平成7257日目

2008/11/20

【この日の麻生総理】

経済財政諮問会議

平成20年11月20日、麻生総理は総理大臣官邸で経済財政諮問会議を開催しました。この日の会議では、社会保障・税財政一体改革についてと、平成21年度の予算編成の基本方針について議論が行われました。

麻生総理は冒頭の挨拶で、先日米国・ワシントンで開催された金融・世界経済に関する首脳会合について報告を行い、「首脳会合で決定したことを、我々も具体的な行動に移していかなければいけないと思います。」と述べ、経済財政諮問会議においても議論するよう要請しました。また、平成21年度行政機関の機構・定員査定と平成21年度予算編成について、関係閣僚にそれぞれの方針を伝えたことを報告し、「申し上げた方針を踏まえまして、経済財政諮問会議でも精力的な論議を進めていただくことをお願いします。」と述べました。《首相官邸》

「医師社会常識欠落」発言を撤回

麻生首相は20日、首相官邸で日本医師会(日医)の唐沢祥人会長と会談し、医師の社会的常識が欠けているなどとした自らの発言を撤回、陳謝した。

同席した竹嶋康弘副会長によると、首相は「言葉の使い方が不適切だった」と謝罪したという。会談は日医側が申し入れ、「軽率な発言は、耐え難い環境で医療現場を懸命に守る医師の真摯な努力を踏みにじるもの」などとした抗議文を首相に手渡した。

日医は参院比例選の自民党名簿に組織内候補を載せるなど、同党の有力支持団体の一つ。首相の発言が次期衆院選に与える影響について、「かなり出るのではないか。撤回・謝罪で全国の医師会員が納得するとは思っていない」(中川俊男常任理事)との声も出ている。

また、救急患者が病院をたらい回しにされた問題で、二階経済産業相が10日に、「医者のモラルの問題。忙しい、人が足りないというのは言い訳」と発言したことにも、「不適切」(竹嶋氏)と反発が出ている。二階氏はその後、「(たらい回し解消のために)専門的な立場から全面的に協力願いたいという気持ちを込めた」と釈明している。《読売新聞》

舛添要一厚労相、麻生首相に苦言

舛添要一厚生労働相は20日、麻生太郎首相が「(医師には)社会的常識がかなり欠落している人が多い」と発言したことについて「現場で勤務医も悲鳴を挙げながら頑張っており、そういう方々に誤解を与えるようなことがあったら残念。医師不足、医療崩壊(などの対策)に全力を挙げているので、政府の姿勢を示すためにも誤解を招く発言は気をつけられた方がいいと思う」と苦言を呈した。

その上で「首相も謝罪したということなので、反省の上にたって問題の解決に務めたい」と強調した。《共同通信》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【トヨタ・iQ】発売

11月20日のできごと(何の日)
http://www.goo-net.com/

【関電美浜原発】落雷で1・2号機自動停止

福井県は20日、営業運転中の関西電力美浜原発1、2号機(同県美浜町)で、送電線が落雷を受けたため原子炉が自動停止したと発表した。県原子力安全対策課によると、外部環境への影響はなく、電力供給に支障も生じていないとしている。《時事通信》

【この日の民主党】

政策実現よりも総理の座を就くことに汲々としているのが麻生首相の今の姿 菅代行

菅直人代表代行は20日午後、党本部で記者会見を行った。

冒頭、元厚生事務次官ら連続殺傷事件に言及し、自身の厚生大臣時代における山口、吉原両氏とのかかわりを振り返りながら、「許しがたい行為である」と指摘。1日も早い犯人逮捕を要請するとともに、お悔やみとお見舞いの言葉を述べた。

次に、党首会談において小沢代表が第2次補正予算案を今国会に1日も早く提出するよう強く求めたことを受け、予算案は20~30日あれば十分作成可能であると改めて主張。「選挙よりも景気対策」と言って選挙を先送りにしながら、一向にその裏付けとなる第2次補正予算案を提出しない麻生首相に対して、「政策実現よりも総理の座を就くことに汲々としているのが麻生首相の今の姿ではないか」との見方を示した。

さらに、今年度の税収見通しが下がりそうであるとの理由で予算案提出の先延ばしを図ろうとしている政府に対し、「提出できない理由にはならない。言い訳、こじつけに過ぎない」として、早急に提出するよう重ねて求めた。

菅代表代行はまた、問題発言が続いて迷走している麻生首相を「迷走総理」だと指摘。「走がなければ『めい』総理だが」と皮肉り、定額給付金をめぐる地方自治体への丸投げをはじめ、道路特定財源の一般財源化に伴う地方交付税に関する発言、郵政グループ株の売却凍結や郵政株式売却凍結法案の取扱いをめぐって二転三転した発言、さらには医者、幼稚園の保護者に対する批判など、さまざまな問題を取り上げ、「支離滅裂の一言に尽きる。総理としての資質が欠けていることが明確になってきたと言わざるを得ない」と断じた。

最後に、参議院の金融機能強化改正案の審議において石原東京都知事が参考人招致に応じず、公務を理由に欠席の方向であることについて、「逃げる総理に加え逃げる知事」と指摘して、その姿勢を批判。国会の場で、都知事として新銀行設立の経緯とかかわり方など、責任の所在を明確に説明すべきだと述べた。《民主党ニュース》



11月20日 その日のできごと(何の日)