平成、令和の「その日のできごと」を元年から順に記しています。
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1989 平成元年9月25日(月)
平成261日目
【米・ブッシュ大統領】国連で演説
ブッシュ米大統領は25日、国連総会で初演説。化学兵器を調印後10年間で地上から全廃する条約の締結に関する新提案を発表した。化学兵器は第三世界に拡散し中東などでの新たな脅威となっているが、この新提案はジュネーブ軍縮会議での交渉前進を促すため米ソが率先して行動することを狙っている。
新提案は(1)条約締結後8年で米ソが貯蔵する化学兵器を98%廃棄する(2)次の2年間で全廃する(3)ソ連が同意すれば今からでも80%の削減に着手する、の3項目から成っている。
化学兵器などは第三世界に拡散し中東などで新たな脅威となっているが、この新提案はジュネーブ軍縮会議での交渉の前進を促すため米ソは率先して行動することを狙っている。
大統領はまた、地域紛争、テロなどでの国連の重要性を強調、「全世界での平和努力を倍増すべきだ」と主張するとともに、国連が「平和維持」にとどまらず「平和構築」に向けて行動すべきだとの新たな課題を提案した。《共同通信》
【海部俊樹首相】米副大統領と会談
海部首相は25日午前、日本を初の公式訪問中のクエール米副大統領と約1時間、首相官邸で会談した。この中で首相と副大統領は日米協力について(1)安全保障関係を基礎とした友好同盟関係(2)宇宙開発、麻薬問題、第三世界への支援などに対するグローバル・パートナーシップ(地球規模の協力関係)(3)構造調整協議など二国間経済問題解決、をさらに進めていくことを確認した。
特に副大統領は世界規模の問題に対する日米協力の課題として麻薬問題、ニカラグア総選挙、ポーランドの改革支援で日本の積極的な協力を改めて要請したのに対し、海部首相は「自由と民主主義のため国際的に貢献していく考えだ」とし、麻薬問題の根本原因となっているコロンビアの貧困解決への支援やニカラグア総選挙の公正な実施への協力などに努力する考えを表明した。《共同通信》
1990 平成2年9月25日(火)
平成626日目
【フィギュア・浅田真央さん】誕生日
【日朝対話】
初の直行便で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を訪れた自民、社会両党代表団の金丸元副総理、田辺社会党副委員長らは25日午前10時すぎから、平壌市内の万寿台議事堂で朝鮮労働党の金容淳書記(国際部長)らと初の政治会談を行い、過去の植民地支配に対する謝罪と償いの問題を中心に約2時間半にわたり意見交換、本格的な対話がスタートした。
この結果、両国関係の改善のため「謝罪」と「償い」の問題を最優先に解決する必要があるとの認識で一致した。
金丸氏は焦点の「償い」について、日朝関係がたとえ正常化していない段階においても北朝鮮の対日請求権や経済協力要請を受け入れる意向を表明、その話し合いの場として連絡事務所の相互設置を提案した。
しかし「償い」を実現する方法や手続きについては北朝鮮側が金丸氏の政治決断を求めたとされ、結論を持ち越す形となった。
謝罪については26日午前の金日成主席との会談で、海部首相の「自民党総裁親書」を手渡し、日本としての謝罪の意思を明確にすることを表明した。《共同通信》
1991 平成3年9月25日(水)
平成991日目
【秋篠宮妃紀子殿下】着帯の儀
秋篠宮妃紀子さまの着帯の儀が25日午前、東京・元赤坂の秋篠宮邸で行われた。妊娠9カ月目の戌の日に行われる着帯の儀は天皇、皇后両陛下から贈られた紅白の絹の帯を、洋服の上から着けて安産を祈る儀式。宮内庁によると紀子さまは10月末に出産の予定で経過は順調という。《共同通信》
【PKO協力法案】審議入り
衆院国際平和協力特別委員会は25日、国連平和維持活動(PKO)協力法案、国際緊急援助隊派遣法改正案が審議入りし、自民党の柿沢弘治、武部勤、社会党の上原康助、川崎寛治、五島正規の5氏が質問に立ち本格論戦が始まった。
海部首相は停戦合意が崩れた状況での国連の指図と日本の指揮が食い違った場合の対応について「日本の実施要領が優先する」と述べ、業務の中断、撤収については日本独自の判断が優先することを強調した。
工藤内閣法制局長官は国連平和維持軍(PKF)への自衛隊参加に関し「参加が困難な場合が多い」とした従来の政府答弁との整合性について「武力行使をしない。他国の部隊の武力行使と一体にならない」との前提条件を説明し、従来の憲法解釈の変更ではないことを強調した。《共同通信》
1992 平成4年9月25日(金)
平成1357日目
【TBS系連続ドラマ・ずっとあなたが好きだった】最終回
【三井芦別鉱業所】採炭終了
閉山をめぐる労使交渉が妥結したのを受け北海道芦別市の三井石炭鉱業芦別鉱業所(従業員約370人)は25日朝、採炭作業を終了、半世紀以上にわたるヤマの歴史に事実上の終止符を打った。坑内の整理作業などを進め28日に正式閉山する。
