平成、令和の「その日のできごと」を元年から順に記しています。

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1989 平成元年7月31日(月)

平成205日目

【第60回都市対抗野球】プリンスホテル、初優勝

第60回都市対抗野球大会最終日は31日、東京ドームでプリンスホテル(東京都)ー大昭和製紙北海道(白老町)の決勝を行い、プリンスホテルが8−3で快勝し、創部11年目で初優勝した。《共同通信》

【巨人・槙原寛己投手】今季は絶望

巨人の槙原寛己投手(25)は31日、東京・西新宿の慈恵医大病院で右膝の精密検査を受けた結果、「内側半月板損傷」と判明。損傷部分を内視鏡手術で取り除く必要があるため、全治まで2カ月以上かかると診断された。これで約2カ月を残した今季の出場が絶望となった。《共同通信》

1990 平成2年7月31日(火)

平成570日目

【広島・佐々岡真司投手】13試合連続セーブポイント

広島10−4大洋◇31日◇平塚

広島の新人、佐々岡真司投手(21)は31日、平塚球場での大洋16回戦でセーブを挙げ、13試合連続セーブポイントのプロ野球新記録をマークした。

セーブポイントは救援勝利とセーブを合わせたもので、これまでのプロ野球記録は1983年の角(巨人、現日本ハム)、89年の郭(中日)、津田(広島)、今季の武田(日本ハム)の12試合連続。

佐々岡は4点をリードした八回無死二塁から長富を救援。パチョレックの右犠打で1点を失っただけで大洋の反撃を断った。《共同通信》

【政府、自民党】11月をめどに改革案とりまとめへ

政府、自民党は31日午後の選挙制度審議会の第二次答申提出を受け、首相官邸で海部首相と小沢幹事長が会談、引き続き開かれた党四役会議で答申への対応を協議した。

その結果「11月の国会開設100年をめどに意見集約を行い、成案(綱領)を得たい」との方針で一致。党としては衆院選挙改革に関する4月の第一次答申と今回の答申を基に、11月末の改革案の要綱取りまとめを目指すことになった。《共同通信》

1991 平成3年7月31日(水)

平成935日目

【米ソ首脳】戦略兵器削減条約に調印

ゴルバチョフ・ソ連、ブッシュ米両大統領は31日午後3時半、クレムリン宮殿ウラジミールの間で、戦略核兵器を史上初めて削減する歴史的な米ソ戦略核兵器削減条約(START)に調印した。条約は本文19条と10付属文書で構成されている。

調印式に臨んだゴルバチョフ大統領は短いあいさつの中で「この条約は軍縮を逆戻りさせないプロセスにした」と述べ、条約が米ソ核軍縮の転換点になることを強調すると同時に、両国にはそれぞれ一方的譲歩や削減のし過ぎと批判する声があることを指摘、条約の批准が両国で容易でないとの見通しを示した上で、「(条約を)守らなければならない」と述べた。

ブッシュ大統領は「われわれは半世紀にわたる不信感を解消する重要な一歩を踏み出した。世界平和への大きなステップだ」と述べた。《共同通信》

1992 平成4年7月31日(金)

平成1301日目

【バルセロナ五輪・柔道男子71キロ級】古賀稔彦選手、金メダル獲得

第25回夏季オリンピック大会第7日の31日、柔道の男子71キロ級の古賀稔彦選手が左ひざの故障を乗り越えて見事に金メダルを獲得した。日本の金メダルは今大会3個目。同女子56キロ級の立野千代里選手も銅メダルを獲得した。日本のメダルは合計10個。《共同通信》

1993 平成5年7月31日(土)

平成1666日目

【都市対抗野球】日本石油、7年ぶり7度目の優勝

第64回都市対抗野球大会最終日は31日、東京ドームで日本石油(横浜市)ー日本通運(浦和市)の決勝を行い、日本石油が7年ぶり7度目の優勝をした。

日本石油は八回に谷口の6号本塁打で5−4としたが、九回裏に失策で同点とされた。だが延長十一回、二死一、二塁から大久保、葛城の連続適時打で勝ち越し、粘る日本通運を7−5でようやく振り切った。《共同通信》

