平成、令和の「その日のできごと」を元年から順に記しています。

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1989 平成元年1月12日(木)

平成5日目

【大相撲初場所】4日目

大相撲初場所4日目(12日・両国国技館)横綱大乃国、大関小錦の両巨漢が敗れる波乱があった。大乃国は平幕琴ヶ梅の突き、押しにズルズルと後退、土俵下に転がり落ちる醜態をさらして初黒星を喫した。小錦は寺尾の引き落としに、腹から土俵に落ちて2勝2敗となった。《共同通信》

【宇野宗佑外相】昭和天皇の戦争責任問題「解決ずみ」

宇野宗佑外相は12日昼前からロンドン市内のホテルでザ・タイムズなど英国主要報道8社の記者会見に応じた。

質問は昭和天皇の責任問題に集中、宇野外相は「法的に日本及び天皇の戦争責任はサンフランシスコ平和条約の締結によって解決された」「欧州各国の戦争遺族、元捕虜への補償は各国の国内問題だ」などと述べた。

日本政府の閣僚が、昭和天皇の戦争責任問題について公式の場で見解を明らかにした例は最近では初めて。《読売新聞》

1990 平成2年1月12日(金)

平成370日目

【礼宮文仁親王殿下、川嶋紀子さん】納采の儀

礼宮さま(24)と川嶋紀子さん(23)の「納采の儀」が12日行われ、ご婚約が正式に整った。一般の結納にあたるこの儀式を終えた後、紀子さんは同日午後、父親の辰彦氏、母親の和代さんとともに皇居・宮殿で天皇、皇后両陛下、礼宮さまにあいさつし、ご婚約成立を喜び合った。

続いて両陛下と礼宮さまは、皇族方、首相臨時代理の橋本蔵相ら三権の長から祝福を受けられた。《共同通信》

【海部俊樹首相】英・サッチャー首相と会談

英国訪問中の海部首相は12日午前11時すぎからロンドン市内の首相官邸でサッチャー首相と約1時間会談し、その後引き続き昼食をともにした会談(ワーキングランチ)に入った。会談には中山、ハード両外相らが出席した。

会談の中で両外相は(1)21世紀に向けて日英両国関係を前例のないパートナーシップと有効の関係に強化する(2)東欧支援に民主主義という共通の価値を持つ日英両国が協力するーで一致。

中国問題についてサッチャー首相は「中国を孤立化させてはならない」との海部首相の主張に賛意を示しつつも「中国が抱える問題は巨大であり、中国を正しい方向に促すためには先進国首脳会議参加国の協調と十分な意思疎通が必要」と対中制裁の早期解除にクギを刺した。《共同通信》

1991 平成3年1月12日(土)

平成735日目

【全日本スプリント選手権】橋本聖子選手が8連覇

スピードスケートの第17回全日本スプリント選手権最終日は12日、八戸市の長根公園リンクで男女500メートル、1000メートルの各2回目を行い、女子は橋本聖子(富士急)が総合得点167.395で8年連続9度目の優勝を飾り、大会の連勝記録、最多優勝記録を伸ばした。男子は宮部保範(王子製紙)が2連勝した。《共同通信》

【国連・デクエヤル事務総長】バグダッド入り

国連安保理がイラク軍のクウェート撤退期限と定めた1月15日が刻々と迫る中で、デクエヤル国連事務総長は12日午後5時前、バグダッドに到着した。

事務総長はアンマン出発前「誠意をもってバグダッドに行く。私の訪問が平和にとって役立つことを国際世論、世界の人々がそれだけ真剣に望んでいるかを、フセイン大統領およびイラクの人々に伝えたい。私はそのような立場にいると思う」と語った。《共同通信》

1992 平成4年1月12日(日)

平成1100日目

【全日本フィギュア】伊藤みどり選手が8連覇

アルベールビル冬季五輪代表の最終選考会などを兼ねた第60回全日本フィギュアスケート選手権大会最終日は12日、神戸ポートアイランドスポーツセンターで4種目の自由を行い、女子は伊藤みどり(プリンスホテル)が8年連続8度目の優勝、男子は鍵山正和(愛知工大)が2年連続2度目の優勝を飾った。伊藤の8連覇は1972〜79年の渡部絵美と並んで女子選手の史上最多記録。《共同通信》

