プロ野球ドラフト会議、西武が松坂大輔投手の交渉権獲得(平成10年11月20日) 松浪健四郎衆院議員がヤジに立腹、水をまく(平成12年11月20日) 加藤の乱、失敗(平成12年11月20日) 辻元清美被告、詐欺認める(平成15年11月20日) 香港、大学占拠1200人超逮捕(令和元年11月20日)
平成、令和の「その日のできごと」を元年から順に記しています。
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1989 平成元年11月20日(月)
平成317日目
【チェコスロバキア】デモ拡大
民主化要求の大衆行動が急速に拡大しているチェコスロバキアの首都プラハで20日夕、この20年間で最大規模の20万人がヤケシュ共産党書記長の退陣や自由選挙の早期実施を要求して中心部をデモ行進した。国営テレビ放送もこのデモの模様を伝えた。首都での反政府抗議行動は17日以来4日連続で、デモは地方都市にも波及しつつある。《共同通信》
【社会党・土井たか子委員長】連合政権下で日韓条約を容認
社会党の土井委員長は20日収録されたNHKインタビューで、野党連合政権下では日米安保条約と同様、日韓基本条約の存続容認の意向を表明した。日韓条約存続については山口書記長が意向表明しているが、土井氏の言及は初めて。
インタビューの中で土井氏は(1)二国間の信頼を問題にしていかなければならないわけだから、条約をお互い(の国)が順守することが義務になる(2)憲法(の条約順守義務)から考えて基軸を外すことはできないーと述べ、護憲の立場から存続を容認した。さらに土井氏は「(締結の時に)反対したから、後で拒否し続けて問題にしないということでは政治は動かない」と述べた。《共同通信》
1990 平成2年11月20日(火)
平成682日目
【ハンガリー・アンタル首相】条約軍解体「既に合意」
全欧安保協力会議(CSCE)首脳会議は20日、パリのクレーベル国際会議場で2日目の全体会議を続け、アンタル・ハンガリー、マゾビエツキ・ポーランド、コール・ドイツ各首相らが相次ぎ演説した。
演説の中でアンタル首相は、ワルシャワ条約加盟国の間で軍事機構解体の合意が成立していることを明らかにした。同問題で加盟国の合意が存在していることが公式の場で確認されたのは初めて。
ゴルバチョフ・ソ連大統領も、19日の演説で「今年末までにワルシャワ条約機構の性格を変える問題について重要な決定をするだろう」と指摘しており、東西冷戦体制を支えていた軍事同盟の一方の解体が具体化し、CSCEが目指す新欧州の平和秩序の構築に向け大きな一歩となった。《共同通信》
【海部俊樹首相】年内の内閣改造は断念
海部首相は20日昼、内閣改造の時期についての質問に答え「年内は日程的に予算編成やいろいろあるので(昨日の政府与党首脳会議でも)よろしくお願いしますと言った」と述べ、年内の改造は断念せざるを得ないとの認識を明確にした。
しかし首相は1月の外遊後の改造の可能性については「何とも言えない。まだ決めていないから」と強調した。首相官邸で記者団に語った。《共同通信》
1991 平成3年11月20日(水)
平成1047日目
【プロ野球・大洋】ラリー・シーツ外野手の獲得を発表
大洋は20日、新外国人選手として、ラリー・シーツ外野手(31)の獲得を発表した。渡米中の牛込渉外担当がロサンゼルスで本人と会い、契約が成立した。契約は1年で、年俸は推定80万ドル(約1億400万円)。背番号は26。
大洋の来季の外国人選手は、シーツとレイノルズの2人、来日以来、4年連続打率3割をマークしたパチョレックは、日本の他球団とのトレード交渉を進める。《共同通信》
【社会党委員長選挙】田辺誠委員長が無投票で再選
社会党委員長選挙は20日夕、立候補受け付けを締め切り、現職の田辺委員長が無投票で再選された。12月19日からの党大会で正式承認を受け、今後2年間「政権党」に向けた党改革を本格化させる。
田辺氏は会見で宮沢内閣への対応について「堂々たる競合関係で臨む。(首相が)間違った道を進めば、力による競合も必要だ」と述べ、野党第一党としての責任を認識しながら政策で対応していく姿勢を強調した。《共同通信》
1992 平成4年11月20日(金)
平成1413日目
【WBAジュニアライト級タイトル戦】渡辺雄二選手、王座獲得ならず
世界ボクシング協会(WBA)ジュニアライト級チャンピオンのヘナロ・エルナンデス(米国)に同級1位の渡辺雄二(斎田)が挑戦したタイトルマッチ12回戦は20日、8000人の観衆を集めた東京体育館で行われ、渡辺は6回TKOで敗れた。エルナンデスは3度目の防衛に成功。
プロ11戦目で初黒星を喫した渡辺は、日本人史上初のデビュー戦以来すべてKO勝ちによる世界奪取に失敗。エルナンデスは3度目の防衛に成功し、戦績を27戦全勝(13KO)とした。《共同通信》
【佐川急便事件】証人喚問問題が決着
佐川急便事件の証人喚問問題は20日正午すぎの自民、社会、公明、民社4党の幹事長・書記長会談で最終的に竹下元首相、金丸前自民党副総裁とともに元東京佐川急便社長・W被告の証人喚問をすることで決着し、9日から続いていた国会審議空転は正常化した。