【米価審議会】米価据え置きを決定

米価審議会は31日、1993年産米の政府買い入れ価格(生産者米価)を現行価格60キロあたり1万6392円に据え置くとの政府諮問について、やむを得ない、引き上げ、引き下げの三論を併記した答申をまとめ、田名部農相に提出した。

政府はこれを受け、同日の持ち回り閣議で2年連続の据え置きを正式に決めた。《共同通信》

1994 平成6年7月31日(日)

平成2031日目

【松本サリン事件】第一通報者の会社員を聴取

死者7人を出した長野県松本市の有毒ガス事件で、同県警捜査本部は31日も第一通報者の会社員(44)を松本署に呼び、前日に引き続き参考人として事情聴取した。この日の聴取は午前10時から午後5時前まで行われたが、会社員はこれまで同様、事件との関わりを否定したとみられる。《共同通信》

【社会党・久保亘書記長】「被爆者援護法はぜひ村山政権で」

社会党の久保書記長は31日午後、茨城県勝田市で講演し「人にやさしい政治は社会党の魂をやさしい言葉に置き換えたものだ」と述べ、地方に根強い自社連立批判をかわした。

それに関連し、連立与党で調整が難航している被爆者援護法制定の問題に触れ「戦後50年を迎えるにあたって、被爆者援護法はぜひ村山政権の手で成立させなければならない」と強調した。《共同通信》

1995 平成7年7月31日(月)

平成2396日目

【ポートライナー】震災から約200日、全線で運行再開

阪神大震災で橋脚が落下するなど大きな被害を受け不通となっていた神戸市中央区のポートライナー三宮ー中公園区間(2.8キロ)で31日朝、始発から運転が再開され、約200日ぶりに全線復旧した。《共同通信》

【社会党、さきがけ】連携強化の機運

参院選での大敗、不振を受け、社会、新党さきがけ両党に第三極結集に向けての連携強化の機運が出てきた。村山富市首相は31日「これまでもそういう経過があるし、いいことじゃないか」と歓迎。五十嵐広三官房長官も、新党構想について「さきがけがよければ社会党に異存はない」と前向きの姿勢を示した。

こうした動きの背景には「次期衆院選では自民、新進の保守二大政党に収れんされてしまう」(社会党幹部)との危機感が働いている。

しかし「既成政党が単にくっつくだけでは駄目だ」(さきがけ幹部)との共通認識もあり、一気に「新党」に向かうかどうかは微妙。当面は休眠状態の久保亘社会党書記長と武村正義さきがけ代表(蔵相)による政策協議を再開し、具体論を模索することになりそうだ。《共同通信》

1996 平成8年7月31日(水)

平成2762日目

【厚生労働省】O-157を伝染病指定へ

全国に広がっている病原性大腸菌「O-157」による感染症をめぐり、公衆衛生審議会伝染病予防部会は31日、伝染病予防法に基づく伝染病に指定することを了承した。これを受け厚生省は同日午後、運用上の問題など細部の詰めの作業に入った。

厚生省は早ければ来週前半にも「腸管出血性大腸菌感染症」を伝染病予防法に基づく伝染病に指定する方針。指定に伴い過去にさかのぼった財政措置は取られない見通しで、大阪府堺市など地方自治体からは不満の声も出そうだ。

菅直人厚相はこの日開かれたO-157の対策閣僚会議に同部会の結論と指定の方針を報告、了承された。伝染病の指定は1976(昭和51)年の「ラッサ熱」以来20年ぶりで、隔離などを除いた限定適用は初めて。《共同通信》

1997 平成9年7月31日(木)

平成3127日目

【ベイルート地裁】日本赤軍メンバーに禁錮3年

偽造旅券使用などの罪でレバノンで起訴された岡本公三被告(49)ら日本赤軍メンバー5人に対する判決公判が31日、ベイルート地裁で開かれ、アブデルサマド裁判長は偽造旅券使用を認め、5被告全員に禁錮3年の実刑判決を言い渡した。

同裁判長は「5被告は刑期を終えた後に国外追放処分とする」と述べたが、弁護側は判決後「国外追放は行政処分であり、裁判所に権限はない」と主張した。《共同通信》

1998 平成10年7月31日(金)

