平成6776日目
2007/07/28
【民主党・小沢一郎代表】「国民の生活に目を向けた政治を確立しよう」
小沢一郎代表は、28日午後、島根県出雲市内で街頭演説会を開き、足を止め聞き入るおよそ100人の聴衆を前に、民主党の政策への理解と、更なる支援・支持を訴えた。
小沢代表は、「皆さんの一致協力したお力添えで、民主党も力を付けてきた。更なる支援の輪を広げていただるようご尽力を頂きたい」と、民主党へのいっそうの協力を求めた。
さらに、小沢代表は、「この島根県から、本当に日本の政治を変えるため、皆さんのお力で『みんなで変えよう』と力を併せて頂きたい」と結束を訴えた。同時に「それは、安倍政権の体質に見られるような、国民の生活や、国民一人一人の意見を軽視して権力主義的な政治を打破することに繋がる」と一人一人の力は大きな力になると訴えた。
そして、「自民党の政治を変え、本当の議会政治、本当の国民のための、国民本位の国民の生活に目を向けた政治を確立しなくてはならない」と力説し、まず島根県を変え、それによって日本の政治を変えていこうと語りかけた。《民主党ニュース》
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【サッカー・アジア杯】日本、3位決定戦で韓国に敗れる
サッカーのアジア・カップ第15日は28日、インドネシア・パレンバンで3位決定戦を行い、日本はライバル韓国と対戦、延長を終えて0−0からのPK戦に5−6で敗れ、4位に終わった。日本は次回の2011年大会の予選免除を逃した。
日本は準々決勝のオーストラリア戦に続く2度目のPK戦で、5人目まで全員が成功したが、6人目の羽生(千葉)が止められた。韓国が後半に退場者を出し、日本が攻勢だったが、最後まで相手守備を崩せなかった。《共同通信》
【安倍晋三首相】「改革ができるのはわれわれ」
安倍政権に是か非か。激しい舌戦が繰り広げられた選挙戦。最終日の28日、今年一番の暑さを各地で記録する中で、各党首は「力を与えて」「最後のチャンス」と声を振り絞った。
「そうか、私たちに力を与えてください」安倍晋三首相は首都・東京のJR新橋駅前で懇願するように訴えた。「改革を進めるか、後退させるか。その選択。改革ができるのはわれわれです」とこぶしを何度も振り下ろしては、大きく手を広げる。年金の問題では「安心できる制度をつくります」
応援に駆け付けた石原慎太郎都知事は「小沢さんは財政を傾けた。日本は任せられない」と民主党の小沢一郎代表を批判した。《共同通信》
【この日の民主党】
「信用できる政府をつくろう」菅代表代行らが訴え
菅直人代表代行は、28日夕東京中野駅前で街頭演説し、「生活を大事するのが民主党」と訴え、政治を変えようと呼びかけた。
菅代表代行は、「年金担当大臣に長妻昭議員になってもらおう」と演説を始め、「民主党は信用していただける年金の抜本改革をやり遂げる」とした。また、「この3、5年の間に社会はギクシャクしてきた。それは、競争の2文字。国際競争に勝つために、給料を半分にする。競争に勝つためには生活が破壊されても仕方がない。これが小泉・安倍政権」と厳しく批判した。
演説会に参加した長妻昭政策調査会長代理は、「業界、役所に都合のいい政治」が今の政治であるとして、消えた年金記録の問題を詳しく報告。特に、この国会で成立した、年金保険料流用法案について触れ、「広報活動にも、アルバイト代金にも保険料が使われる。こうしたお金の使い方を変えよう。さらに、2万8000人も人間が天下し、特殊法人などで飯を食べている。この天下り先に1年間で12兆円ものお金が流れている。こういう政府を続けていいのか。信用できる政府を作ろう」と呼びかけ、聴衆の大きな拍手を受けた。
この演説会には、円より子副代表、小宮山洋子常任幹事、小川敏夫参議院幹事長、加藤公一衆院議員、遠藤幸男連合東京会長、山口文江東京生活者ネットワーク代表も参加し、それぞれ政治を生活者のためのものに、働く者のためのものにしようと呼びかけた。
演説会終了後、菅代表代行は記者団に、「全体として手応えはありました。日本全体がおかしくなっている、その一つの現れが年金。まともな国に作り直さなければならない、そのことを訴えてきた」と語った。
安倍政権の思いやりのない政治、国民のためにならない 幹事長
鳩山由紀夫幹事長は28日夜、神奈川県の横浜駅西口と東口で続けて街頭演説を行い、思いやりのある、国民の皆さんのためになる政治の必要性を訴えた。
鳩山幹事長は「今の安倍政権は、一言で言えば愛がなさ過ぎる。思いやりのない政治は、国民の皆さんのためにならない」などと述べ、安倍首相が「美しい国」をうたい政府が経済成長を重視する中で、セーフティネットが崩れ「影」の部分が国民の皆さんの生活を脅かすようになったことを指摘した。
鳩山幹事長はまた、国民皆年金といわれるが、未納率が高い国民年金については、今年まだ数値が発表されていないと紹介。年金制度の一元化や年金保険料の流用禁止の法制化について、強く実現を訴えた。
国民の皆さんが投じた思い、政治に対する期待感を受け止め、国民の生活が第一という視点で政策立案を続ける意欲を示して、「安心して力をお貸しいただきたい」と民主党への一層の支援を求めた。
藤井裕久、笠浩史両衆院議員、浅尾慶一郎県連代表(参院議員)、千葉景子広報委員長、高木連合会長もマイクを握り、「政治の膿(ウミ)を隠している『バンソウコウ』を外そう」(浅尾議員)などと、政治とカネの問題を国民の皆さんの前に明らかにすべきことを訴えた。《首相官邸》