【加藤紘一官房長官】慰安婦問題「深刻な認識」

加藤官房長官は12日、16日からの宮澤首相訪韓に関して、日韓両国間で外交問題化してきた朝鮮人従軍慰安婦問題について「解決できない心の傷の問題を深く内在している」と指摘し首相が訪韓時に日本政府として「深刻な認識で問題をみている」ことを伝える考えを表明した。《共同通信》

1993 平成5年1月12日(火)

平成1466日目

【エプソン】20万円台のパソコンを発売へ

セイコーエプソン(本社長野県諏訪市)は12日、高性能の中央演算処理装置(CPU)を組み込んだ30万円を切るパソコン新製品を14日から発売すると発表した。新製品は従来機同様NEC製パソコンとソフトウェアを共有できるNEC互換機。CPU性能が同等のNEC機とその互換機では初めて価格が30万円を切る。

フロッピーディスク(FD)駆動装置だけを内蔵した機種の価格は27万8000円、ハードディスク駆動装置も内蔵した型は36万8000円。《共同通信》

【宮澤喜一首相】インドネシア・スハルト大統領と会談

東南アジア諸国連合(ASEAN)4カ国歴訪中の宮澤首相は12日午前、ジャカルタ市内のムルデカ宮殿で、スハルト・インドネシア大統領との首脳会談を行った。

両首脳は行き詰まっているカンボジア和平の事態打開に向けて日本とインドネシアが協力して当たることを確認。カンボジア最高国民評議会のシアヌーク議長の立場を慎重し、シアヌーク氏が求める大統領選挙実現に向けて努力することで一致した。《共同通信》

1994 平成6年1月12日(水)

平成1831日目

【大相撲初場所】4日目

大相撲初場所4日目(1月12日・両国国技館)入幕3場所目のホープ武双山が全勝の横綱曙を倒した。武双山は曙が出てくるところを右上手投げで初金星を挙げた。横綱初挑戦での金星は平成2年九州場所の貴闘力以来。《共同通信》

【細川護熙首相】政治改革法案「19日成立」を強調

細川首相は12日、首相官邸で開いた経済4団体首脳との昼食会で、政治改革法案について「できるだけ19日の参院本会議で成立を図りたい。あまり大きな修正をせず通したい」と述べ、法案の骨格修正には応じず、成立を目指す考えを強調した。《共同通信》

1995 平成7年1月12日(木)

平成2196日目

【第112回直木賞、芥川賞】選考会

第112回芥川・直木賞の選考会が12日、東京・築地の新喜楽で開かれ、両賞とも該当作なしと発表された。芥川・直木賞ともに受賞作がなかったのは1971年上期以来、24年ぶりで、35年の賞制定以来、4回目となった。《読売新聞》

【民主連合】発足へ

山花新民主連合会長ら「民主リベラル新党準備会」呼び掛け人4氏は12日の会合で、新会派結成を16日の総会で決定し、17日に新会派を届け出ることを決めた。新会派名は「民主連合」とすることが固まっており、社会党からは衆院21人、参院8人の計29人(衆参各1人が流動的)が新会派に参加、総勢35人になる見通しだ。《共同通信》

1996 平成8年1月12日(金)

平成2561日目

【米留学生射殺賠償請求訴訟】服部君の両親が勝訴

1992年、留学先の米ルイジアナ州バトンルージュで服部剛丈君=名古屋市出身、当時(16)=が射殺された事件に絡む損害賠償請求訴訟で、ルイジアナ州最高裁は12日、ロドニー・ピアーズ被告の上告を棄却する決定をした。

これにより、ピアーズ被告に対し、慰謝料、葬儀費用など総額65万3000ドル(約6800万円)を服部君の両親に支払うよう命じた一審と二審判決が確定した。銃社会の米国の暗部を照らし出し、日米間に大きな論争を呼んだ服部君射殺事件は、この日の判決で法的には3年3カ月ぶりに決着した。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】就任後初会見

橋本龍太郎首相は12日、首相官邸で内閣記者会と就任後初の記者会見を行い、新内閣が「改革・創造内閣」であることを強調した。住宅金融専門会社(住専)処理のための公的資金導入について、国民への情報開示が不十分だったことを認めるとともに、久保亘蔵相ら関係閣僚に対して開示に全力を挙げるよう指示する考えを表明した。《共同通信》

1997 平成9年1月12日(日)

