていた。《共同通信》

2003 平成15年7月28日(月)

平成5315日目

【第156通常国会】閉幕

通常国会が28日に閉幕し、9月の総裁選に向けた攻勢が激化、自民党は「熱い夏」に突入した。小泉純一郎首相(総裁)が再選へ強気の姿勢を見せるのに対し、反小泉勢力は出馬に名乗りを上げる議員が相次ぎ混戦の様相も。戦術も意思統一されておらず、戦いの構図はまだ定まっていない。《共同通信》

【民主党・菅直人代表】自由・小沢代表と政権交代をアピール

民主党の菅直人代表と自由党の小沢一郎党首が28日夜、静岡市で開かれたシンポジウムにそろって出席、両党合併の意義や政権交代への決意をアピールした。菅、小沢両氏は23日の会談で合併に合意した後、コンビを組んで相次いで「二人三脚」で活動する機会が増えている。

シンポジウムで菅氏は「自由党と民主党の基本的な(改革の)方向性は共通だ」と指摘。「小沢氏が『自分たちがどういう形でも支えて政権交代を実現する』と言ってくれた気持ちは重い」と述べ、官僚主導ではない政権樹立を目指す考えを表明した。《共同通信》

2004 平成16年7月28日(水)

平成5681日目

【地下鉄サリン事件】オウム3被告の控訴棄却

地下鉄サリン事件でサリンを散布したとして殺人罪などに問われたオウム真理教元幹部の豊田亨(36)、広瀬健一(40)両被告と、散布役を送迎したとして同罪などに問われた元幹部の杉本繁郎被告(45)の控訴審判決が28日、東京高裁であった。

高橋省吾裁判長は「犯罪史上類のない凶悪かつ重大極まりない犯行で、一般予防の見地からも極刑はやむを得ない」と述べ、豊田、広瀬両被告を死刑、杉本被告を無期懲役とした1審・東京地裁判決を支持、3被告の控訴をいずれも棄却した。

2審で死刑判決を受けたのは、一連のオウム真理教事件では計8人となった。豊田、広瀬両被告の弁護人は、即日、上告した。《読売新聞》

【小泉純一郎首相】洪水被害への生活再建支援法活用を指示

政府は28日午前、中央防災会議(会長・小泉純一郎首相)を首相官邸で開き、新潟、福井などの集中豪雨を受けた関係省庁などの対応策などを承認した。首相は洪水被害を受けた住宅に対する被災者生活再建支援法の積極的な活用を指示した。《共同通信》

2005 平成17年7月28日(木)

平成6046日目

【ヤンキース・松井秀喜外野手】デビューから425試合連続出場

米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は28日、ニューヨークでのツインズ戦で、デビューからの連続出場が425試合になり、大リーグ記録を更新した。松井は27日の試合で、野球殿堂入りしているアーニー・バンクス(カブス)の424試合に並んでいた。《共同通信》

【自民党】造反議員、弁明書の提出を拒否

自民党郵政族議員でつくる郵政事業懇話会(会長・綿貫民輔前衆院議長)は28日の党役員会で、党政治倫理委員会が郵政民営化関連法案の衆院採決で造反した議員に弁明書提出を求めたことへの対応を協議し、個々には提出に応じないことを決めた。

法案の党内手続きに不備があり「党議拘束はかかっていない」というのが理由。反対か棄権・欠席した51人に意思確認した上で、綿貫氏が懇話会としての対応を説明した文書を武部勤幹事長へ手渡す。《共同通信》

2006 平成18年7月28日(金)

平成6411日目

【安倍晋三官房長官】改憲に意欲

自民党は28日、ポスト小泉候補3人による討論会を都内のホテルで開き、9月の自民党総裁選に向けた本格論戦がスタートした。安倍晋三官房長官は憲法改正実現への強い意欲を鮮明にした。

谷垣禎一財務相は、小泉純一郎首相の靖国神社参拝で冷え込んだ日中関係の改善の必要性を訴え、小泉外交を擁護する安倍氏と対立。海外出張中の麻生太郎外相はビデオ出演で「義務教育の2、3年前倒し」を掲げた。《共同通信》

2007 平成19年7月28日(土)

平成6776日目

【サッカー・アジア杯】日本、3位決定戦で韓国に敗れる

サッカーのアジア・カップ第15日は28日、インドネシア・パレンバンで3位決定戦を行い、日本はライバル韓国と対戦、延長を終えて0−0からのPK戦に5−6で敗れ、4位に終わった。日本は次回の2011年大会の予選免除を逃した。《共同通信》