これを受けて、同日夕開かれた衆院予算委員会は(1)26日午前に竹下氏の国会での喚問(2)同日午後に拘置中のW被告に対する出張尋問(3)27日に金丸氏の国会喚問を議決した。ただ金丸氏については病状次第では臨床尋問のために議決をし直すことになった。《共同通信》
1993 平成5年11月20日(土)
平成1778日目
【プロ野球ドラフト会議】
新ドラフトは波乱なく終了–。20日、東京都内のホテルで開かれたドラフト会議は、指名64選手の交渉権が無抽選で確定した。改革されたドラフトは、大学、社会人選手の希望を確認する新制度を採用。“単独逆指名”が大半を占めたため、同時指名の1、2位(指名枠採用選手)は、12球団の24選手が全く重複せず、ここまでの指名が開会から約20分で終わった。また、3位以下(任意枠採用選手)は「ウェーバー方式」により指名順に交渉権が確定したため、例年のドラフトではつきものの「くじ引き」は一度もなかった。
有力選手の交渉権は、1位では山部太投手(NTT四国)がヤクルト、石井貴投手(三菱重工横浜)が西武、河原隆一投手(関東学院大)が横浜、渡辺秀一投手(神奈川大)がダイエーに決定。小久保裕紀内野手(青学大)はダイエーの2位で確定した。従来通り意思確認のされない高校生は、中日の平田洋(愛知・豊田大谷高)ら3投手がすんなり1位指名された。《共同通信》
【細川護熙首相】コメ問題「来月にも決断」
細川首相はアジア太平洋経済協力会議(APEC)の非公式首脳会議終了後の20日夕、シアトル市内のホテルで記者会見し、コメの市場開放問題に関し「今までどおりの基本方針の下に、ぎりぎりの段階までわが国の立場を訴えたい」と強調。その一方で「新多角的貿易交渉(ウルグアイ・ラウンド)の成功に努力しないといけない。互いの抱える問題とともにコメも解決しないといけない」と述べ、12月15日の最終合意期限までに政治決断をする可能性を示した。《共同通信》
1994 平成6年11月20日(日)
平成2143日目
【大相撲九州場所千秋楽】大関貴乃花関、2場所連続の全勝優勝
大相撲九州場所千秋楽(20日・福岡国際センター)既に2場所連続7度目の優勝を決めていた大関貴乃花が結びの一番で横綱曙を倒し、秋場所に続く全勝を達成、決定的としている場所後の横綱昇進に花を添えた。2場所連続の全勝優勝は63年名古屋、秋場所の千代の富士以来。
貴乃花は寄りの速攻で先手を取り、曙に逆襲を許したものの、最後は右の上手投げで仕留めた。秋場所初日からの連勝を30に伸ばし、年間6場所制では4人目となる年間80勝に到達した。曙は10勝5敗。
三賞は、4度目の入幕で10勝を挙げた浪乃花が敢闘賞を初めて受賞。殊勲、技能賞は該当者がいなかった。《共同通信》
【村山富市首相】新党結成動向に不快感
村山首相は20日夜、首相公邸で、野坂建設相、渡辺社会党総務局長と約2時間にわたり、社会党の政策集団「新民主連合」(山花貞夫会長)の動向など党内情勢について意見交換した。
この中で首相は新民連メンバーの先行離党を示唆した山花氏や「民主主義・リベラル新党」結成を急ぐ久保書記長の言動に対し「首相として政策課題に取り組み、他の与党も支えてくれているのの、社会党内で(政権の)足を引っ張るような動きが出ているのは不愉快だ」と強い不快感を表明。新党問題は新民連主導ではなく、党の機関で検討すべきだとの考えを示した。《共同通信》
1995 平成7年11月20日(月)
平成2508日目
【新進党・小沢一郎幹事長】参院補選敗北「執行部責任論には直結しない」
新進党の小沢一郎幹事長は20日夕、静岡市内で記者会見し、参院佐賀補選の敗北が池田大作創価学会名誉会長の国会招致問題に与える影響について「選挙がそれほど論理的因果関係があるものではない」と述べ、あくまで反対を貫く姿勢を表明した。
また党首公選との関連にも「今度のことが政治的影響を及ぼすことはない。党首はどうの、何がどうのというと、自民党も社会党もとうの昔に辞めていなければならない」と述べ、執行部責任論には直結しないとの見解を示した。《共同通信》
【沖縄の施設区域に関する特別行動委員会】初会合
日米両政府の「沖縄の施設区域に関する特別行動委員会」の初会合が20日、外務省で開かれ、1年以内に米軍基地の実効ある整理・統合・縮小案をまとめ、閣僚レベルに報告することで合意、(1)整理・統合・縮小を進めるに当たっては日米安保条約体制の目的と調和を図る(2)米軍基地の施設・区域に関連して生じる訓練、騒音、安全について具体的に改善を検討するーことを確認した。
村山富市首相は、19日のゴア米副大統領との会談で沖縄米軍用地の強制使用の署名を自ら代行する意向を伝えており、この日の「特別行動委」が縮小を含めた基地対策の検討に入ったことを受け、21日に与党党首と幹事長、書記長を交えて協議したうえで大田昌秀知事との会談(24日)前にも法的手続きに踏み切る見通しだ。《共同通信》
1996 平成8年11月20日(水)
平成2874日目
【 Jリーグチャンピオンファイナル】名古屋、延長制しV
