平成、令和の「その日のできごと」を元年から順に記しています。
引用記事は名前、住所など一部修正、抜粋しています。
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正していますがあらかじめご了承ください。
1989 平成元年5月6日(土)
平成119日目
【竹下登首相】フィリピン・アキノ大統領と会談
インドネシアからマニラ入りした竹下首相は6日午後4時すぎから、マニラのマラカニアン宮殿でアキノ・フィリピン大統領と約2時間会談した。
大統領が日本とフィリピン2カ国の貿易不均衡の是正を要望したのに対し竹下首相は「フィリピン経済の再生は東南アジア全体の平和と安全に必要」と述べ、政治的観点からも拡大均衡達成の方向で努力することを伝えた。《共同通信》
1990 平成2年5月6日(日)
平成484日目
【ゴルフ・岡本綾子選手】今季初V
米女子プロゴルフツアーのサラ・リー・クラシックは6日、米テネシー州ナッシュビルのハーミテージ・ゴルフコース(パー72)で最終ラウンドを行い、首位に4打差の6位でスタートした岡本綾子は68で回って、通算6アンダーの210で逆転優勝、賞金6万3750ドル(約1000万円)を獲得した。岡本は今季初勝利で米ツアー通算16勝目。《共同通信》
1991 平成3年5月6日(月)
平成849日目
【海部俊樹首相】東南アジア歴訪を終え帰国
東南アジア諸国連合(ASEAN)5カ国歴訪を終えた海部首相は6日午後2時すぎ、帰国した。
首相は4月27日からマレーシア、ブルネイ、タイ、シンガポール、フィリピンの5カ国を訪問。各国首脳との会談を通じて掃海艇派遣への理解を求めるとともに、シンガポールでの政策演説では過去の戦争に対する反省の念を表明、平和国家として経済面だけでなく、政治面での役割を拡大していくと強調した。《共同通信》
1992 平成4年5月6日(水)
平成1215日目
【東海道新幹線】最新鋭「300系」4時間立ち往生
名古屋市内の東海道新幹線上り線で6日午後、3月に次世代新幹線として登場した最新鋭の「のぞみ」と同じ300系車両を使った「ひかり238号」が、故障のため、4時間にわたり立ち往生した。後続の列車を含めた乗客計2200人を下り列車に乗り換えさせたが、運休48本を含め上下139本、計15万人の利用客に影響が出た。
同日午後1時15分ごろ、東海道新幹線の新大阪発東京行き「ひかり238号」(16両編成)が名古屋—三河安城間を時速190キロで走行中、同市緑区で緊急ブレーキが作動して停車した。同列車はブレーキを解除できないまま動けなくなったため、午後3時前、現場の反対車線に下り「ひかり235号」を緊急停車させ、渡り板を使って、乗客1100人を救出、約1.5キロ後ろに止まった後続の広島発東京行き「ひかり80号」の乗客1100人も下りの「こだま427号」に移し、名古屋駅まで運んだ。《読売新聞》
1993 平成5年5月6日(木)
平成1580日目
【自民党・梶山静六幹事長】宮澤首相と協議
自民党の梶山幹事長は6日、首相官邸で宮澤首相と後半国会の対応を協議した中で、政治改革の柱となる選挙制度改革について、衆院を単純小選挙区制、参院を完全比例代表制とする妥協案で、与野党の対立状態を打開したいとの方針を伝えた。首相はこれを基本的に了承した。《共同通信》
1994 平成6年5月6日(金)
平成1945日目
【永野茂門法相】「南京事件でっち上げ」発言を撤回、陳謝
永野法相は6日午後、法務省で会見し、毎日新聞のインタビューに「南京事件はでっち上げだと思う」と発言したことについて「不適切な発言であり、撤回したい。南京虐殺は否定できない事実だ」と撤回した。
◇
欧州訪問中の羽田首相は6日夕、最後の訪問国ベルギーのブリュッセル市内のホテルで記者会見し、南京大虐殺を「でっち上げ」などとした永野法相発言の対応について「適切さを欠いて率直に残念に思う」との認識を表明、法相に直接厳重注意したことを明らかにした。《共同通信》