平成2927日目

【ナホトカ号重油流出事故】重油が高浜原発に接近

ロシア船籍タンカー「ナホトカ」の重油流出事故で、若狭湾に流入した重油の一部が12日午後、福井県高浜町の関西電力高浜原発の取水口付近に設置したオイルフェンスに漂着した。関電は発電に影響ないとしているが、警戒を強めている。《福井新聞》

【在ペルー日本大使公邸占拠事件】ゲリラ側が直接交渉を拒否

 

日本大使公邸人質事件で、12日に再開が期待されていたペルー政府と極左ゲリラ、トゥパク・アマル革命運動(MRTA)の直接交渉は、MRTAが服役中の仲間の釈放を政府が受け入れない限り応じないと、土壇場になって拒否、残る人質74人の解放、事件解決に向けた動きは再び暗礁に乗り上げた。《共同通信》

1998 平成10年1月12日(月)

平成3292日目

【巨人・木田優夫投手】オリックスへ移籍

巨人の木田優夫投手(29)とオリックスの野村貴仁投手(29)の1対1の交換トレードが成立し、12日、両球団から発表された。入団発表は木田が16日、野村が14日の予定。

巨人は左のリリーフ投手をポイントに、オリックスは右の先発投手の獲得を狙って交渉。米球界へ移籍を希望する野村の大リーグ入りが難しくなったこともあり、トレードがまとまった。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】「恐慌起こさない」

第142通常国会が12日召集され、橋本龍太郎首相は同日午後の衆院本会議で「金融システム安定化対策と経済運営に関する演説」を行った。首相が通常国会の冒頭、施政方針に先立って別の演説をしたのは極めて異例。

首相は行政改革など6つの改革の着実な推進に向け、金融システムを安定させる決意を表明。「日本発の金融恐慌、経済荒廃は決して起こさない。金融システムを安定させ、経済の先行きに対する自信を取り戻す」と強調した。《共同通信》

1999 平成11年1月12日(火)

平成3657日目

【西武・松坂大輔投手】開幕1軍へ始動

西武のドラフト1位、松坂大輔投手(横浜高)が12日、所沢市内の西武第二球場で本格的な自主トレーニングを開始した。森山、上野両コーチが付き添い、ほかの新人3選手と合同でランニングやキャッチボールなど2時間余り体を動かした。

松坂投手は「開幕1軍入りし、新人王を狙って頑張りたい」とあらためて決意を表明した。《共同通信》

【小渕恵三首相】独・シュレーダー首相と会談

 

ドイツ訪問中の小渕恵三首相は12日午後、シュレーダー首相とボン市内で初めて会談し、経済危機に直面するロシアを支援するため、日独を中心に協調していくことで合意した。国連改革にも共同歩調で対処する方針で一致した。

小渕首相は日独関係発展に向け、シュレーダー首相の訪日を招請。同首相は今秋に日本を訪問する考えを示した。《共同通信》

2000 平成12年1月12日(水)

平成4022日目

【横綱武蔵丸関】初の休場

大相撲の横綱武蔵丸(米国・ハワイ州出身、武蔵川部屋)(28)が、初場所4日目の12日、日本相撲協会に休場を届け出た。場所前の今月4日の朝げいこで痛めた左手首の筋の炎症が悪化し、11日夜、師匠の武蔵川親方(元横綱三重ノ海)と相談、「みっともない相撲は取れない」と休場を決めた。

武蔵丸の休場は、1989年(平成元年)秋場所の初土俵以来初めてで、再出場しない限り、幕下以来続いている史上最多の連続勝ち越し記録は、先場所の55場所でストップする。

武蔵丸は昨年夏場所、大関で2場所連続優勝を果たして第67代横綱に昇進。今場所は3場所連続8度目の優勝を目指していた。《読売新聞》

【小渕恵三首相】地雷除去作業を視察

小渕恵三首相は12日午前、カンボジア北西部のシェムリアップ入りし、政府機関の「カンボジア地雷対策センター(CMAC)が地雷除去作業を行っている現場をフン・セン首相とともに視察した。

小渕首相は視察後、記者団に対し「対人地雷は人間の作った悪魔の兵器だ。除去作業は危険の伴う苦労の多い作業だが、日本も全力を挙げ支援していく」と述べた。《共同通信》

2001 平成13年1月12日(金)