平成3492日目

【サッカー日本代表・岡田武史監督】正式に退任

サッカーのワールドカップ(W杯)に初出場し、日本列島を熱狂の渦に巻き込んだ日本代表の岡田武史監督(41)が31日、契約切れにより正式退任となった。同日、東京渋谷区の日本サッカー協会で記者会見し、「わたし自身は(監督になる前と)変わっていないが、周りの目が大きく変わった。(この十ヶ月で)人生を十年分生きたような感じ」と、戸惑いも多かった監督生活を振り返った。《共同通信》

【小渕恵三首相】「公約を断行」

小渕恵三首相は31日午後、首相官邸で就任後初めて内閣記者会と会見し、自民党総裁選で打ち出した6兆円超の恒久減税について「公約したことは必ず実行する。財源は赤字国債で実施したい」と述べ、公約実現に向けて早急に政府、自民党の成案を得る考えを示した。

首相は、財政構造改革法は「凍結していく」と言明。景気回復のめどについて「一両年が最も大切だ。あらゆる施策を講じていく」と、2年以内の景気回復に全力を挙げる考えを表明した。《共同通信》

1999 平成11年7月31日(土)

平成3857日目

【西武・松坂大輔投手】今季10勝目

ロッテ1−4西武◇31日◇西武ドーム

松坂投手がパ・リーグ10勝一番乗り。「シーズン前に10勝できない、と言っていた人に、どうだ、という気持ち。見返しができたかな」。ほころぶ童顔と、刺激的なせりふが釣り合わない。高校出の新人では1967年の江夏以来となる二けた勝利である。

「うれしいですが、上に行くための通過点としか考えていないです」9勝で並び、防御率争いでも競り合っていた黒木投手にも投げ勝った。そんな喜びも18歳の興奮度を増幅させていた。《共同通信》

【WBAスーパーフライ級タイトル戦】戸高秀樹選手が新王者に

世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は31日、名古屋市総合体育館で行われ、挑戦者で同級11位の戸高秀樹選手(緑)が、チャンピオンのヘスス・ロハス(ベネズエラ)を3-0の判定で破り、新王者となった。《共同通信》

2000 平成12年7月31日(月)

平成4223日目

【山口母親殺害事件】16歳少年が「母親を殺した」と通報

31日午前1時10分ごろ、山口市の新聞配達員の少年(16)から「母親を殺した」と110番があった。山口署員が少年の自宅アパートに駆け付け、母親の遺体を発見、自宅にいた少年を殺人容疑で逮捕した。調べに対し、少年は「借金の使い道を話してくれないので頭にきて殺した。逃げようと思ったが、悩んだ末に警察に言うことにした」と供述しているという。《共同通信》

【森喜朗首相】久世氏任命を陳謝

国会は31日午後、衆院本会議で森喜朗首相の所信表明演説に対する代表質問を行い、野党各党は三菱信託銀行の関連企業からの利益提供などで更迭された久世公暁前金融再生委員長の任命責任を追求した。これに対し首相は「結果として辞任せざるを得ない大臣を任命したことは誠に残念で、遺憾だ。深く反省し、国民に素直におわびしたい」と公式に陳謝した。《共同通信》

2001 平成13年7月31日(火)

平成4588日目

【民主党】鳩山体制継続で再出発

民主党は31日午後、参院選対本部役員総会、常任理事会を開き、参院選で党勢が伸び悩んだのを受け、今後の態勢立て直しに向けて意見交換した。現執行部体制に異論はなく、鳩山由紀夫代表ー菅直人幹事長体制が継続する。《共同通信》

【小泉純一郎首相】外相に歴代4次官更迭を指示

小泉純一郎首相は31日、首相官邸で田中真紀子外相に対し、外務省の機密費詐欺事件など一連の不祥事の責任を取って、川島裕外務事務次官ら4人の歴代事務次官を現職から更迭、飯村豊官房長を交代させるよう指示した。

首相はこれから日本外交は重要だから一致団結して協力できる態勢をつくってほしい」と、川島次官らが外務省幹部と協力して新体制を早期に発足させるよう要請。政府は8月10日の閣議で新人事を決定する方針だ。《共同通信》

2002 平成14年7月31日(水)

平成4953日目

【WBAスーパーフライ級タイトル戦】小島英次選手、戴冠ならず

世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は31日、大阪府立体育会館で行われ、挑戦者で同級15位の小島英次選手(金沢)はチャンピオンのアレクサンドル・ムニョス選手(ベネズエラ)に2回2分18秒、KOで敗れた。《共同通信》