1995 平成7年5月6日(土)
平成2310日目
【村山富市首相】中国訪問を終え帰国
村山首相は6日、初の中国訪問を終え帰国した。江沢民国家主席、李鵬首相との会談で過去を素直に反省するとともに「未来志向の関係発展」を確認した。だが訪中の結果、首相が決断すべき政治課題も浮かび上がった。
その一つが戦後50年の国会決議問題だ。中国側は決議実現を直接的には求めなかったものの、江沢民主席は自民党の一部が強く抵抗していることを暗に批判。首相は決議実現に向け、思い宿題を背負わされた。《共同通信》
1996 平成8年5月6日(月)
平成2676日目
【Jリーグ・京都】ラモス瑠偉選手が入団会見
サッカーJリーグのヴェルディ川崎から京都サンガに移籍したラモス瑠偉選手(39)の入団記者会見が6日、京都市内のホテルで行われ「チームを強くするために来た」と開幕から12連敗と泥沼状態の京都の救世主になると力強く抱負を語った。《共同通信》
【中曽根康弘元首相】能登の休日を満喫
中曽根康弘元首相は6日、石川県穴水町を訪れ、森喜朗前建設相、島村宜伸前文相らとともにゴルフを楽しんだ。
中曽根氏は七尾市での青柏祭見物、同市下町の丸井織物七尾工場での記念植樹を終えて穴水町のザ・カントリークラブ・能登を訪れ、森、島村両氏、神谷一雄同クラブ理事長とディーグラウンドに立った。中曽根氏は「最初は島村プロから」などと軽口を飛ばし、上機嫌で能登での休日を満喫した。《北國新聞》
1997 平成9年5月6日(火)
平成3041日目
【山陽新幹線】回送列車が居眠り運転で暴走
6日午前2時ごろ、岡山市北長瀬本町、JR山陽新幹線の岡山新幹線運転所構内で、入れ替え作業中の新幹線(12両編成)が時速約25キロで車止めを乗り越えて進み、構内を通る幅約5メートルの市道を横切り、本来の停止目標から約150メートル行き過ぎて止まった。
先頭車両の台車二軸が脱線。車両の先頭が金網などを突き破り電柱に衝突し破損したが、運転士(48)ら車内の2人にけがはなかった。市道に通行車両などはなかった。
岡山西署は業務上過失往来危険の疑いで運転士から事情聴取。運転士は居眠りしていたことを認めており、同署は居眠り運転が原因とみている。《共同通信》
【新進党・西村眞悟衆院議員】魚釣島に上陸
日本と中国、台湾との間で領有権が問題になっている尖閣諸島に向け沖縄県石垣島から船で出発した新進党の西村眞悟衆院議員(大阪17区)と仲間均石垣市議ら4人が6日午前8時半、同諸島の魚釣島に上陸した。
西村氏は同日夕、石垣島に戻り記者会見し「近隣諸国の感情を害するとして国家としての主張を避けている。主権国家としての対応をしていない」と厳しく政府の対応を非難した。《共同通信》
1998 平成10年5月6日(水)
平成3406日目
【故・hideさん】通夜
自殺したロックグループ「X JAPAN」のギタリストhideさんの通夜が6日夜、東京都中央区の築地本願寺でしめやかに営まれた。午前中から寺の周囲を取り囲んでいたファンは、学校の終わった午後から夜にかけて増え続け、約1万人が献花した。同グループのメンバー4人も肩を落として姿をみせた。《共同通信》
【自民党・加藤紘一幹事長】民主党・菅直人代表と会談
訪米中の自民党の加藤紘一幹事長と民主党の菅直人代表が6日未明、滞在先のワシントン市内で約2時間にわたり会談した。加藤氏が明らかにした。加藤氏によると、話題の中心は金融機関の抱える不良債権処理の枠組みなど経済問題だったという。
加藤氏は参院選後も橋本龍太郎首相を支えることを明言しており、今国会終盤に橋本内閣不信任案を提出する方針を表明している菅氏の出方を探ったものとみられる。《共同通信》
1999 平成11年5月6日(木)
平成3771日目