平成4388日目

【宇宙飛行士・若田光一さん】三宅島の児童・生徒らを激励

スペースシャトル「ディスカバリー」で国際宇宙ステーション建設に参加した宇宙飛行士の若田光一さん(37)が12日午前、東京都あきる野市の都立秋川高校で避難生活を送る三宅島の児童・生徒らを訪問。「まだ大変な時期は続くと思うけど、目標を持って努力すれば必ず夢はかなう」と激励した。《共同通信》

【森喜朗首相】ナイジェリア大統領と会談

ナイジェリア入りした森喜朗首相は12日午後、アブジャの大統領府でオバサンジョ大統領と会談し、国連安全保障理事会の常任、非常任理事国を24カ国(現行15カ国)に拡大することをブッシュ米次期政権と交渉する方針を明らかにした。《共同通信》

2002 平成14年1月12日(土)

平成4753日目

【W杯スケート男子500】清水宏保選手が3位

スピードスケートのワールドカップ(W杯)ヘーレンフェイン大会第2日は12日、当地の室内リンクで行われ、男子500メートルで五輪2連覇を目指す清水宏保(NEC)が35秒49で3位に入った。清水のW杯での表彰台は今季初めて。

優勝は、35秒24のジェレミー・ウォザースプーン(カナダ)。武田豊樹(SHI)が35秒70で6位、堀井学(PJMジャパン)は35秒72で7位だった。《共同通信》

【小泉純一郎首相】インドネシア・メガワティ大統領と会談

 

東南アジア歴訪中の小泉純一郎首相は12日午後、インドネシアに到着、ジャカルタのムルデカ宮殿でメガワティ大統領と会談した。首相は東ティモール問題について「人権状況に最大限配慮して、解決に努力されるよう期待する」と要請。インドネシアの避難民対策に1000万ドルの支援を実施する考えを伝えた。《共同通信》

2003 平成15年1月12日(日)

平成5118日目

【小泉純一郎】ロシア・極東代表と会談

日本の首相として初めてロシア極東のハバロフスクを訪問した小泉純一郎首相は12日午前、同市内のホテルでプリコフスキー極東連邦管区大統領全権代表と会談し、北朝鮮問題や極東開発について意見交換した。《共同通信》

【深作欣二さん】死去

「仁義なき戦い」シリーズや「蒲田行進曲」などで知られ、日本映画界の中心的存在として長く活躍した映画監督の深作欣二さんが12日午前1時、前立腺がんのため都内の病院で死去した。72歳だった。

昨年9月にがんを告白。闘病生活を続けながら、昨年末に新作映画の撮影に入ったが、体調を崩して入院していた。「映画作りは戦い」が口癖で、権力や固定観念と戦い続けてきた。新作には、がんと知りながら「この闘いで生涯を終えようとも一片の悔いもない」と悲壮な決意と執念で取り組んでいたが、病魔には勝てなかった。《日刊スポーツ》

2004 平成16年1月12日(月)

平成5483日目

【第82回全国高校サッカー】国見(長崎)2大会ぶり6度目の優勝

全国高校サッカー・決勝◇国見6-0筑陽学園◇12日◇国立競技場

怪物FWがまた決めた。国見(長崎)の平山相太(3年)が、筑陽学園(福岡)を相手に2得点1アシストの大暴れ。6-0の記録的大勝で同校を2大会ぶり6度目の優勝に導くとともに、選手権通算17ゴールなど得点記録を次々と塗り替えた。

史上初の2大会連続得点王に輝いて高校サッカーの頂点を極めた大型FWはターゲットを世界へと変え、U-23(23歳以下)日本代表の切り札としてアテネ五輪を目指す。《日刊スポーツ》

【民主党・菅直人代表】責任政党をアピール

民主党は12日午後、都内のホテルで2004年度の定期大会を開いた。大会は2日間の日程で、参加者が一堂に集う「本会議」は2日目の13日午後に行われる。

菅直人代表はあいさつで「昨年の衆院選は政権交代という目標にはとどかなかったが、衆院の議席が37%を占め、二大政党の一方の柱という認知をもらった」と強調。「民主党は与党ではないが、国民から見れば大きな政党であり、自分たちの意見をきちんと国政につなげてくれるか厳しい目で見られている」と、責任政党としての自覚を求めた。《共同通信》

2005 平成17年1月12日(水)

平成5849日目

【民主党】「次の内閣」が山古志村仮設住宅を訪問

 