【安倍晋三首相】「改革ができるのはわれわれ」

安倍政権に是か非か。激しい舌戦が繰り広げられた選挙戦。最終日の28日、今年一番の暑さを各地で記録する中で、各党首は「力を与えて」「最後のチャンス」と声を振り絞った。

「そうか、私たちに力を与えてください」安倍晋三首相は首都・東京のJR新橋駅前で懇願するように訴えた。「改革を進めるか、後退させるか。その選択。改革ができるのはわれわれです」とこぶしを何度も振り下ろしては、大きく手を広げる。年金の問題では「安心できる制度をつくります」

応援に駆け付けた石原慎太郎都知事は「小沢さんは財政を傾けた。日本は任せられない」と民主党の小沢一郎代表を批判した。《共同通信》

2008 平成20年7月28日(月)

平成7142日目

【神戸・都賀川水難事故】

日本列島は28日、大気が不安定な状態となり、各地で雨雲が発達、激しい雷雨や突風に見舞われ、神戸市の増水した川で4人が死亡、姫路市では落雷で1人が死亡するなど被害が相次いだ。

28日午後2時45分ごろ、近畿地方に降った大雨の影響で神戸市灘区の都賀川が急激に増水、川で遊んでいた学童保育の小学生らが相次いで流された。間もなく河口付近で女性1人、子供3人の計4人の遺体が見つかり、いずれも死亡が確認された。《共同通信》

【福田康夫首相】クウェート・ナセル首相と会談

福田康夫首相は28日午前、クウェートのナセル首相と官邸で会談した。両首脳は現在の原油価格高騰について「価格水準は前例のないもので消費国、産油国双方の利益に反する」との認識で一致。

会談後発表された共同声明で、クウェート側は「日本への石油の安定供給を保証する」と表明した。再生可能なエネルギー開発や環境対策の協力が盛り込まれたほか、租税条約締結交渉を加速化させていくことでも一致した。《共同通信》

2009 平成21年7月28日(火)

平成7507日目

【麻生太郎首相】「民主党の安保政策は極めて不安」

民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)をめぐり28日、麻生太郎首相や各閣僚から閣僚懇談会や記者会見で「無責任なばらまき」などの批判が相次いだのに対し、民主党の鳩山由紀夫代表らが「私たちは無駄遣いをなくす」などと反論、財源論を中心に激しい応酬が繰り広げられた。

首相は閣僚懇談会で「民主党の安全保障・外交政策は極めて不安だ。政権を委ねるわけにはいかない」と強調。河村建夫官房長官は会見で「民主党は定額給付金をばらまきだと言ったが、その上をいくばらまきで財源もない」と酷評した。《共同通信》

【川村カオリさん】死去

「ZOO」のヒットで知られ、がんを告白し闘病生活を続けていた歌手川村カオリさんが28日午前11時1分、都内の病院で、乳がんのため死去した。38歳だった。04年に乳がんが見つかり摘出手術を受けたが、その後がんの再発と転移が見つかり、抗がん剤の治療を続けていた。がんと闘いながら12年ぶりのソロ活動を再開させ、今年5月にはライブを敢行。だが、新たな転移が見つかり入院、治療に専念していた。《日刊スポーツ》

2010 平成22年7月28日(水)

平成7872日目

【千葉景子法相】死刑執行に立ち会う

法務省は28日、死刑囚2人の刑を執行したと発表した。死刑執行は昨年7月28日以来、1年ぶりで、民主党政権では初。千葉景子法相は同日の死刑執行に立ち会ったうえで記者会見し、「死刑について根本的な議論が必要」と指摘。法務省内に制度の存廃を含めて検討する勉強会を立ち上げる方針を示した。また従来外部に非公開だった東京拘置所の刑場を近く報道陣に公開するという。

千葉法相は同日午前、記者会見し「いずれも大変残忍で被害者や遺族にとって無念の事件。慎重に検討し死刑執行を命令した」と話した。東京拘置所での2人の執行に自ら立ち会ったことも明らかにし、「死刑に関する根本からの議論が必要と強く感じた」と述べた。《日経新聞》

2011 平成23年7月28日(木)