【船田元・元経企庁長官】畑恵議員との結婚が明らかに
自民党の船田元・元経企庁長官と畑恵参院議員が3日に神奈川県内で結婚式を挙げていたことが6日、明らかになった。船田、畑両氏が同日、発表した。
船田氏は3月末に前妻と離婚した。畑氏が共同通信に送付したファックスによると「ここにいたるまでの道のりは大変険しいものがありましたが、信念を貫きました。力をあわせて国家と人々のために全力を傾けます」としている。《共同通信》
【G8外相会議】コソボ問題解決へ7項目
ユーゴスラビア・コソボ自治州紛争の政治解決を目指す、ロシアと日本を含めた主要8カ国(G8)緊急外相会議が6日、ボン郊外で開かれ、和平後の(1)コソボへの国際部隊の展開(2)国連暫定統治機構の設立ーなど7項目の基本政策で合意した。《共同通信》
2000 平成12年5月6日(土)
平成4137日目
【森喜朗首相】外遊終え帰国
7月の主要国首脳会議(沖縄サミット)参加7カ国を歴訪していた森喜朗首相は6日夕、帰国した。「『80日間世界一周』ならぬ8日間世界一周」(首相)の強行日程を無難にこなし、議長国としてサミット成功への各国首脳の協力を取り付け、当初の目的は一応果たした。《共同通信》
2001 平成13年5月6日(日)
平成4502日目
【サッカー・中田英寿選手】1ゴール1アシスト
サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)で首位のローマは6日、トリノで2位のユベントスと対戦。前半2点をリードされたが、後半途中から出場した中田英寿の1ゴール、1アシストの活躍で2−2の引き分けに持ち込んだ。
試合は前半6分までにジダンの得点などで、ユベントスが2−0と優位に立った。しかし、ローマは後半14分に司令塔のトッティに代え中田を投入。中田は33分、中央から今季2ゴール目となるミドルシュートを決めた。さらにロスタイムにも中央左からミドルシュート。GKが弾いたところをモンテラが詰めて同点とした。《共同通信》
【小泉純一郎首相】入管体制の強化を指示
小泉純一郎首相は6日午後の臨時閣議後の閣僚懇談会で、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記の長男、金正男氏とみられる男性が偽造旅券で入国を図り、強制退去処分にされた事件に関連して「今回の経緯を踏まえ、入国管理体制の人員、監視機器の強化をお願いしたいと述べ、森山真弓法相ら関係閣僚に対し体制強化を検討するよう指示した。《共同通信》
2002 平成14年5月6日(月)
平成4867日目
【アウン・サン・スーチーさん】自宅軟禁を解除
ミャンマー軍事政権は6日朝、民主化運動指導者でノーベル平和賞受賞者のアウン・サン・スー・チーさん(56)に対するヤンゴンでの自宅での軟禁措置を解除した。スー・チーさんへの強硬措置が解かれるのは2000年9月22日以来、約1年7ヶ月ぶり。《共同通信》
【レンジャーズ・伊良部秀輝投手】2年ぶりの白星
米大リーグ、レンジャーズの抑え役として復活した伊良部投手が6日、当地で行われたホワイトソックス戦で勝利投手になり、エクスポズ時代の一昨年5月20日のアストロズ戦以来となる白星を記録した。
伊良部は5−5の九回に6番手で登板。1回を1奪三振、1安打、無失点の投球で、その裏のレンジャーズのサヨナラ勝ちに結びつけた。今季の成績は1勝2敗7セーブ。《共同通信》
2003 平成15年5月6日(火)
平成5232日目
【ザ・グレート・サスケ岩手県議】マスク姿で初登庁
岩手県議選で初当選した覆面レスラーのザ・グレート・サスケ議員(33)が6日午前、覆面姿のまま岩手県議会に初登庁した。同日は午前10時からの全員協議会に出席、初の本会議は7日午後に開かれる。
