平成、令和の「その日のできごと」を元年から順に記しています。

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1989 平成元年4月5日(水)

平成88日目

【第61回選抜高校野球大会】東邦(愛知)48年ぶり4度目の優勝

平成元年の“春”は東邦が制した。第61回選抜高校野球大会の決勝、東邦(愛知)ー上宮(大阪)は5日甲子園球場で行われ、1-1のまま決勝戦としては9年ぶり12度目の延長戦にもつれこんだが、十回に1点を失った東邦がその裏に2点を奪い劇的な逆転サヨナラ勝ちを飾った。東邦の優勝は48年ぶりで、中京(愛知)と並ぶ最多の4度目となった。《共同通信》

【竹下登首相】リ社パーティ券購入の事実関係調査を指示

竹下首相の政治団体や後援組織が、自民党幹事長時代の昭和62年5月にリクルート社から5000万円に上る巨額のパーティ券を短期間に購入してもらっていた事実が明るみに出たことで、首相はさらに厳しい政局運営を強いられることになった。

首相は5日朝、首相官邸で事実関係について「きちっと調べてみないとわからない」と肯定も否定も避ける一方、小沢官房副長官に事実関係の調査を指示した。《共同通信》

1990 平成2年4月5日(木)

平成453日目

【社会党大会】土井たか子委員長3選を決め閉幕

東京・一ツ橋の日本教育会館で3日から開催された社会党大会は最終日の5日、全体会議で「政権を担う党へ」をスローガンとした1990年度運動方針を執行部案通り承認するとともに、土井委員長の3選のほか、副委員長に田辺誠前書記長らを選任するなど党中央執行委員会人事を正式に決定し閉幕した。《共同通信》

【海部俊樹首相】政治改革に決意

自民党政治改革本部(伊東正義本部長)は5日午後、党本部で総選挙後初の総会を開いた。

この中で海部首相は政治改革について「自ら痛みを伴うことで、自らにメスを入れていくことになる。これを乗り越えていくことで自民党が永遠の生命を保ち、政治自身が国民の信頼を取り戻すことになる」と強い決意を示し、具体的課題として選挙制度改革、政治資金、国会改革、党改革に取り組む考えを強調した。《共同通信》

1991 平成3年4月5日(金)

平成818日目

【第63回選抜高校野球大会】広陵(広島)65年ぶり2度目の優勝

第63回選抜高校野球大会最終日の決勝、松商学園(長野)ー広陵(広島)は5日、甲子園球場で行われ、1926年の第3回と同じ古豪対決を、広陵が6−5の劇的な九回サヨナラ勝ちで制し、65年ぶり2度目の優勝をした。《共同通信》

【中山太郎外相】英・ハード外相と会談

中山外相は5日夕、中国国際航空機で北京に到着、同日午後10時すぎから北京市内の迎賓館で中国を訪問中のハード英外相と会談した。日英両外相は香港返還問題、湾岸戦争終結後の中東情勢、国際的な武器輸出規制、対ソ政策などを中心に意見交換した。《共同通信》

1992 平成4年4月5日(日)

平成1184日目

【ロシア・エリツィン大統領】国民集会で演説

ロシアのエリツィン大統領は人民代議員大会を翌日に控えた5日、支持者による「国民集会」で演説し、大会で市場経済移行に向けた経済改革にブレーキをかける修正や内閣改造を提案する方針を明らかにした。

国営企業の保護や国営、集団農場への援助など、従来の非国有化路線を後退させる内容で、大会で強い勢力を持つ国営企業、農業関係者の支持取り付けを狙った軌道修正とみられる。《共同通信》

【渡辺美智雄外相】PKO法案「物理的抵抗は解散に値する」

渡辺外相は5日、民放テレビ番組で、国連平和維持活動(PKO)協力法案の国会審議で、社会党が牛歩戦術などで物理的に抵抗する場合は「衆院解散に値する」と断言し、「(宮沢)首相が判断することだが、閣僚として(衆参同日選挙を)進言する」と述べた。《共同通信》

1993 平成5年4月5日(月)

平成1549日目

【故・長谷川町子さん】遺骨見つかる

東京都府中市の多磨霊園にある漫画サザエさんの作者、長谷川町子さんの墓から遺骨が骨つぼごと盗まれた事件で5日午前、長谷川さんの遺骨が東京・JR渋谷駅のコインロッカーで見つかった。同日朝、姉宅に速達の手紙とともに渋谷駅のコインロッカーのキーが届き、捜査員が発見し長谷川家に引き渡した。

遺骨は手提げ袋に入ったビニールの中に入れてあり、骨つぼに「長谷川町子」と名前が書いてあった。速達は「渋谷駅山手線ホーム後ろのコインロッカーに安置しています」という内容だった。《共同通信》