今年4月に始まった新石炭政策下での閉山第一号で、全国の主要炭鉱は北海道の住友赤平砿など3鉱と福岡県の三井三池鉱の計4鉱を残すだけとなる。《共同通信》
【PKO】先遣隊がプノンペン入り
国連平和維持活動(PKO)協力法に基づき、カンボジアで道路や橋の補修をする陸上自衛隊派遣施設大隊の先遣隊第一陣として、大隊長の渡辺隆二等陸佐ら12人が25日、航空自衛隊のC130輸送機3機に分乗してプノンペン・ポチェントン空港に相次いで到着、陸上自衛隊の部隊として初の海外派遣がいよいよ現地で活動を開始した。《共同通信》
1993 平成5年9月25日(土)
平成1722日目
【大相撲】
25日、東京・両国国技館で行われた大相撲秋場所14日目で、横綱曙太郎が2場所連続、通算5度目の優勝を決めた。2敗で追っていた大関貴ノ花が敗れた時点で優勝が決まり、その後曙は若ノ花を破り14戦全勝とした。3敗目を喫した貴ノ花の史上最年少横綱昇進は絶望となった。《共同通信》
【社会党】村山新体制発足
社会党は25日、東京・三宅坂の党本部で第60回党大会を開き、同日夕、村山富市委員長(69)と久保亘書記長(64)を柱とする新執行部を発足させた。村山氏は第13代委員長就任のあいさつで「細川連立政権を強く支え、革新性と主体性を発揮し党の再生・再建を図る」と所信を述べた。《共同通信》
1994 平成6年9月25日(日)
平成2087日目
【大相撲】
大相撲秋場所千秋楽(25日・両国国技館)大関貴ノ花が22歳1ヶ月の史上最年少全勝優勝を達成、横綱昇進を決定的にした。貴ノ花は小結舞の海を一方的に寄り切り15戦全勝、大鵬の持っていた22歳11ヶ月の最年少全勝記録を更新した。《共同通信》
追記・9月24日に通算6度目の優勝が決定、26日、横綱昇進は見送られた。
【皇太子殿下】全国育樹祭であいさつ
第18回全国育樹祭は25日、石川県河北郡津幡町の石川県森林公園で、皇太子ご夫妻を迎えて開かれた。皇太子さまは「地球的な規模での環境問題が発生し、森林の重要性が注目されています。緑の大切さを深く心に留め、豊かな環境を築き、未来へと引き継いでいかれることを願います」とあいさつされた。
この後、ご夫妻は昭和58年の育樹祭で昭和天皇が植えられたスギの木の枝おろしをし、アテの木に肥料をまかれた。育樹祭には原参院議長をはじめ大河原農相、全国の林業関係者など約7000人が出席。途中、かなり強いにわか雨が降ったが、式典は予定通り終わった。《共同通信》
1995 平成7年9月25日(月)
平成2452日目
【ボクシング】
世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦は25日、東京・日本武道館で行われ、チャンピオンの勇利アルバチャコフ(協栄=ロシア)が挑戦者で同級1位のチャチャイ・エリートジム(タイ)を3−0の判定で破り、7度目の防衛に成功した。勇利選手は日本でのプロデビュー以来21戦全勝(15KO)。《共同通信》
【自民党】橋本新体制が発足
自民党は25日午後、党本部で第60回臨時党大会を開き、橋本龍太郎通産相の第17代総裁就任を正式に承認した。橋本総裁は党三役に、加藤紘一幹事長(旧宮澤派)、山崎拓政調会長(旧渡辺派)、塩川正十郎総務会長(旧三塚派)を指名。総務会で了承され、新体制が発足した。《共同通信》
1996 平成8年9月25日(水)
平成2818日目
【柔道・小川直也選手】「競技生活は今日で終わり」
柔道の重量級で日本のエースとして活躍した小川直也(28)=日本中央競馬会=は25日、全日本柔道連盟(全柔連)に国際試合強化選手辞退の届けを提出した。既に決めていたアトランタ五輪後の引退に伴う事務手続きで、事実上の引退届となった。
小川は4月29日の全日本選手権後に五輪終了後の引退を表明。五輪では95キロ超級で5位と不本意な成績に終わり、現役生活にピリオドを打つことを改めて表明した。
記者会見した小川は「競技生活は今日で終わり。これで肩の荷が降りた」とすっきりした表情で話した。今後、指導者の道を歩む予定は今のところないそうで、日本中央競馬会安全部の主査としての仕事に専念するという。《共同通信》
【土井たか子衆院議長】社民復党を示唆
社民党の村山富市党首は25日夕、衆院議員会館で前日に引き続き土井たか子衆院議長と会談、土井氏の復党を改めて要請した。土井氏は会談後の記者会見で「衆院が解散されるまでは議長なので無所属でいなければならない」と述べ、衆院解散後、社民党に復党する考えを示唆した。
土井氏は会談で(1)消費税はその是非も含め白紙から議論し直す(2)企業・団体等の献金を直ちに廃止する、など5項目を挙げ、「社民党の基本姿勢に盛り込んでほしい」と提言。これに対し、村山氏は「謙虚に受け止め、党内で検討する」と前向きに対応する姿勢を示した。《共同通信》
1997 平成9年9月25日(木)
平成3183日目
【共産党・宮本顕治議長】退任
39年間にわたり、共産党最高幹部の地位にあった宮本顕治議長(88)が高齢を理由に議長職を退任、現在空席の名誉議長に就任することが決まった。今後は党の指導には直接かかわらず、事実上の引退となる。共産党の浜野忠夫常任幹部会委員が25日午前、静岡県熱海市で開催中の第21回党大会で明らかにした。《共同通信》