平成8237日目

【俳優・高岡蒼甫さん】所属事務所を退社

韓流ブームとフジテレビに対し持論を展開し波紋を呼んでいる俳優の高岡蒼甫(29)が28日、所属事務所のスターダストプロモーションを退社することを、自身のツイッターで明らかにした。

高岡は「一つの呟きからの大きな波紋により、事務所の関係各位にはご迷惑をお掛けしました。当然の結果だと思っております」とつづり、「応援していただいた皆様、ご尽力頂いた皆様ありがとうございました」とファンメッセージを送っている。《スポニチ》

【菅直人首相】佐賀県知事らに謝罪

菅首相は28日、九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼働問題で、佐賀県の古川康知事と同県玄海町の岸本英雄町長に電話し、ストレステスト(耐性検査)実施を巡り混乱を招いたことについて、「私の指示が遅くなり、迷惑をかけたことをおわびしたい」と陳謝した。

首相は当初、直接会って謝罪する考えを示していたが、「スケジュール調整がつかない」とし、佐賀訪問を見合わせる意向を示したという。古川知事は「おわびは県議会や県民に対して示されたと理解している」とのコメントを発表。

岸本町長は「謝罪より、閣内が一致したエネルギー政策を示すのが先決だ」と話した。《読売新聞》

2012 平成24年7月28日(土)

平成8603日目

【ロンドン五輪】第2日

ロンドン五輪第2日は28日、柔道男子60キロ級の平岡拓晃が日本選手団第1号となる銀メダルを獲得した。女子48キロ級の福見友子は準決勝で敗れ、3位決定戦でも負けた。

重量挙げの女子48キロ級では三宅宏実が銀メダルを獲得し、1968年メキシコ五輪銅メダルの父義行氏と親子メダリストに。

競泳の男子100メートル平泳ぎの北島康介は準決勝に進み、男子400メートル個人メドレーの萩野公介が決勝に進出。

サッカー女子1次リーグF組の「なでしこジャパン」はスウェーデンと0―0で引き分け。射撃男子エアピストルの松田知幸は決勝に進めず13位に終わった。《共同通信》

ロンドン五輪第2日の28日、競泳男子400メートル個人メドレー決勝で、栃木・作新学院高3年の萩野公介(17)が4分8秒94の日本新記録で3位となり、競泳男子ではメルボルン大会以来56年ぶりの高校生メダリスト誕生となった。男子100メートル平泳ぎ準決勝では、3連覇を狙う北島康介が全体の6番目で決勝に進んだ。《共同通信》

2013 平成25年7月28日(日)

平成8968日目

【山口、島根豪雨】

中国地方で大気の状態が非常に不安定になり、島根、山口両県で28日、猛烈な雨が降った。両県の一部で記録的な雨量となり、山口県萩市では土砂崩れで倒壊した住宅から助け出された女性の死亡が確認されたほか、萩市と島根県津和野町で2人が行方不明になった。道路寸断も相次ぎ、山口市の教育施設では小中学生らが孤立。JRなど交通にも影響が出た。

気象庁は「これまでに経験したことのないような大雨となっている所がある」と最大級の警戒を呼び掛け、重大な災害の危険性が高まった場合に8月30日から発表を始める「特別警報」に相当すると説明した。《共同通信》

【松井秀喜氏】引退セレモニー

28日、松井秀喜氏(39)はヤンキースと1日限定のマイナー契約を結び、「僕が一番憧れた場所」というヤンキースタジアムでの引退セレモニーに出席した。式に続くレイズ戦で輝いたのは、松井氏と同世代のアラフォー選手たち。同い年のジーターが先制ソロを放てば、イチローは4安打の固め打ち。広島にもいたことがある37歳のソリアーノのサヨナラ打で勝利し、「ヤンキース松井」の引退に花を添えた。《日経新聞》

2014 平成26年7月28日(月)

平成9333日目

【ホンダジェット】量産機を一般公開

ホンダは28日、米ウィスコンシン州オシュコシュの航空ショーで、開発中の小型ジェット機「ホンダジェット」の量産機を初めて一般公開した。2015年の納入開始を控え、幹部らが使う企業向けや富裕層の自家用、航空機を使ったタクシー事業向けなど、需要が大きい北米での売り込みを加速する。

ホンダジェットは全長が約13メートルで、主翼の上にジェットエンジンがあるデザインが特色。広めの空間で快適性を追求した機内は標準タイプで乗員を含めて6人が乗ることができる。価格は450万ドル(約4億5800万円)。 《共同通信》