鳩山由紀夫『次の内閣』ネクスト外務大臣、菅直人ネクスト国土交通大臣、円より子ネクスト防災担当大臣、山花郁夫ネクスト総務総括副大臣は1月12日、長岡市・小千谷市を訪問。新潟県中越地震で全村避難を余儀なくされている山古志村民仮設住宅などを訪れ、避難されている方々を激励した。《民主党ニュース》

【小泉純一郎首相】「世界青年の船」参加青年代表が表敬訪問

12日、小泉首相は官邸で「世界青年の船」参加青年代表(日本及び世界12カ国の青年代表)らの表敬を受けた。

首相は、参加青年代表一人一人と握手した後「今回の旅は友好の絆を構築するものです。皆さんが強い絆を作り、色々なことを共有することは大変意義深いことです。『世界青年の船』で一緒に船の旅をすることは間違いなく貴重な体験です。帰国後、この経験を発揮していただければ、日本としても大変うれしいことです。この経験が皆さんにとって有意義なものとなることを確信しています」と挨拶した。《首相官邸》

2006 平成18年1月12日(木)

平成6214日目

【安倍晋三官房長官】小泉首相の後継発言を否定

小泉純一郎首相が自民党総裁の後継の条件として国政選挙に強い人が望ましいとの認識を示し、総裁選投票前に支持候補を公言する考えを表明したことに対し、自民党内では12日、世論調査で人気が高い安倍晋三官房長官を想定した発言との受け止めが広がった。

安倍氏は同日の記者会見で首相の発言について「来年は参院選が予定され、衆院選も常在戦場だ。特に(衆院選が)小選挙区になって、選挙戦に勝ち抜くことができる指導者がふさわしいと常識的なことを言ったのだろう」と指摘。首相の念頭に安倍氏があるとの見方には「一般論を述べたと思う」と否定した。《共同通信》

【小泉純一郎首相】トルコ航空元機長と会談

トルコ訪問中の小泉首相は、1月12日午前(日本時間同日夕)、イスタンブール市内のホテルで、トルコ航空の元機長のアリ・オズデミル氏と対面した。オズデミル氏は、イラン・イラク戦争下の1985年3月、日本政府の要請を受けてイランのテヘランに滞在する邦人約250人の救出に向かった特別機の機長。

小泉首相は、「あなたが任務を引き受けてくれなければ救出はできなかった。日本の首相として感謝の気持ちを伝えることができてうれしい」と語りかけたのに対してオズデミル氏は、「大変光栄です。邦人救出は自分の任務だった」と当時を振り返った。《首相官邸》

2007 平成19年1月12日(金)

平成6579日目

【オリックス・中村紀洋内野手】退団が決定

オリックスの中村紀洋内野手(33)は12日、大阪市内で代理人の茂木立仁弁護士を伴い6度目の契約更改交渉に臨んだが合意には至らず、正式に退団が決まった。球団は下交渉で減額制限の40%を超える60%減の年俸8000万円を提示し、交渉が難航。9日には交渉が決裂して球団が慰留断念を表明し、中村の退団が必至の状況になっていた。《共同通信》

【安倍晋三首相】NATO理事会でスピーチ

欧州歴訪中の安倍晋三首相は12日午前、ブリュッセルで開かれた北大西洋条約機構(NATO)理事会で日本の首相として初めてスピーチし、アフガニスタンの安定など世界的な諸問題の解決に向け、日本とNATOの連携強化を進める方針を表明した。

また防衛省発足で、自衛隊の海外派遣が本来任務となったことを踏まえ、「国際的な平和と安定のためなら、自衛隊の海外活動をためらわない」との考えを強調した。《共同通信》

2008 平成20年1月12日(土)

平成6944日目

【福田康夫首相】社会保険事務所を視察

12日、福田首相は東京都世田谷区の世田谷社会保険事務所を訪れ、年金記録の確認作業や年金記録相談の窓口である相談コーナーなど、現場の状況を視察した。視察を終えた首相は「年金記録を一件一件調べるのは大変な作業だと思います。簡単に分かる人もいるし、そうでない人もいるけれども、しかし難しいからといって調べないわけにはいかない」と年金記録問題解決に向け意気込みを述べた。《首相官邸》

2009 平成21年1月12日(月)

平成7310日目

【楽天・田中将大投手】成人式に出席

楽天田中将大投手(20)が12日、兵庫県伊丹市で成人式に出席した。伊丹市は、駒大苫小牧に進学前の、中学までを過ごした地元。「懐かしいですね」と旧友たちとの再会を楽しんだ。

