平成9083日目

2013/11/20

【この日の安倍総理】

安倍首相は20日昼、首相公邸で米国のキャロライン・ケネディ駐日大使の表敬訪問を受け、その後、首相主催で歓迎の昼食会を行った。

会談で首相は「大使の来日を期にさらに日米関係を発展させていきたい」と述べ、ケネディ氏は「オバマ大統領は日米同盟に強いコミットメント(関与)を持っている。共に仕事できることを光栄に思う」と応じた。着任したばかりの外国の大使を首相が昼食会でもてなすのは異例。《読売新聞》


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安倍晋三首相は20日のケネディ駐日米大使との会談で、環太平洋連携協定(TPP)交渉や安全保障分野の諸懸案に連携して対応することで一致した。外務省が同日発表した。

安保分野では米軍普天間飛行場の移設問題や北朝鮮の核・ミサイル開発、中国の軍備拡張や海洋進出などが念頭にある。

両氏は日米両政府の女性政策についても意見交換。ケネディ氏は、首相が9月の国連総会演説で「女性が輝く社会」実現を目指す考えを表明したことを支持する姿勢を示した。台風被害甚大なフィリピン支援で協力する方針も確認した。《共同通信》

参院国家安全保障特別委員会


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安倍晋三首相は20日の参院国家安全保障特別委員会で、機密を漏らした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法案に関し、「特定秘密」の指定が恣意的に運用されることはないと主張した。「専門家が決めた基準に従い、指定する。恣意的には決められない仕組みだ」と述べた。野党側から「役所に都合の悪い情報を隠そうと指定すれば、分からない」などと反発が出た。《共同通信》




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【小笠原諸島】海底噴火で新しい「島」が誕生

20日午後4時20分ごろ、海上保安庁の航空機が東京都小笠原村の西之島付近の海域から黒色の噴煙が上がり、周囲に新しい島が出現しているのを確認した。同庁では今後も海底噴火が起きる可能性があるとして、周囲を航行する船舶に注意を呼び掛けるとともに、航空機などで監視を続けるとしている。

西之島は東京都心から南に約1000キロ、小笠原諸島の父島から西に約130キロにある南北約650メートル、幅約200メートルの無人島。同庁によると、噴煙が上がっているのは西之島から南南東に約500メートルの地点で、高さは約600メートルに達している。周囲には楕円形の陸地が形成され、最も長い部分は約200メートルに及んでいるという。《読売新聞》

【ヤマハ】自動車事業参入を発表

ヤマハ発動機は20日、東京モーターショーの報道機関向け説明会で、小型四輪自動車の試作車「MOTIV(モティフ)」を初公開した。広報担当者は「2010年代の製品化に向けて開発を進めている」と語った。 ヤマハ発にとっては、トヨタ自動車と共同開発し、1960年代に発売したスポーツ車「2000GT」以来の四輪自動車となる。《時事通信》

【民主党】菅元首相の処分解除

民主党の菅直人元首相は20日、党員資格停止3カ月の処分が解け党員に復帰した。党執行部は最高顧問への復職を認めない方針だが、役職に就いていない議員と同様に党の一般的な会議には出席して発言できるようになる。菅氏の発信力は健在で、党内若手には「コントロール不能状態に陥りかねない」と警戒感も出ている。

菅氏は7月の参院選東京選挙区で民主党公認取り消しの無所属候補を応援。党執行部は「反党行為」とし、最高顧問解任と党員資格停止を決めた。

この後も菅氏は意気軒高で、持論の「脱原発」を国内外で訴えている。《共同通信》

【フィリピン】台風30号による死者が4011人に

フィリピンの国家災害対策本部は20日、午前6時(日本時間同7時)現在の台風30号による死者が4011人になったと発表した。行方不明者は1602人。まだ収容されていない遺体が多く、今後も犠牲者は増える見通しだ。

被害が甚大だった中部レイテ島やサマール島では、水や食料を救援物資に頼っているが、孤立した集落への支援は行き届いていない。発電所も被災し、停電が続いている上、ガソリンなど燃料の供給も滞っている。《共同通信》

【中国外務省】スペインに「強い不満」

中国チベット自治区で虐殺に関与したなどとしてスペインの裁判所が江沢民元国家主席らの逮捕状を出したことについて、中国外務省の洪磊副報道局長は20日の記者会見で「事実なら強い不満を表明し、断固反対する」と反発した。

洪氏は、関連の報道を受けてスペインに対し、説明を求めていると表明。報道が事実ならば「誤った決定を変更するよう要求する」と訴えた。

また洪氏は、江氏らを訴えたチベット人組織に対しても「(中国を)侮辱する事案をでっち上げ、中国政府を攻撃しようとしている」と述べ、強く非難した。《共同通信》

【欧州議会】マララさんにサハロフ賞授与

欧州連合(EU)欧州議会が優れた人権擁護活動をたたえる今年のサハロフ賞授賞式が20日、フランス・ストラスブールであり、パキスタンで女子教育の必要性を訴えイスラム武装勢力に銃撃されたマララ・ユスフザイさん(16)に賞が授与された。

オレンジ色のスカーフを着けたマララさんは受賞演説で、世界の未就学児が5700万人と指摘。「この子どもたちが望んでいるのは携帯電話やゲーム機、チョコレートではありません。彼らが欲しているのは本とペンなのです」と述べ、国際社会の支援を呼び掛けた。《共同通信》

【イラン核協議】再開

イラン核問題をめぐり同国のザリフ外相と欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表が20日、ジュネーブで昼食を交え会談、欧米など6カ国とイランの核協議が再開した。外相級会合が急きょ開かれ「具体的成果があった」とされる前回協議から10日。関係国は核問題の外交解決に向けた「最大の好機」と位置付け、合意を目指す。

協議は22日までの予定。議論の中心は、イランがウラン濃縮活動を制限する見返りに、欧米が経済制裁を一部緩和する「第1段階」の措置。《共同通信》

【米・オバマ大統領】ケネディ元大統領の墓に献花

オバマ米大統領は20日、ミシェル夫人、クリントン元大統領夫妻とともに首都ワシントン郊外にあるアーリントン国立墓地を訪れ、50年前の1963年に暗殺されたケネディ元大統領の墓に献花した。

オバマ氏は厳粛な面持ちで献花に臨んだ後、ケネディ元大統領の孫でキャロライン・ケネディ駐日大使の息子、エール大生ジョン・シュロスバーグさんら参列したケネディ家の人々らと談笑。凶弾に散った元大統領をしのんだ。既に日本に着任したケネディ大使は出席しなかった。ケネディ元大統領の命日は22日。《共同通信》



11月20日 その日のできごと(何の日)