令和242日目
2019/12/28
この日のできごと(何の日)
【東京メトロ銀座線】渋谷駅改造で一部運休
来年1月3日に開業する東京メトロ銀座線・渋谷新駅舎の移設工事で、既存の線路を撤去する作業が28日、始まった。
現在の渋谷駅舎は1938年開業で、老朽化やホームの狭さによる混雑が課題となっていた。新しい駅舎は約130メートル東に移り、明治通りの真上に造られる。ホーム幅を広げ、エスカレーターやトイレを新たに整備し、開業後は、ホームドアや屋根の上をわたる連絡通路なども設けられる。
工事に伴い、銀座線は28日~1月2日、渋谷―表参道間と青山一丁目―溜池山王間で終日運休する。東京メトロの工事担当者は「生まれ変わった渋谷駅が街のシンボルとして愛されるようになってほしい」と話していた。《読売新聞》
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【新潟県佐渡市】漂着した木造船から7遺体
佐渡海上保安署は28日、佐渡市小比叡の素浜海岸に打ち上げられた木造船の船首部とみられる漂着物から7遺体が見つかったと発表した。白地に赤の塗料でハングルや数字が書かれており、北朝鮮の船の可能性があるとみて調べている。
第9管区海上保安本部によると、今年漂着物から遺体が見つかったのは今回が全国で初めてとみられる。
漂着物は27日午後に巡回中の佐渡署員が発見。同日は荒天だったため、28日朝に改めて漂着物を調べ、遺体を見つけた。その後、佐渡署員と保安署員が合同で詳しく調査したところ計7遺体を発見し、収容した。
保安署によると、遺体は一部白骨化しており、5遺体は男性だった。2遺体は頭部のみで性別は不明。また、船内から漁網や金属製の疑似餌などが見つかった。
この日は、佐渡署員、保安署員が海につかって収容作業に当たった。板をはがし、内部にあった遺体をブルーシートで隠しながら砂浜へ運んでいった。
近所の団体職員の男性(68)は「冬のしけになると、船が漂着するのは珍しくないが、こんなに多くの遺体が見つかったというのは聞いたことがない」と驚いた様子だった。
冬季は北西の風が吹くため、佐渡島には秋以降、北朝鮮からとみられる木造船の漂着が相次いでいる。
9管によると、全国で漂着船から見つかった遺体は2018年が計14人、17年は計35人、16年は計11人。《新潟日報》
【MLB・ブルージェイズ】山口俊投手を獲得
米大リーグ、ブルージェイズは28日、プロ野球巨人の山口俊投手(32)を獲得したと正式発表した。巨人選手として初のポスティングシステムによるメジャー移籍となった。2年総額635万ドル(約6億9千万円)で、米メディアによると1年ごとに140万ドルの出来高が付く。来年1月6日以降に電話会見を行う。
ブルージェイズは田中将大投手のヤンキース、DeNAから筒香嘉智外野手がポスティングシステムで移籍したレイズと同じア・リーグ東地区に所属。本拠地はメジャーで唯一米国外であるカナダのトロントに置く。《共同通信》
【IBF世界スーパーフライ級挑戦者決定戦】石田匠選手は判定負け
国際ボクシング連盟(IBF)世界スーパーフライ級挑戦者決定戦12回戦は28日、大阪市のエディオンアリーナ大阪で行われ、同級5位の石田匠(井岡)が同級8位のイスラエル・ゴンサレス(メキシコ)に1―2の判定で敗れた。
28歳の石田は序盤から積極的に前に出てくる相手に苦戦。中盤以降はペースをつかむ場面も増えたが、劣勢を覆せなかった。石田の戦績は30戦28勝(15KO)2敗。
2017年に世界王座挑戦の経験がある石田は「行くところで行けなかった。自分の弱さ」と反省。今後について「このままでは終われない。世界を取るためにやっている」と再起を誓った。《共同通信》
【ソマリア】爆発で90人死亡
ソマリアの首都モガディシオの検問所で28日、トラックに積まれた爆弾が爆発し、ロイター通信によると、現地の国際機関は少なくとも90人が死亡したと明らかにした。人や車が混み合う朝の時間帯が狙われたとの見方もあり、当局者によると、多くの大学生らが犠牲になった上、トルコ人2人も死亡した。
国際テロ組織アルカイダ系の過激派アルシャバーブによる犯行の可能性があるが、声明などは確認されていない。
目撃談などによると、現場からは黒煙が立ち上り、車両の破片や多数の遺体が地面に転がっていたという。《共同通信》
【富山県入善町】イノシシに襲われ3人負傷
28日午後0時15分ごろ、富山県入善町神林、派遣職員の男性(71)が自宅敷地内でイノシシに襲われた。イノシシはその後路上を突進、驚いた通行中の会社員の男性(31)が転倒し、さらに自営業の男性(59)にかみついた。3人は病院に運ばれ、自宅で襲われた男性が右太ももをかまれ重傷、残る2人も右腕に軽いけがを負った。
入善署によると、派遣職員の男性が車のタイヤ交換をしていたところ、突然イノシシが現れた。約40分後、地元猟友会が現場から北西に約2~3キロの場所で、イノシシ1頭を駆除した。
大きさなどから、同署はこの個体が3人を襲ったとみて詳しい状況を調べている。《共同通信》
【三陸鉄道】台風被害の23キロ運転再開
岩手県の第三セクター三陸鉄道は28日、台風19号で被災し不通が続いていたリアス線の田野畑―田老(22.9キロ)で運転を再開した。全163キロの約5割で利用可能となった。来年3月20日の全線再開に向けて復旧作業を急ぐ。
田野畑駅では住民らが大漁旗などを振って列車を出迎え、約2カ月半ぶりの再開を祝った。
不通の津軽石―陸中山田は来年1月16日に再開予定。三鉄は順次、久慈―田野畑、陸中山田―釜石を再開する方針だ。
三鉄は東日本大震災でも被災。今年3月23日にJR山田線の宮古―釜石を引き継ぎリアス線として開通した。《共同通信》