平成6411日目
2006/07/28
【この日の小泉総理】
北方少年交流事業参加少年の小泉総理表敬
平成18年7月28日、小泉総理は総理大臣官邸で、北方領土元居住者の3世等(北方少年)の表敬を受けました。
今回、小泉総理を訪問した北方少年は、根室市立光洋中学校3年の山内昌子さんら7名です。
中標津中学校の斉藤千優さんが四島交流でロシア人の家を訪問したときの様子や、山内さんが弁論大会で優勝したときのことなどについて懇談しました。
小泉総理は、北方少年と同世代の少年少女との交流を通じて、「北方領土に関心を持ってもらえるよう頑張ってください。」と激励しました。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【中津川中2少女殺害事件】15歳少年を少年院送致
岐阜県中津川市の中2少女殺害事件で、殺人の非行事実で送致された元県立高校1年の少年(15)に対する少年審判が28日、岐阜家裁で開かれた。下沢悦夫裁判長は「残虐性や遺族の厳しい処罰感情などから検察官送致も十分考え得るが、少年には学習能力が備わっている」などとして、中等少年院送致とする保護処分を決定した。収容期間は3年以上が相当とした。《共同通信》
【安倍晋三官房長官】改憲に意欲
自民党は28日、ポスト小泉候補3人による討論会を都内のホテルで開き、9月の自民党総裁選に向けた本格論戦がスタートした。安倍晋三官房長官は憲法改正実現への強い意欲を鮮明にした。
谷垣禎一財務相は、小泉純一郎首相の靖国神社参拝で冷え込んだ日中関係の改善の必要性を訴え、小泉外交を擁護する安倍氏と対立。海外出張中の麻生太郎外相はビデオ出演で「義務教育の2、3年前倒し」を掲げた。《共同通信》
【この日の民主党】
閣僚でもある自民総裁候補の責任厳しく指摘
鳩山由紀夫幹事長は28日昼、党本部で定例の記者会見を開催した。この中で鳩山幹事長は、閣僚の立場にありながら自民党総裁選挙に立候補する事の問題点や、航空自衛隊のイラクでの活動などについてコメントした。
鳩山幹事長はまず、自民党の総裁選について言及し、有力候補が「全て現在の小泉内閣の閣僚の方々だ」と指摘。閣僚である以上、「今日まで閣僚として小泉総理を支えてきた」のであり、政策も継承をするのか、或いは批判的な政策に変更するのか、「大変注目されるところだ」とした。
この点に関して小沢一郎代表が、現政権とは異なる政策を主張するのであれば、閣僚を辞めてから、責任もって発言をすべきだ、という主旨の発言を行ったことについても鳩山幹事長は触れて、「大変意味のある重い発言だ」とした。その上で、例えば格差拡大の問題に関して、「内閣の一員として、連帯責任をどのように感じているのか」と指摘。消費税のあり方や米国産牛肉輸入再々開問題、靖国神社参拝問題などの現下の懸案について、閣僚を辞めて現政権とは違った立場をとるのかどうか明確にするなど、総裁候補として「いったいどういう思いであるのか、国民の前で話す責務がある」と厳しく指摘した。
また鳩山幹事長は、航空自衛隊のイラクでの活動に関して、米空軍の公式サイトに、「自衛隊は創設以来初めて、戦闘地域に配備され活動する、と書かれている」ことを指摘。政府が主張してきた、「非戦闘地域に自衛隊を派遣する」という論理について、「論理そのものもおかしい」が、自分たちがつくった論理すら「完全に破綻をきたしているのではないか」とし、どのように憲法と矛盾しないで言い切ることができるのか、などと厳しい口調で語った。そして、このような重大な問題に関して「説明責任を果たそうともしない小泉首相・政府の姿勢」を厳しく批判し、国会でしっかり審議をすべきだとの考えを改めて明らかにした。《首相官邸》