平成10429日目

2017/07/28

この日のできごと(何の日)

【稲田朋美防衛相】辞任

稲田朋美防衛相は28日の記者会見で、辞任する意向を表明した。これに先立ち安倍晋三首相に辞表を提出し、受理された。南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報隠蔽問題を巡り、防衛省トップとして混乱を招いた責任を取った。8月3日にも実施される内閣改造まで岸田文雄外相が兼務する。首相は稲田氏の任命責任を認め「国民の皆さまに心からおわびを申し上げたい」と陳謝した。辞任は内閣支持率が急落している政権への打撃になる。

首相は稲田氏の辞任表明後、官邸で記者団に「混乱させた責任を取りたいとの意思を尊重し、辞表を受理した」と強調した。《共同通信》

野党は28日、稲田朋美防衛相の辞任を受け、南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報隠蔽問題の幕引きを阻止するため追及を続行する構えだ。民進党の山井和則国対委員長は、国会の閉会中審査について「当然、稲田氏の出席を求める。出てこなければ究極の『稲田隠し』だ」と記者団に述べた。

共産党の小池晃書記局長は記者会見で「これで一件落着には絶対にできない。安倍晋三首相の責任で稲田氏を国会に出させることが必要だ」と語った。《共同通信》

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【ボクシング・木村翔選手】WBOフライ級王座獲得

世界ボクシング機構(WBO)フライ級タイトルマッチ12回戦は28日、上海で行われ、同級6位で世界初挑戦の木村翔(28)=青木=が王者の鄒市明(中国)を11回TKOで破り、新王者となった。日本選手の敵地での世界王座獲得は、日本ボクシングコミッション(JBC)公認試合では1981年に三原正が米国で王座に就いて以来の快挙。海外での王座獲得は2013年の亀田和毅以来。

36歳の鄒市明は08年北京、12年ロンドンと五輪2大会連続で金メダルを獲得した技巧派で初防衛戦だった。日本のジム所属の男子世界王者は最多を更新する13人となった。《共同通信》

【ボクシング・三浦隆司選手】現役引退を表明

元世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフェザー級王者の三浦隆司(33)=帝拳=が28日、自身のツイッターで現役引退を表明した。15日のWBC同級世界戦で王者ミゲル・ベルチェルト(メキシコ)に判定で敗れ、王座返り咲きを逃していた。

三浦は2013年4月に王座に就き、15年11月に5度目の防衛戦で敗れて陥落。強打を武器に海外のリングで評価を高めた。戦績は37戦31勝(24KO)4敗2分け。

ツイッターでは「後悔ありません。小さい頃からの夢をかなえることができたし、想像もしてなかったアメリカのリングに立てて最高のボクシング人生でした」などとつづった。《共同通信》

【大阪地裁・西田隆裕裁判長】朝鮮学校も無償化対象

大阪朝鮮高級学校(大阪府東大阪市)を国が高校授業料無償化の対象から除外したのは、平等に教育を受ける権利の侵害だとして、学校を運営する学校法人「大阪朝鮮学園」が、国の処分取り消しなどを求めた訴訟の判決で、大阪地裁は28日、国の処分を取り消し、学園を無償化の対象にするよう命じた。

西田隆裕裁判長(三輪方大裁判長代読)は「教育の機会均等とは無関係の外交的、政治的意見に基づく処分で違法、無効だ」と述べた。

同種の訴訟は東京など全国5地裁・支部で起こされ、判決は2件目。19日の広島地裁判決は「国に裁量の逸脱があったとはいえない」として、広島朝鮮高級学校側の請求を退けており、判断が分かれた。《読売新聞》

【民進党代表選】枝野、前原氏が立候補伝達

民進党の枝野幸男元官房長官と前原誠司元外相は28日午前、辞任表明した蓮舫代表の後任を決める代表選に立候補する方針を、それぞれ別の党ベテラン議員に伝え、多数派工作に着手した。関係者が明らかにした。

現執行部は同日昼の執行役員会で、代表選の方式について協議し、党員・サポーターらも投票に参加する方式で行うと申し合わせた。時期は遅くとも9月上旬までに行うとした。

代表選を巡っては枝野、前原両氏のほか、玉木雄一郎幹事長代理が出馬を検討するとみられる。《共同通信》

【北朝鮮】弾道ミサイルを発射

菅義偉官房長官は29日未明に記者会見し、28日午後11時42分に北朝鮮中部から弾道ミサイルが発射され、約45分間飛翔して日本の排他的経済水域(EEZ)に着水したもようだと発表した。菅長官は、現時点で航空機や船舶の被害情報は確認されていないと述べた。

また、菅長官は、北朝鮮による弾道ミサイル発射について「国連安全保障理事会決議への明白な違反だ。度重なる挑発行為は断じて容認できない。北朝鮮に厳重に抗議し、最も強い表現で非難した」と述べた。《産経新聞》



7月28日 その日のできごと(何の日)