【越智伊平農相】辞任
越智伊平農相は25日午後、病気を理由に橋本龍太郎首相に辞表を提出、受理された。首相は後任に越智氏と同じ自民党旧渡辺派の島村宜伸農水政務次官の起用を決めた。
26日午後に認証式を行い、正式に就任する。第二次橋本改造内閣では既に佐藤孝行総務庁長官がロッキード事件有罪確定への批判から辞任しており、内閣発足後12日目で2人の閣僚が辞任するという異例の事態となった。《共同通信》
1998 平成10年9月25日(金)
平成3548日目
【改正労働基準法】成立
労働時間ではなく成果で賃金を決める裁量労働制の対象を大幅に拡大することを柱とする改正労働基準法が25日午前の参院本会議で、共産党などを除く与野党の賛成多数で可決、成立した。
1947年に同法が制定されて以来初の抜本的な改正。今国会に提出予定の労働者派遣法改正案などと併せ、労働分野の規制緩和を進めるもので、サラリーマンの雇用条件や働き方に大きな影響を与えそうだ。《共同通信》
【政労雇用対策会議】初会合
労相、通産相、官房長官など雇用問題に関連する政府関係閣僚と日経連、連合のトップらが、深刻な状況にある雇用問題の解決策などを探る「政労雇用対策会議」の初会合が25日、小渕恵三首相が出席して首相官邸で開かれた。
小渕首相は「雇用問題は、現在政府が直面している最大の課題。政府は雇用の拡大・創出を目指して情報通信、医療・福祉、環境などの分野で新規産業創出に取り組んでいる。雇用対策の実行には労使の皆さんとの意見交換が重要で、この会議を政労使が三者一体で施策を実施する第一歩としたい」とあいさつ。政府が労使と協力して雇用・失業情勢の改善に全力を挙げる決意を表明した。《共同通信》
1999 平成11年9月25日(土)
平成3913日目
【プロ野球・ダイエー】初のリーグ優勝
プロ野球パ・リーグは25日、ダイエーホークスが球団創設11年目で初優勝を決めた。前身の南海ホークス時代を含めると1973年以来、26年ぶり11度目の優勝。(1リーグ時代に2度優勝)。九州の球団が優勝したのは63年の西鉄(現西武)ライオンズ以来、36年ぶり。
王貞治監督は就任5年目での優勝。監督としては87年の巨人以来のリーグ制覇で、セ、パ両リーグを制した監督は5人目。《共同通信》
【鳩山由紀夫氏】民主党新代表に選出
民主党は25日午後、都内のホテルで代表選出大会を開き、党所属国会議員らによる投票を実施、決戦投票にもつれ込んだ末、鳩山由紀夫幹事長代理が菅直人代表を破り、新代表に決まった。
決戦投票の結果は、鳩山氏182票、菅氏130票、無効2票。鳩山氏は就任のあいさつで「政権にすりよるのではなく、自らの力で政権を取りに行く愚直さで歩んでいく」と政権奪取の決意を強調した。《共同通信》
2000 平成12年9月25日(月)
平成4279日目
【シドニー五輪】
第27回夏季オリンピック・シドニー大会第11日の25日、ソフトボールの日本は準決勝でオーストラリアを1−0で破り、26日の決勝で二連覇を狙う米国と金メダルをかけて対決する。日本は四回に宇津木麗華選手(日立高崎)の本塁打で挙げた1点を、20歳の増淵まり子投手(東女体大)が1安打に封じて守りぬいた。《共同通信》
【民主党・鳩山由紀夫代表】森首相の指導力の欠如を指摘
秋の国会論戦が25日、始まった。来年夏の参院選挙をにらみ、森喜朗首相は情報技術(IT)革命や景気対策への取り組みを強調。民主党の鳩山由紀夫代表は「指導者の理念がなければ心に響かない」と首相の指導力の欠如を指摘し、財政構造改革や永住外国人選挙権付与法案をめぐる自民党内の足並みの乱れを突く作戦を見せた。《共同通信》
2001 平成13年9月25日(火)
平成4644日目
【中日・星野仙一監督】辞任表明
中日の星野仙一監督(54)は25日、ナゴヤドーム内で記者会見し、今季限りで辞任すると発表した。同監督は辞任理由を今季の成績不振とともに「あまり長い間、同じ人間が権力の座にいるのはいかがなものか。自分の人生観で決めた」と説明した。《共同通信》
【小泉純一郎首相】米・ブッシュ大統領と会談
小泉純一郎首相は25日午前、ワシントンのホワイトハウスでブッシュ米大統領と会談、米中枢同時テロへの対応について協議した。会談で両首脳は国際テロ対策で資金源を断ち、両国が情報を共有することで合意、両国が連携しテロリズムと対抗していく方針を確認した。《共同通信》
2002 平成14年9月25日(水)
平成5009日目
【オリックス・藤井康雄内野手】現役引退を表明
満塁本塁打14本のパ・リーグ記録を持つオリックスの藤井康雄内野手(40)が25日、グリーンスタジアム神戸で会見し、今季限りの現役引退を発表した。同内野手は「体力、気力に関してはまだやっていける気持ちはあるが、年々ファンを失望させることが多くなった。それが自分の中で許せない」と引退理由を説明した。《共同通信》
【小泉純一郎首相】30日にも内閣改造
