平成9448日目
2014/11/20
この日のできごと(何の日)
【将棋・羽生善治4冠】通算1300勝
将棋の羽生善治4冠(44)は20日、第64期王将戦リーグで三浦弘行九段に勝ち、史上最速、最年少で通算1300勝(499敗2持将棋)を達成した。史上4人目で、達成時の勝率7割2分3厘も最高となる。
羽生4冠はデビュー後28年、44歳での到達で、中原誠十六世名人(67)がプロ入りから41年、60歳で達成したこれまでの記録を大幅に塗り替えた。
1300勝に到達したのは、通算勝利数1位の故大山康晴十五世名人(1433勝)、加藤一二三・九段、中原十六世名人。
羽生4冠は現在、王座、名人、王位、棋聖のタイトルを保持。通算タイトル数では歴代1位の90期を獲得している。《共同通信》
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【大相撲九州場所】12日目
大相撲九州場所12日目(20日・福岡国際センター)白鵬と鶴竜の両横綱が1敗で首位を守った。白鵬は大関稀勢の里を得意の左上手投げで料理し、鶴竜は注文相撲で大関豪栄道をはたき込んだ。稀勢の里は3敗目で優勝争いから後退し、2敗で追うのは再入幕の栃ノ心だけとなった。
大関2場所目の豪栄道は5連敗で負け越しが決まり、来年1月の初場所は初のかど番となる。大関琴奨菊は関脇逸ノ城を寄り切り、ともに6勝6敗。関脇碧山は7勝目を挙げた。《共同通信》
【プロ野球】ベストナイン
プロ野球のセ、パ両リーグは20日、今季のベストナインを発表し、セは2年目の巨人の菅野智之投手、4年目のヤクルトの山田哲人二塁手ら6選手、パも10年目の金子千尋投手と7年目の伊藤光捕手のオリックスバッテリーら6選手が初受賞するフレッシュな顔ぶれとなった。
初受賞はこの他、セは阪神のゴメス一塁手、中日のルナ三塁手、広島の丸佳浩、ヤクルトの雄平の両外野手で、パは西武のメヒア一塁手、楽天の銀次三塁手、ソフトバンクの今宮健太遊撃手、柳田悠岐外野手。西武の中村剛也内野手は三塁手として4度選ばれているが、指名打者としては13年目で初めての選出となった。
両リーグを通じての最多得票は阪神の鳥谷敬遊撃手で241票。パは首位打者に輝いたオリックスの糸井嘉男外野手の235票。球団別では、セは2位阪神の3人が最多で、パも2位に終わったが終盤に追い上げたオリックスから3人が選ばれた。3年ぶりに日本一となったソフトバンクは2人だった。《共同通信》
【広島大規模土砂災害】避難指示、勧告をすべて解除
広島市北部で74人が犠牲となった土砂災害は20日、発生から3ヶ月を迎えた。市はこの日午後、安佐南区の16世帯42人に継続していた避難勧告を解除し、この災害で出された避難指示・勧告はすべて解除された。だが、土石流を防ぐ砂防ダムなどの建設は進んでおらず、二次災害への恐れから、地域に戻らない住民も多い。
同区では、2か所の避難所が残るが、勧告が解除されたこの日 夕、1人が出て行き、避難生活を続けるのは3世帯7人となった。市内では、全壊174戸、半壊187戸など計4749戸が損壊や浸水の被害を受けた。無償 提供される公営住宅や民間借り上げ住宅で約410世帯が暮らすほか、知人宅などに身を寄せる人も多いとみられる。
道路や宅地での、土砂やがれきの撤去はほぼ完了し、現在は更地が目立つ。国と広島県は、2016年春までに31か所の砂防ダム整備を目指すが、重機の進入路確保などが障害となり、作業は難航している。《読売新聞》
【富山県】3代目県警ヘリ「つるぎ」就航
県警ヘリ「つるぎ」の3代目の就航式が20日、富山空港内の県警航空隊舎で行われた。2代目に比べて搭乗定員が2倍、エンジン出力が約2・5倍になるなど高性能が図られ、関係者は山岳遭難などの現場でより迅速な救助活動に期待を寄せた。
2代目までの小型機から中型機に変わり、搭乗定員は倍の16人。最高速度は260キロから310キロにアップし、富山空港から県境まで約10分で行くことができる。地上に映像を送信できるヘリコプターテレビシステムはデジタル化され画質が向上。赤外線カメラも新たに装備し、遭難者の体温検知による捜索も可能となる。狭い谷などでの救助活動の安全を図るため、ヘリ後方を映すバックカメラも搭載されている。《北日本新聞》
