令和823日目

2021/07/31

この日のできごと(何の日)

【東京五輪】第9日

東京五輪第9日の31日、五輪初採用の柔道混合団体で日本は銀メダルだった。個人戦で男子5、女子4の計9個の金メダルを獲得。競技最終日に最強の布陣で臨んだが、勝利で締めくくることはできなかった。


https://mainichi.jp

チームは個人戦に出場した男女3人ずつで編成。日本は初戦の準々決勝でドイツを4−2で下し、準決勝でROCに4−0で快勝したが、決勝はフランスに屈した。

男女混合団体は、世界選手権では2017年から行われ、日本は4連覇している。

柔道男子日本代表の井上康生監督(43)は31日、競技最終日の混合団体終了後に「9年間の素晴らしい経験を次なるステージに生かせるよう、さらなる努力をしていく」と述べ、退任の意向を表明した。全日本柔道連盟の規定に基づく2期8年に、五輪延期に伴う1年を加えた任期満了に伴うもの。

井上監督は以前から東京五輪を集大成に掲げ、7階級で日本男子史上最多の金メダル5個へと導いた。「こんな素晴らしい選手たちと9年間闘わせてもらった。これほどの幸せ者はいない」と涙で声を詰まらせた。

34歳の若さで就任。16年リオ五輪は2階級制覇を含む史上初の7階級全員メダルを成し遂げた。

アーチェリーの男子個人3位決定戦で古川高晴(近大職)は湯智鈞(台湾)を7−3で下し、銅メダルを獲得した。2012年ロンドン五輪個人銀、今大会の男子団体銅に続き、自身3個目のメダル。古川は3−3からの第4、5セットを連取した。

計3個のメダル獲得は山本博(日体大教)の個人銀、銅の2個を上回ってアーチェリーの日本選手で最多となった。古川は3回戦でダス(インド)に6−4で競り勝ち、準々決勝は李佳倫(中国)に6−0で快勝。準決勝はガゾズ(トルコ)に3−7で敗れた。

古川に勝ったガゾズがネスポリ(イタリア)との決勝を制して金メダルに輝いた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【COVID-19】

国内新規感染1万2341人

国内の新型コロナウイルス感染者は31日、新たに1万2341人確認され、4日連続で過去最多を更新した。東京都の新規感染者は4058人で、初めて4000人を超えた。埼玉と神奈川、大阪の3府県でも1000人以上となり、感染拡大が深刻化している。

東京都の新規感染者は1週間前から2930人、前日からは758人増えた。感染者の7割を30歳代以下が占めた。直近1週間の平均新規感染者は2920人で、前週(1345.7人)の2.17倍。重症者は前日から7人増の95人で、50歳代が32人で最も多かった。

31日時点の入院者数は3209人で、最大確保病床の使用率は50.1%に達した。自宅療養者は1万392人となり、初めて1万人台となった。

全国の死者は9人、重症者は前日から41人増の667人だった。《読売新聞》

仏、ワクチン接種促進反対デモが拡大

フランス各地で7月31日、新型コロナウイルスワクチン接種を強制に近い形で国民に促す政府措置に反対するデモが、3週連続で行われた。地元メディアが伝えた内務省のまとめによると、全国で180を超す抗議行動があり、計約20万5000人が参加。先週は計約16万人で、夏のバカンス時期にもかかわらず拡大し、一部市民の反発の強さを示した。

マクロン政権は7月、一般市民に関し、接種完了か陰性の証明がなければ飲食店や大規模商業施設、病院などを利用できなくする措置を発表。世論の多数の支持は得られているとみて、国の憲法会議が合憲と判断すれば8月9日から実施する方針。《共同通信》

【北海道旭川市】38.4度

31日は各地で気温が上昇し、北海道旭川市江丹別では今年全国で最も高い38.4度を観測した。8月に東京五輪のマラソンや競歩が行われる札幌市も34.7度に達した。週明け以降もしばらくは平年に比べて気温が高い状態が続きそうだ。

気象庁によると、北海道内では他に芦別市や上富良野町で37.2度まで上がり、両地点と江丹別の観測点はいずれも観測史上1位の高温記録を塗り替えた。道外では高知県四万十市の37.6度、大阪府枚方市の37.2度をそれぞれ観測した。

全国919観測点のうち30度以上の真夏日になったのは724地点、このうち72地点が35度以上の猛暑日となった。《共同通信》

【熱海市土石流災害】自衛隊が撤収

熱海市伊豆山の大規模土石流の発生直後から捜索活動などを行い、31日で完全撤収した自衛隊に対し、斉藤栄市長が同日、熱海港近くの宿営地を訪れて支援への感謝の意を伝えた。

自衛隊は土石流が発生した3日から隊員を派遣し、1日平均300人ほどを投入。県内のほか、関東地域からこれまでに延べ約9000人が活動に加わった。

最後の活動を終えて宿営地に集まった約300人の隊員を前に、斉藤市長は「発災当日、登庁してから最初に行ったのは自衛隊の派遣要請だった」と振り返った。厳しい活動状況に触れ、「この4週間、暑さと泥との闘いだったと思う。恐怖と不安に襲われた市民は、皆さんの姿に勇気づけられた」と謝辞を述べた。

自衛隊の指揮に当たった陸自板妻駐屯地(御殿場市)の深田満男第34普通科連隊長は「今後も行方不明者の捜索、復旧の活動がある。引き続き応援し、連携を図っていく」と応じた。《静岡新聞》

【秋篠宮皇嗣同妃両殿下】オンラインで高校総文祭ご視聴

秋篠宮ご夫妻は31日、赤坂御用地内の宮邸(東京都港区)で、和歌山県で同日開幕した「第45回全国高校総合文化祭(総文祭)」の総合開会式をオンラインで視聴された。

秋篠宮さまは式典にビデオメッセージを寄せ、新型コロナウイルス禍で芸術・文化活動を続けてきた高校生らに対し、「活動を行うことができる喜びを支えに、困難に向き合い、様々な工夫で感染防止を図りながら熱心に取り組んでこられた」とねぎらわれた。

総文祭は「文化部のインターハイ」と呼ばれ、秋篠宮さまが例年開会式に臨席されている。昨年に続き、コロナ禍で2年連続オンラインでのご視聴となった。《産経新聞》



7月31日 その日のできごと(何の日)