【第65回春のセンバツ】上宮(大阪)初優勝

第65回選抜高校野球大会最終日は5日、2万8000人の観衆を集めた甲子園球場で、ともに初優勝を懸けた大宮東高(埼玉)ー上宮高(大阪)の決勝を行い、上宮高が3−0で勝ち、紫紺の優勝旗を初めて手にした。

上宮高は一回一死一、二塁から下柳田中堅手の左前安打で1点を先制。四回にも2点を加え、このリードを牧野投手が守り切った。《共同通信》

【宮澤喜一首相】「対ロシア支援に全力」

宮澤首相は5日午前、クリントン米大統領がエリツィン・ロシア大統領との会談で、日本は対ロシア支援に熱意があることを伝えたことに関し「それは会議議長国ですから一生懸命やる」と述べ、今月14、15日に東京で開く先進7カ国外相・蔵相会議や先進国首脳会議(東京サミット)に向けて対ロシア支援策の取りまとめに全力を挙げる考えを示した。《共同通信》

1994 平成6年4月5日(火)

平成1914日目

【高速増殖炉もんじゅ】初の臨界到達

敦賀市白木に建設された動力炉・核燃料開発事業団(動燃)の高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(出力28万キロワット)が5日午前10時1分、原子炉で核分裂が連続して起こる初臨界に達した。エネルギー自立を目指す国が、消費した以上のプルトニウムを生み出す「夢の原子炉」の開発方針を固めてから28年目。約6000億円の巨費を投じ高速増殖炉(FBR)の原型炉としては世界で5番目に原子の火がともった。

発電機能を持つ純国産原型炉が臨界を達成したことで、わが国のプルトニウム利用計画は大きく前進した形だが、一方で炉の安全性やプルトニウム利用に伴う核拡散問題をめぐり、国内外の批判は根強い。《福井新聞》

【細川護熙首相】「もう総理を辞めたい」?

佐川急便からの1億円借金問題で窮地に立つ細川首相は5日夜、国会近くの料理屋で参院二院クラブの下村泰、西川潔の両氏と懇談した際、「もう総理を辞めたい」と心境をもらした。

この発言に対して首相周辺は「首相はそんなことは言っていないと言っている」と発言そのものを否定。下村氏は「まじめな表情で言った」としているのに対し西川氏は「食事中のジョーク」と受け取り方に食い違いはあるが、首相が辞意ともとれる発言をしたのは初めて。

首相は6日未明の会見で発言そのものを否定したが、政局は内閣総辞職含みで波乱が避けられない状況となった。《共同通信》

1995 平成7年4月5日(水)

平成2279日目

【スピッツ】シングル「ロビンソン」発売

【第67回選抜高校野球】観音寺中央(香川)初優勝

阪神大震災の影響を受けた第67回選抜高校野球最終日は5日、3万人の観衆を集めた甲子園球場で銚子商(千葉)ー観音寺中央(香川)の決勝を行い、観音寺中央が4−0で勝ち、春夏を通じ初出場で優勝を飾った。《共同通信》

【ダライ・ラマ14世】「(麻原教祖は)弟子ではない」

来日中のチベット独立運動の精神的指導者ダライ・ラマ14世は5日、都内のホテルで記者会見し、オウム真理教の麻原彰晃教祖について「1987年ごろ、インドのダラムサラで会ってから、これまでに3、4回会っている」と同氏との面会を認めたが、「ただの知り合いで弟子ではない」と語った。《共同通信》

【自民党・小渕恵三副総裁】次期総選挙は「村山政権下」

自民党の小渕副総裁は5日午後、日本記者クラブで会見し、夏の参院選で社会党が3年前(22議席)を上回れば村山首相の進退問題にならないとの見解を表明した。その上で「次の衆院選は首相が解散権を行使するところまでいく」と述べ、次期総選挙は村山政権下で行われるとの見通しを明らかにした。《共同通信》

1996 平成8年4月5日(金)

平成2645日目

【第68回選抜高校野球】鹿児島実(鹿児島)初優勝

第68回選抜高校野球大会最終日は5日、甲子園球場で決勝が行われ、鹿児島実(鹿児島)が6−3で智弁和歌山(和歌山)を破り、初優勝した。春、夏を通じて初の決勝進出で栄冠をつかんだ。鹿児島県勢の甲子園制覇は夏を含めて初めて。《共同通信》

【新党さきがけ・鳩山由紀夫代表幹事】先行離党に「含み」

新党さきがけの鳩山由紀夫代表幹事は5日午後、新党結成への手順について「さきがけを、発展的に高いステップに上げたいとの思いがある」と述べ、党全体での新党移行を期待していることを指摘しながらも「必ずしも赤信号を一緒に渡るという発想ではない」として先行離党に含みを残した。《共同通信》