サスケ議員は議会用に覆面下の顔の表情がうかがえるよう、口元を開け、耳に岩手県のマークをあしらったマスクを新調。午前9時前に女子職員からスーツの胸に議員バッジを着けてもらい、「有権者の期待が両肩にズッシリ乗っかっている感じだ。何と反対されようが、マスクを脱ぐつもりはない」と覆面姿で議員活動を続ける考えをあらためて強調した。《共同通信》
【パナウェーブ研究所】山梨県入り
岐阜県から長野県に入った白装束の団体「パナウェーブ研究所」の60人は6日、国道20号を塩尻市を経て諏訪湖畔を南下、同日夕、山梨県に入った。山梨県警は、県境から約3キロの山梨県白州町の国道20号脇にある国土交通省の車両検問所に団体の車両を誘導。関係者から事情を聞いたほか、車両を確認し、21台のいずれにも違反がないのを確認した。
団体は検問終了後、検問所のフェンス内側に高さ2〜3メートルの白い布を張り始め走行を停止。団体の目的地は同県大泉村の関連施設とみられていたが、団体の代表と称する男性が山梨県警に「(7日)午前3時から、福井県に向けて出発する」と伝えた。《共同通信》
2004 平成16年5月6日(木)
平成5598日目
【タイヤ脱落事故】三菱ふそう前会長ら7人逮捕
横浜市で2002年1月、三菱自動車(昨年1月、商用車部門が三菱ふそうトラック・バスに分社)製大型車のタイヤが脱落し母子3人が死傷した事故で、神奈川県警は6日、三菱ふそう前会長のU容疑者(63)ら当時の三菱自幹部ら5人を道路運送車両法違反(虚偽報告)、2人を業務上過失致死傷容疑で逮捕した。同県警は、法人としての同社についても、虚偽報告容疑で書類送検し、企業犯罪の全容解明を目指す。《読売新聞》
【文教大】文教大が三女の入学受け入れ
オウム真理教(アーレフに改称)元代表の松本智津夫(麻原彰晃)被告の三女(21)が、入学を拒否した文教大を相手に、学生としての地位保全を求めていた問題で、大学側は6日、東京地裁の仮処分決定を受け入れ、入学を認めた。大学関係者によると、三女は同日、受講を始めたという。《毎日新聞》
2005 平成17年5月6日(金)
平成5963日目
【プロ野球】初のセ・パ交流戦開幕
新規参入の楽天が、最古参の巨人に挑んだ。日本ハム、新庄剛志選手に、古巣の阪神ファンが声援を送った。6日に始まったプロ野球史上初のセ・パ交流戦。「盛り上がり方がいつもと全然違う」夢の対決に観客席は酔った。昨年の再編騒動でファン離れが心配される球界。「改革元年」の目玉は、人気回復の起爆剤になるか。《共同通信》
【オウム裁判】岡崎一明被告、死刑確定
坂本弁護士一家殺害など2事件で殺人罪に問われて1審で死刑判決を受け、控訴、上告とも棄却されたオウム真理教(アーレフに改称)元幹部、岡崎(宮前に改姓)一明被告(44)に対し、最高裁第1小法廷(島田仁郎裁判長)は6日付で、被告側による判決訂正の申し立てを棄却する決定を出した。これで岡崎被告の死刑判決が確定した。
教団による一連の事件では計8人が2審で死刑を言い渡されて上告したが、確定したのは初めて。被告側は、一家殺害などの事実を認める一方、自首による刑の軽減を主張していたが、第1小法廷は4月7日、「刑事責任は極めて重大」として上告を棄却。訂正の申し立てについても「判決内容に誤りはない」として退けた。 《毎日新聞》
2006 平成18年5月6日(土)
平成6328日目
【WBCミニマム級タイトル戦】イーグル京和選手、2度目の防衛に成功
世界ボクシング評議会(WBC)ミニマム級タイトルマッチ12回戦は6日、東京・後楽園ホールで行われ、タイ人のチャンピオン、イーグル京和(角海老宝石)がフィリピン出身の挑戦者ロデル・マヨール(三迫)を3-0の判定で下し、2度目の防衛に成功した。
京和は序盤はマヨールの強烈な左に苦しんだ。だが、カウンターパンチを決めてリズムをつかみ、終盤はボディーで圧倒。12回には連打でダウンを奪った。戦績は京和が17戦16勝(6KO)1敗、マヨールが23戦22勝(17KO)1敗となった。日本のジムに所属する現役世界王者は5人で変わらない。《共同通信》