「ハタチになり、社会からも大人からも見方が変わる」と、これまで以上に行動に責任を持つと話すマー君は「WBCもありますし、素晴らしい1年にしたい」と、変わらぬ全力投球を誓った。《日刊スポーツ》

【麻生太郎首相】韓国・李明博大統領と会談

麻生太郎首相は12日午前、韓国の李明博大統領とソウルの青瓦台(大統領官邸)で約1時間会談した。両首脳は北朝鮮核問題について、20日に発足するオバマ次期米政権と緊密に連携する方針を確認。世界的な金融危機対策では、経済立て直しに向けた日韓の協力を強化し、保護貿易の拡大防止へ共に取り組んでいくことで一致した。《共同通信》

2010 平成22年1月12日(火)

平成7675日目

【ハイチ地震】

カリブ海のハイチで12日(日本時間13日)、マグニチュード(M)7.0の強い地震が発生した。地元当局や現地のAFP記者が伝えた。地元の医師によると、死者は数百人に上るとみられる。 地震後、ただちにカリブ海沿岸地域には津波警報が発令された。AFP記者によると、揺れは1分以上続いたという。米当局によると、数分後にM5.9、M5.5、M5.1の余震が発生した。

首都ポルトープランスの地元メディアによると、大統領府や議事堂、大聖堂のほか、複数の省庁舎が大規模な被害を受けた。 国連(UN)当局者は、多数の国連職員の行方がわからなくなっていることを明らかにした。

米地質調査所によると、ポルトープランスから16キロ、ペチョンビルから27キロの場所で強い揺れが観測された。USGSは当初、マグニチュードを7.3と発表していた。  ペチョンビルにいるAFP記者によると、3階建てのビルが崩壊し、重機を使った救助作業が行われている。また、地震発生時、住民たちはパニックになって通りに飛び出したという。《AFP》

【鳩山由紀夫首相】外国人選挙法案提出へ

鳩山内閣は12日、永住外国人への地方選挙権付与法案を18日召集の通常国会に政府提案する意向を固めた。民主党内には反対論も少なくないが、鳩山由紀夫首相は12日、公邸で記者団の質問に答え「理解を得られると思う。日韓併合100年というタイミングでもある」と強調。平野博文官房長官は記者会見で「通常国会に提出するべき検討法案の一つとして考えている」と表明した。

これに対し亀井静香金融・郵政改革担当相(国民新党代表)は12日の会見で「国民新党は賛成しない。(参政権を)得たければ帰化すればいい」と反対を明言。今後、連立内の火種になる可能性がある。社民党は「先頭に立って成立させていきたい」(福島瑞穂党首)と賛同している。《共同通信》

2011 平成23年1月12日(水)

平成8040日目

【池上彰さん】テレビとラジオの活動を休止へ

テレビ番組「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」(テレビ朝日系)などのニュース解説で人気のジャーナリスト、池上彰さん(60)が12日、テレビとラジオでの活動を3月で全て休止すると発表した。池上さんはファクスで「一切の出演を控えて充電すると同時に、取材や執筆活動に専念させていただきたい」と理由を説明した。《スポニチ》

【菅直人首相】党内結束を呼び掛け

民主党の衆参両院議員総会が12日、都内で開かれ、小沢一郎元代表を支持する議員などから執行部の党運営やマニフェスト(政権公約)修正方針への批判が続出した。菅直人首相は政治資金問題を抱える小沢氏に国会で説明するよう重ねて求めるとともに政権立て直しへ党内結束を呼び掛けたが、党内対立が鮮明になった。《共同通信》

2012 平成24年1月12日(木)

平成8405日目

【北海道陸別町】氷点下29.1度

12日の日本列島は寒気の影響で、各地でこの冬一番の冷え込みとなった。気象庁によると、この日朝、国内で最も気温が低かったのは、北海道陸別町の氷点下29・1度。

北海道北斗市は同19・6度で、この地点の観測史上最低記録を更新し、長崎県大村市は同2・8度で過去最低タイ記録だった。札幌市で氷点下10・5度、仙台市で同3・8度、名古屋市で同1・1度、新潟市と高松市が同1・5度と最低気温が零度を下回る「冬日」を記録。東京都心も0・7度とこの冬一番の冷え込みとなった。《共同通信》

2013 平成25年1月12日(土)

