令和138日目
2019/09/15
この日のできごと(何の日)
【河野太郎防衛相】台風被災の千葉視察
河野太郎防衛相は15日、台風15号の被害を受けた千葉県内を訪れ、被災者の生活支援や復旧にあたる自衛隊の活動を視察した。河野氏は同県富里市で記者団に「給水や入浴支援はまだまだニーズがある。要請があればしっかり拡大できるように対応する」と述べ、生活支援の規模を拡大する方針を示した。
また、停電の解消に向けて東京電力と緊密に連携を取り、電線復旧作業の妨げになっている倒木の撤去を急ぐ考えも強調した。
この日は河野氏の防衛相就任後、初の地方視察となった。海上自衛隊館山航空基地(館山市)での入浴施設開放や、富里市での陸上自衛隊による倒木撤去作業などの現場を視察し、隊員を激励した。河野氏は記者団に「停電が長引いており隊員の活動も長くなるが、しっかりとやっていただきたい」と語った。《産経新聞》
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【マラソングランドチャンピオンシップ】
マラソンの2020年東京五輪代表を選考する「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)は15日、東京・明治神宮外苑発着コースで行われ、男子は中村匠吾(富士通)が2時間11分28秒で優勝、服部勇馬(トヨタ自動車)が8秒差で2位となり、五輪代表に決まった。女子は前田穂南(天満屋)が2時間25分15秒で制し、2位の鈴木亜由子(日本郵政グループ)までが五輪切符を獲得した。
終盤まで上位争いがもつれた男子は、39キロすぎにスパートをかけた中村が制した。日本記録を持つ大迫傑(ナイキ)は2時間11分41秒で3位。スタートから飛び出した設楽悠太(ホンダ)は終盤失速し、14位に終わった。
女子は20キロすぎから独走態勢を築いた前田が逃げ切った。終盤に鈴木を追い詰めた小原伶(天満屋)は4秒届かず、3位に終わった。
五輪本番とほぼ同じコースで男女各2枚の切符を争った。3位でも、来春までの国内指定大会の結果次第で代表入りの可能性がある。《産経新聞》
【香港】大規模デモ
香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の撤廃表明後も抗議活動が続く香港で15日、民主派団体「民間人権陣線」が主催する大規模デモが行われた。警察当局はデモを不許可としたが、香港メディアによると市民10万人以上が参加。一部のデモ参加者は、政府本部庁舎に向けて火炎瓶や石を投げるなど暴徒化し、警察は放水車や催涙弾で強制排除した。この過程で、49歳の男性が重傷を負った。
デモは香港島の幹線道路を行進。警察の暴力行為に関する独立調査委員会など「5大要求」は「一つも欠かせない」などと声を上げた。会社員の男性(32)は「警察は若者だけを選んで拘束する。やり方が暴力団と変わらない」と批判した。14日には抗議活動に反対する市民と支持派の若者の衝突で約25人が負傷し数人が拘束された。
デモ隊の一部は政府庁舎付近に到着すると、地下鉄の駅を破壊し、庁舎に火炎瓶などを投げ込んだ。警察が強制排除に乗り出すと、路上の障害物や駅に放火するなどして退去した。
一方、15日には英総領事館前でも1千人超が集まり、中国が香港返還時の「中英共同宣言」に違反していると主張。英国に対応を取るよう訴え、代表者が「英国海外市民(BNO)」の旅券を持つ香港市民に英連邦の永住権を付与するよう求める要望書を職員に手渡した。書店職員の男性(32)は「香港市民は中産階級だ」と一般的な難民とは異なると主張。「英国政府は口先だけでなく行動してほしい」と話した。
【佳子内親王殿下】初の外国公式訪問
秋篠宮家の次女佳子さまは15日、日本との友好、外交関係開設150周年を迎えたオーストリアとハンガリーを公式訪問するため、羽田発の民間機で出発された。佳子さまの海外公式訪問は初めて。25日に帰国する。
15日夜(現地時間)にドイツ経由でオーストリアの首都ウィーンに到着し、16日にファンデアベレン大統領を表敬訪問。17日は友好150周年記念レセプションに出席、あいさつする。
19日には空路でハンガリーの首都ブダペストへ移動。20日にアーデル大統領を表敬訪問し、大統領夫妻主催の昼食会に臨む。21日は外交関係開設150周年を記念した夕食会であいさつする予定。《共同通信》
【大相撲】
大相撲秋場所8日目(15日・両国国技館)1場所での大関復帰を目指す関脇貴景勝は関脇御嶽海を押し出して6勝目を挙げた。御嶽海は2敗目。平幕隠岐の海がただ一人8連勝で勝ち越し、首位を守った。8日目に平幕が全勝で単独トップなのは、2004年秋場所の旭鷲山以来。
鶴竜が休場し、ことし初場所以来の横綱不在となった。かど番の2大関は豪栄道が友風にはたき込まれて3敗目、栃ノ心は正代を突き落として3勝目を挙げた。
隠岐の海を1敗で平幕明生、2敗で御嶽海と貴景勝、小結遠藤ら6人が追う形となった。《共同通信》
◇
大相撲の東横綱鶴竜(34)=モンゴル出身、井筒部屋=が秋場所8日目の15日、日本相撲協会に「左膝内側側副靱帯損傷疑いで約2週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。西横綱白鵬も2日目から休んでおり、今年1月の初場所以来の最高位不在となった。
鶴竜によると、場所前から左膝に違和感があった。2場所連続優勝が懸かっていたが、初日から4連勝後は5日目から3日連続で金星を配給していた。休場は4場所ぶり13度目。8日目に対戦が組まれた玉鷲は不戦勝。
鶴竜は黒星に言及し「ああいう相撲を取り続けるのは良くない」と話した。
【プロ野球・15日】
西6―5ロ
西武が2試合連続のサヨナラで3連勝し首位に浮上した。5―5の延長十一回2死無走者から木村の飛球が左翼手の失策を誘い、一気に生還した。十一回を抑えた平良が2勝目。ロッテは終盤に逆転され、3連敗で勝率5割に転落した。
日7―5ソ
日本ハムが逆転勝ち。1―4の六回に大田、中田の適時打で1点差に迫り、八回は中田の同点打、清宮の2点適時打、清水の適時打と打者一巡で4点を奪った。堀が4勝目。ソフトバンクは5番手の甲斐野が誤算で、2位に転落した。
オ7―1楽
オリックスは山本が8月3日以来の7勝目。ピンチで粘って7回を1点に抑えた。2点を先取した一回に適時打の中川が、2―1の六回はソロ本塁打。八回はロメロの3点二塁打などで突き放した。楽天は投打で振るわず、3連敗。
広7―8ヤ
ヤクルトは田川が7年目でプロ初勝利。球威で押し、六回途中を1点に抑えた。二回に雄平の2点本塁打で先制し、四回に2ランの広岡が五回は3ラン。塹江らが粘れなかった広島は終盤の猛反撃も及ばなかった。
中2―6D
DeNAが13安打で快勝し、今季の中日戦を勝ち越した。四回に宮崎のソロ本塁打で同点とし、五回はロペスが勝ち越し2ラン。六回も柴田と佐野の適時二塁打で加点した。5回2失点のバリオスが今季初勝利。中日は精彩を欠いた。
巨6―5神
巨人が競り合いを制した。3―5の七回に石川のソロ本塁打で迫ると、八回にはゲレーロが20号2ランを放って逆転した。八回を三者凡退に抑えたマシソンが2勝目を挙げた。阪神は救援陣がつかまり、逃げ切れなかった。《共同通信》