2007 平成19年5月6日(日)
平成6693日目
【仏大統領選】ニコラ・サルコジ氏が当選
フランスのシラク大統領(74)の任期満了に伴う大統領選挙の決選投票が6日実施され、即日開票の結果、仏国営テレビ・フランス2によると、右派与党・国民運動連合のサルコジ前内相(52)が左派野党・社会党のロワイヤル元家庭担当相(53)を破って当選を確実にした。
仏国営テレビ・フランス2が6日午後8時(日本時間7日午前3時)の投票終了直後に報じた開票推計によると、サルコジ氏は得票率53%でロワイヤル氏の46%を上回った。また仏調査機関CSAによると国民の関心の高さを反映して投票率は85.5%に達した。《毎日新聞》
【ヤンキース・松井秀喜外野手】日米通算2000安打
米大リーグ(MLB)は6日、ヤンキース対マリナーズ戦を行い、ヤンキースの松井秀喜外野手は6番・左翼で先発出場し、日米通算2000本安打を達成した。松井は6回の第3打席で二塁打を放ち、記録を達成した。この日、4打数2安打1打点を記録した。
マリナーズのイチロー外野手は1番・中堅で先発出場したが、4打数無安打。チームメイトの城島健司捕手は7番・捕手で先発出場したが、同じく4打数無安打に倒れた。試合は、ヤンキースが5―0で勝利した。《ロイター》
2008 平成20年5月6日(火)
平成7059日目
【中国・胡錦濤国家主席】来日
中国の胡錦濤国家主席は6日午後、専用機で羽田空港に着いた。中国の国家元首の訪日は10年ぶり。6日夕には福田康夫首相主催の私的夕食会に出席する。7日午前に福田首相との日中首脳会談に臨む。10日まで滞在する。《毎日新聞》
◇
中国の胡錦濤国家主席の来日に合わせ、チベット問題への中国政府の対応に抗議する集会が6日、東京都内で開催された。4200人(主催者発表)がチベットの旗を掲げ、「フリー・チベット(チベットに自由を)」とシュプレヒコールを繰り返し、デモ行進した。
集会にはチベット亡命政府議会のカルマ・チョペル・タグルンツァン議長も出席。チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世のチベット自治区ラサへの帰還や完全な自治を求めるとした上で、「中国指導部が私たちの気持ちを酌まなければ、完全な独立を願い、権利行使することになる。ボールは中国側に投げられている」と訴えた。《時事通信》
2009 平成21年5月6日(水)
平成7424日目
【米・オバマ大統領】アフガニスタン、パキスタン大統領と会談
オバマ米大統領は6日、ホワイトハウスでアフガニスタンのカルザイ大統領、パキスタンのザルダリ大統領と相次いで初会談し、治安悪化が進む両国情勢の安定に向け米国が全力を挙げて取り組み、3カ国の協力関係も促進させていく方針も示した。《共同通信》
【民主党・鳩山由紀夫幹事長】麻生首相の衆院選優先発言を批判
民主党の鳩山由紀夫幹事長は6日午後、麻生太郎首相が訪欧中に衆院解散・総選挙の時期に関し、東京都議選より優先して判断する考えを示したことについて、「さも都議会は大したことないような判断を国民、都民に与える。決して許されない発言だ」と厳しく批判した。
また、民主党が2009年度補正予算案などの審議を引き延ばした場合、解散する可能性を示唆した発言についても「そういうささいなことを気にされないで、王道の勝負を挑んでいただきたい」と反発した。長野県軽井沢町で、記者団の質問に答えた。《時事通信》
2010 平成22年5月6日(木)
平成7789日目
【高速増殖炉もんじゅ】14年ぶりに運転再開
1995年12月に起きたナトリウム漏出火災 事故以来、運転停止していた高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)が、14年と5カ月ぶりに運転を再開した。経済産業省原子力安全・保安院の事前の立ち入り検査を経て、6日午前10時36分、日本原子力研究開発機構が原子炉を起動した。《時事通信》