サッカーのサントリーカップ・Jリーグ・チャンピオンファイナル決勝は20日、東京・国立競技場で行われ、名古屋グランパスが鹿島アントラーズを延長の末に1−0で下して優勝、賞金5千万円を獲得した。
試合はともに決定力を欠いて0−0のまま延長戦に突入。名古屋は延長後半5分、相手GKとDFが連携を欠いたところを突いて、ストイコビッチがゴールを決めた。名古屋は来年3月2日に開催されるサンワ・バンク・カップ(国立競技場)の出場権を得て、米国メジャーリーグサッカー(MLS)の初代王者、ワシントンDCユナイテッドと対戦する。《共同通信》
【猿岩石】ヒッチハイクでの飛行機使用が判明
人気バラエティー番組「進め!電波少年」(日本テレビ制作)でユーラシア大陸をヒッチハイクで横断したとして話題をよんだお笑いタレントコンビ「猿岩石」が旅の一部で飛行機を利用していたことが20日、分かった。
日本テレビ広報局によると、猿岩石の2人は旅の費用として10万円を持たされ、ヒッチハイクしたという香港からロンドンまでの間で、実際はタイ〜ミャンマー間、ミャンマー〜インド間などで数回飛行機を使用していた。
全国放送された番組の中で、あたかもすべての行程をヒッチハイクしたような印象で放送されたことについて、日本テレビ広報局は「ドキュメンタリー番組ではなく娯楽・バラエティー番組なので演出の範囲」とし、「国境問題で難しい地域は、そもそも陸路では通過不可能な場所」と飛行機を利用した理由を説明している。《共同通信》
1997 平成9年11月20日(木)
平成3239日目
【自民党】不良債権処理に公的資金
自民党は20日、北海道拓殖銀行の経営破たんなどで揺らいでいる金融システムへの信頼を回復するため、金融機関が抱える不良債権処理に公的資金を投入する方針を固めた。税金などの財政資金の活用も視野に入れ、12月中旬に具体案を策定、党としての景気対策第3弾に盛り込む方針だ。《共同通信》
【橋本龍太郎首相】フォーリー駐日米大使と会談
橋本龍太郎首相は20日午前、首相官邸でフォーリー駐日米大使と会談し、日米関係強化のため、協力していくことで一致。首相は大使の着任を「長い間の日本の友人として、大使を迎え喜んでいる。力を合わせて日米関係をもっと良いものにするため努力したい」と歓迎の意向を表明した。《共同通信》
1998 平成10年11月20日(金)
平成3604日目
【プロ野球ドラフト会議】
プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)は20日、東京都内のホテルで行われ、横浜、西武、日本ハムの3球団が1位指名した横浜高の松坂大輔投手は抽選の結果、西武が交渉権を獲得した。しかし松坂は会見で「外れたなという感じです。甘くはなかった」と話し、「気持ちは今までと変わっていない。オリンピックもあるし3年間は長く感じないでしょう」と事実上の社会人入りを表明、西武入りを拒否する姿勢を示した。
2球団が1位で争った新垣渚投手(沖縄水産高)はオリックスが交渉権を得たが、入団拒否を表明し、九州共立大への進学を宣言した。
松坂を抽選で外した横浜は、古木克明内野手(愛知・豊田大谷高)、日本ハムは実松一成捕手(佐賀学園高)を、新垣を外したダイエーは吉本亮内野手(熊本・九州学院高)をそれぞれ1位指名した。
高校生を単独で1位指名したのは3球団。ヤクルトは石堂克利投手(愛知・愛工大名電高)、広島は東出輝裕内野手(福井・敦賀気比高)、阪神は藤川球児投手(高知商業高)との交渉権を得た。《共同通信》
【小渕恵三首相】米・クリントン大統領と会談
小渕恵三首相は20日午後、東京・元赤坂の迎賓館で、米国のクリントン大統領と約1時間半会談した。大統領は会談とその後の記者会見で、日本の金融システム安定化策と24兆円規模の緊急経済対策を評価しながらも、実効が上がらない場合はさらなる景気刺激策が必要との考えを表明。一層の規制緩和と市場開放にも強い期待を示した。《共同通信》
1999 平成11年11月20日(土)
平成3969日目
【大相撲九州場所】14日目
大相撲九州場所14日目(20日・福岡国際センター)両横綱が3敗を守り、千秋楽の直接対決で賜杯を懸けることになった。武蔵丸が勝てば2場所連続7度目、貴乃花が勝てば7場所ぶり21度目の優勝となる。
武蔵丸は大関千代大海を落ち着いて寄り切り、貴乃花は大関出島との3敗同士の対戦を上手投げでものにした。かど番大関の貴ノ浪は平幕の闘牙に押し倒されて2場所連続の負け越しとなり、関脇への転落が決まった。《共同通信》
【自民党・森喜朗幹事長】解散・総選挙は4月以降にすべき
自民党の森喜朗幹事長は20日、金沢市での党石川県連でのパーティであいさつし、199年度第二次補正予算案から来年度予算まで通した「15カ月予算」で景気浮揚を図るため、来年度予算の成立までは「政治的混乱を避けなければならない」と述べ、衆院解散・総選挙は予算成立後の来年4月以降にすべきだとの考えを表明した。さらに「私も(小渕恵三)首相もそういう考えだ」と強調した。《共同通信》
2000 平成12年11月20日(月)
平成4335日目
【加藤の乱】