小泉純一郎首相は25日夕、首相官邸で自民党の山崎拓幹事長、青木幹雄参院幹事長らと会談し、秋の臨時国会を10月18日に召集、12月14日ごろまでの会期とする方針で一致した。内閣改造、自民党役員人事をめぐる本格的な調整は27日の再協議に先送りしたが、山崎氏は30日に改造が行われるとの見通しを表明。
小泉首相は25日夜、金融機関の不良債権処理を加速するための公的資金投入をめぐり、与党内で強まる柳沢伯夫金融担当相の交代論について、記者団に「これからどういう対応するか、改造と絡んでくるから」と含みを残した。《共同通信》
2003 平成15年9月25日(木)
平成5374日目
【ドジャース・野茂英雄投手】日米通算3000奪三振
ドジャースの野茂が25日、今季最後の登板となった当地でのパドレス戦の3回、日米通算3千奪三振(米で1796)に達した。しかし5失点で13敗目(16勝)を喫し、大リーグ自己最多の17勝目はならなかった。チームは1-6で敗れ、ナ・リーグのワイルドカード(各地区2位の最高勝率)でのプレーオフ進出を逸した。
ア・リーグはレッドソックスがワイルドカードを決め、マリナーズのプレーオフ進出はならなかった。地区シリーズは、ヤンキース-ツインズ、アスレチックス-レッドソックスの組み合わせとなった。《朝日新聞》
【塩川正十郎前財務相】政界引退を表明
塩川正十郎前財務相は25日、東京都内で開かれた所属する森派の会合で、「財務相退任を契機に政治活動も退任したい」と述べ、次の総選挙には出馬せず、今期限りで政界を引退することを正式に表明した。
塩川氏は衆院大阪13区選出で当選11回。運輸相、官房長官、自治相、党総務会長などを歴任。小泉内閣の発足以来、2年5カ月にわたり財務相を務め、22日の記者会見で引退を示唆していた。《朝日新聞》
2004 平成16年9月25日(土)
平成5740日目
【堀江貴文氏、三木谷浩史氏】仙台で直接対決
ともに仙台を本拠地にプロ野球参入を目指すライブドアの堀江貴文社長と楽天の三木谷浩史社長が25日、同市内で顔を合わせた。会談を断られた堀江社長が放送局で待ち構えての直接対決。新球団設立前から「東北シリーズ」が燃えている。
参入表明後、初めての「会談」が実現したのは、同日午後2時40分、仙台市青葉区のNHK仙台放送局。両氏はこの日、地元テレビ局をはしごしていたが、一足早く収録を終えた堀江氏が、三木谷氏がやや遅れて来るのを知り、玄関で到着を待ち構えた。お互い地元の支援を取り付けるため、市内を走り回るなかでの接近遭遇だった。黒塗りハイヤーから三木谷氏が降り立つ。報道陣に囲まれる中、2人は数秒立ち止まって顔を見合わせた後、局内のエレベーターに乗り込んだ。
「なぜ仙台に……」と堀江氏が三木谷氏に話しかけた。苦笑いの三木谷氏。真剣な表情の堀江氏に、三木谷氏は「大阪、神戸を第一に考えていたが、オリックスの宮内オーナーにどうしても納得してもらえなかった」「前から検討していた仙台で申請した」と答えた。この間3分ほどの立ち話だった。最後に堀江氏が「妥協点を見いだしたいですね」というと、三木谷氏は「そうじゃなくて……」。ここで、三木谷氏は番組収録に入った。《朝日新聞》
2005 平成17年9月25日(日)
平成6105日目
【愛・地球博】閉幕
「自然の叡智」をテーマに185日間にわたって開かれた愛知万博(愛・地球博)が25日午後10時、閉幕した。同日午後に、皇太子さまや小泉純一郎首相らが出席して閉会式が開かれ、万博旗は2010年の次回開催地、中国・上海市に手渡された。
自然との共生や持続的成長が可能な社会の実現を目指した夢の舞台には、海外120カ国や企業、市民が参加。累計入場者数は1985年のつくば博(約2033万人)を抜いて2204万9544人となり、国内開催の大型博覧会としては、70年の大阪万博、90年の大阪花博に次ぐ3番目の多さとなった。《共同通信》
【ボクシング・ダブル世界戦】長谷川穂積選手、新井田豊選手が防衛に成功
ボクシングのダブル世界タイトルマッチ12回戦は25日、横浜アリーナで行われ、世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級は、チャンピオンの長谷川穂積(千里馬神戸)が挑戦者で同級8位のヘラルド・マルチネス(メキシコ)に7回2分18秒でTKO勝ちし、初防衛に成功した。長谷川の戦績は21戦19勝(6KO)2敗。
世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級は、王者の新井田豊(横浜光)が同級2位のエリベルト・ゲホン(フィリピン)に10回2分1秒、2−1の負傷判定で下し、3度目の防衛に成功した。新井田の戦績は23戦19勝(8K0)1敗3分け。《共同通信》
【プロ野球・楽天】田尾安志監督の解任を発表
プロ野球楽天は25日、ロッテ戦の試合終了後に田尾安志監督(51)の今季限りでの解任を発表した。 田尾監督は3年契約で約半世紀ぶりの新規参入球団を率いたが、選手層の薄さなどから4月に11連敗、8月にも11連敗を喫し、パ・リーグ40年ぶりの90敗を記録。
24日現在、38勝94敗1分けで最下位が確定している。球団内では8月から続投かどうかの検討を始め、監督に采配や選手起用についてのリポートを提出させたが、最終的には「来季以降につながらない」と判断した。《産経新聞》