1997 平成9年4月5日(土)

平成3010日目

【エンゼルス・長谷川滋利投手】メジャー初登板

米大リーグに新天地を求め、日本選手4人目の大リーガーとなったエンゼルスの長谷川滋利投手(28)は5日のアナハイム・スタジアムでのインディアンス戦でデビュー。先発して五回途中までに7安打5失点で敗戦投手となり、大リーグの壁の厚さを痛感させられる結果となった。《共同通信》

【パ・リーグ】開幕

プロ野球、パ・リーグは5日、セ・リーグより1日遅れて、西武ーダイエー(西武)、日本ハムーロッテ(東京ドーム)の2カードで開幕した。

ナイターの巨人ーヤクルトと昼夜開催となった東京ドームの日本ハムーロッテは、ロッテが小宮山の好投と小坂(JR東日本東北)と清水(青学大)両新人投手の活躍で6−0と快勝した。小宮山は開幕戦初完封。巨人から移籍した落合は4打数2安打だった。

雨で開始が55分遅れた西武ーダイエーはダイエーが4−3で競り勝った。日本一のオリックスは神戸で近鉄戦が組まれていたが、雨のため中止になった。《共同通信》

1998 平成10年4月5日(日)

平成3375日目

【メッツ・吉井理人投手】メジャー初登板

ニューヨーク・メッツの吉井理人投手(32)が鮮やかな米大リーグデビューを果たした。5日、ニューヨークのシェイ・スタジアムで行われたピッツバーグ・パイレーツ戦に先発した吉井は7回を3安打無失点の見事な投球で、大リーグ初登板を初勝利で飾った。

元ロッテ監督のバレンタイン監督が率いるメッツは一回に3点を奪って吉井を援護。メッツは7−0で完勝した。日本人投手のデビュー戦勝利は昨年の伊良部秀輝に続いて2人目。《共同通信》

【明石海峡大橋】開通

本州と四国を結ぶ世界最長のつり橋、明石海峡大橋(愛称・パールブリッジ)が5日、開通した。午後5時、料金所のゲートが開かれると、神戸、淡路側の双方から待ち構えた車が一斉に橋上へ入り、幅4キロの海峡を渡った。橋中央では景観などを見定めるドライバーらのノロノロ運転が続き、一時渋滞も起きたが、大きな混乱はなかった。

開通後7時間の6日午前零時、約17,500台の通行を記録した。10年前の瀬戸大橋開通に続き、本州と四国間の二本目のルート「神戸淡路鳴門自動車道」が全線開通し、生活や文化、経済にかかわる西日本交通網の新たな動脈が動き出した。一方、新交流時代の幕開けに伴い、淡路島や徳島と神戸、大阪などを結ぶ12航路が長年の運航業務の幕を閉じた。《神戸新聞》

1999 平成11年4月5日(月)

平成3740日目

【タイガース・木田優夫投手】メジャー初登板

木田、開幕戦でほろ苦いデビュー。米大リーグ、タイガースの木田優夫投手は5日、アーリントンのザ・ボールパークでのレンジャーズとの開幕戦に、11−1の八回から二番手で初登板。2/3回で2安打2四球3失点と乱れ、この回の途中で降板した。日本人の大リーガーは木田が8人目。《共同通信》

【小渕恵三首相】ジャン大公夫妻の歓迎行事に出席


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国賓として来日しているルクセンブルクのジャン大公夫妻を歓迎する天皇、皇后両陛下主催の宮中晩さん会が5日夜、皇居・宮殿の「豊明殿」で開かれた。

大公夫妻のほか、日本側から両陛下や皇太子ご夫妻ら皇族方、小渕恵三首相ら約140人が出席。宮内庁楽部の演奏によるクラシック音楽が流れる中、フランス料理を食べながら歓談した。《共同通信》

2000 平成12年4月5日(水)

平成4106日目

【マリナーズ・佐々木主浩投手】メジャー初登板

今季から米大リーグ、シアトル・マリナーズに加わった佐々木主浩投手が5日、本拠地シアトルのセーフコ・フィールドで行われたボストン・レッドソックスとの開幕第2戦に登板、日本人として10人目の大リーグデビューを果たした。

9-3の九回二死二塁。アレクサンダーを2球で追い込むと、三振を催促するシアトルの地元ファンの歓声が球場を包んだ。3球目は外角に決まる直球。「あの時が一番緊張したね。すごい歓声でゾクリと来た。ファンの期待にこたえて三振をとれてよかった」念願の大リーグデビューを終えた佐々木は、満面に笑みを浮かべてマウンドの余韻に浸っていた。《共同通信》

