令和1102日目

2022/05/06

この日のできごと(何の日)

【中日・大野雄大投手】完全試合ならず

中日の大野雄大投手が6日、バンテリンドームナゴヤで行われた阪神6回戦で九回までの打者27人を完璧に抑えたが、0―0で迎えた延長十回2死から二塁打を浴び、プロ野球史上17人目の完全試合を逃した。直後にチームが1―0でサヨナラ勝ちし、完封で今季2勝目を挙げた。

完全試合は4月10日にロッテの佐々木朗希投手が達成。大野雄は2019年9月14日の阪神戦で無安打無得点試合を達成しており、複数回のノーヒットノーランを成し遂げれば史上10人目の快挙となるところだった。

過去には西武の西口文也が05年8月27日の楽天戦で、延長十回に安打を許して完全試合を逃した例がある。《共同通信》

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【プロ野球・6日】

ロ3―5ソ

ソフトバンクが4連勝。1―3の九回に代打中谷の2ランで追い付き、延長十一回にグラシアルの適時打などで2点を勝ち越した。津森が2勝目を挙げ、モイネロが5セーブ目。ロッテは佐々木朗が好投したが、救援陣が打たれた。

オ2―3楽

楽天が球団新記録の8連勝。1―2の八回2死三塁から西川の適時三塁打で追い付き、九回に鈴木大の今季初本塁打のソロで勝ち越した。4番手のブセニッツが今季初勝利。オリックスは田嶋の力投を生かせず、今季2度目の5連敗。

西5―0日

西武は0―0の六回に外崎の適時打と中村が押し出し四球を選んで2点を先制。七回には代打栗山の犠飛、八回には山川の12号2ランで加点した。高橋が7回3安打無失点の好投で3勝目。日本ハムは6度目の零敗で4連敗。

巨2―13ヤ

ヤクルトがともに今季最多の18安打13点で大勝した。1―1の三回に村上の8号満塁本塁打で勝ち越し、五回にオスナのソロ、六回に太田のスクイズと着実に加点した。原が7回2失点で3勝目。巨人は堀田が三回途中5失点と崩れた。

広3―4D

DeNAが3連勝。一回に大田の3号ソロ、牧の8号2ランで3点を先行し、3―3の延長十一回1死二塁から神里の三塁打で勝ち越し。十回を抑えた5番手の三嶋が2勝目を挙げた。広島は打線が四回以降2安打に終わった。

中1―0神

中日の大野雄が10回を投げて1安打無四球の完封勝利。威力のある速球にフォークボールがさえ、延長十回2死まで一人の走者も許さなかった。0―0の十回に石川昂がサヨナラ打。阪神は打線が手玉に取られ青柳を援護できなかった。《共同通信》

【J1】

明治安田J1第12節第1日(6日・ヨドコウ桜スタジアム=1試合)C大阪が磐田を2―1で下した。4試合ぶりの白星で、勝ち点を17とした。磐田は後半に1点を返したが、2連敗で同11のまま。《共同通信》

【知床観光船沈没事故】北方領土周辺で捜索続く

北海道・知床半島沖で観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没、14人が死亡した事故で、第1管区海上保安本部(小樽)は6日、北海道本島と北方領土との間の日ロ中間ラインを越え、国後島周辺で行方不明者12人の捜索を続けた。

北方領土周辺海域では巡視船1隻、知床半島周辺では、船舶9隻、航空機8機で捜索を続行。行方不明者は4月28日以来、発見がない状態が続いている。沈没した現場は海流が速く、乗客らが遠くに流されている可能性がある。地元漁業者による半島周辺の捜索は5日が最終日だった。

深さ約120メートルの海底で、水中カメラを使った船体調査は6日も実施する。《共同通信》

【東京株式市場】

連休明け6日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。終値は連休前の2日終値比185円03銭高の2万7003円56銭で、2週間ぶりに2万7千円台を回復した。円安進行が寄与して輸出関連銘柄などが買われ、上げ幅は一時200円を超えた。米国の金融引き締めに伴う不透明感から、取引開始直後は200円以上下げる場面もあった。

東証株価指数(TOPIX)は17.56ポイント高の1915.91。出来高は約14億9800万株。

米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ加速による景気後退への警戒感から、5日の米国株式市場のダウ工業株30種平均は大幅に下落した。《共同通信》

【岸田文雄首相】6カ国訪問終え帰国

岸田文雄首相は6日午後、東南アジアと欧州計6カ国の訪問を終え、英国から政府専用機で帰国した。ロシアのウクライナ侵攻を巡り、先進7カ国(G7)のイタリア、英国と結束を確認したが、東南アジア各国はロシアの名指し批判を避けるなど温度差もみられた。下旬に初来日する米バイデン大統領との会談なども控えており、外交手腕が引き続き問われる。