2006 平成18年9月25日(月)
平成6470日目
【プロ野球高校生ドラフト】
楽天、田中将大投手の交渉権獲得
プロ野球の高校生ドラフト(新人選択)会議が25日、東京都内であり、楽天は1巡目で駒大苫小牧の田中将大投手を指名し、横浜、オリックス、日本ハムとの競合の末、交渉権を獲得した。《朝日新聞》
中日、堂上直倫内野手の交渉権獲得
高校生を対象にしたプロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議は25日、東京都内のホテルで行われ、中日は1巡目で巨人、阪神との抽選の結果、高校生野手ナンバーワンの愛工大名電・堂上直倫内野手(18)の交渉権を獲得した。元中日選手で中日合宿所「昇竜館」館長の父・照さん(55)、兄・剛裕内野手(21)に続き、親子3人そろって中日へ。大きな注目を集める中、高校通算55本塁打のスラッガーは早くも「三冠王奪取」を宣言した。《中日スポーツ》
巨人、坂本勇人内野手を1巡目指名
プロ野球の高校生ドラフト(新人選択)会議が25日、東京都内であり、巨人は外れ1巡目で光星学院の坂本勇人内野手を指名した。巨人は1巡目で愛工大名電の堂上直倫内野手を指名したが、抽選に敗れた。巨人は3巡目で田中内野手(東海大相模)、4巡目では伊集院捕手(鹿児島実)と野手3人を指名し、選択を終了した。《朝日新聞》
広島、前田健太投手を1巡目指名
プロ野球の高校生ドラフト(新人選択)会議が25日、東京都内であり、広島は1巡目でPL学園の前田健太投手を指名し、交渉権を獲得した。3巡目では水戸短大付の會澤捕手を指名し、選択を終了した。《朝日新聞》
日本ハム、吉川光夫投手を1巡目指名
プロ野球の高校生ドラフト(新人選択)会議が25日、東京都内であり、日本ハムは外れ1巡目で広陵の吉川光夫投手を指名した。日本ハムは1巡目で駒大苫小牧の田中将大投手を指名したが、抽選に敗れた。3巡目では地元・北海道の北照・植村投手、4巡目では関西・ダース投手を指名し、選択を終了した。《朝日新聞》
ロッテ、大嶺祐太投手の交渉権を獲得
プロ野球の高校生ドラフトが25日、東京都内のホテルで行われた。八重山商工の投手・大嶺祐太は1巡目で千葉ロッテマリーンズと福岡ソフトバンクホークスが重複指名し、抽選の結果、千葉ロッテが交渉権を獲得した。《琉球新報》
2007 平成19年9月25日(火)
平成6835日目
【安倍内閣】総辞職
安倍内閣は25日午前の閣議で総辞職した。入院中だった安倍首相も医師の外出許可を得て出席し、「体力の限界を感じるに至った。年金や教育、都市と地方の格差、テロとの戦いなど、内外に山積する課題を前に去ることは断腸の思いだ」と述べ、最後に17人の閣僚全員と握手をした。
首相は「教育基本法改正、憲法改正のための国民投票法の制定、防衛庁の省移行など、戦後の政権がなし得なかった改革を成し遂げた」との談話を発表した。安倍内閣は2006年9月26日の発足以来、365日目で総辞職した。現行憲法下では歴代7番目の短期政権。《読売新聞》
【福田康夫氏】第91代首相に就任
自民党の福田康夫総裁(71)は25日夕、国会で首相指名を受け、第91代、58人目の首相に就任した。福田氏は同日夜に組閣を終え、福田内閣を始動させた。皇居での首相任命式と閣僚認証式は26日午前に行われる。
福田氏は25日夜、首相官邸で記者会見し、自らの内閣を「背水の陣内閣」と命名した。インド洋における海上自衛隊の給油活動の継続が当面の課題となる。都市と地方の格差の解消などにも全力を挙げる方針だ。
これに対し、参院第1党の民主党は、政府・与党との対決姿勢を強めており、福田氏は難しい政権運営を強いられることになりそうだ。《読売新聞》
2008 平成20年9月25日(木)
平成7201日目
【スズキ・ワゴンR】フルモデルチェンジ
【小泉純一郎元首相】政界引退を表明
自民党の小泉純一郎元首相(66)は25日、地元・神奈川県横須賀市で開いた支援者の会合で、次期衆院選には出馬せず、今期限りで引退すると表明した。後継者は次男の進次郎氏(27)とする意向も伝えた。
また、国会議員は退くものの、政治活動は続ける考えを示した。小泉氏はこの後、「引退するのか」との記者団の質問に無言でうなずき、タクシーに乗り込んだ。引退の理由は明らかになっていないが、関係者は「首相もやって、このあともうやることはないと考えたのではないか」と語った。《時事通信》
【麻生太郎首相】外交デビュー
麻生太郎首相は25日午後(日本時間26日午前)、ニューヨークの国連本部などで潘基文国連事務総長、オーストラリアのラッド首相とそれぞれ会談し、外交の舞台にデビューした。
麻生氏は潘氏に対し「国連が安定した力強い機関として活躍するよう期待する。できる限りの貢献をしたい」と強調。潘氏はアフリカ諸国の貧困克服や気候変動問題などへの一層の協力を要請。日本から政府開発援助(ODA)の増額も求めた。
ラッド氏との会談では、安全保障や経済分野などでの協力関係「戦略的パートナーシップ」をさらに強化させていくことで一致。米金融危機に連携して対応していく方針も確認した。《共同通信》
