令和247日目

2020/01/02

この日のできごと(何の日)

【一般参賀】

令和初の新年一般参賀が2日、皇居・宮殿で行われた。天皇、皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻らが計5回、宮殿のベランダに立ち、集まった6万8710人の参賀者の祝意に応えられた。上皇ご夫妻も午前中の3回に出席。退位後、初めて天皇陛下と並んで国民の前に姿を見せられた。

天皇陛下はあいさつで「新しい年を迎え、皆さんと共に祝うことをうれしく思います。昨年の台風や大雨などにより、ご苦労の多い生活をされている多くの方々の身を案じています」と被災者に思いを寄せ、「本年が災害のない、安らかでよい年となるよう願っております」と述べられた。

昨年、白内障の手術を受けた上皇后さまは、サングラスをかけて臨まれた。

娘と皇居を訪れた千葉市の主婦(69)は、昨年9月の台風15号で自宅のベランダなどが損壊し、最近ようやく修復したという。「いつも国民に寄り添っていただき、感謝している。陛下のお言葉の通り、今年は災害のない平穏な年になってほしい」と願った。《読売新聞》

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【悠仁親王殿下】新年の春飾りご制作

宮内庁は2日、秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまが制作された新年の春飾り(盆栽)の写真を公開した。同庁によると、悠仁さまは昨年12月に皇居を訪れ、同庁職員の指導を受けながら、秋篠宮妃紀子さまとともに白い化粧砂を敷いたり、コケを張ったりするなどの作業をされたという。

悠仁さまは就学前から、春飾りの作業を手伝われているといい、今回の作品は東京・元赤坂の赤坂東邸に飾られている。

宮内庁関係者によると、悠仁さまは昨年12月31日にも紀子さまとともに皇居を訪れ、職員らが正月用の料理を作る様子を見学するなど、宮中文化に触れる機会を持たれている。《産経新聞》

【第96回箱根駅伝】青学大が往路優勝

第96回東京箱根間往復大学駅伝第1日は2日、東京・大手町から神奈川県箱根町までの5区間、107.5キロに関東の20校とオープン参加の関東学生連合を加えた21チームが参加して行われ、青学大が5時間21分16秒の新記録で3年ぶり4度目の往路優勝を果たした。

国学院大が1分33秒差の2位。東京国際大が3位と健闘し、総合連覇を狙う東海大はトップと3分22秒差の4位につけた。往路3連覇を狙った東洋大は11位に沈んだ。

青学大は2区の1年生、岸本大紀が6人を抜いてトップに。3区で後退したが、4区の吉田祐也が区間新の走りで首位を奪還し、5区でも2位との差を広げた。《共同通信》

【セブン―イレブン東大阪南上小阪店】営業再開

人手不足から自主的に時短営業を始め、別の理由で本部からフランチャイズ契約を解除されたセブン―イレブン東大阪南上小阪店(大阪府東大阪市)の元オーナー、松本実敏さん(58)が2日、同じ店で独自に営業を再開した。本部から仕入れができないため賞味期限が近い商品を売り切った後は再び休業を検討する。

午前7時の開店後、近隣住民らが訪れた。本部の商品発注などのシステムが利用できなくなったため独自に用意したレジは現金のみに対応。弁当やおにぎりの棚は空きが目立った。セブン―イレブンの看板が引き続き設置され外観は契約解除前と変わらなかった。《共同通信》

【インドネシア】豪雨で30人死亡

インドネシア国家災害対策庁は2日、12月31日から1月1日にかけて降り続いた豪雨で首都ジャカルタとその近郊で洪水や土砂崩れが起き、計30人が死亡したと明らかにした。避難者は約6万2500人に上った。

各地の住宅地では大勢の住民が浸水した自宅内に閉じ込められ、捜索救助庁の隊員らがゴムボートで救出した。一部地域で停電が復旧せず、混乱が続いている。

同国は雨期に入っており、地元メディアによると、気象当局は1月5~10日にもジャワ島西部やスマトラ島で激しい雨が降る可能性があるとして警戒を呼び掛けた。《共同通信》