【大阪府警】USJに立入検査

米映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)が昨年3月の開業当初から、大量の花火打ち上げで人気の園内アトラクション「ハリウッド・マジック」で大阪市が許可した量を超える火薬を使っていたことが31日、分かった。大阪府警と大阪府、大阪市は同日、火薬類取締法違反の疑いで、アトラクションや火薬保管庫などを立ち入り調査した。《共同通信》

2003 平成15年7月31日(木)

平成5318日目

【北朝鮮】拉致被害者の子どもの帰国を打診

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による日本人拉致事件をめぐり、北朝鮮側から拉致被害者家族計9人のうち5人を帰国させるとの意向が非公式ルートを通じて政府に伝えられていることが31日、分かった。

政府関係者が複数のルートで折衝を続け、最近になって5人に関し前向きな返答があったことを明らかにした。自民党関係者も認めた。帰国の打診があったのは蓮池薫さん夫妻の子ども2人と、地村保志さんの子ども3人。《共同通信》

2004 平成16年7月31日(土)

平成5684日目

【阪神・金本知憲外野手】700試合連続フル出場

阪神の金本知憲外野手は31日、甲子園球場で行われた巨人20回戦で700試合連続フルイニング出場を果たし、元阪神の三宅秀史氏が持つプロ野球記録に並んだ。《共同通信》

【巨人・ローズ外野手】9年連続100三振

巨人のローズ外野手は31日、阪神20回戦(甲子園)で4三振を喫し、今季100三振で9年連続100三振以上となり、プロ野球記録を更新した。《共同通信》

【 GLAY】USJ駐車場で10万人ライブ

人気ロックバンド「GLAY」が31日、大阪市此花区の米映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)駐車場の特設会場でコンサートを開き、ファンら約10万人が詰めかけた。《共同通信》

2005 平成17年7月31日(日)

平成6049日目

【世界水泳男子400mメドレーリレー】日本、銅メダル獲得

世界水泳選手権最終日は31日、モントリオールで競泳の決勝7種目を行い、男子400メートルメドレーリレーでアテネ五輪3位の日本(森田、北島、高安、細川)は3分35秒40で3位になり、2大会連続の銅メダルを獲得した。《共同通信》

【日本、タイ】FTA合意へ最終調整

中川昭一経済産業相は31日、タイのソムキット副首相、タノン商務相とバンコク市内のホテルで会談、自由貿易協定(FTA)を軸とした経済連携協定の大筋合意に向けて深夜まで交渉を続けた。

両国政府関係者によると、同日深夜、いったん協議を終了、8月1日朝に協議を再開継続し、自動車分野で最終調整する。中川経産相は1日午前、タクシン首相を表敬訪問する予定。《共同通信》

2006 平成18年7月31日(月)

平成6414日目

【安倍晋三官房長官】経団連と会談

安倍晋三官房長官は31日午前、首相官邸で日本経団連の御手洗冨士夫会長ら幹部と会談、失業や倒産などからの「再チャレンジ支援策」に協力を要請した。御手洗氏は「勝ち組、負け組を固定できない、再チャレンジできる社会を目指す考え方は共有している」と応じ、今後定期的に会合を持つことで一致した。

自民党総裁選で先行する安倍氏にとって、財界とのパイプを強化する狙いもある。《共同通信》

【作家・吉村昭さん】死去

「戦艦武蔵」などの記録文学や「ふぉん・しいほるとの娘」「破獄」「生麦事件」などの歴史小説で知られる作家の吉村昭氏が7月31日午前2時38分、膵臓がんのため東京都三鷹市の自宅で死去した。79歳。東京都出身。《共同通信》

2007 平成19年7月31日(火)

平成6779日目

【民主党】衆院選準備急ぐ

民主党は31日午前、党本部で役員会と常任幹事会を開き、参院選を総括するとともに、次期衆院選の準備を急ぐ方針を確認した。体調不良から29、30両日を静養にあてた小沢代表も出席した。

小沢氏は常任幹事会で「本当の勝負はこれからだ。国会を通じて政権交代に向かってやっていきたい」と強調。安倍首相の対応について「過半数を失っても内閣を存続するという非常識なことをまかり通らせようとしている」と批判した。《読売新聞》