平成8771日目

【橋下徹大阪市長】自殺生徒の遺族に謝罪

大阪市立桜宮高2年でバスケットボール部主将の男子生徒(当時17)が顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた後に自殺した問題で同市の橋下徹市長(43)は12日、大阪府内の生徒宅を初めて訪ね、遺族に「学校現場、僕も含め行政側の責任だ」と謝罪した。また、体罰を容認するような発言についても「考え方を改めなければならない」と話した。《日刊スポーツ》

【安倍晋三首相】宮城県訪問

安倍晋三首相は12日、東日本大震災で被災した宮城県を就任後初めて訪問した。亘理町の仮設住宅では「安倍政権においては復興が第一番。みなさんが一日も早く元の生活に戻れるように全力を挙げたい」と入居者に呼びかけた。近くの仮設商店街では特産物のイチゴや刺し身など約1万円分を購入。石巻市の造船会社や製紙工場、岩沼市の防災集団移転造成工事現場なども視察した。《毎日新聞》

2014 平成26年1月12日(日)

平成9136日目

【サッカー・本田圭佑選手】セリエA初出場

サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)、ACミランの本田圭佑は12日、アウェーのサッスオロ戦で2―4の後半20分から右の攻撃的MFに入り、移籍後初出場した。本田に得点はなく、試合は3―4で敗れた。サッスオロのベラルディが4ゴールを決めた。《共同通信》

【安倍晋三首相】モザンビーク・ゲブザ大統領と会談

中東・アフリカ歴訪中の安倍晋三首相は12日午前(日本時間同日夕)、モザンビークでゲブザ大統領と会談し、資源の採掘や加工で人材育成を重視した支援策を打ち出した。その後の講演では日本企業の投資は現地の雇用を生み出すことを強調。自国の労働者を送り込む中国との違いを鮮明にしてアフリカ支援で先行する中国をけん制する。《日経新聞》

2015 平成27年1月12日(月)

平成9501日目

【FIFA・バロンドール】クリスティアーノ・ロナウド選手

FIFA(国際サッカー連盟)バロンドール2014授賞式が12日、スイスのチューリヒで開催され、ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(29)=Rマドリード(スペイン)=が2年連続3度目の受賞者となった。2年連続3度目の受賞となったC・ロナウドは「このトロフィーはほかに類のないもの。2014年は忘れられない年になった」と壇上であいさつすると「トゥー!」と両拳を握って雄たけびを上げた。《スポーツ報知》

【第93回高校サッカー】星稜(石川)が初優勝

サッカーの第93回全国高校選手権大会は12日、埼玉スタジアムで決勝があり、16大会連続25回目出場の星稜(石川)が、2大会ぶり18回目出場の前橋育英(群馬)を延長戦の末に4―2で下し、初優勝を果たした。石川県勢の優勝は初めて。《朝日新聞》

2016 平成28年1月12日(火)

平成9866日目

【安倍晋三首相】拉致利用批判に猛反発

「あなたがこういう質問をすること自体が、本当に残念」「一人の方の本で誹謗中傷するのは無責任だ」

12日の衆院予算委員会では、民主党の緒方林太郎氏が拉致被害者蓮池薫さんの兄、透氏の著書を根拠に安倍晋三首相が拉致問題を政治利用したのではないかと追及したのに対し、首相が猛反発する場面があった。

緒方氏は、透氏の著書「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」を引用しながら、首相が官房副長官だった2002年当時、帰国した薫さんら5人の北朝鮮への再入国に当初は反対していなかったなどと指摘した。

首相は「当時は北朝鮮に戻す流れだったが、私は断固として反対した。私が言ってることが真実だと(国会議員)バッジを懸けて申し上げる」と色をなし、「私の言っていることが違っていたら、国会議員を辞める」と言い切った。

緒方氏は「首相は拉致問題を使ってのし上がったのか」とも挑発。首相は「大切なことは、全ての拉致被害者を奪還するために全力を尽くすことだ。そういう質問をすること自体がこの問題を政治利用している」と「逆批判」を展開した。《時事通信》

2017 平成29年1月12日(木)

平成10232日目

【体操・内村航平選手】復興応援大使に就任

リオデジャネイロ五輪の男子体操で団体総合と個人総合の2冠に輝いた内村航平選手(28)が12日、復興庁が新たに設けた「復興応援大使」に就任した。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の被災地を訪ねたり、全国各地のイベントに参加したりして震災の風化防止や復興支援を担う。