【台湾】空軍ヘリが墜落

台湾空軍の多用途ヘリUH60Mが2日、北東部・新北市烏来区の山中に墜落した。国防部(国防省に相当)によると、同機には沈一鳴参謀総長ら軍幹部10人を含む13人が搭乗しており、沈氏ら8人が死亡した。5人は生存が確認されたが、けがの程度は不明。

国防部によると、同機は旧正月前の部隊慰問のため同日午前7時54分、台北市の松山空軍基地を離陸し、北東部・宜蘭県に向かっていたが、同8時7分にレーダーから機影が消えた。視界は良好だったといい、事故の原因は分かってない。

墜落を受け、蔡英文総統は南部での視察や11日投票の総統選に向けた選挙運動を中止。救難状況の報告を受けるため、国防部が対策センターを置いた宜蘭県に向かった。

米国は2010年1月にUH60M60機の売却を決定。台湾では空軍と陸軍のほか、内政部(内務省)が救難ヘリとして運用している。《産経新聞》

【ICPO】カルロス・ゴーン被告拘束を要請

レバノン当局は2日、日本の要請を受けた国際刑事警察機構(ICPO)から、日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告の身柄拘束を求める「国際逮捕手配書」を受け取った。同国のセルハン法相はAP通信に対し、日本との間に犯罪人引き渡し条約はなく、被告を引き渡すことはないとの見解を示した。法相は、司法当局が被告の事情聴取を行うことには含みを持たせた。

一方、トルコの警察当局は同日、ゴーン被告がトルコの空港を経由して逃亡するのに関与したとして7人を拘束した。ロイター通信は、4人が操縦士で2人は空港の地上職員、1人は貨物担当者だと伝えている。

トルコのメディアによると、ゴーン被告が乗った自家用ジェット機は12月30日午前5時半に同国内の空港に到着。被告は別の航空機に乗り換えてレバノン入りしたもようだ。国境警察にゴーン被告の入出国の記録はないという。《産経新聞》

会社法違反(特別背任)などの罪で起訴され、保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)について、東京地裁が昨年5月に弁護側の請求を受け、フランスから発行された旅券の携帯を許可していたことが2日、関係者への取材で分かった。東京地検は海外逃亡の恐れが高いとして反対していた。地検はレバノン入国の際、地裁が携帯を許可した旅券が使われた可能性もあるとみて調べている。

地裁は昨年4月、海外渡航を禁止し、所持する全ての旅券を弁護士に預けることなどを条件としてゴーン被告の保釈を許可。弁護団はゴーン被告が国籍を持つレバノン、フランス、ブラジルの3カ国が発行する旅券を預かっていたという。

関係者によると、弁護側は昨年5月、「旅券不携帯で入管難民法違反になる」として条件変更を地裁に請求。地検は海外逃亡の恐れが高いとして反対意見を出したが、地裁は2冊あるフランスの旅券のうち1冊を鍵付きケースに入れて携帯し、鍵は弁護団が預かるとの条件で請求を認めた。

弁護団の弘中惇一郎弁護士は逃亡発覚直後、全ての旅券は預かったままだと明らかにしたが、2日、「地裁と協議して鍵付き旅券を所持していた経緯を失念していた」と釈明した。

日本出国の際は不正な手段が使われた疑いが強く、この旅券が使われた可能性は低いとみられるが、レバノン政府当局者は、フランスの旅券で合法的に入国したとしており、この旅券が使われた可能性がある。

裁判所関係者は「保釈中の外国人に条件付きで旅券の携帯を認めることは通常の措置。今回は日本の法を破って出国したという極めて特異な事例だった」と説明。ある検察幹部は「旅券携帯義務は司法判断で免責されるもの。裁判所の判断が甘かった」と話した。《産経新聞》

【ダンスインザダーク】老衰で死ぬ

日本中央競馬会は4日、1996年の菊花賞を制したダンスインザダークが2日に北海道安平町の牧場で死んだと発表した。27歳だった。牧場によると、老衰により起立不能となった。

同馬は父にサンデーサイレンスを持ち、同年の日本ダービーは2着。菊花賞の後に脚の故障が判明し、通算8戦5勝で引退した。種牡馬としても豪GIメルボルンCなどに勝ったデルタブルースを出すなど活躍。2004年には産駒が0歳馬の当時世界最高とされる4億9000万円で取引されたことも話題となった。《読売新聞》



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