【鳩山由紀夫首相】普天間移設「県外は公約ではない」
鳩山由紀夫首相は6日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり「最低でも県外」とした自身の発言に関し、党公約ではなく努力目標だとの認識を重ねて強調した。実現できなかった場合の責任を回避する狙いがあるとみられる。
首相は先の沖縄訪問で県内移設を表明したことに関し「『最低でも県外』は自分の発言。首相になった以上、自分の言葉を実践したいと思い、今日まで政権の中で努力してきた。場当たり的な発言はしていない」と公邸前で記者団の質問に答えた。《共同通信》
2011 平成23年5月6日(金)
平成8154日目
【焼肉えびす集団食中毒事件】運営会社と食肉卸会社を家宅捜索
焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の富山、福井両県の店で食事をした客4人が、腸管出血性大腸菌「O(オー)111」に感染するなどして死亡した集団食中毒事件で、富山、福井両県警の合同捜査本部は6日、業務上過失致死の疑いでチェーン運営会社「フーズ・フォーラス」(金沢市)や、富山県砺波市、福井市の同チェーン店舗、東京都板橋区の食肉加工卸業者「大和屋商店」などを捜索した。《読売新聞》
【菅直人首相】浜岡原発の全原子炉停止を中部電力に要請
菅直人首相は6日、東海地震の想定震源域である静岡県御前崎市にある中部電力の浜岡原子力発電所について、定期検査中の3号機や稼働中の4、5号機も含めてすべての原子炉を停止するよう中部電に要請した。中部電は受け入れる方向。停止期間は、中部電が2~3年後の完成を目指す防潮堤新設までとなる見通しだ。
中部電は近く役員会を開き、要請に対する対応を決める方針。首相には法律上、原発の運転停止を指示する権限がない。原発を停止すれば、不利益を被ったとして株主から訴えられる可能性もある。ただ、中部電幹部は6日夜、「(政府の)要請とはいえ、命令に近い重みを持っている」と述べ、すべての原子炉を停止させる方向で調整していることを明かした。《朝日新聞》
2012 平成24年5月6日(日)
平成8520日目
【茨城県、栃木県】複数の竜巻発生
6日午後1時ごろ、茨城県つくば市や栃木県益子町で竜巻とみられる突風が吹き、住宅が倒壊、多数のけが人が出た。茨城県警によると、つくば市北条で150~200棟の窓ガラスが割れたり屋根瓦が飛んだりした。市消防本部によると30人以上がけがをし、2人が重体とみられる。《日経新聞》
2013 平成25年5月6日(月)
平成8885日目
【中日・谷繁元信捕手】通算2000安打達成
プロ野球中日の谷繁元信捕手(42)が6日、東京都新宿区の神宮球場で行われたヤクルト7回戦の六回に右前打を放ち、史上44人目の通算2千安打を達成した。42歳4カ月での到達はヤクルトの宮本慎也内野手の41歳5カ月の最年長記録を塗り替えた。捕手としての達成は南海などで活躍した野村克也、ヤクルトの古田敦也に次いで3人目。《共同通信》
【米国防総省】尖閣諸島「中国は不適切な基線で領有権主張」
米国防総省は6日、中国の軍事動向に関する年次報告書を公表した。沖縄県・尖閣諸島をめぐり中国が昨年9月から「不適切に引かれた直線基線」を使って領有権主張を強めていると指摘した。米政府は領有権問題で特定の立場を取らないとしているが、中国側の主張について法的に問題があるとの認識を示したものだ。
報告書はまた、昨年、米政府を含む多数のコンピューターが外部から侵入され、その一部は「中国政府と中国軍が直接関与したとみられる」と明言。こうして収集した情報が中国の軍備増強につながっている可能性を指摘した。《共同通信》