「残念なことに現在のところ数の見通しは極めて微妙。突っ込んでいって必ずしも勝利が確定できる状態ではない」20日夜9時半すぎから、港区内のホテルで開かれた加藤派、山崎派の会合。約40人の議員を前に加藤紘一元自民党幹事長は「ここは名誉ある撤退をし、力を蓄えようと山崎(拓)さんと相談した」と本会議欠席を決めた経緯を力なく説明した。
加藤氏は「私と山崎さんと2人だけで(不信任案に)賛成してきます」と続けたが、会場から「話しが違う」「そりゃ駄目です」と声が上がり、石原伸晃氏や谷垣禎一氏ら十数人が壇上に上がって加藤氏を取り囲み、腕を掴んだ。中には「オレも行く」と涙ぐむ議員も。加藤氏は口を真一文字に結び目を潤ませた。《共同通信》
◇
野党4党提出の森内閣不信任決議案は21日未明の衆院本会議で、自民、公明、保守3与党の反対多数で否決される見通しだ。内閣不信任案に賛成を表明していた自民党加藤派会長の加藤紘一元幹事長、山崎派会長の山崎拓元政調会長は20日夜の本会議開会直前に、本会議欠席に転換したためだ。加藤、山崎両氏は主流派の激しい多数派工作の結果、それまで見込んでいた賛成票を切り崩され、加藤派も分裂状態に陥ったことから、内閣不信任案に賛成しても可決できないと判断した。《共同通信》
【保守党・松浪健四郎衆院議員】ヤジに立腹、水をまく
森内閣不信任決議案の採決のため開かれた20日夜の衆院本会議は、内閣不信任案の反対討論に立った保守党の松浪健四郎衆院議員が午後10時20分ごろ、壇上から野党席に向かってコップの水をまいたことから、野党議員が演壇に詰め寄って激しく抗議し、大混乱となった。このため、議事進行が不可能になり、共産、社民両党の賛成討論を前に約30分間にわたり審議が中断した後、綿貫衆院議長が休憩を宣告した。
衆院本会議は約15分後に再開され、綿貫議長が「松浪氏の行動は議院の秩序を乱し、品位を傷つけた」として、職権で衆院懲罰委員会にかける意向を伝え、松浪氏に退場を命じた。しかし、野党側は納得せず、演壇付近で抗議を続けた。《読売新聞》
2001 平成13年11月20日(火)
平成4700日目
【マリナーズ・イチロー外野手】ア・リーグMVP獲得
米大リーグ、ア・リーグの最優秀選手(MVP)に20日、マリナーズのイチロー外野手(28)が日本人選手として初めて選ばれた。打率3割5分で首位打者に輝いたイチローは先に新人王も受賞しており、1975年のフレッド・リン外野手(レッドソックス)以来、史上2人目となるMVP、新人王ダブル受賞を果たした。《共同通信》
【自民党】小泉首相の政策一元化指示に反発
小泉純一郎首相の経済運営などをめぐり、20日の自民党総務会で、党側の意向を反映すべきだとの意見が相次いだ。首相が19日、与党による政策調整の簡略化を視野に、意思決定の一元化を図るよう指示したことへの強い警戒感が背景にあるものとみられる。
自民党の青木幹雄参院幹事長も20日午後の記者会見で「(日本は)議会制民主主義だ。党を一切差し置いて政策が決まることはあり得ない。現段階で正式に決めたわけではない」と首相の指示が党内でコンセンサスを得られたものではないことを強調した。
堀内光雄総務会長はこうした党内の意見を踏まえ、政府の経済財政諮問会議が来年度予算案の基本方針を策定する前の28日にも、臨時総務会を開催、来年度予算の在り方について議論することを決めた。《共同通信》
2002 平成14年11月20日(水)
平成5065日目
【プロ野球ドラフト会議】
プロ野球のドラフト(新人選択会議)が20日、都内のホテルで行われ、自由獲得枠選手12人を除く、計78人が指名された。唯一2球団の指名が競合した高井雄平投手(宮城・東北高)の交渉権はヤクルトが獲得した。
鈴木誠投手(元ロイヤルズ)は、メジャーから日本球界にドラフトを経て戻る、初めてのケースとなった。《読売新聞》
【サッカー・キリンチャレンジカップ】アルゼンチン2-0日本
サッカーの国際親善試合キリン・チャレンジカップ、日本ーアルゼンチンは20日、埼玉スタジアムで行われ、日本は0−2で完敗した。ジーコ新体制になってから日本は1分け1敗でことしの日程を終えた。
ジーコ監督不在のため山本コーチが指揮を執った日本は後半の立ち上がり、強豪アルゼンチンに守備を崩され、ソリン、クレスポに連続ゴールを許した。中田英(パルマ)ら欧州組の中盤3人を欠く日本は、高原(磐田)らの突破で再三、好機をつくったが、無得点に終わった。《共同通信》
2003 平成15年11月20日(木)
平成5430日目
【辻元清美被告】詐欺認める
秘書給与詐取事件で国から約1870万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた社民党の元衆院議員辻元清美被告(43)と土井たか子前党首の元政策秘書A子被告(66)の初公判が20日、東京地裁(中谷雄二郎裁判長)であり、両被告は起訴事実を認めた。
辻元被告は「間違いありません」とし「国会議員として精いっぱい仕事をしてきたつもりだったが、国民の信頼と負託を裏切ってしまい申し訳ない。この場でおわびを申し上げたい」と述べた。五島被告も「制度の趣旨に反する行為で政治不信を増大させた」と謝罪した。《共同通信》