2009 平成21年9月25日(金)
平成7566日目
【鳩山由紀夫首相】大リーグ始球式に登場
鳩山首相は25日、訪問中の米ピッツバーグで、地元大リーグチームのパイレーツの球場を訪れ、始球式を行った。首相は始球式に先立ち、対戦相手のドジャースの黒田博樹投手と面会。パイレーツとドジャースの双方のユニホームを贈られ、日本のプロ野球とのボールの大きさの違いなどの話題に花を咲かせた。
首相は始球式の前に、記者団から球種を尋ねられ、「つねに正直に、まっすぐで行きます」。大きく振りかぶって投げた球は、キャッチャーの手前でワンバウンド。スタンドからの歓声に手を振って応えながら、満足した様子でグラウンドをあとにした。《朝日新聞》
2010 平成22年9月25日(土)
平成7931日目
【大相撲】
大相撲秋場所14日目(25日・両国国技館)横綱白鵬が自身初の4連覇で16度目の優勝を決めた。2敗だった平幕の嘉風と豪風が敗れた時点で賜杯獲得が決定。白鵬は大関琴欧洲を寄り切って14連勝とし、初場所から続く昭和以降2位の連勝を61に伸ばした。4連覇は2006年から2007年にかけての朝青龍以来。千秋楽を待たずに優勝を決めるのは3場所連続となった。
琴欧洲は4連敗で5敗目。大関魁皇は小結稀勢の里を寄り切って勝ち越し、13度目のかど番を脱出した。稀勢の里は負け越し。把瑠都は日馬富士との大関対決を制し、9勝目を挙げた。《共同通信》
2011 平成23年9月25日(日)
平成8296日目
【仙台空港】「完全復旧の日」
東日本大震災で被災した仙台空港で25日、国際定期便の運航再開と、空港ビルの完全復旧を祝う記念式典が開かれた。宮城県の村井嘉浩知事は「人の交流や物流を活発にし、東北全体の復興に資すると期待している」とあいさつした。
この日昼、再開第1便となったアシアナ航空ソウル線は、往復ともほぼ満席。震災前は毎日運航していたが、当面は週3回往復する。10月から来年3月にかけて、コンチネンタル航空グアム線など4路線の国際定期便が再開する。
一部復旧していなかったターミナルビル内の飲食店や待合室も25日から全て使えるようになった。《共同通信》
2012 平成24年9月25日(火)
平成8662日目
【プロ野球・オリックス】岡田彰布監督を解任
前代未聞のダブル解任だ。オリックスは25日、今季限りで退団する岡田彰布監督(54)と高代延博ヘッドコーチ(58)を休養させることを発表した。
球団は、22日の退団決定時に今季終了までの指揮を要望したが、前日24日ロッテ戦で最下位が確定したことで翻意。残り9試合でトップ2人を同時に休養させた。監督代行は森脇浩司チーフコーチ(52)が務める。
岡田監督が、しま柄のポロシャツを見て苦笑いを浮かべた。「オレも準備してなかったからな。だから、こんな格好よ。ネクタイしてくればよかったな」。《日刊スポーツ》
【玄葉光一郎外相】ロシア・ラブロフ外相と会談
訪米中の玄葉光一郎外相は25日午前(日本時間同深夜)、ロシアのラブロフ外相とニューヨークの国連本部で会談した。北方領土問題をめぐり、先の日ロ首脳会談で合意した外務次官級協議を10月中旬に日本で開催し、交渉進展に向けた協議を促進することで一致した。玄葉氏は、野田佳彦首相による12月のロシア訪問の際に北方領土問題も含め合意文書を交わす方向で調整していることを記者団に明らかにした。《共同通信》
2013 平成25年9月25日(水)
平成9027日目
【JR北海道】レール異常箇所は270ヶ所
JR北海道で多数のレールの異常が放置されていた問題で、JR北海道は25日、新たな異常が約170カ所見つかったと発表した。異常は北海道全域で約270カ所になった。新たに見つかった異常の影響で、特急や普通列車など5本が一部運休となった。
JR北海道は増加の理由について「社内規定の基準値を誤って認識して計測していたため」と説明しており、結果として「放置」となった。《共同通信》
【オスプレイ】普天間基地への追加配備完了
在日米海兵隊は25日、垂直離着陸輸送機オスプレイ1機を一時駐機先の岩国基地(山口県岩国市)から普天間基地(沖縄県宜野湾市)に移動し、12機の追加配備を終えた。
米海兵隊は昨年10月、老朽化したCH46中型輸送ヘリコプターから交代させるため、普天間にオスプレイ12機を導入。追加配備分は今年7月に岩国基地に搬入し、8月に移動を始めたが1機は岩国にとどまり、これで24機の運用体制が整った。《日経新聞》
【安倍晋三首相】「Buy my Abenomics」
安倍首相は25日午後、米ニューヨーク証券取引所で講演し、安倍政権の経済政策「アベノミクス」に関し、「日本に帰ったら直ちに成長戦略の次なる矢を放つ。投資を喚起するため、大胆な減税を断行する」と述べ、企業に設備投資を促す減税を行う考えを強調した。
講演では、日本経済について、「世界第3位の経済大国の日本が復活することは、世界経済回復の大きなけん引役となる」と語り、日本経済再生の必要性を訴えた。さらに「世界経済回復のためには3語で十分だ。Buy my Abenomics(アベノミクスは『買い』だ)。ウォール街の皆さんは常に世界の半歩先を行く。今がチャンスだ」と述べ、投資家ら約300人を前に日本への積極的な投資を呼びかけた。《読売新聞》