【田中真紀子元外相】次期衆院選に不出馬
落選中の民主党の田中真紀子元外相が、次期衆院選には出馬しない意向を海江田万里代表に伝えていたことが20日、分かった。同党の枝野幸男幹事長が同日の記者会見で明らかにした。
田中真紀子氏は、田中角栄元首相の長女で、平成24年の前回衆院選の新潟5区で落選した。《産経新聞》
【みんなの党】山内、中島両氏が民主へ
解党が決まったみんなの党の山内康一(比例北関東)、中島克仁(比例南関東)両衆院議員は20日、民主党に入党を申請した。衆院解散・総選挙を前に、みんなの党議員の他党への移行が進むとみられる。
民主党の海江田万里代表は両氏と会談し「参加を心から歓迎する」と強調。枝野幸男幹事長は記者会見で「(2人が)公認で戦える段取りを組む」と入党の手続きを急ぐ考えを示した。
山内氏は記者会見で「民主党とは信頼関係があり、政策的に近い部分が多い」と語った。埼玉県の小選挙区からの出馬を希望しており、関係者によると埼玉13区となる方向だ。
中島氏は山梨新1区から立候補する意向。《共同通信》
【生活の党】鈴木幹事長ら2人民主へ
生活の党の小沢一郎代表は20日夜、民主党の岡田克也代表代行と東京都内で会談し、生活の党の鈴木克昌幹事長(比例東海)と小宮山泰子国対委員長(比例北関東)が離党し、民主党に移籍することで合意した。2人は次期衆院選に同党から立候補する方向だ。関係者が明らかにした。
これに関し、小沢氏が衆院選に立候補を予定している現職らに、選挙戦で有利だと判断した場合、離党を認める意向を伝えていたことが判明。岡田氏との会談は、意向の伝達後に行われた。
生活の党は衆院7人、参院2人。党勢低迷から抜け出せない中、所属議員の生き残りを模索したとみられる。《共同通信》
【この日の安倍総理】
ヨルダン・アブドラ国王と会談
安倍晋三首相は20日夜、来日したヨルダンのアブドラ国王と官邸で会談し、日・ヨルダン両国の戦略的関係を発展させ、アジア太平洋や中東地域などの平和と安定に向けて協力を継続していくことを柱とする共同声明を発表した。
声明で両首脳は、中国やロシアなどを念頭に「国際社会に見られる力や威圧を背景とした一方的な現状変更の試みは受け入れられない」との認識で一致。イラクやシリアで台頭する過激派「イスラム国」については「国際秩序に対する重大な脅威」と断じ、国際社会で共同対処していく必要性を確認した。《産経新聞》
【香港】25日以降にデモ強制撤去
大規模デモが続く香港で、裁判所は20日、九竜地区の繁華街モンコック(旺角)の一部の通りについて占拠禁止命令の異議申し立ての審理を行い、21日に決定を出すことを決めた。複数の地元メディアによると、強制撤去は25日以降に順次行われる見通しとなった。
撤去には激しい抵抗が予想され、香港紙によると、当局は警官約1500人で警戒に当たる計画。旺角で学生らは一部の通りと、大通りのうち数百人が座り込みを続ける約500メートルの部分の2カ所を占拠。大通りの占拠禁止命令の審理も21日に終了するとみられる。《共同通信》
【ウクライナ紛争】死者4317人に
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は20日、ウクライナ東部の紛争による4月中旬以降の死者が今月18日時点で少なくとも4317人に上ったと明らかにした。負傷者は9921人。9月5日にウクライナ政府軍と親ロシア派武装集団の停戦合意が成立した後も、死者、負傷者ともに増加し続けている。
9月6日~今月18日に957人の死亡が報告された。ただOHCHRは、停戦合意前の死者も一部含まれているとしている。
国内避難民の数も9月中旬の約28万人から11月中旬には約47万人へと急増。OHCHRは「市民の殺害や拘束、拷問、失踪が続いている」と指摘した。《共同通信》