【小泉純一郎首相】自衛隊イラク派遣「年内こだわらず」
小泉純一郎首相は20日夜、都内のホテルで自民党の堀内光雄総務会長と会談し、イラク復興支援での自衛隊派遣について「わたしも時期を年内にとは一度も言っていない」と述べ、年内派遣にはこだわらない考えを表明した。
首相は衆院選公示前のテレビ番組で、派遣時期について「早い方がいい。年内にできるなら年内にした方がいい」と年内派遣を目指す考えを表明していたが、イラクの治安情勢の悪化を受けて慎重姿勢を明確にしたものだ。首相のこうした発言は初めて。《共同通信》
2004 平成16年11月20日(土)
平成5796日目
【小泉純一郎首相】米・ブッシュ大統領と会談
小泉首相とブッシュ米大統領は20日午前、サンディアゴ市内のホテルで約30分間会談した。両首脳は、イラク復興について今後、国際協調を重視して取り組むことで一致した。
大統領は、最近の円高・ドル安傾向に関し、「強いドルを支持している。短期的、長期的な米の財政赤字への対応について今後、議会とも話し合う」と述べ、強いドル政策を堅持する考えを改めて表明した。首相は「強いドルは、米経済、日本経済、世界経済にとって重要だ」と歓迎した。
イラク情勢について、首相は、「イラクをはじめとする国際社会の諸問題については、国際協調を強化しながら、取り組むことが重要だ」と強調した。大統領は「その通りだ」と同意した。《読売新聞》
2005 平成17年11月20日(日)
平成6161日目
【プロ野球・ロッテ】優勝パレード
プロ野球・千葉ロッテマリーンズの31年ぶりの日本一を祝うパレードが20日、千葉市で行われた。本拠地を千葉市に移して初の快挙に、沿道は24万人(主催者発表)のファンであふれた。
ボビー・バレンタイン監督と選手ら約70人はオープンカーなどに分乗し、千葉市中央区の中心街を出発。県庁までの0.8キロと、さらに同市美浜区の住宅地から千葉マリンスタジアムまでの1.7キロを紙吹雪が舞う中、凱旋した。《読売新聞》
【民主党・前原誠司代表】竹島問題「盧大統領どうかしている」
民主党の前原代表は20日のテレビ朝日番組で、韓国の盧武鉉大統領が18日の日韓首脳会談で竹島や日本の歴史問題の解決を求めたことについて、「竹島は、向こう(韓国)が実効支配している。その問題を解決しろというのは、大統領がどうかしている。教科書問題でもわが国の検定制度の理解が浅いのではないか」と批判した。《読売新聞》
【ロシア・プーチン大統領】来日
ロシアのプーチン大統領は20日、専用機で羽田空港に到着した。同大統領の来日は2000年9月以来、約5年ぶりで、21日に小泉首相と首相官邸で会談し、22日に天皇陛下と会見した後、帰国する。首脳会談では、北方領土問題のほか、エネルギー問題や観光交流促進などの経済協力、北朝鮮の核問題、国際テロ・犯罪対策などが話し合われる見通しだ。《読売新聞》
2006 平成18年11月20日(月)
平成6526日目
【安倍晋三首相】北朝鮮核問題「日米韓の調整できた」
安倍晋三首相は20日昼、ハノイ市内のホテルで内外記者会見を行い、北朝鮮の核問題について「北朝鮮は国際社会の声に真摯に耳を傾け、誠実に対応する必要がある」と述べ、核放棄を求める強い姿勢をあたらめて示した。
近く再開される六カ国協議については「会談自体が目的ではなく、朝鮮半島の非核化に向けた具体的成果を挙げる必要がある」とした上で「日米韓三カ国の間では相当程度、考え方を調整できた」と述べ、ハノイでの日米韓三カ国首脳会談の成果を強調した。《共同通信》
2007 平成19年11月20日(火)
平成6891日目
【プロ野球MVP】巨人・小笠原道大内野手、日本ハム・ダルビッシュ有投手
プロ野球の今年のMVP(最優秀選手)、新人王(最優秀新人)、ベストナイン(パ・リーグの指名打者を含む)を選ぶプロ野球担当記者(経験5年以上)投票の結果が20日発表され、MVPはセ・リーグが勝負強い打撃で打線を引っ張った小笠原道大(巨人)、パ・リーグは最多の12完投で沢村賞も受賞したダルビッシュ有(日本ハム)と、ともにリーグ優勝に貢献した両選手が選ばれた。
小笠原は日本ハム時代の昨年に続く受賞で、両リーグにまたがっての2年連続受賞は初めて。
新人王は、セが8勝を挙げた上園(阪神)、パはチーム最多の11勝を挙げた高卒ルーキーの田中(楽天)が獲得した。《読売新聞》
【日中韓首脳会談】北の非核化で連携確認
福田首相は20日午前、中国の温家宝首相、韓国の盧武鉉大統領と日中韓首脳会談を行なった。
会談では、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議について、寧辺での核施設無能化の進行を評価し、北朝鮮に核計画の申告も含めて、履行を求めていくことで一致した。
福田首相は「北東アジアでは冷戦の残滓があるが、米朝、日朝関係の懸案を解決し、正常化へ向かうチャンスだ」と述べた。
3首脳は、3か国が環境、経済分野などで協力するための行動計画を策定することや、アフリカ支援について、政策協議を進めていくことでも合意した。《読売新聞》