【森喜朗内閣】発足


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小渕内閣総辞職を受け国会は5日午後、衆参両院本会議で首相指名選挙を行い、自民党の森喜朗・新総裁を第85代、55人目の首相に選出した。森新内閣は自民、公明、保守三党による新たな連立を基盤に同日夜、皇居での認証式を経て発足した。

森首相は同日夜の記者会見で、最大の課題である衆院解散・総選挙について周りの動きで判断せず、今後の景気動向を見極めて判断する考えを明らかにした。全閣僚を再任し、初閣議で、経済再生など前内閣の課題を引き継ぐことを明示、公務員倫理の確立など6項目を指示した。《共同通信》

2001 平成13年4月5日(木)

平成4471日目

【千葉県・堂本暁子知事】初登庁

千葉県の堂本暁子知事(68)が5日初登庁し、部局長会議で「しがらみのない知事は大胆に勇気を出すことができる」と述べ、無党派選挙に徹してきた姿勢を強調した。

さらに情報公開や国際化推進、東京追従ではない千葉主権による県づくりを重点施策とする方針を明らかにし、「長野と比較されるが千葉流で楽しくやりましょう」と幹部職員に呼び掛け、なごやかな雰囲気のスタートとなった。《共同通信》

【自民党総裁選】小泉、亀井氏の擁立論が続出

森喜朗首相の後継を決める自民党総裁選の投開票が24日に決まったのを受けて自民党各派は5日、後継候補選びの大詰めの調整に入った。各派は総会などで対応を協議、森派では小泉純一郎元厚相、江藤・亀井派では亀井静香政調会長の擁立論が続出した。《共同通信》

2002 平成14年4月5日(金)

平成4836日目

【第74回選抜高校野球大会】報徳学園(兵庫)28年ぶり2回目の優勝

快晴に恵まれた野球日和の中、報徳学園(兵庫)が優勝候補の筆頭にふさわしい堂々とした戦いで春の頂点に立った。第74回選抜高等学校野球大会は5日、兵庫県西宮市の甲子園球場で決勝戦を行い、報徳学園が8−2で鳴門工(徳島)に勝ち、1974年以来、28年ぶり2度目の優勝を飾った。《共同通信》

【参院】武部農相問責決議を否決

参院は5日の本会議で、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題の責任があるとして、野党4会派が提出した武部勤農相の問責決議案を自民党、保守党の反対多数で否決した。公明党は採決を欠席した。決議案への対応をめぐって公明党や自民党橋本派には辞任要求をはねつけた小泉純一郎首相への不満がくすぶっており、首相の今後の政権運営を揺るがす火種を残すことになりそうだ。《共同通信》

2003 平成15年4月5日(土)

平成5201日目

【イラク戦争】米軍、首都市街地に進攻

イラク戦争で米地上部隊は5日午前、首都バグダッドの市街地に進攻、首都を守るイラク特別共和国防衛隊と交戦した。米軍は予想以上に早く首都突入に踏み切り、フセイン・イラク政権の早期打倒の構えを見せた。主力の米陸軍第三歩兵師団は3時間の戦闘後、郊外に出たとみられるが、米軍は確認していない。

米中央軍のソープ報道官は、米地上部隊が「中心部」に到達したと発表、本格的な首都攻略作戦の開始を明らかにした。しかし、イラク政府は発表を否定。ロイター通信も中心部に米軍部隊はいないと報道するなど、実態は不明だ。《共同通信》

2004 平成16年4月5日(月)

平成5567日目

【テコンドー・岡本依子選手】個人資格での五輪出場が決定

涙でアテネ五輪出場を訴えていたテコンドーのシドニー五輪銅メダリスト・岡本依子(32)=ルネスかなざわ=に朗報が届いた。日本オリンピック委員会(JOC)は5日、幹部会を開き、岡本を個人資格で五輪に派遣することを決定した。

国内統括団体が分裂した現状のまま、オリンピック憲章の細則を適用しての特別措置。国際オリンピック委員会(IOC)と世界テコンドー連盟(WTF)の承認が必要だが、五輪連続メダル挑戦の道が開かれた。《サンスポ》

【小泉純一郎首相】成田空港を視察

小泉純一郎首相は5日午後、国際的なテロの拡大を受けて、テロ警戒態勢を強化している成田空港を訪れ、不審者の入国や危険物の持ち込みを阻止する「水際対策」の現場の警備状況を視察した。

首相は視察後、記者団に「一般の国民には若干迷惑な面もあるだろうが、安全のためにはやむを得ないと協力をいただきたい」と説明。「万全を期しても巧妙な者もいる。全部阻止するのは難しいと痛感した」と述べ、厳しい検査を続ける必要性を強調した。《共同通信》