【安倍晋三首相】カリコム首脳会議に出席

安倍晋三首相は28日午前、訪問先のトリニダード・トバゴを含む14カ国が加盟するカリブ共同体(カリコム)との首脳会合に出席した。14カ国のうち11カ国の首脳が参加。安倍首相は国連安全保障理事会の非常任理事国選挙での日本への支持や安保理改革などの協力を要請した。

安倍首相は会合で、海洋進出を図る中国を念頭に「一部の海や空で力と威圧による一方的な現状変更の試みがある」と指摘し、「日本とカリコム諸国は法の支配に基づく海洋秩序を重視し、共通の課題と価値観を有するグローバルパートナーだ」と強調した。《産経新聞》

2015 平成27年7月28日(火)

平成9698日目

【山口連続殺人放火事件】65際被告に死刑判決

山口県周南市金峰の集落で平成25年7月、近隣住人5人を殺害したとして、殺人と非現住建造物等放火の罪に問われたA被告(65)の裁判員裁判の判決で、山口地裁の大寄淳裁判長は28日、争点となっていた被告の犯行時の精神状態について「完全責任能力があった」と認定し、求刑通り死刑を言い渡した。《産経新聞》

【中日・谷繁元信監督兼選手】3018試合出場

中日・谷繁元信監督兼選手(44)が28日、ナゴヤドームで行われた阪神戦で日本プロ野球新記録となる通算3018試合出場を達成した。25日のヤクルト戦(神宮)に7回の守備から出場し、野村克也氏(南海など)の持つ3017試合に並んでいた谷繁はこの日、「8番・捕手」で先発出場。5回が終了し試合が成立すると、スコアボードの大型ビジョンにこれまでの軌跡が流され、中日・和田から花束が贈られた。谷繁は観客の歓声に手を振って応えた。《東スポ》

2016 平成28年7月28日(木)

平成10064日目

【元慰安婦支援財団】発足

旧日本軍の従軍慰安婦問題を巡る昨年末の日韓合意に基づく「和解・癒やし財団」が28日、発足した。歴史認識について対立してきた日韓が協力し、戦時中に深く傷つけられた韓国人女性の名誉と尊厳を回復する歴史的な試みが動きだす。

だが、「被害者を無視した一方的な合意だ」と主張する反対派の抗議活動は過激化し、日本ではソウルの少女像の早期撤去を求める声が自民党の一部に根強い。財団にとって波乱含みの船出となった。《西日本新聞》

【安倍晋三首相】北方領土元島民の孫らと面会

北方領土の元島民の孫やひ孫らに当たる根室管内の中学生7人が28日、首相官邸を訪れ、安倍晋三首相に北方領土問題の早期解決に向けた思いを伝えた。

新浜早恵さん(中標津町立計根別学園9年)は「領土問題を解決するには私たちのことだけでなく、相手側のことも考えなくてはいけない」と語り、水上紗羅さん(標津町立川北中3年)は「島周辺は漁業にとってとてもいい場所。漁業権の獲得ができるといい」と訴えた。

首相は9月にロシア極東ウラジオストクでプーチン大統領との首脳会談を予定していることに触れ、「みなさんがその地を踏める新しい時代をつくっていきたい。若い力で応援してほしい」と述べた。《北海道新聞》

2017 平成29年7月28日(金)

平成10429日目

【大阪地裁・西田隆裕裁判長】朝鮮学校も無償化対象

大阪朝鮮高級学校(大阪府東大阪市)を国が高校授業料無償化の対象から除外したのは、平等に教育を受ける権利の侵害だとして、学校を運営する学校法人「大阪朝鮮学園」が、国の処分取り消しなどを求めた訴訟の判決で、大阪地裁は28日、国の処分を取り消し、学園を無償化の対象にするよう命じた。《読売新聞》

【稲田朋美防衛相】辞任

稲田朋美防衛相は28日の記者会見で、辞任する意向を表明した。これに先立ち安倍晋三首相に辞表を提出し、受理された。南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報隠蔽問題を巡り、防衛省トップとして混乱を招いた責任を取った。8月3日にも実施される内閣改造まで岸田文雄外相が兼務する。首相は稲田氏の任命責任を認め「国民の皆さまに心からおわびを申し上げたい」と陳謝した。《共同通信》

2018 平成30年7月28日(土)