2014 平成26年9月25日(木)
平成9392日目
【フジ系連続ドラマ・昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜】最終回
【J2・磐田】新監督に名波浩氏
J2磐田は25日、成績不振により同日付でペリクレス・シャムスカ監督(48)との契約を解除し、後任にOBで元日本代表MFの名波浩氏(41)が就任すると発表した。名波新監督は26日の練習から指揮を執り、28日のホーム愛媛戦が初陣となるとみられる。《スポニチ》
【太陽の党】田母神俊雄氏らが結成発表
元航空幕僚長の田母神俊雄氏と西村真悟衆院議員(無所属)は25日午後、国会内で記者会見を開き、新党「太陽の党」の結成を表明した。西村氏が代表、田母神氏は代表幹事兼国民運動本部長にそれぞれ就いた。
当面、国会議員は西村氏1人だが、次期国政選で党勢拡大を狙う。会見には次世代の党の石原慎太郎最高顧問も同席した。
新党は石原氏が代表を務めていた「太陽の党」を継承する形で運営する。主要政策としては、(1)憲法廃棄と自主憲法制定(2)国軍の創設、拉致被害者の救出(3)真の歴史観主張と日本の名誉回復(4)家族の復活、移民受け入れ反対、外国人参政権反対(5)原発再稼働、消費税10%凍結、相続税廃止–を掲げた。《産経新聞》
2015 平成27年9月25日(金)
平成9757日目
【中日・山本昌投手】今季限りでの引退を発表
プロ野球最年長の中日・山本昌投手(50)が25日、自身の公式ホームページで今季限りの引退を発表した。
「決断しました」としたタイトルで、「今シーズン限りでユニホームを脱ぐことを決めました」とし「8月の登板で故障して以来、どうするべきか悩みに悩みましたが、きのうチームの今季本拠地最終戦でナゴヤドームに行き、若返りを推進しているドラゴンズの現状を目の当たりにして、ボクが残ったらダメだと強く感じ、引退を決めました」と悩んだ末の引退を決意したことを報告した。すでに25日、中日の白井オーナーには報告したという。《スポニチ》
【山崎正昭参院議長】山本太郎氏を厳重注意
山崎正昭参院議長は25日、山本太郎参院議員(生活の党と山本太郎となかまたち)を議長室に呼び、安全保障関連法の採決に先立つ本会議で喪服を着て安倍晋三首相らに焼香するしぐさをしたことを厳重注意した。
議長は「次は容赦しない。議員バッジを外すことになるかもしれない」と述べ、国会法に基づく除名をちらつかせて警告した。議長は「神聖な本会議場の品位を汚す行為だ」などと厳しく批判。これに対し、山本氏は「議会制民主主義の破壊に対する自分なりの表現だったが、本会議場でのふるまいとして正しくなかった」と陳謝した。《時事通信》
2016 平成28年9月25日(日)
平成10123日目
【大相撲】
大相撲秋場所千秋楽(25日・両国国技館)14日目に初優勝を決めた豪栄道が、琴奨菊との大関対決を寄り切りで制し、かど番で15戦全勝優勝を果たした。日本人力士では1996年秋場所の横綱貴乃花以来、20年ぶりの全勝制覇で、11月の九州場所では横綱昇進に挑む。琴奨菊は6敗目。
横綱同士の一番は、日馬富士が鶴竜を寄り切って12勝目を挙げた。大関稀勢の里は大関照ノ富士を寄り切って、鶴竜とともに10勝5敗。照ノ富士は4勝11敗に終わった。《共同通信》
【佳子内親王殿下】手話であいさつ
秋篠宮家の次女、佳子さまは25日、鳥取県倉吉市で開かれた「第3回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」の開会式に出席し、手話を使って「大切な言語である手話に対する理解が一層深まることを願います」とあいさつされた。
大会は全国の高校生のチームが演劇やダンスなど手話を使ったパフォーマンスを競い、手話への理解を広げるのが目的。平成26年の第1回大会から続けて出席している佳子さまは約3分間、すべて手話を使い「手話パフォーマンスが皆様の努力の集大成になることを期待しております」と出場する高校生を激励された。会場の参加者らは両手を振る手話の拍手を送った。《産経新聞》
2017 平成29年9月25日(月)
平成10488日目
【東京都・小池百合子知事】「希望の党」立ち上げを表明
東京都の小池百合子知事は25日、都庁で臨時の記者会見を開き、自ら国政新党「希望の党」を立ち上げ、代表に就任すると表明した。保守の立場で改革を進める新党を「私がしっかりと旗を掲げる。結党宣言だ」と語り、次期衆院選では幅広い勢力に結集を呼び掛け、全国から候補者を擁立する意向を示した。《共同通信》
【安倍晋三首相】衆院解散を表明
安倍晋三首相は25日、官邸で記者会見し、28日召集の臨時国会冒頭で衆院を解散する意向を表明した。解散を決断した理由として、核実験・弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮と少子高齢化対策への対応を挙げ「国難突破解散」と表現した。衆院選は「10月10日公示-22日投開票」の日程で行われる。