2014 平成26年5月6日(火)
平成9250日目
【安倍晋三首相】中国を名指しで批判
欧州歴訪中の安倍晋三首相は6日午後、最後の訪問国ベルギーを訪れ、ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部で演説した。中国に対し、海洋進出や軍拡の傾向が顕著として「我が国を含む国際社会の懸念事項になっている」と名指しで批判。
同時に政権が掲げる「積極的平和主義」実現に向け、集団的自衛権の行使容認などのために憲法解釈を見直す必要性を訴えた。日本の首相によるNATOでの演説は安倍首相が一次政権時の2007年に行って以来2回目。《毎日新聞》
2015 平成27年5月6日(水)
平成9615日目
【WBAスーパーフェザー級タイトル戦】内山高志選手、10度目の防衛に成功
スーパー王者内山高志(35=ワタナベ)が、日本人の世界王者で3人目となる10度目の防衛に成功した。東洋太平洋同級王者で同級7位のジョムトーン(タイ)と対戦。2回に右ストレートでダウンを奪い、1分15秒カウントストップによるTKO勝ちを収めた。35歳5カ月で、国内ジム所属王者の最高齢防衛記録も更新。陣営は次戦で海外防衛戦、統一戦などのビッグマッチを目指す方針だ。内山は戦績を23勝(19KO)1分けとした。《日刊スポーツ》
【WBAライトフライ級タイトル戦】田口良一選手、初防衛に成功
ライトフライ級王者の田口良一(28)=ワタナベ=は同級14位でWBAミニマム級元王者のクワンタイ・シスモーゼン(33)=タイ=に八回36秒TKOで勝利を収め、初防衛に成功した。田口の戦績は25戦22勝(9KO)2敗1分け。《毎日新聞》
2016 平成28年5月6日(金)
平成9981日目
【DeNA・今永昇太投手】プロ初勝利
広島0-6DeNA◇6日◇マツダスタジアム
DeNA今永昇太投手(22)が広島戦で7回を被安打6、無失点で投げきり、6戦目で待望のプロ初勝利を挙げた。ここまでの5戦は防御率2点台で孤軍奮闘してきたが、味方の援護点に恵まれず4敗に沈んだ。2回には自らスクイズを決めて3点目をゲット。高校時代も初戦コールド負けからはい上がった新人左腕が、念願の1勝をつかみ取った。《日刊スポーツ》
【安倍晋三首相】ロシア・プーチン大統領と会談
安倍首相は6日夜、ロシアのプーチン大統領とソチで会談後、記者団に対し、ロシアとの平和条約締結交渉について「今までの停滞を打破する、突破口を開くという手応えを得ることができた」と述べた。
首相は今後の交渉について「今までの発想にとらわれない新しいアプローチで交渉を進めていくということになる」とも述べたが、アプローチの具体的中身については言及しなかった。《読売新聞》
2017 平成29年5月6日(土)
平成10346日目
【ボクシング・佐々木基樹選手】現役引退を表明
ボクシングの元東洋太平洋2階級王者で2度の世界挑戦経験を持つ日本ライト級8位佐々木基樹(41=帝拳)が6日、現役引退を表明した。後楽園ホールで行われた級6回戦で、15年東日本新人王の石川元希(M・T)に0-3で判定負けした後、「続ける気はない。自分に幻滅しますね」と明言した。
身長差で7センチ上回る長身の相手の懐に飛び込んでの右パンチを狙ったが、空砲に終わる場面が目立った。「自分の思うような形に持っていけなかった。物言いはない」と潔く負けを認めた。《日刊スポーツ》
【大相撲・稀勢の里関】横綱昇進披露宴
大相撲春場所を制して横綱に昇進した稀勢の里(30=田子ノ浦部屋)の横綱昇進披露宴が6日、東京都品川区のグランドプリンスホテル新高輪・飛天の間で行われた。春場所も制し、2場所連続優勝してこの日を迎えた稀勢の里は「一番いい形でパーティーを迎えられて本当に良かった。本当にここまで応援してくれた方々のおかげ。そういう人に感謝の気持ち伝えたい」と柔和な笑みを浮かべた。《スポニチ》
