平成7507日目
2009/07/28
【この日の麻生総理】
緊急雇用・経済対策実施本部会合
平成21年7月28日、麻生総理は総理大臣官邸で、緊急雇用・経済対策実施本部会合を開催しました。
本日の会合では、関係閣僚から、これまでの経済対策の実施状況とともに、各施策の具体化の時期、内容等について報告がありました。
麻生総理は「各閣僚からの報告によって随時の経済対策が着実に実施され、確実な成果をあげつつあると確認できました。日本経済の確実な底入れ・反転に向けて、今がまさに正念場だと思っておりますので、これまでの成果を途切れることなく、引き続き全力を挙げて取り組んでいくのが最も大事です。雇用情勢は依然厳しく、細心の注意を払って対応する必要があります。中でも次世代の日本を担う若年層の雇用対策につきましては、役所ごとの縦割りということを超えた府省横断的なものをつくる必要があろうと思いますので、府省横断のプロジェクトチームを林芳正大臣のもとに設置をすることにしております。このプロジェクトチームを中心に、政府横断的に取り組みをお願いします。 」と述べました。《首相官邸》
「民主党の安保政策は極めて不安」
民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)をめぐり28日、麻生太郎首相や各閣僚から閣僚懇談会や記者会見で「無責任なばらまき」などの批判が相次いだのに対し、民主党の鳩山由紀夫代表らが「私たちは無駄遣いをなくす」などと反論、財源論を中心に激しい応酬が繰り広げられた。
首相は閣僚懇談会で「民主党の安全保障・外交政策は極めて不安だ。政権を委ねるわけにはいかない」と強調。河村建夫官房長官は会見で「民主党は定額給付金をばらまきだと言ったが、その上をいくばらまきで財源もない」と酷評した。《共同通信》
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【マリナーズ・イチロー外野手】メジャー初のサヨナラ打
ブルージェイズ3-4マリナーズ◇28日◇セーフコフィールド
マリナーズのイチロー外野手(35)が、メジャー9年目で初のサヨナラ打を放った。3-3の同点で迎えた9回二死満塁から中前打。日本時代には4度経験あるが、米国では通算1953安打目で初めてサヨナラ劇の主役となり、4連敗中だったチームを救った。
この日は4打数3安打と4試合連続マルチ安打。メジャートップを走る打率を3割6分6厘まで引き上げ、2位マウアー(ツインズ)に8厘差をつけて、早くも独走態勢に入った。《日刊スポーツ》
【中田宏横浜市長】辞職願提出
横浜市の中田宏市長は28日、2期目の任期途中での辞職願を市会議長に提出した。その後、記者会見し、この時期の辞職について「来年度の準備とポスト横浜開港150周年が本格化する9月に新市長の任期がスタートすることが、横浜市の都市経営にとって絶好のタイミングと判断した」とした。開港150周年の節目の年を区切りと考え、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議への準備、2010年度予算編成を次期市長に円滑にバトンタッチしたいという。
2期目の中田氏の任期は来年4月までだった。横浜市長選は8月16日に告示され、衆院選と同じ8月30日投開票となる見通し。会見で中田市長は、市長選を半年前倒し、衆院選と同日に行うことで約10億円の経費削減が可能になると説明した。
さらに中田市長は、7年4カ月間を振り返り、最重要課題であった財政について、危機的状況から、健全化の軌道に乗ったと評価した。
今後の活動について中田氏は8月の衆院選には立候補せず、今秋にも立ち上げる政治団体を中心に活動を続け、政局の動向を見極めて国政転出への対応を決めるとみられている。
中田市長は衆院議員3期目の任期途中の2002年3月、横浜市長選に出馬。4選を目指した高秀秀信氏を約2万票差で破り初当選。当時、政令指定都市では最も若い37歳で就任した。《神奈川新聞》
【歌手・川村カオリさん】死去
「ZOO」のヒットで知られ、がんを告白し闘病生活を続けていた歌手川村カオリさんが28日午前11時1分、都内の病院で、乳がんのため死去した。38歳だった。04年に乳がんが見つかり摘出手術を受けたが、その後がんの再発と転移が見つかり、抗がん剤の治療を続けていた。がんと闘いながら12年ぶりのソロ活動を再開させ、今年5月にはライブを敢行。だが、新たな転移が見つかり入院、治療に専念していた。《日刊スポーツ》
【この日の民主党】
岡田幹事長、神奈川で遊説 内向きの政治を変え、国民のための政治を」
岡田克也幹事長は28日午後、神奈川県を訪問し、県内各小選挙区の総支部長とともに、民主党の政策を訴えた。
三浦市で、神奈川11区のよこくめ勝仁総支部長は、政治家は国民の皆さんの代理人であるべきだという思いで、地域を自転車で回り、期待や変化を求める声を聞いていると語った。託された思いを自覚し、また責任を感じ、政治を変えていくことに心の底からやりがいを感じているとも述べた。
「改革という名の下に、私たちの生活が壊れてきている」と指摘し、小泉改革がもたらした格差拡大を、この地から立て直したいと決意表明。政治の決定、政治の失敗で壊された生活を立て直す民主党の政策のメニューをあげて、まっとうな政治を取り戻そうと訴えた。
横浜市で、神奈川1区のなかばやし美恵子総支部長は「私たちは、毎日毎日働いて得ている大事な賃金の中から税金を払っている。その税金は家計簿から出て行く。めぐりめぐって年金、医療、介護、教育、雇用、子育てなど、様々な形で戻ってくるはずだが、計算が合わない」と指摘。
また、国の総歳出の4割が借金の返済、一番必要な社会保障には約3割があてられていることをあげて「話が逆ではないか」と批判。「いくら税金を払っても間に合わない国の運営がされてきた」と述べ、「小手先の変化だけではこの国を救うことは難しい」との認識を示した。
そのうえで、二つの政党による競争によって打ち出された良い政策の果実を国民が手にするという二大政党制への理解を求め、政治、行政の仕組みを変える政権選択の夏に向けて、知恵と力を合わせようと呼びかけた。
岡田幹事長は「いつの間にか政治が、国民のための政治ではなくて、特定の利害関係者のための内向きの政治になっている」と指摘、これを変えるのが政権交代であり、しがらみを断ち切って国民の立場に立った、人に投資する政治を行いたいと述べた。
政治家の世襲については「一国の総理として、国民の皆さんに対しても『様々な痛みに耐えてくれ』と言った人が、当然のように世襲を正当化する。理解できない。政治は公(おおやけ)だ。私(わたくし)ではない」と批判。政治の世界で頑張りたいというならば、違う選挙区にすべきだと語った。
「今の政治が続いて、本当に未来があるのか。この10年、20年、日本の政治はどうだったか。答えがノーなら、一歩前に踏み出して、変える勇気を共に持とう」と訴え、「何とかしなくては、という強い意志を持って、本当の意味の大きな改革と国民生活の建て直しに民主党は取り組む」として、民主党への支持を求めた。《民主党ニュース》