【安倍晋三首相】農相交代を明言

安倍晋三首相は31日夜、不明朗な事務所費問題が指摘された赤城徳彦農相について、8月末にも実施する内閣改造で交代させる考えを明言した。官邸で記者団が「自民党総務会で農相を辞めさせるべきだとの意見が出たが」と対応をただしたのに対し、「赤城大臣も含めて人心一新する」と答えた。

首相は参院選の敗因に関し「今回、われわれに対して厳しい声は、主に政治とカネの問題、あるいは社会保険庁の事務処理の問題でなかったかと思う」と指摘。こうした認識から、特に政治資金をめぐる問題が相次いで浮上した赤城氏を交代させる必要があると判断したとみられる。《共同通信》

2008 平成20年7月31日(木)

平成7145日目

【カブス・福留孝介外野手】日米通算200本塁打

ブルワーズ4-11カブス◇31日◇ミラーパーク

カブス福留孝介外野手(31)が31日、4日以来となる8号本塁打を放ち、日米通算本塁打を200本とした。「5番右翼」で先発出場。第1打席は三振、第2打席は右二塁打、第3打席は二ゴロで迎えた8回二死二塁の第4打席で右へ2ラン。4打数2安打2打点で打率は2割8分2厘。《日刊スポーツ》

【中国・胡錦濤国家主席】五輪開会日に福田首相と会談

中国の胡錦濤国家主席が、北京五輪開会式が行われる8月8日、開会式に出席する福田康夫首相と会談することが決まった。中国政府筋が31日明らかにした。

これまでに80〜90カ国の首脳らが開会式への出席の意向を中国側に伝えたが、胡主席のスケジュールは過密で、多くの会談日程は決まっていない。福田首相との会談日程を優先的に入れることで、胡主席の対日重視姿勢を演出する狙いがあるとみられる。《共同通信》

2009 平成21年7月31日(金)

平成7510日目

【麻生太郎首相】衆院選「マニフェスト」を発表

麻生太郎首相は31日夕、自民党本部で記者会見し、衆院選について「政策選択選挙だ。8月を日本を考える1カ月にしてもらいたい」と述べ、同党が発表したマニフェスト(政権公約)に自信を示した。

首相は自らの政権運営に関し「政府・自民党の配慮が足りなかったことを率直に認めなければならない。国民の皆さんへのご不満を謙虚に受け止める」と陳謝した。その上で、「改めるべきは改め、伸ばすべきは伸ばす。これが自民党の姿勢だ」と強調した。《時事通信》

2010 平成22年7月31日(土)

平成7875日目

【ビキニ環礁】世界遺産登録決定

ブラジルの首都ブラジリアで開かれている世界遺産委員会は31日、冷戦時代に核実験が繰り返されたマーシャル諸島の「ビキニ環礁」を世界遺産(文化遺産)に登録することを決めた。広島の原爆ドームに続き、核兵器の惨禍を伝える「負の遺産」としての登録となる。サンゴ礁が自然遺産ではなく文化遺産として登録されるのは、極めて異例。《朝日新聞》

【プロ野球・楽天】藪恵壹投手の獲得を発表

楽天は31日、元米大リーグ、ジャイアンツの藪恵壹投手(41)の獲得を発表した。契約は今季終了までで、年俸1000万円。背番号は64に決まった。

藪は阪神に入団した1994年に新人王を獲得するなど、2004年までに通算84勝106敗の成績を残した。05年に渡米し、大リーグ通算100試合で7勝6敗をマークしたが、昨年7月に3Aフレズノで契約を解除されていた。《共同通信》

2011 平成23年7月31日(日)

平成8240日目

【菅直人首相】原発やらせ「薬害エイズと同じ構造」

菅首相は31日、経済産業省原子力安全・保安院が中部電力に「やらせ質問」を要請していた問題について、「私が厚相の時に体験した薬害エイズの構造とそっくりだ。事実なら、(原子力発電所の)安全性を国民の立場でチェックしなければいけない保安院が、(原発を)推進する側の手伝いを(して、立場を)超えている」と述べ、厳しく批判した。長野県茅野市での民間主催のエネルギー関連会議のあいさつで語った。

