平成3913日目

1999/09/25

【プロ野球・ダイエー】初のリーグ優勝

プロ野球パ・リーグは25日、ダイエーホークスが球団創設11年目で初優勝を決めた。前身の南海ホークス時代を含めると1973年以来、26年ぶり11度目の優勝。(1リーグ時代に2度優勝)。九州の球団が優勝したのは63年の西鉄(現西武)ライオンズ以来、36年ぶり。

王貞治監督は就任5年目での優勝。監督としては87年の巨人以来のリーグ制覇で、セ、パ両リーグを制した監督は5人目。《共同通信》



【民主党】新代表に鳩山由紀夫氏

民主党は25日午後、都内のホテルで代表選出大会を開き、党所属国会議員らによる投票を実施、決戦投票にもつれ込んだ末、鳩山由紀夫幹事長代理が菅直人代表を破り、新代表に決まった。

決戦投票の結果は、鳩山氏182票、菅氏130票、無効2票。鳩山氏は就任のあいさつで「政権にすりよるのではなく、自らの力で政権を取りに行く愚直さで歩んでいく」と政権奪取の決意を強調した。《共同通信》

「迫力をもって挙党一致体制で自自公対決に臨む」

新しい民主党の代表を決める代表選出大会が25日午後、東京・東京プリンスホテルで行われ、鳩山由紀夫さんが決選投票の末、代表に選出された。

***

投票に先立って、午前10時からは鳩山由紀夫、菅直人、横路孝弘の3候補が最後の立会演説会に臨み、政策や党運営のあり方を訴えた。

まず代表選出大会では代表に新しい機関の設置とその構成メンバーを選任する権限を付与する規約改正案を羽田幹事長が提案し、拍手で承認した。

午後1時過ぎから行われた最初の投票(投票総数321票=不在者投票分7票含む・有効320票・無効1票)では、鳩山由紀夫候補が154票、菅直人候補が109票、横路孝弘候補が57票を獲得し、いずれも過半数に達しなかったため、鳩山、菅両候補による決選投票に持ち込まれた。

ここでいったん3候補が壇上で握手を交わし、3位となった横路候補が「どちらが代表になってもしっかり協力する」と述べると、大きな拍手が送られた。また菅候補が「横路さんが立候補したことで、民主党の幅と奥行きを全国民に示せた」と述べ、鳩山候補とともに、横路候補の健闘を称えた。

続いて行われた決戦投票(投票総数314票・棄権7票、有効312票・無効2票)の結果、鳩山候補が182票、菅候補が130票を獲得し、鳩山候補が新しい代表に選ばれた。

激しい選挙戦を終えて壇上にあがった2人は固く握手を交わし、菅前代表が「野党第一党の党首としてここまで大役を果たせたのは多くの皆さんに支えていただいたおかげ」と感謝のあいさつ。「選挙戦を通じて、これまで党首の固有名詞をつけて呼ばれていた政党が、いろいろな人材がいる『本物の政党』になっていけると確信した」と語り、大きなねぎらいの拍手を受けた。

休憩後、鳩山新代表が就任の挨拶に立ち、「すばらしい菅さんの後を受けて仕事をさせていただくのは無上の喜び。感謝の思いをもって、しっかりとした代表になることを誓う」と力強く宣言。「愚直さを持って、自民党の金権体質に対峙し、苦しくともクリーンな体質を維持し、常に国民の声が聞こえることを最高の誇りとして進んでいかなければならない」と訴えた。

鳩山新代表はさらに、「迫力を持って挙党一致で臨みたい」と運営方針を示すとともに、「一候補として選挙戦では自分の思いを述べたが、公党の代表となった以上は、公党の責任者として発言をわきまえていく」と述べるとともに、「みなさんの総意を結集して、国民政党に近づいていこう」と呼びかけた。

役員人事については、「挙党態勢づくりのためできるだけすみやかに決定したい」と述べ、この後の記者会見で来週の前半に決定する方針を示した。

鳩山由紀夫新代表の就任あいさつ

お集まりのすべての皆さん、本当にありがとうございます。皆さん方のお力をいただいて、菅直人さんというきわめて大きな存在である代表の後を受けて、皆様方とともに仕事をさせていただくことを無上の喜びといたします。本当にご支援ありがとうございます。(拍手)

思えば、我が身をまさに省みずに出馬をいたしました今回の決断、皆様方に大変あたたかくお迎えをいただきながら、また時には民主党としていかがかといろんなご批判をいただく中で、選挙戦それぞれの立場からそれぞれの候補をご支援下さいました。

私は、すべての皆様方が民主党を愛し、いやそれ以上に国を愛しておられるからこそ、今回の代表選挙、横路候補に、菅候補に、そして私にまで応援をいただいたということを心からありがたく感謝を申し上げ、その思いを持って、しっかりとした代表になることをめざして頑張ってまいりますから、どうぞご指導のほどをよろしくお願いいたします。(拍手)