2005 平成17年4月5日(火)

平成5932日目

【名張毒ぶどう酒事件】再審決定

三重県名張市で1961年、ぶどう酒に農薬が混入され、女性5人が死亡した「名張毒ぶどう酒事件」で殺人罪などに問われ、死刑が確定した奥西勝元被告=名古屋拘置所在監=の第7次再審請求で、名古屋高裁は5日、再審開始の決定をした。同時に死刑執行停止の決定もした。《共同通信》

2006 平成18年4月5日(水)

平成6297日目

【民主党代表選】小沢一郎氏、菅直人氏が出馬表明

民主党の小沢一郎前副代表と菅直人元代表は5日夜、それぞれ記者会見で代表選出馬を表明し一騎打ちの構図が確定した。メール問題で危機にひんする党の立て直し策が問われる選挙となる。

会見で小沢氏は党再生と政権交代へ政治生命を懸けるとの決意を強調、菅氏は挙党態勢が不可欠と指摘した。7日の両院議員総会での投票に向け両陣営の多数派工作は激化、党内の支持動向はほぼ二分され接戦が予想される。《共同通信》

【小泉純一郎首相】野党第一党代表は「誰でも手ごわい」

小泉純一郎首相は5日夕、民主党代表選に出馬する小沢一郎前副代表と菅直人元代表について「誰でも野党第一党の党首は手ごわい。今まで辞めた方も前原誠司代表も含めて、皆手ごわい相手だ」と述べた。

同党代表の短期間での交代が続いている状況については「何かこらえ性がない感じだ。足を引っ張るばかり、批判ばかりだ。もっと(代表を)支えてあげようという気持ちがあった方がいい」と指摘した。官邸で記者団の質問に答えた。《共同通信》

2007 平成19年4月5日(木)

平成6662日目

【レッドソックス・松坂大輔投手】メジャー初登板

米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手(26)は5日、メジャーデビュー戦となるカンザスシティーでのロイヤルズ戦に先発し、7回を投げ6安打、1失点、10奪三振の好投で、初登板を勝ち星で飾った。《読売新聞》

【参院】2補選が告示

夏の参院選の前哨戦となる参院福島、沖縄両選挙区統一補欠選挙は5日告示され、いずれも新人3人の計6人が立候補、戦いの構図が確定した。結果は夏の参院選の「勝敗ライン」に直結するだけに、与野党とも幹部が選挙区入りするなど、総力戦で臨む。

発足後半年を過ぎた安倍政権への審判と位置付けられ、憲法改正手続きを進める国民投票法案など重要法案の審議の行方にも影響を与えることは確実だ。投開票は22日。《共同通信》

2008 平成20年4月5日(土)

平成7028日目

【福田内閣】支持率26%に急落

共同通信社が4月4,5の両日に実施した緊急電話世論調査で、福田内閣の支持率は26.6%で、政権発足後最低だった3月の前回調査から6.8ポイント急落、初めて30%を割り込んだ。最近の内閣では、安倍晋三首相が退陣表明した直後の25.3%(昨年9月)に近い水準で、危険水域に突入した形。「不支持」は59.6%で、初めて半数を超えた前回からさらに9.0ポイント上昇した。《共同通信》

【福田康夫首相】「地球温暖化問題に関する懇談会」に出席

政府は5日午前、有識者による「地球温暖化問題に関する懇談会」の第2回会合を、7月の主要国首脳会議(洞爺湖サミット)の会場である北海道洞爺湖町のホテルで開いた。前日夜に同町入りしていた福田康夫首相も出席。2050年に世界全体の温暖化ガスを現状から半減させるために必要な制度や新技術などを検討する。《日経新聞》

2009 平成21年4月5日(日)

平成7393日目

【北朝鮮・ミサイル発射実験】

北朝鮮は5日午前11時半ごろ、日本海側の咸鏡北道舞水端里の施設から「テポドン2号」の技術を応用したとみられる飛翔体を一発、発射した。政府によると、秋田県と岩手県の東北上空を通過し、一段目は秋田の西約280キロの日本海、二段目は太平洋上にそれぞれ落下したと推定される。自衛隊は日本領域に落下しないと判断し、ミサイル防衛(MD)システムによる迎撃措置をとらなかった。

麻生太郎首相は「極めて挑発的で看過できない。国連安全保障理事会の決議違反は、はっきりしているので国際社会と協力して対応したい」と記者団に表明。政府は北京の外交ルートを通じ北朝鮮に厳重に抗議した。《共同通信》

2010 平成22年4月5日(月)