首相は薬害エイズをめぐり、旧厚生省から製薬会社への天下りなどを取り上げ、メーカーの利益を尊重する「薬務行政」が原因になったと指摘。発言は、今回のやらせ質問も、経産省と電力業界との同様な関係による、との見解を示したものだ。《読売新聞》

2012 平成24年7月31日(火)

平成8606日目

【ロンドン五輪・柔道】上野順恵選手、銅メダル獲得

ロンドン五輪の柔道女子は31日、63キロ級が行われ、上野順恵選手(三井住友海上)が3位決定戦でムンフザヤ・ツェデブスレン選手(モンゴル)を破り、銅メダルを獲得した。《読売新聞》

【政府】東京電力へ1兆円の出資完了、実質国有化

政府の原子力損害賠償支援機構は31日、東京電力への1兆円の出資を完了した。機構は議決権の50.11%をにぎって実質国有化した。東電は福島第1原発事故の賠償、廃炉、電力の安定供給を進める。枝野幸男経済産業相は同日の閣議後の記者会見で「東電が電力利用者と福島の被害者のことを考える企業に変わることが必要」と述べ、東電に意識改革を求めた。《日経新聞》

2013 平成25年7月31日(水)

平成8971日目

【高校総体・陸上男子100m】桐生祥秀選手、大会新記録で優勝

全国高校総体(インターハイ)第4日は31日、大分県などで行われ、陸上は男子100メートルで日本歴代2位の10秒01の記録を持つ桐生祥秀選手(京都・洛南)が、追い風0.1メートルの決勝で10秒19の大会新記録をマークして初優勝した。《共同通信》

2014 平成26年7月31日(木)

平成9336日目

【すき家】過重労働の実態が明らかに

牛丼チェーン「すき家」で退職者が相次ぎ、多くの店が休業に追い込まれた問題で31日、運営するゼンショーホールディングス(HD)が設置した第三者委員会の報告書がまとまった。長時間残業を強いられ、違法な労働環境が日常化していた。経営陣は労働条件の見直しを約束したが、報酬返上などによる責任の明確化は考えていない。

すき家は今年2月、「牛すき鍋定食」の販売を始めたが、店舗の業務量が増えて退職者が続出した。人手が足りず、4月にかけて247店舗が一時休業などに追い込まれた。ゼンショーはこれを受け、4月末に久保利英明弁護士を委員長とする第三者委を設置した。《朝日新聞》

【民主党・海江田万里代表】代表続投を明言

民主党は31日、党本部で両院議員懇談会を開いた。交代論が出ている海江田万里代表は「100点満点ではなかったが、熟慮に熟慮を重ねた結果、引き続き代表を務めさせていただきたい」と述べ、代表続投を表明した。代表選の前倒しを求める意見も出たが、海江田氏は応じず続投が確定した。《毎日新聞》

2015 平成27年7月31日(金)

平成9701日目

【中国・北京】2022年冬季五輪開催都市に決定

国際オリンピック委員会(IOC)は31日、クアラルンプールで総会を開き、2022年冬季五輪の開催都市に北京を選んだ。08年夏季五輪を開催した北京は、史上初めて夏冬五輪の開催都市となる。18年冬季は平昌(韓国)、20年夏季は東京と3季続けて東アジアで五輪が開かれる。《産経新聞》

【北海道・苫小牧沖】フェリー火災

31日午後5時40分ごろ、北海道苫小牧市沖約55キロの太平洋を航行していたカーフェリー「さんふらわあだいせつ」(1万1400トン)の車両甲板で火災が発生した。乗客71人は救命いかだに乗って船を退避し、救援に駆けつけた民間船に移った。《共同通信》

2016 平成28年7月31日(日)

平成10067日目

【東京都知事選】小池百合子氏が初当選

舛添要一氏の辞職に伴う東京都知事選は31日投票、即日開票の結果、元防衛相の小池百合子氏(64)が元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、日本のこころ推薦、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、生活、社民推薦=らに大勝し、初当選した。

女性の都知事は初めてで、全国の知事では7人目。自民党が全面的に支援した増田氏の敗北は、安倍政権にとって痛手だ。投票率は59.73%で、前回の46.14%を13.59ポイント上回った。《共同通信》

【大相撲・九重親方】死去

大相撲で史上3位の優勝31度を誇り、1989年に角界で初めて国民栄誉賞を受賞した元横綱千代の富士の九重親方が31日午後5時11分、膵臓がんのため東京都文京区の病院で死去した。61歳。北海道福島町出身。