2008 平成20年11月20日(木)
平成7257日目
【舛添要一厚労相】麻生首相に苦言
舛添要一厚生労働相は20日、麻生太郎首相が「(医師には)社会的常識がかなり欠落している人が多い」と発言したことについて「現場で勤務医も悲鳴を挙げながら頑張っており、そういう方々に誤解を与えるようなことがあったら残念。医師不足、医療崩壊(などの対策)に全力を挙げているので、政府の姿勢を示すためにも誤解を招く発言は気をつけられた方がいいと思う」と苦言を呈した。
その上で「首相も謝罪したということなので、反省の上にたって問題の解決に務めたい」と強調した。《共同通信》
【麻生太郎首相】「医師社会常識欠落」発言を撤回
麻生首相は20日、首相官邸で日本医師会(日医)の唐沢祥人会長と会談し、医師の社会的常識が欠けているなどとした自らの発言を撤回、陳謝した。
同席した竹嶋康弘副会長によると、首相は「言葉の使い方が不適切だった」と謝罪したという。会談は日医側が申し入れ、「軽率な発言は、耐え難い環境で医療現場を懸命に守る医師の真摯な努力を踏みにじるもの」などとした抗議文を首相に手渡した。《読売新聞》
2009 平成21年11月20日(金)
平成7622日目
【政府】3年5カ月ぶりの「デフレ宣言」
菅直人経済財政担当相は20日、日本経済は「穏やかなデフレ状況にある」とした11月の月例経済報告を関係閣僚会議に提出、政府としてデフレを宣言した。持続的な物価下落が企業収益を悪化させ、賃下げや失業増を招くことへの危機感が背景にある。月例報告で政府がデフレを認定するのは2006年6月以来3年5カ月ぶりとなる。《共同通信》
【鳩山由紀夫首相】普天間移設問題「最終的に私が判断」
沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、政府内で日米合意に基づくキャンプ・シュワブ沿岸部移設の受け入れは避けられないとの見方が広がっている。焦点は現行計画を前提にした沖縄の基地負担軽減策と鳩山由紀夫首相の最終決断の時期に移りつつある。
首相は20日、岡田克也外相が年内決着に言及していることに関し「岡田氏がそういう気持ちを持っていることを理解した中で、最終的に私が判断するタイミングが来る」と指摘。日米作業グループの議論との関係について「まったく別の話しが出てくるということではないと理解願いたい」と述べ、基本的に尊重する姿勢を示した。《共同通信》
2010 平成22年11月20日(土)
平成7987日目
【J1】名古屋、Jリーグ発足18年目で初優勝
J1◇第31節◇20日◇平塚競技場ほか9試合
サッカーのJ1で20日、名古屋が1991年のクラブ創設以来初のJ1優勝を果たした。名古屋は同日に神奈川・平塚競技場で行われた第31節の湘南戦に1―0で勝ち、2位の鹿島が引き分けたため優勝が決まった。鹿島は史上初の4連覇を逃した。
名古屋は93年のJリーグ発足時の10クラブの一つ。リーグ18年目で悲願の初制覇となった。年間タイトル獲得は名古屋で7チーム目。プロ野球では中日もセ・リーグを制覇しており、ことしは名古屋勢躍進のシーズンとなった。《スポニチ》
【菅直人首相】法相進退は問責提出前に判断
菅直人首相は20日、国会軽視発言をした柳田稔法相の進退について、自民党が問責決議案を提出する前に判断する方針を固めた。関係者によると、柳田氏は一時辞意を漏らしたが、民主党幹部の説得で現時点では続投する意向を示している。首相は今国会閉会後に柳田氏を交代させる選択肢も排除せず慎重に検討を進めている。《共同通信》
2011 平成23年11月20日(日)
平成8352日目
【プロ野球・日本シリーズ】ソフトバンク、8年ぶり5回目の日本一
プロ野球のコナミ日本シリーズ2011は20日、ヤフードームで第7戦を行い、地元のソフトバンク(パ・リーグ)が3―0で中日(セ・リーグ)を破り、対戦成績を4勝3敗として8年ぶりのシリーズ制覇を果たした。2005年にソフトバンクとなってからは初めてで、南海、ダイエー時代を含めると通算5度目の日本一となった。
最高殊勲選手(MVP)にはソフトバンクの小久保が選ばれた。ソフトバンクは中日とはダイエー時代の1999年以来2度目の顔合わせで前回に続いて日本シリーズを制した。中日の落合監督は、リーグ2連覇しながら2年続けて日本シリーズで敗れた。《共同通信》
【行政刷新会議】「政策仕分け」スタート
政府の行政刷新会議が主要政策の問題点を洗い出し改革の方向性を示す「提言型政策仕分け」が20日、東京・池袋のサンシャインシティ文化会館で始まった。原子力・エネルギー分野では高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)を運営する独立行政法人への交付金の在り方も議論する。
野田政権での仕分けは初めて。中長期的な制度改革に向けて新たな方向性を提示できるかが焦点となる。その場で事業の存廃などを判定した事業仕分けとは異なる初の試みだけに、運営方法も注目されそうだ。《共同通信》
【野田佳彦首相】インドネシアから帰国
