令和879日目

2021/09/25

この日のできごと(何の日)

【自民党総裁選】討論会

自民党総裁選に立候補した河野太郎行政改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行は25日、党主催のオンライン討論会に臨んだ。3日目のこの日は、防災や農林水産政策を中心に議論。各候補は農業振興に向け、担い手育成や高付加価値化の重要性を主張したほか、総事業費約15兆円の国土強靱化「5カ年加速化対策」の着実な実施で防災強化に努める姿勢を示した。

岸田氏はインフラ整備や施設の老朽化対策などを進め、強靱化計画を拡充すると強調した。高市氏は「防災コストより復旧コストの方が高くなる」とし、大胆な危機管理投資の必要性を提唱した。《共同通信》

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【プロ野球・25日】

オ3−2楽

オリックスの山本が12連勝で15勝目。8回で7安打3四球と走者を再三背負っても9奪三振、2失点と粘った。打線は一回に宗が先制ソロ本塁打で、モヤが四、六回に適時打。楽天は七回に山崎剛の2点打で追い上げたが、及ばなかった。

西1−3ロ

ロッテが連敗を3で止めた。一回に中村奨の適時打とレアードの2ランで3点を先制。新人の河村が六回途中までプロ入り後最多の111球を投げ1失点で3勝目。益田が自己最多の34セーブ目。西武は先発の平井が立ち上がり乱れた。

ソ4−2日

ソフトバンクが3年連続の日本ハム戦勝ち越し。一回に栗原の17号ソロで先制、二回に三森の2点適時打と中村晃の適時打で3点を加えた。石川が六回途中2失点で6勝目、森が11セーブ目を挙げた。日本ハムはバーヘイゲンが8敗目。

D2−3広

広島が競り勝った。1−2の五回に鈴木誠の適時二塁打で追い付き、六回に会沢のソロ本塁打で勝ち越した。高橋昂が6回6安打2失点で4勝目を挙げ、新人の栗林が25セーブ目。DeNAは好機を生かせず5連敗を喫した。

ヤ0−0中

ともに無得点で引き分けた。中日のロドリゲスは八回1死まで無安打の力投。6四球と荒れたが、走者を出しても球威でねじ伏せた。ヤクルトは2戦連続無失点リレー。高橋が7回3安打と好投し、マクガフが九回のピンチをしのいだ。

巨0−3神

阪神が接戦を制した。0−0の七回に糸原のソロで均衡を破り、八回に中野の2点二塁打でリードを広げた。高橋は13三振を奪う快投で今季2勝目をプロ初完封で飾った。巨人は打線がつながらず零敗を喫し、菅野は7敗目。

【大相撲】

大相撲秋場所14日目(25日・両国国技館)新横綱照ノ富士が大関貴景勝を上手投げで下して12勝目を挙げ、単独トップを守った。初制覇を狙う平幕妙義龍は大関正代を寄り切ってただ一人3敗を維持し、優勝争いは2人に絞られた。

千秋楽で妙義龍が関脇明生に敗れるか、照ノ富士が結びで正代を退ければ、照ノ富士の2場所ぶり5度目の制覇が決まる。妙義龍が勝ち、照ノ富士が敗れれば、優勝決定戦にもつれ込む。

貴景勝と正代はともに6敗目。阿武咲は明生に、遠藤は小結逸ノ城にそれぞれ敗れて4敗に後退し、優勝の可能性が消えた。明生が星を五分に戻し、逸ノ城は勝ち越した。関脇御嶽海は6敗目。《共同通信》

【立憲民主党・枝野幸男代表】演説で「アベノミクス」批判…

立憲民主党の枝野幸男代表は25日、長崎県大村市で街頭演説し、菅義偉首相が継承した安倍晋三前首相の経済政策「アベノミクス」を批判した上で、格差是正に力点を置く政治への転換が必要だと訴えた。「アベノミクスで株価だけ上がったが、私たちの暮らしは良くならない。一人一人の暮らしを豊かにする政策に変えていく」と語った。

自公政権が自己責任を押し付ける政治を行ってきたとして、「公助」を重視する「支え合う社会」を目指す考えを強調。「みんながそこそこの豊かさを味わうことができる分厚い中間層を取り戻す」と主張した。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染2674人

国内で25日、新たに2674人の新型コロナウイルス感染者が報告された。大阪425人、東京382人、愛知213人、埼玉212人、兵庫206人など。死者は東京8人、神奈川5人、愛知、大阪で各4人など計33人だった。