首相は記者会見で「国民の信任なくして、国論を二分するような大改革を前に進めていくことはできない。国益を守るため毅然とした外交を推し進めることはできない」と述べ、政権基盤を固めるために国民の信を問う決意を示した。《産経新聞》
2018 平成30年9月25日(火)
平成10853日目
【大相撲・貴乃花親方】協会に退職を届出
大相撲の貴乃花親方(46)=元横綱、東京都出身=が25日、東京都内で記者会見を開き、日本相撲協会に退職を届け出たと明らかにした。元横綱日馬富士による弟子の幕内貴ノ岩関への傷害事件で、協会の対応に問題があったとして内閣府に提出した告発状(後に取り下げ)の内容について、協会役員から事実無根と認めるよう言われたことを理由に挙げた。
「真実を曲げることは私にはできない」と述べた。
これに対し、相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は、貴乃花親方から提出されたのは引退届で、親方が辞める場合に必要な退職届ではなかったため、受理していないと説明した。《共同通信》
【新潮45】休刊に
性的少数者(LGBT)への表現が差別的だとの批判を受けている月刊誌「新潮45」の特集を巡り、新潮社は25日、同誌の休刊を決めたと発表した。同社は「部数低迷に直面し、試行錯誤の過程で編集上の無理が生じた。その結果、このような事態を招いたことをおわびします」と謝罪した。《共同通信》
2019 令和元年9月25日(水)
令和148日目
【千葉県】断水が解消
千葉県は25日午後7時、台風15号による県内の断水が全て解消されたと発表した。断水は君津市で続いていたが、同日午後6時半ごろに解消したという。
一方、県によると、県内の住宅被害は計1万8394棟になった。内訳は全壊111棟、半壊1340棟、一部損壊1万6818棟、床上浸水57棟、床下浸水68棟。《産経新聞》
【巨人・阿部慎之助捕手】現役引退を表明
プロ野球巨人の阿部慎之助捕手(40)が25日、東京都内で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。終始笑顔で会見に臨んだ阿部は「優勝もしたし、節目の400本塁打も打てた。坂本勇が主将になって優勝でき、ある意味で僕も荷が下りた」としみじみと話した。
引退を決断したのは、優勝決定から一夜明けた22日だったといい、原監督と話し合い、「思っていることが一致した。僕の将来を、思っている以上に考えてくれた」と明かした。原監督や長嶋終身名誉監督への感謝も口にし、指導者としても期待される来季以降については、「何らかの形で巨人に恩返しができれば」と視線を向けた。《産経新聞》
2020 令和2年9月25日(金)
令和514日目
【名古屋市・河村たかし市長】大村知事の辞職を誓願
名古屋市の河村たかし市長は25日、愛知県の大村秀章知事の辞職勧告決議を求める請願を県議会事務局に提出した。理由として芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の市の未払い負担金を巡る訴訟や企画展「表現の不自由展・その後」の展示内容を挙げ「知事としてふさわしくない」と指摘した。
河村市長は昭和天皇の肖像を燃やすシーンが含まれる映像作品など不自由展の展示が政治的中立性を欠くと問題視し、負担金の不支出を表明。トリエンナーレ実行委員会は5月、支払いを求めて市を提訴し、法廷闘争に発展した。《共同通信》
2021 令和3年9月25日(土)
令和879日目
【自民党総裁選】討論会
自民党総裁選に立候補した河野太郎行政改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行は25日、党主催のオンライン討論会に臨んだ。3日目のこの日は、防災や農林水産政策を中心に議論。各候補は農業振興に向け、担い手育成や高付加価値化の重要性を主張したほか、総事業費約15兆円の国土強靱化「5カ年加速化対策」の着実な実施で防災強化に努める姿勢を示した。
岸田氏はインフラ整備や施設の老朽化対策などを進め、強靱化計画を拡充すると強調した。高市氏は「防災コストより復旧コストの方が高くなる」とし、大胆な危機管理投資の必要性を提唱した。《共同通信》
2022 令和4年9月25日(日)
令和1244日目
【プロ野球・ヤクルト】セ・リーグ2連覇
プロ野球ヤクルトは25日、東京都新宿区の神宮球場で行われた2位DeNAとの対戦に1―0でサヨナラ勝ちし、2年連続9度目のセ・リーグ優勝を決めた。連覇は1992、93年以来で2度目。2年連続最下位からの2連覇はプロ野球史上初めて。
高津臣吾監督(53)は就任3年目で2度目の制覇。打線の中軸を打つ村上宗隆内野手(22)がチームを引っ張り、シーズン途中から首位を譲らなかった。チームはクライマックスシリーズ(CS)には10月12日開始のファイナルステージから出場し、球団史上初の2年連続日本一を目指す。《共同通信》
この日のできごと(何の日)