平成7758日目

【山崎直子宇宙飛行士】宇宙へ

米航空宇宙局(NASA)は5日午前6時21分、山崎直子さん(39)ら7人が乗り組むスペースシャトル「ディスカバリー」を、フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げた。ディスカバリーは順調に飛行して予定の軌道に達し、打ち上げは成功した。

日本人女性のシャトル搭乗は1994、98年の向井千秋さん(57)に続き2人目。母親としては初となる。《共同通信》

【鳩山由紀夫首相】普天間「徳之島」移設報道を否定

鳩山由紀夫首相は5日夕、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先として、鹿児島県徳之島を検討しているとの報道に関し「勝手な憶測だ」と否定した。官邸で記者団に語った。

首相は「(これからが)沖縄をはじめ、大きな苦しみに耐えてきた方々にとり最大の闘いとなる」と強調。2日の関係閣僚との協議について「私の腹案に沿ってしっかり頑張ってほしいと申し上げただけだ」と説明した。《共同通信》

2011 平成23年4月5日(火)

平成8123日目

【大相撲八百長問題】相撲協会、力士19人の退職願受理

角界を揺るがした八百長問題で、関与を認定された力士や親方計23人に処分を下した日本相撲協会は5日、引退(退職)勧告を受けた20人のうち力士19人が同日までに引退届を提出し、受理されたと発表した。退職勧告を受けた谷川親方(元小結海鵬)は退職届を提出しなかった。《産経新聞》

【菅直人首相】福島県川内村・遠藤村長らと会談

菅直人首相は5日午後、首相官邸で、福島県川内村の遠藤雄幸村長ら東京電力福島第1原発周辺の8町村長らと会談した。首相は原発事故について「何とか一つの山は越えたと言える状況をつくっていきたい」と表明。その上で、補償問題について「東電にやれるところはやってもらうが、最終的には国の責任で最後の最後まで対応させていただく」と述べた。《時事通信》

2012 平成24年4月5日(木)

平成8489日目

【国民新党】亀井静香代表と亀井亜紀子政調会長の解任を発表

国民新党の下地幹郎幹事長は5日夜、記者会見し、亀井静香代表と亀井亜紀子政調会長の解任を決めたと発表した。

連立離脱を主張する亀井代表と、連立残留を求める下地氏ら6人の党内対立が収まっておらず、残留派による「議員総会」の決定だと説明した。党規約などに代表解任の規定はない。亀井代表は解任決定は「無効」と強調。混乱は一段と深まっている。《日経新聞》

【2012年度予算】成立

一般会計総額90兆3339億円の2012年度予算が5日、成立した。東日本大震災の復興経費は新設した特別会計に計上しており、実質的な歳出総額は96兆円台で過去最大だ。予算成立を受け、野田佳彦首相が政治生命をかける消費増税関連法案の行方が後半国会の最大の焦点で、首相は週明けに野党に党首会談を呼びかける。《日経新聞》

2013 平成25年4月5日(金)

平成8854日目

【楽天・則本昂大投手】プロ初勝利

楽天17-5ロッテ◇5日◇Kスタ

楽天のドラフト2位ルーキー・則本が6回2失点と好投し、パ・リーグの新人では一番乗りとなるプロ初勝利を挙げた。試合後にお立ち台では「思った以上に最高です」と本拠地ファンの歓声に応えた。

パ・リーグで55年ぶりとなる新人開幕投手に抜てきされたものの、7回途中4失点で敗戦投手となった則本。初勝利を目指して臨んだこの日は初回から牧田の3ランなどで4点を奪ったのを皮切りに打線が爆発。大量援護の元で伸び伸び投げた則本は、2点を失った3回を除けばほぼ完璧に抑え込んだ。《スポニチ》

【日米両政府】米軍施設返還計画を発表

日米両政府は5日、沖縄県の米軍嘉手納基地(嘉手納町など)以南の施設・区域の返還計画で合意し、安倍晋三首相とルース駐日米大使が同日夕に首相官邸で共同発表した。

焦点の普天間飛行場(宜野湾市)跡地は、同県名護市辺野古への移設を前提に2022年度以降に、沖縄の要望が強かった牧港補給地区(浦添市)の一部は13年度以降にそれぞれ返還するとした。《時事通信》

2014 平成26年4月5日(土)

平成9219日目

【三陸鉄道・南リアス線】運行再開

東日本大震災で全線不通となった岩手県の第三セクター「三陸鉄道」の南リアス線(盛ー釜石、36.6キロ)が5日、最後に残った不通区間の吉浜ー釜石(15キロ)で運転を再開。震災から3年余りで全線が復旧した。