平成10794日目

【台風12号】空の便に乱れ

台風12号の影響で28日、羽田空港を発着する便を中心に国内線280便以上が欠航した。航空各社は、影響は29日も続くとして80便以上の欠航を決めた。

28日は羽田―大阪間や羽田―福岡間などで欠航が相次ぎ、日航と全日空だけで4万人以上に影響した。《共同通信》

【自民党・石破茂元幹事長】挑む姿勢を強調

自民党の石破茂元幹事長は28日、兵庫県豊岡市で、戦前の帝国議会で軍国主義に反対する「反軍演説」をした斎藤隆夫元衆院議員の記念館を訪れ、反骨精神あふれる政治家だった斎藤氏に共感を示した。9月の党総裁選をにらみ、斎藤氏に自身を重ね合わせ、連続3選を期す安倍晋三首相に挑んでいく姿勢をアピールした格好だ。

記念館訪問後に「どんなに批判されても言わないといけないことを、きちんと言う政治家が、この国にいた。(自分も)そうありたい」と記者団に述べた。

斎藤氏は1940年2月、代表質問で日中戦争の意義に疑問を投げ掛け、軍部の怒りを買って衆院議員を除名された。《共同通信》

2019 令和元年7月28日(日)

令和89日目

【香港】繁華街に催涙ガスが充満

香港で28日夜、香港政府に対する抗議デモが行われた。一部の若者らはデモ後に香港島中心部の主要な道路を占拠し、催涙弾で排除に乗り出した警官隊と激しく衝突した。繁華街には催涙ガスが充満し、旅行客らが涙を流しながらホテルに急ぐ姿が見られた。

警察当局は、混乱を警戒して28日のデモ申請を不許可としたが、デモは決行された。若者らは中国政府の香港出先機関などに向かい、警官隊に阻止された。27日も中国本土に近い新界地区・元朗で無許可デモが行われ、警官隊との衝突で24人が負傷した。

香港では、中国本土への犯罪容疑者引き渡しを可能にする逃亡犯条例の改正案撤回などを求めるデモが6月9日から続き、衝突が激化している。《読売新聞》

2020 令和2年7月28日(火)

令和455日目

【東北地方】記録的大雨


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本州付近に停滞する梅雨前線の影響で、28日は東北と北陸を中心に記録的な大雨となった。気象庁によると、28日午後6時までの24時間雨量は山形県長井市と新潟県粟島浦村で201・5ミリとなるなど両県の4地点で観測史上最多を記録。岩手県や福島県を含む7県17地点で7月の観測史上最大を更新した。

最上川が大きく蛇行する山形県大江町左沢では28日午後1時、川沿いの17世帯49人に避難勧告が出されると、午後2時頃には川から水があふれ出て住宅の一部が浸水した。

国土交通省新庄河川事務所によると、28日午後11時50分頃、山形県大石田町横山付近を流れる最上川で、橋の上まで水が上がり、氾濫したことを確認した。《読売新聞》

2021 令和3年7月28日(水)

令和820日目

【東京五輪】第6日


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東京五輪第6日の28日、体操の男子個人総合決勝で橋本大輝(19)=順大=が金メダルを獲得した。競泳女子200メートル個人メドレーは大橋悠依(25)=イトマン東進=が400メートルとの2冠を達成。柔道の女子70キロ級は新井千鶴(27)=三井住友海上=が制し、日本の金は13個となり、前回リオデジャネイロ五輪を上回った。体操の同種目で日本勢は内村航平(32)=ジョイカル=の2連覇に続く3大会連続優勝で、体操のメダルは五輪で通算100個目に達した。

日本の女子選手が1大会で複数の金メダルを獲得したのは夏季五輪初。

バドミントン男子シングルスは、世界ランキング1位の桃田賢斗(26)=NTT東日本=が1次リーグで敗退した。

ボクシング女子フェザー級の入江聖奈(20)=日体大=は準決勝進出。3位決定戦がないため銅メダル以上が確定、日本女子初のメダルとなる。

サッカー男子の日本は1次リーグ最終戦でフランスに4―0で勝ち、3連勝で準々決勝に進んだ。

野球は1次リーグが開幕し、日本の「侍ジャパン」はドミニカ共和国に4―3で逆転サヨナラ勝ちして白星スタートを切った。

卓球は女子シングルスで伊藤美誠(20)=スターツ=が4強、テニスは男子シングルスで前回大会銅メダルの錦織圭(31)=日清食品=が8強入りした。《共同通信》



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