野田首相は20日朝、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に出席するため訪問していたインドネシア・バリ島から政府専用機で羽田空港に到着、帰国した。《読売新聞》
2012 平成24年11月20日(火)
平成8718日目
【黒田博樹投手】ヤンキース残留が決定
米大リーグ、ヤンキースは20日、フリーエージェント(FA)となった黒田博樹投手(37)と1年契約で再契約したと発表した。スポーツ専門局ESPN(電子版)などによると、1500万ドル(約12億3千万円)プラス出来高払い。
黒田は球団を通じて「再契約できて、とてもうれしい。自分を評価して、オファーをくれた他球団にも感謝している。決断は難しかったが、今年戦った仲間と世界一に挑戦したいと思った」と英語での談話を発表した。《共同通信》
【野田佳彦首相】米・オバマ大統領と会談
野田首相は20日、プノンペンのカンボジア首相府で行ったオバマ米大統領との首脳会談で、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加について「課題を乗り越えるため、日米間の協議を加速させよう」と提案し、自動車分野などでの日米間の事前協議を加速させる考えを表明した。《読売新聞》
2013 平成25年11月20日(水)
平成9083日目
【小笠原諸島】海底噴火で新しい「島」が誕生
20日午後4時20分ごろ、海上保安庁の航空機が東京都小笠原村の西之島付近の海域から黒色の噴煙が上がり、周囲に新しい島が出現しているのを確認した。同庁では今後も海底噴火が起きる可能性があるとして、周囲を航行する船舶に注意を呼び掛けるとともに、航空機などで監視を続けるとしている。《読売新聞》
【安倍晋三首相】ケネディ大使と昼食
安倍首相は20日昼、首相公邸で米国のキャロライン・ケネディ駐日大使の表敬訪問を受け、その後、首相主催で歓迎の昼食会を行った。
会談で首相は「大使の来日を期にさらに日米関係を発展させていきたい」と述べ、ケネディ氏は「オバマ大統領は日米同盟に強いコミットメント(関与)を持っている。共に仕事できることを光栄に思う」と応じた。着任したばかりの外国の大使を首相が昼食会でもてなすのは異例。《読売新聞》
2014 平成26年11月20日(木)
平成9448日目
【広島大規模土砂災害】避難指示・勧告をすべて解除
広島市北部で74人が犠牲となった土砂災害は20日、発生から3ヶ月を迎えた。市はこの日午後、安佐南区の16世帯42人に継続していた避難勧告を解除し、この災害で出された避難指示・勧告はすべて解除された。だが、土石流を防ぐ砂防ダムなどの建設は進んでおらず、二次災害への恐れから、地域に戻らない住民も多い。
同区では、2か所の避難所が残るが、勧告が解除されたこの日 夕、1人が出て行き、避難生活を続けるのは3世帯7人となった。市内では、全壊174戸、半壊187戸など計4749戸が損壊や浸水の被害を受けた。《読売新聞》
【安倍晋三首相】ヨルダン国王と会談
安倍晋三首相は20日夜、来日したヨルダンのアブドラ国王と官邸で会談し、日・ヨルダン両国の戦略的関係を発展させ、アジア太平洋や中東地域などの平和と安定に向けて協力を継続していくことを柱とする共同声明を発表した。
声明で両首脳は、中国やロシアなどを念頭に「国際社会に見られる力や威圧を背景とした一方的な現状変更の試みは受け入れられない」との認識で一致。イラクやシリアで台頭する過激派「イスラム国」については「国際秩序に対する重大な脅威」と断じ、国際社会で共同対処していく必要性を確認した。《産経新聞》
2015 平成27年11月20日(金)
平成9813日目
【悠仁親王殿下】音楽会で演奏と合唱を披露
秋篠宮家の長男、悠仁さま(9)は20日、お茶の水女子大付属小学校(東京・文京)の音楽会に参加された。3年生の悠仁さまは音楽劇で合唱やリコーダーなどを担当し、秋篠宮ご夫妻も保護者席から見守られた。
音楽劇は「星空のメッセージ」と題する約20分の演目で、約1カ月前から3年生全員で準備してきた。制服姿の悠仁さまは他の児童と一緒にステージ上で「ミッキーマウスマーチ」などを演奏したほか、合唱の際は口を大きく開けて元気に歌われていた。《日経新聞》
2016 平成28年11月20日(日)
平成10179日目
【秋篠宮紀子妃殿下、悠仁親王殿下】ワゴン車が追突事故
20日午前7時35分ごろ、相模原市緑区の中央自動車道下り線で、秋篠宮妃紀子さま(50)と、長男の悠仁さま(10)が乗られていたワゴン車が前を走る乗用車に追突した。2人にけがはなかった。
宮内庁や警視庁高速隊によると、ワゴン車には紀子さまと悠仁さまら6人が乗っていた。追突された乗用車を運転していた男性も含め、全員けがはなかったという。同隊が事故の詳しい原因を調べている。《日経新聞》
【APEC首脳会議】閉幕