6日には北リアス線(71キロ)の不通区間(10.5キロ)も再開し、観光の中心を担う鉄路が完全復旧する。《毎日新聞》

【安倍晋三首相】米・ヘーゲル国防長官と会談

安倍晋三首相は5日、ヘーゲル米国防長官と首相公邸で約40分間会談した。首相は、中国の海洋進出や北朝鮮の核・ミサイル開発などを念頭に「米国がアジア太平洋重視政策(リバランス)を堅持していることを歓迎する」と表明。両氏は日米同盟を一層強化していくことで一致した。

首相は集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈変更を検討していることを説明し、ヘーゲル氏は「歓迎する」と述べた。《毎日新聞》

2015 平成27年4月5日(日)

平成9584日目

【巨人・高木勇人投手】プロ初完封勝利

巨人3-0阪神◇5日◇東京ドーム

ルーキーが阪神戦1001勝目を飾った。巨人ドラフト3位高木勇人投手(25)が、2安打完封勝利を成し遂げた。9回2死まで1安打に抑え、二塁すら踏ませない完璧な投球を披露。初登板初勝利した3月29日のDeNA戦に続き、2連勝。

初登板から2戦目での新人の完封は、2リーグ制後は球団最速。新人の開幕2連勝は10年ぶりで、完封も11年の沢村以来と記録ずくめだった。準備を怠らずに実力を発揮し、伝統の一戦の新たなページを開いた。《日刊スポーツ》

【菅義偉官房長官】沖縄県・翁長雄志知事と会談

沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、菅官房長官は5日、那覇市内のホテルで、沖縄県の翁長雄志知事と、昨年12月の知事就任後では初となる会談を行った。

菅氏は普天間飛行場の名護市辺野古への移設に理解を求めたが、翁長氏は反対する考えを改めて表明した。約1時間に及んだ会談で、両者の主張は平行線をたどったが、今後も対話を続ける方針では一致した。《読売新聞》

2016 平成28年4月5日(火)

平成9950日目

【乙武洋匡さん】誕生会で出席者に謝罪

不倫を報じられた作家・乙武洋匡氏(40)が5日、都内のホテルで行われた自身の『誕生日を祝う会』で一連の騒動を謝罪した。騒動前はこの日、今夏の参院選出馬を報告するとみられていたが幻に。

妻・仁美さんを伴い、報道後初めて公の場に姿を見せた乙武氏は2時間の会で1度も笑うことなく、ジャーナリスト・田原総一朗氏、実業家の堀江貴文氏、タレント・神田うのら出席した関係者にざんげした。《デイリースポーツ》

【民進党・山尾志桜里氏】首相に「逃げるな」自らの疑惑は「ダンマリ」

民進党の山尾志桜里政調会長が5日の衆院本会議で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案に関する質疑に立った。

同党が提出した安全保障関連法の対案の審議に関し、安倍晋三首相に威勢良く「逃げるな」と攻め立てた山尾氏。だが、自身に浮上している「政治とカネ」の問題については、発覚から1週間近くたったこの日もダンマリを決め込んだ。

山尾氏は本会議で「私たちは政権を担うことのできる新たな政党となるため、民進党として新たな一歩を踏み出した」と宣言。安保関連法の対案について首相に「なぜ審議から逃げるのか」と迫った。

自民党が平成24年の衆院選の公約に基づき「TPPへの交渉参加に反対」とのポスターを掲示したことを「首相のウソ」とも断じ、「国民に真摯に向き合って」と求めた。 これに対し、首相は「新しく政調会長となった山尾氏のご活躍を期待している」とエールを送った。《産経新聞》

2017 平成29年4月5日(水)

平成10315日目

【北朝鮮】新型ミサイルを発射

北朝鮮は日本時間の5日午前6時42分ごろ、日本海側の東部・新浦付近から北東方向に弾道ミサイル1発を発射、約60キロ沖合に落下した。米太平洋軍は新型中距離弾道ミサイル「KN15」と推定。日本政府は厳重抗議した。日米韓は北朝鮮が6日からの米中首脳会談をけん制、さらなる挑発行動に出る恐れもあるとみて警戒している。《共同通信》

【天皇皇后両陛下】スペイン国王夫妻招き宮中晩餐会

国賓として来日したスペイン国王フェリペ6世夫妻を招き、天皇、皇后両陛下が主催される宮中晩餐会が5日夜、皇居・宮殿で開かれた。皇太子ご夫妻をはじめ皇族方が陪席し、招待客らと親交を深められた。

国王は2014(平成26)年、父の前国王カルロス1世が高齢などを理由に退位したのに伴って即位。昨年4月にも国賓で来日予定だったが、国内情勢を理由に中止し、両国の外交関係樹立150周年を来年に控えて改めて訪れた。《産経新聞》