首相は11日、フィンランドのマリン首相と東京で会談する予定。12日にはEUのフォンデアライエン欧州委員長、ミシェル大統領と定期首脳協議を行う。ウクライナ情勢を踏まえた連携などを確認する見通しだ。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

安保理、ウクライナの平和に懸念

国連安全保障理事会は6日、ロシアが軍事侵攻するウクライナ情勢を巡り「ウクライナの平和と安全の維持に関して深い懸念を表明する」との議長声明案を全会一致で採択した。平和的解決に向けたグテレス国連事務総長の努力に対し「強い支持」も示した。

採択には常任理事国ロシアも含む全理事国が同意。2月下旬にロシアが侵攻を開始してから安保理が声明を出すのは初となった。ただ声明に法的拘束力はなく、ロシアの侵攻や責任にも触れていない。

グテレス氏は採択を受け「人命を救い、苦しみを減らし、平和の道を見いだすための努力を惜しまない」と歓迎する声明を発表した。《共同通信》

ゼレンスキー大統領「市民ら殺害続けるなら交渉不可」

ウクライナのゼレンスキー大統領は6日、ロンドンの王立国際問題研究所(チャタムハウス)のイベントにオンラインで出演し、ロシア軍がウクライナ市民らの殺害を続けるなら、停戦に向けた「外交交渉は不可能」だと強調した。

停戦に向けた条件として、ウクライナを侵攻前の2月23日の状態に戻すことを挙げ、ロシア側に軍の撤退を要求。外交的解決への道は「まだ完全に破壊されたわけではない」と述べ、ロシア側に歩み寄りを求めた。

その上で、国外へ退避した市民らがウクライナに戻り、国の経済を復活させることが「私にとっての勝利」だと訴えた。《共同通信》

ロシア軍、穀物70万トン略奪か

国連食糧農業機関(FAO)当局者は6日の記者会見で、ロシア軍が侵攻したウクライナから約70万トンの穀物を略奪した可能性を指摘した。「トラックで穀物をロシアに運び入れている事例を確認している」と述べ、トラクターなどの「農業機械も盗んでいる」とした。

またロシア軍による海上封鎖で黒海沿岸の港湾施設が使用できないことにより、船舶を利用した穀物輸出ができない状態になっていると指摘。世界的な穀物の供給悪化と価格高騰に拍車がかかることに懸念を示した。《共同通信》

ロシア、日本海でミサイル演習

ロシア国防省は6日、ロシア太平洋艦隊のコルベット艦が日本海で、新型の対潜水艦ミサイル「オトベト」の発射演習を行ったと発表した。タス通信などが伝えた。ウクライナ侵攻を巡って対立を深める日米などをけん制する狙いとみられる。

国防省は、艦上からミサイルを発射する映像を公開。日本海の水中の標的に命中し、演習は成功したとしている。発射場所などの詳細は明らかにしていない。昨年12月にも日本海でオトベトの発射実験を行っていた。

オトベトの発射には、巡航ミサイル「カリブル」や対艦ミサイル「オニクス」など各種ミサイルと統一規格の装置を使うという。《共同通信》

【米国】子どもの肝炎症状に注意喚起

米国内で原因不明の子どもの急性肝炎が100人以上報告されたことを受け、米疾病対策センター(CDC)は6日、保護者らに対し幼児の嘔吐や色の濃い尿や白っぽい便、肌が黄色くなる黄疸といった肝炎の症状に注意するように呼びかけた。子ども向けの予防接種を確実に受けるほか、手洗いなどの感染症対策に努めるよう求めた。

3歳前後の幼児に多いが、原因究明は難航が予想されている。CDCは主に疑われているアデノウイルス以外にもさまざまな原因が考えられると指摘。心配であればかかりつけ医に相談することを勧めた。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは6日、各地で行われ、パドレスのダルビッシュはサンディエゴでのマーリンズ戦に先発し、7回を5安打2失点、3三振で今季3勝目(1敗)を挙げた。試合は3―2だった。

エンゼルスの大谷はナショナルズ戦に「3番・指名打者」で出場し、一回に二ゴロで2試合連続の打点を挙げ、3打数無安打1打点、1四球だった。チームは3―0で勝った。

鈴木のカブスはドジャース戦、筒香のパイレーツはレッズ戦が、ともに悪天候のため中止となった。《共同通信》



5月6日 その日のできごと(何の日)