厚生労働省が24日に公表した感染状況を示す指標では、直近1週間の10万人当たりの新規感染者数ステージ4(爆発的感染拡大)相当だったのは5都府県で、17日公表時の15都府県から大幅に減少した。病床使用率は、全入院者が大阪で55.5%、重症患者が東京で52.3%とステージ4相当だった。

厚労省によると、重症者は前日から43人減り1185人だった。《共同通信》

台湾、ワクチン提供に謝意

日本政府が台湾に5回目の供与を行った英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン約50万回分が25日、北部の桃園国際空港に到着した。蔡英文総統は「心から感謝します。環太平洋連携協定(TPP)加盟申請へのご支援やご声援にも大変、勇気づけられています」とツイッターに日本語で投稿した。

日本からの同ワクチン供与は計約390万回分となった。

総統府報道官は「台湾でのワクチン接種率は大幅に上昇した」と述べた。台湾が今月、日本に酸素濃縮器約1000台と血中酸素濃度を測るパルスオキシメーター1万台を提供したことに触れ、日台間の「善意の循環だ」と評した。《共同通信》

菅首相、宣言解除に前向き

菅義偉首相は25日(日本時間同)、訪問先の米ワシントンで同行記者団と懇談し、19都道府県に発令中の新型コロナウイルス緊急事態宣言の今月末の解除に前向きな考えを示した。「状況は確実に好転している。専門家の話を聞いて判断したい」と述べた。コロナの経口治療薬に関し「早ければ年内にも実用化できる可能性がある」との見通しを明らかにした。

自民党総裁選で独自の年金制度改革案を提唱した河野太郎行政改革担当相に批判の声が上がっていることについては「候補者が政策を掲げて議論するのは望ましいことだ」と語り、擁護する姿勢を示した。《共同通信》

【台湾】野党トップに朱立倫氏

台湾の最大野党、国民党は25日、次期主席(党首)を決める党内選挙を実施し、2016年総統選の候補、朱立倫元主席(60)が選出された。国民党は総統選2連敗中で、24年の総統選に向け党の立て直しが最大の責務となる。だが台湾で反中世論が主流の中、朱氏は対中融和を主張しており、党勢拡大の道筋は見えていない。

主席選には4人が出馬。当初、朱氏と現職の江啓臣主席(49)による事実上の一騎打ちの様相だったが、「急進統一派」として知られる台湾大元教授の張亜中氏(66)が党内大票田の統一志向層の支持を引き寄せて猛追。国民党の親中体質を強く印象付けた。《共同通信》

【ファーウェイ】副会長が帰国

米司法省は24日、カナダで拘束され米国で起訴された中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)副会長兼最高財務責任者(CFO)孟晩舟被告(49)が「責任を認めた」として起訴効力を停止する司法取引が成立したと発表した。カナダ西部バンクーバーの裁判所は同日、出国を認めた。副会長は25日、中国政府のチャーター機で広東省深圳の空港に帰国した。

またカナダのトルドー首相は24日、中国で18年に拘束されたカナダ人2人が解放され、空路でカナダに向かったと発表。カナダメディアによると、2人を乗せた飛行機は25日早朝、西部カルガリーに到着した。《共同通信》

【香港】天安門追悼の団体が解散決定

1989年の中国の天安門事件を巡り、香港で大規模な犠牲者追悼集会を毎年開いてきた民主派団体「香港市民愛国民主運動支援連合会(支連会)」は25日、臨時の会員大会を開き、団体の解散を正式決定した。支連会は今月9日に香港国家安全維持法(国安法)の国家政権転覆扇動罪で起訴され、活動継続が困難になっていた。

支連会幹部によると、香港の治安当局は同会に対し、天安門事件につながった民主化運動は「反革命暴乱」であり、犠牲者の追悼集会はそれを称賛することになると通知。中国の民主化など、支連会が掲げてきた目標は、中国共産党の指導に対する挑戦との判断を示した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは25日、各地で行われ、エンゼルスの大谷がアナハイムでのマリナーズ戦に「2番・指名打者」でフル出場し、適時三塁打を2本放ち、3打数2安打3打点、2四球1三振だった。本塁打は4試合連続で出ず、リーグトップと1本差の45本で3位のまま。4位のセミエン(ブルージェイズ)が43号を放った。

ここ4試合は計13四球で、球団によると、ベーブ・ルースらのメジャー記録に並んだ。チームは14−1で大勝。

パイレーツの筒香はフィリーズ戦に「4番・一塁」でフル出場し、3打数1安打、1三振だった。チームは0−3で敗れ、3連敗を喫した。《共同通信》