2018 平成30年4月5日(木)

平成10680日目

【明石海峡大橋】開通から20年

兵庫県の神戸市と淡路島を結ぶ全長約4キロの明石海峡大橋は5日、開通から20年を迎え、「特別ライトアップ」が始まった。20年を記念し、新たに考案された10パターンが登場。主塔2本の間の長さが1991メートルで世界一という巨大なつり橋を彩る。

明石海峡大橋は、淡路島と徳島県をつなぐ大鳴門橋と合わせ、神戸淡路鳴門自動車道として本州と四国を結ぶ。約10年の建設工事を経て平成10年4月5日に開通。今年3月末までに、約2億1千万台が通行した。《産経新聞》

【高畑勲さん】死去

「火垂るの墓」や「アルプスの少女ハイジ」など数々の名作を手掛けたアニメーション映画監督の高畑勲さんが5日午前1時19分、肺がんのため東京都内の病院で死去した。82歳。三重県出身。葬儀・告別式は近親者で行う。お別れの会を5月15日に開く予定。

東大仏文科卒業後、東映動画に入社。1968年に「太陽の王子 ホルスの大冒険」で劇場用長編アニメを初監督した。70年代に「アルプスの少女ハイジ」などのテレビシリーズを演出、日本アニメの礎を築いた。

84年に宮崎駿監督の映画「風の谷のナウシカ」をプロデュース。翌年、宮崎監督とスタジオジブリを設立した。《共同通信》

2019 平成31年4月5日(金)

平成11045日目

【天皇陛下】最後の信任状奉呈式

天皇陛下は5日、皇居・宮殿で、新任の駐日外国大使が持参した本国からの信任状を受け取る「信任状奉呈式」に臨まれた。4月末に退位する陛下にとって、最後の奉呈式となった。

奉呈式は国事行為の一つ。この日は、マレーシアとサウジアラビアの新任大使が出席。宮殿で最も格式が高い「松の間」で、閣僚が立ち会い、陛下の前に立った大使は、母国語で口上を述べ、信任状を手渡した。《共同通信》

【塚田一郎国土交通副大臣】辞任

自民党の塚田一郎国土交通副大臣(55)(参院新潟、当選2回)は5日、山口、福岡両県を結ぶ道路整備をめぐる発言の責任を取って辞任した。塚田氏の発言には、自民党内からも統一地方選や夏の参院選への影響を懸念する声が出ていた。事実上の更迭とみられる。

塚田氏は5日午前、石井国交相に辞表を提出した後、記者団に「行政の信頼を損ね、国政の停滞を招く事態になっているので責任を取るべきだと判断した」と述べた。議員辞職は否定した。《読売新聞》

2020 令和2年4月5日(日)

令和341日目

【COVID-19】全国で新たに360人感染

新型コロナウイルスの感染拡大で、東京都では5日、1日当たりの感染者数の最多を更新する143人が確認された。神奈川県の27人、千葉、埼玉両県の各25人を含め、30都道府県と各空港で計360人の感染が判明した。1日の感染者が300人を超えたのは3日連続。

千葉県の感染者のうち、松戸市に住む30~70歳代の男女6人は、同市の「ヤマト運輸南花島支店」の従業員と家族だった。同店では既に従業員2人の感染が明らかになっており、県はクラスター(感染集団)の可能性があるとみている。《読売新聞》

2021 令和3年4月5日(月)

令和706日目

【COVID-19】「まん延防止等重点措置」3府県で開始

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、緊急事態宣言に準じた対策が可能となる「まん延防止等重点措置」の適用が5日、大阪、兵庫、宮城の3府県で始まった。対象地域では飲食店の営業時間短縮などの取り組みが始まったが、新型コロナ患者向けの病床は逼迫しており、各府県は医療提供体制の整備を急いでいる。《読売新聞》

2022 令和4年4月5日(火)

令和1071日目

【ウクライナ侵攻】ゼレンスキー大統領、国連安保理で演説

国連安全保障理事会は5日、ロシアが侵攻したウクライナの情勢を巡る会合を開いた。ゼレンスキー大統領がオンラインで演説し、ロシア軍により第2次大戦以降で「最も恐ろしい戦争犯罪」が行われていると非難し、戦犯を裁きにかける必要性を強調した。ロシアが常任理事国として持つ拒否権のため安保理が十分な役割を果たせていないと述べ、国連改革が必要だと訴えた。

国連憲章は安保理を平和と安全を維持することに主要な責任を負う機関とし、加盟国は武力行使を控え、いかなる紛争も安保理に付託しなければならないと定める。侵攻以降、ゼレンスキー氏の安保理会合参加は初めて。《共同通信》



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