令和820日目

2021/07/28

この日のできごと(何の日)

【東京五輪】第6日

東京五輪第6日の28日、体操男子個人総合決勝が有明体操競技場(東京都江東区)で行われ、19歳の橋本大輝(順大)が金メダルを獲得した。最終種目の鉄棒で0.467点差をひっくり返す逆転での頂点。


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同種目は2012年のロンドン五輪、16年のリオデジャネイロ五輪で内村航平(ジョイカル)が連覇。橋本の金メダルで、日本勢が3大会連続で頂点に立つことになった。五輪でこの種目の金メダルは、遠藤幸雄や具志堅幸司らに次いで日本人5人目だが、10代での獲得は初めて。

橋本は最初のゆかで14.833点を出していきなり首位に。途中逆転を許したが、平行棒で15点台をマークするなど中国勢にくらいつき、最終種目を残して3位につけていた。

千葉県成田市出身で、2021年4月の全日本選手権では初優勝を果たした。内村航平に次ぐ日本のエースとしての期待がかかっており、今大会の予選でも88・531点をマークし、個人総合決勝に全体トップでコマを進めていた。

同じく個人総合に挑んだ18歳の北園丈琉(徳洲会)は5位だった。《産経新聞》

東京五輪第6日の28日、柔道女子70キロ級で新井千鶴(27)=三井住友海上=が優勝した。日本女子は52キロ級の阿部詩(日体大)に続く今大会2個目の金メダルとなり、複数階級制覇は、2階級を制した2008年北京五輪以来、3大会ぶり。

この階級は16年リオデジャネイロ五輪で田知本遥が優勝し、日本女子に唯一の金メダルをもたらした。新井は田知本と同五輪代表の座を争い、惜しくも敗れていた。再出発し、得意の内股を武器に17、18年と世界選手権を連覇。世界のトップに上り詰めた。

競泳女子200メートル個人メドレーで大橋悠依が2分8秒52で金メダルを獲得し、400メートルとの2冠を達成した。競泳の日本女子で2個の金メダルを手にしたのは初めて。男子200メートルバタフライは今大会の日本男子で初めて決勝に進んだ本多灯が1分53秒73で銀メダルを獲得した。日本勢はこの種目で5大会連続表彰台。

サッカー男子の1次リーグ最終戦で、A組の日本はフランスを4―0で大勝して3連勝の同組1位で準々決勝に進出した。五輪で日本の1次リーグ3連勝は初。前半に久保建、酒井が得点し、後半は三好、前田が加点した。準々決勝でB組2位のニュージーランドと戦う。メキシコは南アフリカを下して2位で突破。

バドミントン1次リーグで、男子シングルスの世界ランキング1位でA組の桃田賢斗(NTT東日本)は許グァン熙(韓国)に0―2で敗れ、1勝1敗の2位で決勝トーナメント進出を逃して敗退した。I組の常山幹太(トナミ運輸)はコエリョ(ブラジル)に快勝し、2連勝の1位で突破した。

五輪野球の1次リーグが始まり、正式競技としては初の金メダルを狙うA組の日本はドミニカ共和国に4−3で逆転サヨナラ勝ちし、白星スタートを切った。31日にメキシコと対戦する。

日本は打線が六回まで1安打と巨人でプレーするメルセデスを打ちあぐねて劣勢に回ったが、1−3の九回に村上(ヤクルト)の適時打と甲斐(ソフトバンク)のスクイズで追い付き、さらに1死満塁として坂本(巨人)が中越えに適時打を放った。《共同通信》

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【台風8号】宮城県に上陸

台風8号は28日午前6時前、宮城県石巻市付近に上陸した。同県に上陸したのは、1951年の統計開始以来初めて。その後は日本海側へ進み、同日午後3時に秋田県沖で温帯低気圧に変わった。

気象庁によると、台風8号の影響で、関東や東北には暖かく湿った空気が流れ込んだ。28日午後5時現在、1時間雨量は栃木県佐野市豊代町で71.5ミリ、日光市足尾町で54ミリを観測し、7月の観測史上最多になった。《読売新聞》

【COVID-19】

国内新規感染9583人

国内で28日、新たに9583人の新型コロナウイルス感染者が確認され、過去最多を更新した。首都圏1都3県で60%近くを占めた。感染力の強いインド由来の変異株(デルタ株)が首都圏を中心に猛威を振るっており、緊急事態宣言後も感染拡大が止まらない。東京五輪や夏休みの期間中、人の動きが活発になり、さらに感染者が増えるとの見方もある。

政府対策分科会の尾身茂会長は28日の衆院内閣委員会で、東京都の感染拡大に関し「人流や接触機会は宣言が出て徐々には減っているが、期待されるレベルには至っていない。医療の逼迫が既に起き始めているというのがわれわれの認識だ」と述べた。《共同通信》

【東京株式市場】

28日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落した。終値は前日比388円56銭安の2万7581円66銭。感染力が強い新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」の世界的な流行が改めて不安視され、幅広い銘柄が売られた。

