平成2310日目

平成7年5月6日(土)

1995/05/06

【地下鉄サリン事件】オウム「諜報省大臣」らの関与追及

オウム真理教信者の元自衛官らが3月19日、東京・南青山の教団東京総本部ビルに火炎瓶を投げ込んだ事件で、事実上のリーダー格とみられる教団「諜報省大臣」井上嘉浩容疑者(25)=逮捕監禁容疑で特別手配=ら実行グループが事件後、再び都内のアジトに集結するなど不審な動きをしていたことが、6日までの警視庁の調べで分かった。

実行グループが集結した翌朝、地下鉄サリン事件が発生していることから、警視庁はグループが地下鉄サリン事件に関与した疑いが出てきたとして、火炎瓶処罰法違反容疑で逮捕した元自衛官らを追及、グループの当日の行動確認など、両事件の関連捜査に全力を挙げている。

地下鉄サリン事件に直接つながる可能性がある人物が浮上したのは初めて。

火炎瓶事件は、教団内で特殊工作を担当する井上容疑者を中心にした6人の実行グループの犯行と分かっているが、警視庁は井上容疑者や元自衛官2人のほかに、新たに信者2人を特定。所在確認を急ぎ、地下鉄サリン事件への関与を追及する。

調べによると、逮捕した元自衛官の供述から、教団総本部に火炎瓶を投げ込んだ後、元自衛官1人を除く5人が、総本部に近いアジトに再び集まっていたことが新たに判明した。元自衛官1人は当時現職で、地下鉄事件発生時刻は駐屯地に戻っていたが、残りの5人のうち名前が分かっている4人はいずれもアリバイが不明という。

新たに特定した火炎瓶事件の実行犯は、いずれも教団の非合法活動の中心といわれる「諜報省」メンバーで、1人は愛知県警から免状等不実記載、同行使の疑いで指名手配されている男性信者(33)。別の1人は井上容疑者の直属の部下といい、警視庁が裏付け捜査を急いでいる。

指名手配中の信者は麻原彰晃教祖のボディーガード役の一人で、柔道、空手いずれも二段の武闘派。昨年春ごろまで、愛知県・知多地方にある勤務先の寮に住んでいたが、その後行方が分からなくなり、三重県の自宅から捜索願が出ている。《共同通信》



【Jリーグ・サントリーシリーズ】第14節

Jリーグ・サントリーシリーズ第14節(6日・カシマスタジアムほか=7試合)鹿島アントラーズと横浜マリノスがともに勝ち、勝ち点33(11勝3敗)で並んだが、鹿島が得失点差で上回り、首位を奪回した。

鹿島は長谷川の2得点などで、柏レイソルに4−0で快勝。横浜Mはヴェルディ川崎を3-2で退けた。得失点差は鹿島のプラス11に対し、横浜Mはプラス8。

ベルマーレ平塚は注目の新人、中田の2ゴールなどで横浜フリューゲルスに5-1と圧勝。ガンバ大阪も5-1でジュビロ磐田を圧倒し、清水エスパルスはサンフレッチェ広島に1-0で勝った。名古屋グランパスは6-0でセレッソ大阪に大勝、浦和レッズは1-0でジェフ市原を破った。《共同通信》

【村山富市首相】中国訪問を終え帰国

村山富市
https://www.kantei.go.jp/

村山首相は6日、初の中国訪問を終え帰国した。江沢民国家主席、李鵬首相との会談で過去を素直に反省するとともに「未来志向の関係発展」を確認した。だが訪中の結果、首相が決断すべき政治課題も浮かび上がった。

その一つが戦後50年の国会決議問題だ。中国側は決議実現を直接的には求めなかったものの、江沢民主席は自民党の一部が強く抵抗していることを暗に批判。首相は決議実現に向け、思い宿題を背負わされた。《共同通信》

5月6日のできごと