21カ国・地域が参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)は20日午後(日本時間21日朝)に首脳宣言を採択して閉幕した。宣言では、英国の欧州連合(EU)離脱や米大統領選などを踏まえ「保護主義に対抗する」と宣言。自由貿易が格差を生むという懸念を払拭するため「社会のあらゆる階層に働きかける必要がある」とした。《日経新聞》
2017 平成29年11月20日(月)
平成10544日目
【米・トランプ政権】北朝鮮を「テロ支援国家」再指定へ
トランプ米大統領は20日、ホワイトハウスで記者団に対し、北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定することを決めたと発表した。
テロ支援国への再指定は今年6月、北朝鮮に拘束されていた米国人大学生、オットー・ワームビアさんが昏睡状態で解放され、米国に帰国後間もなく死亡したことなどを受けた措置。
トランプ氏は引き続き北朝鮮に最大限の圧力をかけていくことを強調。また、再指定を受けて財務省が21日、北朝鮮に対する大規模な追加制裁を発表することを明らかにした。《産経新聞》
【プロ野球MVP】丸佳浩外野手、デニス・サファテ投手
今季のプロ野球のタイトル獲得者らを表彰するNPBアワーズが20日、東京都内で開かれ、最優秀選手(MVP)にセ・リーグから広島の丸佳浩外野手、パ・リーグからソフトバンクのデニス・サファテ投手がともに初選出された。最優秀新人(新人王)にはセから中日の京田陽太内野手、パから西武の源田壮亮内野手が選ばれた。《共同通信》
2018 平成30年11月20日(火)
平成10909日目
【仏・ルノー】ゴーン会長の解任を先送り
フランス自動車大手ルノーは20日、臨時取締役会を開き、ティエリー・ボロレ最高執行責任者(COO)が最高経営責任者(CEO)代行に就任する人事を決めたと発表した。暫定トップとしてルノーを率いる。カルロス・ゴーン容疑者の会長兼CEO職からの解任は先送りした。事件の詳細な情報が不明なためだ。
会長代行にはフィリップ・ラゲイエット社外取締役が就く。経営トップの逮捕という異例の事態に、ナンバー2のボロレ氏が実権を握る緊急体制で対応する。ゴーン容疑者の処遇は事件の進捗を見て判断することになる。《共同通信》
【立憲民主党】参院選に石川大我氏を擁立
立憲民主党は20日の常任幹事会で、来年夏の参院選比例代表に東京都豊島区議の石川大我氏(44)を擁立すると決めた。同性愛者であると公表している石川氏は、国会内で記者会見し「性的少数者(LGBT)の平等な権利獲得のため全力を尽くす」と述べた。
衆院京都5区の公認予定者となる総支部長には、山本和嘉子衆院議員(50)=比例北陸信越=を選任した。《共同通信》
2019 令和元年11月20日(水)
令和204日目
【香港】大学占拠1200人超逮捕
香港治安トップの李家超保安局長は20日、香港理工大を占拠したデモ隊と警官隊との衝突に絡み、これまでに学生ら1230人以上を逮捕したと発表した。立てこもりを続けるデモ隊については「全員を暴動罪で逮捕する」と強調し、制圧への決意を誇示した。
警官隊が包囲する理工大では20日、数十人が籠城を続けた。香港メディアによると、警察側は、下水道からの脱出を阻止するため、排水溝の警備を強化。一人残らず逮捕する構えを見せ、デモ隊に圧力をかけている。
李氏によると、香港政府に抗議するため理工大を占拠したデモ隊のうち、18歳以上の学生ら500~600人が投降した。《共同通信》
【安倍晋三首相】通算在職日数最長に
安倍首相は20日午前、通算在職日数が2887日に達し、憲政史上最長になったことについて、「責任の重さをかみしめながら、薄氷を踏む思いで初心を忘れず、全身全霊をもって政策課題に取り組んでいきたい」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。《読売新聞》
2020 令和2年11月20日(金)
令和570日目
【将棋・藤井聡太二冠】公式戦通算200勝目
将棋の藤井聡太二冠(18)は20日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第70期王将戦挑戦者決定リーグ最終戦で木村一基九段(47)を破り、最年少の18歳4カ月、勝率8割3分3厘で公式戦通算200勝目(40敗)を挙げた。活躍を続ける高校生プロが歴代のトップ棋士を抜き、唯一の8割超えとなった。藤井二冠は「これからも実力を高めて、それを積み上げられるように頑張りたい」と話した。
日本将棋連盟によると中学生の時にプロ入りした棋士、永世称号獲得者の中で、これまでの最年少、最高勝率は羽生善治九段(50)の19歳1カ月、7割9分1厘(200勝53敗1持将棋)。《共同通信》
2021 令和3年11月20日(土)
令和935日目
【近鉄・スナックカー】引退
近畿日本鉄道は20日、車内で軽食を提供した時期があることから「スナックカー」の愛称で親しまれた特急車両12200系のラストラン出発式を大阪上本町駅(大阪市)で行った。
ラストランは大阪上本町−賢島(三重県志摩市)間と名古屋−賢島間の1往復ずつ。団体用や観光特急車両として活用される一部を除き、終了後に廃車される。《共同通信》