東証株価指数(TOPIX)は18.39ポイント安の1919.65。出来高は約10億3700万株。《共同通信》

【埼玉県】12万5000軒が停電

28日午後8時半ごろ、埼玉県南部で停電が発生し、東京電力パワーグリッドによると最大12万5千軒以上に及んだ。落雷が原因とみられ復旧作業に当たっている。同県日高市の変電所で火災が発生し関連を調べている。

同社によると、川越市や日高市、飯能市でそれぞれ3万軒前後が停電。周辺自治体でも起きた。発生時、地域では激しい雷があったという。

地元消防によると、停電発生当時、日高市にある変電所付近で「電線から火が出ている」と通行人から110番があった。駆け付けた消防署員が変電所内で火が上がっているのを発見した。火災によるけが人はいない。《共同通信》

【本多平直衆院議員】議員辞職

立憲民主党のワーキングチーム(WT)の議論で性交同意年齢の取り扱いに係る発言をめぐり、27日付で同党を離党した本多平直衆院議員(56)=比例北海道=は28日午前、選挙地盤の北海道札幌市で記者会見し、「党を離れた以上、筋を通して辞職する。これから東京に戻り、辞表を提出する」と述べた。辞職後の動向については「離党と議員辞職を決断した直後の今は考えられない」としたが、「何か道があれば政治の仕事をしたいという思いはある」と政界への思いを語り、早期に地元後援会や支援者などと対応を検討する考えを示した。

本多氏は「WTでの発言がねじ曲げられて伝えられた」などと自身の考えを主張。問題発言と指摘される中で「党幹部からの助言があったとはいえ、報道直後に私自身の判断で会見を開いて説明責任をすべきだった。そのタイミングを逸した判断ミスがあった」と述べ、有権者に対する説明が遅れたことを陳謝。議員辞職に至ったことに「本当に無念」と悔しさをにじませた。《産経新聞》

性行為の同意年齢を巡る不適切発言で立憲民主党を離党した本多平直衆院議員(56)=比例北海道=は28日、大島理森衆院議長宛てに議員辞職願を提出した。辞職は同日許可された。衆院の欠員は4となる。本多氏は提出後、記者団に「途中で大切な仕事を辞めざるを得なくなったのは残念だ」と述べた。《共同通信》

【立憲民主党、国民民主党】五輪中止「現実的でない」

立憲民主、国民民主両党は28日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた東京五輪の中止について「現実的でない」とし、感染対策を徹底した上で開催を続けることが妥当だとの考えを示した。

野党3党の国対委員長は28日午前に国会内で会談し、終了後、記者団の取材に応じた。五輪開幕前は「再延期か中止」を主張していた立民の安住淳国対委員長は「競技がスタートしている中で、選手村でクラスター(感染者集団)が起きるなど新たな状況が生まれない限り現実的ではない」と述べた。

その上で「現時点では、組織委員会が感染させない細心の注意を払い、選手がストレスなく試合ができる状況を作ってあげたい」と述べた。国民の古川元久国対委員長も「現実的ではない」と語った。

一方、共産の穀田恵二国対委員長は「中止すべきだ、今からでも遅くはない」と訴えた。《産経新聞》

【中国】豪雨で記者に嫌がらせ

中国外国人記者クラブ(FCCC)は28日までに、河南省を襲った豪雨を取材した複数の記者らが現場などで住民に嫌がらせを受けたとして「非常に懸念している」とする声明を発表した。米紙ロサンゼルス・タイムズと独公共放送ドイチェ・ウェレの記者らが取材中に群衆に包囲され、カメラと服をつかまれたこともあった。

中国外務省の報道官は海外メディアの報道をたびたび「偽ニュース」「中国を中傷し攻撃している」と批判。ナショナリズムの高まりが外国人記者への敵意につながっている可能性もあるとされる。

当局が一般市民を装っているとみる報道関係者もいる。《共同通信》

【中国・王毅外相】タリバンと会談

中国の王毅国務委員兼外相は天津で28日、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンの幹部と会談し、アフガン和平などを巡り意見交換した。中国外務省とタリバンが発表した。米軍がアフガン撤退を進める中、中国は「最大の隣国」(王氏)として影響力を確保する狙いとみられる。

タリバン幹部のバラダル師が率いる代表団が訪中。王氏はタリバンを「アフガンで決定的な力を持つ軍事、政治勢力だ」と評価。「アフガンの和平と和解、復興の過程で重要な役割を発揮できるだろう」と述べた。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは28日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はアナハイムでのロッキーズ戦に「2番・指名打者」でフル出場し、1−3の四回に3ランを放ってメジャー最多の本塁打数を37に伸ばした。3打数2安打3打点、2得点で2四球1三振。チームは8−7で競り勝った。

マリナーズの菊池はアストロズ戦に先発し、5回を1本塁打を含む7安打4失点(自責点3)、7三振2四球で6敗目(6勝)を喫した。試合は4−11だった。

レッズの秋山はカブス戦で代打から中堅の守備に就き、1打数1安打2打点、1死球だった。チームは8−2で勝った。《共同通信》



7月28日 その日のできごと(何の日)