今日お集まりのおひとりおひとり、あなたを信じます。愚直なほどに、民主党が野党として、ただ単に政権にすり寄るのではなく、まさにしっかりとした政治を志向する中で自らの力で政権を取りに行く、その姿を何ものにも代え難い大きな迫力だと思う。その愚直さを持ってこれからの民主党は歩んで行くべきだと私は考えています。

いわゆる自民党中心の政治がややもすると、金権体質の中に染まる中で、私たち民主党は決してそのような体質に染まらない、苦しくともクリーンな体質を維持しながら、だからこそ常に国民の声が聞こえるんだと、それを最高の誇りとして進めて行かなければならないと思っています。(拍手)

それこそ、民主党の名にふさわしい民主主義の原点ではないでしょうか。だとすれば、私はここで2点のことをお誓い申し上げたい。

第1点は、今回の選挙戦、見事なまでの皆様方のご指導の元で無事に終えることができました。選挙中あるいは選挙前、寄り合い所帯だからさらに選挙が終わったらバラバラになるなどというご批判をいただきました。けっしてそんなことはない。民主党は明日の日本をめざして、さらに迫力を持って挙党一致で臨んでいきたいと思いますから、どうぞ挙党態勢を組ませていただきますようにお願い申し上げたいと思います。(拍手)

今ひとつは、我が身を反省しながら申し上げたいと思いますが、党員の皆さん、民主党の支持者の皆様方の総意を持って進めさせていただくのが民主党でなくてはいけません。私はひとりの代表候補として自分の思いを、例えば憲法の議論などを述べさせていただきましたが、ただそれはあくまでも代表候補としてふさわしいか否か、皆様方にご判断いただく材料としてご呈示して、自分の思いは正直に申し上げたつもりです。

当然のことながら、公党の代表になりました以上は、公党の責任者としての発言をしっかりとわきまえてまいりたいと思っておりますから、例えば憲法の問題も、すでに調査会が発足をしておるものですから、そのようなところで、大いなる議論を巻き起こしていただきたい。さきほど羽田先生のお話にもありましたように、私どもの民主党にはタブーはない。すべての議論をしつくしながら、国民政党により脱皮をして、近づいていこうじゃありませんか。そのための党員の皆さん、サポーターの皆さんの総意の結集をお願いを申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

今回の代表選が終わりまして、先ほど横路さん、菅さん、羽田さん、さらに選管委員長の伊藤さん、その5名の方々とご相談申し上げました。これからの人事の問題やその前に行われなければならない機構改革に関しては、党の皆様方のご尽力をすでにいただいております規約や機構改革の答申を踏まえながら、また先ほどのご承認をいただきました線に沿って、しっかりと議論を進めてまいりたいと思っています。

先ほど(大会議長の)佐藤謙一郎さんのお話の中で、ひょっとしたら今ここで役員人事が発表されるのではないかと期待をもたれた方がおられたとしたら、残念でございました(笑)。この人事に関してはこれからも挙党一致の態勢の中で、皆様方と相談を申し上げながら、しかし迅速性も必要だと思いますので、できるだけすみやかに決定をしてまいりたいと思いますが、どうぞそれぞれの皆様方の思いをお聞かせいただければ大変にありがたく思います。

新たにお世話になりました羽田幹事長、今日はうれしいお話がございます。長野で村沢牧さん(参議院議員)が亡くなられて補欠選挙となります。民主党が新しい態勢の元で初めて行われる補欠選挙、なんとしても勝利を得なければなりません。その勝利を得るために、皆様方にご推挙申し上げるすばらしい候補者を私の口から発表させていただくことを本当に光栄に思っております。その名前は羽田孜幹事長のご子息の羽田雄一郎さんでございます。(羽田さん登壇・拍手)

もう雄一郎さんの立派さに関しては、隣におりますと引け目を感じてしまいますので、(笑)あまり長くご挨拶すべきではないと思っておりますし、候補予定者に後はお譲りしたいと思っておりますが、この補欠選挙がどのような意義を持つのか、私が唱えさせていただいておりますようなニューリベラルの旗をしっかりと皆様方に味付けをしていただきながら、大きな旗として掲げていく。その最初の選挙でございます。

いわば自自公をとるか、民主党をとるか、最初の天下分け目の戦いが9月30日に告示となります。もうあとわずかでございます。どうぞ皆様方の積極的なご尽力をいただいて、また雄一郎さんを通じて日本の民主主義ここにあり、民主党が自自公政権を倒すという大きな力をこの戦いでぜひ獲得できますように、重ねて恐縮ではありますが、皆様方のお力を賜りますようにお願いを申し上げ、いたらぬ身ではございますが、これから菅直人さんのリーダシップを勉強させていただきながら、皆様方のご指導もいただいて、代表として仕事をさせていくことをお約束申し上げ、お礼に返させていただきます。本当にありがとうございます。(拍手)《民主党ニュース》



9月25日のできごと