70年秋場所で初土俵。精悍な顔つきから「ウルフ」の愛称で人気を集め、81年名古屋場所後に第58代横綱に昇進。体重120キロ台の小兵ながら筋肉質の体で左前まわしを引いての寄り、豪快な上手投げで昭和から平成にかけて一時代を築いた。《共同通信》

2017 平成29年7月31日(月)

平成10432日目

【稲葉篤紀氏】野球日本代表監督に就任

2020年東京五輪で金メダルを狙う野球日本代表の監督に、プロ野球ヤクルト、日本ハムで活躍した稲葉篤紀氏(44)が就任したと31日、発表された。稲葉新監督は東京都内で記者会見し「金メダルだけを目指してやっていく」と意気込みを語った。11月に韓国、台湾を招いて東京ドームで開かれる「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」が初采配となる。

稲葉氏はプロ野球での監督経験はないが、日本代表では選手として08年北京五輪と09、13年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場。今春のWBCでは打撃コーチを務めた。《共同通信》

【稲田朋美前防衛相】離任式

稲田朋美前防衛相は31日午前、防衛省で自身の離任式に出席した。防衛省・自衛隊の幹部らを前にしたあいさつで、南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報隠蔽問題について「情報公開への対応が不適切だった」と述べたが、自身の責任を巡る謝罪の言葉はなかった。「風通しのよい組織文化を醸成し、一層の連携強化を図り、いかなる困難な状況にも対応してほしい」と強調した。《共同通信》

2018 平成30年7月31日(火)

平成10797日目

【豊洲市場】小池知事が安全宣言

10月11日開場予定の東京・豊洲市場(江東区)について、小池百合子知事は31日、安全宣言を行った。前日の都の専門家会議による検証結果を踏まえ、都庁内の関係局長会議で表明した。会議に先立ち、市場業者側にも伝えたという。

小池知事は会議で「豊洲市場は、産地、出荷者、市場関係者、消費者の皆さんなど、全ての関係者に安心して利用していただける安全、安心な市場として開場する条件を整えることができた」と発言。「ステップを踏まえたことで市場の安全性の向上が図られた」とも述べた。その上で、近く、農相に開場認可を申請することを確認した。《読売新聞》

2019 令和元年7月31日(水)

令和92日目

【かんぽ生命】全契約3000万件調査へ

日本郵政傘下のかんぽ生命保険が保険の不適切販売を繰り返していた問題で、日本郵政とかんぽ生命、日本郵便は31日、保険料を二重に徴収するなど顧客に不利益となった恐れのある契約が過去5年間で約18万3千件に上ると正式に発表した。また、過去5年間で消滅した契約を含むかんぽ生命保有の全契約の計約3千万件についても顧客に不利益が出ていないか調査する方針を明らかにした。《産経新聞》

2020 令和2年7月31日(金)

令和458日目

【COVID-19】国内新規感染者は1579人

東京都は31日、都内で新型コロナウイルスの感染者を新たに463人確認したと発表した。1日当たりの感染者数が初めて400人を超え、最多だった30日の367人を100人近く上回った。小池百合子知事は31日の定例記者会見で、状況がさらに悪化した場合、都独自の緊急事態宣言を検討する考えを明らかにした。

愛知や兵庫、福岡県など8都県で感染者数が過去最多となり、全国の新規感染者数は1579人で、3日連続で過去最多を更新した。《読売新聞》

2021 令和3年7月31日(土)

令和823日目

【東京五輪】第9日

東京五輪第9日の31日、柔道の日本は新種目の混合団体で銀メダルを獲得した。1チーム男女3人ずつが出場し、決勝ではフランスに1−4で敗れ、初代王座を逃した。日本選手団は開会式翌日から続いていた金メダルが途切れた。柔道は今大会、初日から個人戦で7日連続優勝し、金が過去最多9、銀2、銅1の計12個だった。

ボクシングは女子フェザー級の入江聖奈(20)が8月3日の決勝に進み、銀メダル以上を確定させた。アーチェリーは男子個人で古川高晴(36)が銅メダル。12年ロンドン五輪個人の銀、今大会団体の銅に続き3個目のメダルとなった。《共同通信》



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