令和244日目

2019/12/30

この日のできごと(何の日)

【カルロス・ゴーン被告】「私は今レバノンにいる」

金融商品取引法違反と会社法違反の罪で起訴された前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)は米国時間の30日(日本時間31日)、米国の代理人を通じて声明を発表し「私は今レバノンにいる」と明らかにした。海外渡航禁止の条件で保釈されていながら無断出国、逃亡した。2020年4月に始まる予定だった公判の見通しは立たなくなった。

ゴーン被告は声明で「有罪が前提で、基本的人権が否定されている」と日本の司法制度を批判した。国内外から「人質司法」と指摘された保釈の在り方にも影響を与えそうだ。

法務省や検察庁などは、出入国管理の根幹を揺るがす事態とみて出国の経緯を調べる。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【東京株式市場】

令和元年最後の取引である大納会を迎えた東京株式市場は30日、日経平均株価(225種)が前年末に比べて3641円85銭(18.2%)高い2万3656円62銭で取引を終えた。年末の株価としては1990年以来、29年ぶりの高値を付けた。米中貿易摩擦が重荷となっていたが、年後半に両国の協議が進展したことで値上がり基調に転換した。

年末比較で上昇したのは2年ぶり。第2次安倍政権発足以降では、大納会として最高水準となった。

今年は最初の取引の大発会で、世界経済の減速懸念から平均株価が急落して2万円の大台を割り込み、波乱の幕開けだった。《共同通信》

東京証券取引所は30日、2019年最後の取引となる大納会の式典を開いた。20年東京五輪・パラリンピック開閉会式の総合統括を務める狂言師の野村萬斎さんがゲストとして出席。「日本だけでなく、世界の方々が『ワンチーム』になるような共生社会を目指す流れができれば大変結構だ」とあいさつした。

ワンチームはラグビー・ワールドカップ(W杯)で活躍した日本代表のスローガン。野村さんは19年に相次いだ台風や地震などの被災者にお見舞いの気持ちも述べた。令和元年の取引を締めくくる鐘を5回打ち鳴らすと会場は拍手に包まれた。《共同通信》

【セブン―イレブン東大阪南上小阪店】閉店

自主的に時短営業を続けていたセブン―イレブン東大阪南上小阪店(大阪府東大阪市)が30日、契約上最後の営業を終え、閉店した。31日午前0時でフランチャイズ契約が解除。オーナーの松本実敏さん(58)は店を明け渡さず、31日と元日は休業し、1月2日から独自に営業を続けるという。またオーナーとしての地位確認などを求める仮処分を1月6日にも申し立てる考えを示した。

閉店前の店内は弁当などを陳列する棚に空きが目立った。午後11時の閉店時間を過ぎると、店内の一部照明や看板の明かりが消えた。松本さんは「(セブン―イレブン・ジャパンの対応に)納得していない」と話した。《共同通信》

【第61回日本レコード大賞】Foorin「パプリカ」

第61回日本レコード大賞(日本作曲家協会など主催)の発表会が30日、東京都渋谷区の新国立劇場で開かれた。大賞は子ども5人のユニット、Foorinの「パプリカ」が選ばれた。

最優秀新人賞は、12人組のアイドルグループ「BEYOOOOONDS」に決まった。

今年7月に亡くなったジャニーズ事務所創業者ジャニー喜多川さんには、特別音楽文化賞が贈られ、同事務所を代表して近藤真彦さんが受け取った。《共同通信》

【グレタ・トゥンベリさん】米大統領らの批判は滑稽

スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんは30日に放送された英BBC放送のラジオ番組で、自身に対するトランプ米大統領らからの批判に関し「何も意味しておらず滑稽だ」と切り捨てた。

トランプ氏はツイッターに、グレタさんに対し「自分の怒りを制御することに取り組み、古き良き映画を友達と見に行ったらいい」などと投稿。ブラジルのボルソナロ大統領も「ガキ」と呼び非難していた。

グレタさんはこうした反応に対し「彼らは、自分たちが望まない変化をもたらす若者を恐れている」と指摘。「私たちをある種の脅威だと見なしている証拠だ」と語った。《共同通信》

【韓国】検察改革法が可決

韓国国会で30日、文在寅大統領が目玉公約とする検察改革関連法案が本会議で可決した。来春の総選挙を前に、文政権は政策実行力をアピールしたい考え。一方、与党「共に民主党」を中心とする革新系の法案提出に、断固阻止を掲げた保守系最大野党「自由韓国党」は最後まで抵抗を続けた。

法案は、政治家や政府高官への捜査権と一部の起訴権を検察から独立機関「高官犯罪捜査庁」に移管するのが柱。警察や検察が対象事件の疑いを把握した場合は同庁に速やかに通知する。与党内では検察の「恣意的な政治捜査」への不信感が根強く、検察改革は最優先公約に位置付けられていた。《共同通信》

【自民党・二階俊博幹事長】首里城を視察

自民党の二階俊博幹事長は30日、10月末に焼失した那覇市の首里城を視察した。視察後、記者団に「沖縄の負担となることがないように再建に向けてやれることは、国、自民党が先頭に立って全力を傾けて取り組んでいきたい」と強調した。

二階氏は「一緒になって(首里城の)再建、復活に向けて、きょうから立ち上がろうではないか」とも語った。視察には自民党県連幹部や沖縄県の謝花喜一郎副知事も同行したが、玉城デニー知事は姿を見せなかった。

二階氏は那覇市内のホテルで行われた県連幹部との会合にも出席。出席者によると、来年6月予定の県議選に関し、各候補が選挙区内をくまなく歩き回るよう指示し、「(候補が履く)運動靴は嘘をつかない。運動靴なら何足でも買って差し上げる」と訴えた。《産経新聞》

【世田谷一家4人殺害事件】発生から19年

東京都世田谷区上祖師谷の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から19年となる30日、4人が眠る埼玉県新座市の霊園で宮沢さんの母、節子さん(88)が墓参りした。

今年3月には警視庁から現場住宅の取り壊しの打診を受けたが、節子さんは「犯人を逮捕しない限り事件の風化が早まるのではと思い、まだ取り壊しの判断がつきかねている。私が元気な間に犯人を捕まえてほしい」と事件の解決を願った。

節子さんは事件後、現場住宅の中には一度も入れていないという。事件前には節子さんが訪れると、孫のにいなちゃん=当時(8)=と礼君=同(6)=が出迎えに飛び出してきてくれたといい、節子さんは「それがないのを実感するのが嫌で行けない」と声を震わせた。《産経新聞》



12月30日 その日のできごと(何の日)