平成9333日目

2014/07/28

この日のできごと(何の日)

【政府】ロシアへ追加制裁

政府は28日、ウクライナでのマレーシア機撃墜に関連し、ウクライナへの主権侵害が継続しているとして、ロシアへの追加制裁措置を実施すると発表した。菅義偉官房長官が記者会見で明らかにした。クリミア編入やウクライナ東部の不安定化に直接関与していると判断される個人や団体への日本国内での資産凍結などが主な内容。ロシアなどへの強硬姿勢を続ける米国や欧州連合(EU)との協調を重視すべきだと判断した。

具体的な制裁内容は(1)日本国内の個人・団体の資産凍結(2)クリミア産品の輸入制限(3)EUが決定した欧州復興開発銀行からのロシア向け新規融資停止に賛成―の三つ。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【東北、北陸】梅雨明け

気象庁は28日、東北と北陸が梅雨明けしたとみられると発表した。梅雨がない北海道を除き、全国の全ての地方で梅雨明けとなり、本格的な夏を迎えた。北陸の梅雨明けは平年より4日遅く、東北南部も3日遅かった。東北北部は平年と同じ。昨年と比較すると、10~13日早かった。梅雨の期間は、東北、北陸とも平年より長かった。《共同通信》

【岸田文雄外相】カナダ・ベアード外相と会談

岸田文雄外相は28日、カナダのベアード外相と東京都内の飯倉公館で会談し、ウクライナ東部でのマレーシア機撃墜の真相究明へ向け、先進7カ国(G7)の結束が必要との認識で一致した。岸田氏は、撃墜で犠牲者1人を出したカナダに哀悼の意を示した。

中国と、ベトナムやフィリピンなどが対立する南シナ海情勢に関し、岸田氏は「法の支配」の重要性を強調。ベアード氏は「この地域に緊張をもたらす行動は控えるべきだ」と同調した。

経済分野で両氏は、カナダ産シェールガスの対日輸出の早期実現や、経済連携協定(EPA)交渉の推進へ向けた協力も確認した。《共同通信》

【安倍晋三首相】カリコム首脳会議に出席

安倍晋三首相は28日午前、訪問先のトリニダード・トバゴを含む14カ国が加盟するカリブ共同体(カリコム)との首脳会合に出席した。14カ国のうち11カ国の首脳が参加。安倍首相は国連安全保障理事会の非常任理事国選挙での日本への支持や安保理改革などの協力を要請した。


https://www.kantei.go.jp/

安倍首相は会合で、海洋進出を図る中国を念頭に「一部の海や空で力と威圧による一方的な現状変更の試みがある」と指摘し、「日本とカリコム諸国は法の支配に基づく海洋秩序を重視し、共通の課題と価値観を有するグローバルパートナーだ」と強調した。《産経新聞》

安倍晋三首相は28日午後(日本時間29日未明)、トリニダード・トバゴのポートオブスペインで、カリブ共同体(カリコム)加盟14カ国のうち、ハイチやグレナダなど9カ国の首脳らと連続で個別に会談した。

日本が経済や防災面で支援を進めることに加え、国連などの場でさまざまな課題について協力していく方針を確認した。カリブ海諸国に対して積極的な援助外交を進める中国に対抗する狙いもある。

首相は一連の会談後、政府専用機で次の訪問地コロンビアに入った。《共同通信》

【ホンダジェット】量産機を一般公開

ホンダは28日、米ウィスコンシン州オシュコシュの航空ショーで、開発中の小型ジェット機「ホンダジェット」の量産機を初めて一般公開した。2015年の納入開始を控え、幹部らが使う企業向けや富裕層の自家用、航空機を使ったタクシー事業向けなど、需要が大きい北米での売り込みを加速する。

ホンダジェットは全長が約13メートルで、主翼の上にジェットエンジンがあるデザインが特色。広めの空間で快適性を追求した機内は標準タイプで乗員を含めて6人が乗ることができる。価格は450万ドル(約4億5800万円)。 《共同通信》

【米欧5カ国】対ロ制裁強化で一致

米国、英国、フランス、ドイツ、イタリアの米欧5カ国首脳は28日、電話でウクライナ情勢を協議し、マレーシア航空機撃墜後もロシアがウクライナ国内の親ロ派に「武器供給を続けている」として、週内にロシアの基幹産業に対する新たな経済制裁に踏み切る方針で一致した。

ブリンケン米大統領次席補佐官(国家安全保障担当)が記者会見で表明した。欧州連合(EU)加盟国のオランダを中心に乗客乗員298人が犠牲になった撃墜事件を受け、欧州が米国と足並みをそろえて本格的な経済制裁に乗り出し、対ロ圧力を強める。《共同通信》

【マクドナルド】北京の店舗でもチキン販売中止

中国上海市の食品会社による期限切れ食肉の使用問題を受け、北京にあるマクドナルドの多くの店舗で「チキンマックナゲット」や「チキンフィレオ」など鶏肉関連商品の販売が中止された。28日付の中国紙、新京報が伝えた。

マクドナルドの中国法人は上海市の食品会社「上海福喜食品」との業務協力をやめ、仕入れ先を変更することを決めたが、供給が追いついていない可能性がある。

北京の一部店舗では牛肉を使ったハンバーガーなども販売できなくなっており、来店客数は大幅に減ったという。北京のマクドナルドの担当者は「なるべく早く供給を再開したい」と話した。《共同通信》

【マレーシア航空17便撃墜事件】ウクライナ政府「爆発物で破壊、減圧」

ウクライナ東部でのマレーシア航空機撃墜で、ウクライナ政府は28日、飛行データなどを記録したブラックボックスの解析結果として「爆発物の破片で機体が破壊され、急激な減圧が起きた」と公表した。地対空ミサイルによる撃墜という見方が裏付けられた。

ウクライナ国家安全保障会議の報道官が、首都キエフでの記者会見で明らかにした。

ミサイルが機体近くで爆発し、破片が機体を貫通。これにより急激な減圧が発生したとみられる。《共同通信》

【旅客船セウォル号沈没事故】生徒が公判で証言

韓国の旅客船セウォル号沈没事故で殺人罪などに問われた船長らの公判が28日、ソウル郊外の安山の裁判所で開かれ、修学旅行で乗り合わせ救助された檀園高校2年の女子生徒ら6人が沈没時の状況を証言した。

4階船室にいた女子生徒は「非常口のそばで助けを待ったけど、海洋警察は助けに入ってきてくれなかった。私が船から出た時、波が押し寄せてきて、友達の半分はまた船の奥へのまれていった」と恐怖の瞬間を振り返った。

多くの級友を失った女子生徒らは、証人席に付き添った友人や先生に手を握ってもらい、感情の乱れを抑えながら震える声で事故を振り返った。《共同通信》

【イスラエル・ネタニヤフ首相】ガザ軍事作戦続行を宣言

イスラエルのネタニヤフ首相は28日、国民向けにテレビ演説し、パレスチナ自治区ガザへの軍事侵攻は、イスラム原理主義組織ハマスの「地下トンネルを破壊するまで終わらない」と述べ、軍事作戦の続行を宣言した。

ネタニヤフ氏は、地下トンネル破壊はガザの非武装化に向けて「絶対に必要な最初の一歩だ」と強調し、国際社会が呼び掛ける停戦調停でも譲歩しない姿勢を鮮明にした。その上で国民には「軍事作戦の長期化」に対する覚悟を求めた。《共同通信》



7月28日 その日のできごと(何の日)