平成849日目

1991/05/06

【海部俊樹首相】東南アジア歴訪を終え帰国

海部俊樹
https://www.kantei.go.jp/

東南アジア諸国連合(ASEAN)5カ国歴訪を終えた海部首相は6日午後2時すぎ、帰国した。

首相は4月27日からマレーシア、ブルネイ、タイ、シンガポール、フィリピンの5カ国を訪問。各国首脳との会談を通じて掃海艇派遣への理解を求めるとともに、シンガポールでの政策演説では過去の戦争に対する反省の念を表明、平和国家として経済面だけでなく、政治面での役割を拡大していくと強調した。《共同通信》



【アルメニア】ソ連軍が越境攻撃

ソ連軍空てい部隊が投入されたアルメニア共和国のテルペトロシャン最高会議議長は6日、モスクワの共和国代表部を通じて声明を発表、アゼルバイジャン共和国領内に展開されたソ連軍部隊のアルメニアへの越境攻撃により「数十人の死者」が出たとしてクレムリンを非難した。

声明によると、攻撃はアゼルバイジャン共和国内務省部隊と共同で行われているもので、アルメニア領内ウォスゲパル村に対する「ヘリコプター、戦車、大砲」による「事実上の対アルメニア戦争」の結果、同村の「すべての家が破壊された」としている。

係争地ナゴルノ・カラパフ自治州周辺では4日までに3000人以上の死者が出ているが、声明はこれとは別の新たな死者を指すとみられる。

一方、アルメニアの首都エレバンに派遣された空てい部隊の行動については6日まで伝えられていない。

アゼルバイジャン共和国では1日、ソ連内務省治安部隊とアゼルバイジャン警察部隊が、アルメニア人武装グループに対する武器摘発のため、ナゴルノ・カラバフ自治州に近いケタシェン村を包囲し発砲、ロシア共和国公式放送「ラジオ・ロシア」によると、アルメニア人側に27人の死者が出たほか、二つの村でも複数の死者が出ていた。《読売新聞》

【米・ブッシュ大統領】退院

ジョギング中に「心房細動」による不整脈を起こし、メリーランド州のベセスダ海軍病院に入院していたブッシュ米大統領は6日午前(日本時間同日深夜)、同病院を退院、二日ぶりにホワイトハウスに戻り、正常の執務を再開した。

大統領は心臓モニタリンク装置を付けた状態で午前9時過ぎ、ホワイトハウスに到着。迎えたスタッフ、記者団らに「仕事に戻ろう」と力強い調子で答えた。その後もシュワルナゼ前ソ連外相などの会見、ブレイディ財務長官、スヌヌ大統領首席補佐官との会談など、入院前と変わらぬ多忙な日程をこなし、健康を回復したことを誇示して見せた。

同日午前、記者会見した医師団によると、医師団が同日「正常な日常活動を再開してもよい」と退院を勧めた。この判断は、あくまで医学的なもので政治的なものではないという。

大統領は、すでに、専用機での長距離“出張”も可能だというが、今後も投薬治療を続け、ホワイトハウス付きの医師から血圧などについて緊密な監視を受けなければならない。《読売新聞》



5月6日のできごと