2018 平成30年5月6日(日)
平成10711日目
【立憲民主党・枝野幸男代表】LGBTイベントに参加
https://cdp-japan.jp/立憲民主党の枝野幸男代表は6日、同性愛や性同一性障害などの性的少数者(LGBT)への理解を広めるイベントに参加し、当事者らと東京・渋谷の街をパレードした。あいさつで「この問題は、違いを認め合っていい社会をつくるための大きなポイントだ。党派を超えて頑張る」と強調した。
行進には枝野氏のほか、希望の党の細野豪志元環境相、共産党の小池晃書記局長らも参加。細野氏はあいさつで希望の解散に触れ「(党を)代表する最後の機会がこの催しで感慨深い」と語った。《共同通信》
2019 令和元年5月6日(月)
令和6日目
【安倍晋三首相】米・トランプ大統領と電話会談
安倍晋三首相は6日夜、トランプ米大統領と電話で約40分間会談し、北朝鮮が発射した飛翔体に関し、日米の専門家同士で協力して分析を進める方針で一致した。弾道ミサイルかどうかが焦点となる。朝鮮半島の非核化に向けて緊密に連携することも再確認した。
首相は拉致問題の解決に向けた金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談に関し「条件を付けずに金氏と直接向き合う」とトランプ氏に伝えた。 首相は会談後、公邸で記者団に「朝鮮半島の完全な非核化を目指し、全ての面で日米で完全に一致して対応していく」と強調。飛翔体について「日米の専門家同士で協力して分析する」と語った。《共同通信》
2020 令和2年5月6日(水)
令和372日目
【COVID-19】世界の死者26万人超え
米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルス感染症による死者が6日、世界全体で26万人を超えた。欧米に死者の85%以上が集中している。感染者は370万人を超えた。
死者は4日に25万人を上回ったばかりだった。3月31日に4万人を超えてからは、1~2日ごとに1万人以上が増える状態が1カ月以上にわたって続いている。
世界最悪の被害が出ているのは米国で死者7万2千人。750万件を超えるウイルス検査を実施済みということも反映し、感染者も120万人を上回っている。欧州では英国が最多で3万人を超え、イタリアが2万9千人で続いている。《共同通信》
2021 令和3年5月6日(木)
令和737日目
【香港】黄之鋒氏に禁錮10月
香港の裁判所は6日、収監中の民主活動家、黄之鋒氏に対し、無許可集会参加の罪で禁錮10月の追加刑を言い渡した。
黄氏は昨年6月、民主化運動を武力弾圧した1989年の天安門事件の犠牲者を追悼する集会に参加したことで起訴された。
黄氏はこれまでに他の無許可デモ参加の罪などで2回有罪判決を受けており、今回の判決と合計して2年以上服役しなければならなくなった。
黄氏と同じ罪で起訴された民主活動家ら3人は同日、それぞれ禁錮4〜6月の量刑を言い渡された。《産経新聞》
2022 令和4年5月6日(金)
令和1102日目
【中日・大野雄大投手】完全試合ならず
中日の大野雄大投手が6日、バンテリンドームナゴヤで行われた阪神6回戦で九回までの打者27人を完璧に抑えたが、0―0で迎えた延長十回2死から二塁打を浴び、プロ野球史上17人目の完全試合を逃した。直後にチームが1―0でサヨナラ勝ちし、完封で今季2勝目を挙げた。
完全試合は4月10日にロッテの佐々木朗希投手が達成。大野雄は2019年9月14日の阪神戦で無安打無得点試合を達成しており、複数回のノーヒットノーランを成し遂げれば史上10人目の快挙となるところだった。
過去には西武の西口文也が05年8月27日の楽天戦で、延長十回に安打を許して完全試合を逃した例がある。《共同通信》