【安倍晋三首相】比・ドゥテルテ大統領と会談

安倍晋三首相は12日、フィリピンの首都マニラを訪問し、ドゥテルテ大統領と会談した。フィリピンと中国が領有権を主張する南シナ海の問題をめぐり、連携を強化していくことで一致。首相は今後5年間で、1兆円規模の支援を行うことも表明した。《朝日新聞》

2018 平成30年1月12日(金)

平成10597日目

【北陸、山陰地方】大雪

強い冬型の気圧配置の影響で、12日も日本海側を中心に大雪となった。気象庁は、大学入試センター試験初日の13日も大雪が続くとして、雪や路面凍結による交通障害、雪崩への警戒を呼び掛けた。近畿北部や山陰は14日も注意が必要だ。

気象庁によると、12日夕の積雪は、新潟市が平年の約11倍となる76センチ、富山県氷見市が約6倍の56センチ、石川県輪島市が約7倍の44センチ。北陸を中心に平年の数倍となる地点が目立った。12日夕までの24時間で50センチ以上の降雪を観測した地点も相次いだ。《産経新聞》

2019 平成31年1月12日(土)

平成10962日目

【韓国・李洛淵首相】「日本は謙虚であるべき」

韓国の李洛淵首相は12日、日本の植民地支配に関連し、「少なくとも被害の当事者の心には傷がまだ残っている。そうした事実の前に日本は謙虚であるべきだ」と語った。独立運動家の墓地を訪問した際の発言として韓国首相室が発表した。

韓国大法院(最高裁)が日本企業に韓国人元徴用工への賠償を命じた確定判決を受けた具体的な対応には言及しなかったが、韓国政府に適切な対応を強く求める日本政府をけん制したものとみられる。《読売新聞》

【国民民主党】初の定期大会

国民民主党は12日、昨年5月の結党以来、初めての定期党大会を東京都内で開き、夏の参院選で与党を「過半数割れに追い込む」と掲げた今年の活動方針を採択した。玉木雄一郎代表は政権獲得に向けて野党結集への意欲を表明。衆参同日選に関し「可能性は十分ある。むしろチャンスだ」と述べ、月内に衆院選候補の公募を始めると明らかにした。《共同通信》

2020 令和2年1月12日(日)

令和257日目

【拉致被害者・有本恵子さん】60歳の誕生日

神戸市出身で、北朝鮮による拉致被害者の有本恵子さん=失踪当時(23)=が12日、60歳の誕生日を迎えた。神戸市長田区の自宅では、家族が還暦を迎えた恵子さんの健康状態などを気遣い、膠着したままの拉致問題の前進を望んだ。

いつも恵子さんが座っていた食卓の席には、ケーキなどが用意され、6本のろうそくが添えられた。恵子さんの姉尚子さん(61)は「妹は青春時代から還暦まで、あの国で過ごしたことになる。食べるものも少なく、寒さも厳しいのでは」と思いやった。《神戸新聞》

【中国】蔡氏への祝意で日米英に抗議

中国外務省の耿爽副報道局長は12日、日米英の政府高官らが台湾総統選で勝利した蔡英文氏に祝意を表明したことに「一つの中国の原則に違反したやり方であり、強烈な不満と断固とした反対を表明する」との談話を発表した。関係国に厳重抗議したとしている。

台湾の民意が強権的な中国への危機感や嫌悪感を示した結果に対し、習近平指導部は情報操作に躍起になっているとみられる。耿氏は「台湾問題は中国の核心的利益だ。中国と外交関係のある国と台湾地区によるどのような形式の公的交流にも反対する」と主張した。《共同通信》

2021 令和3年1月12日(火)

令和623日目

【北陸地方】大雪の連休明け

嶺北を中心に記録的な大雪に見舞われた福井県内は12日、初の平日を迎えた。福井市内では、住宅街などの一部生活道路や歩道の除雪が進んでおらず、朝の通勤時間帯は渋滞や車両のスタックも相次いだ。最大約1500台に上った北陸自動車道の車の立ち往生は11日午後11時ごろ、約60時間ぶりに解消した。鉄道なども一部で運行再開した。《福井新聞》

記録的大雪で路面状況が悪くなったため、12日の県内は大きく交通が乱れ、3連休明けの通勤の足を直撃した。幹線道路で終日渋滞が発生し、朝と夜のラッシュ時に長い車列ができた。雪による倒木などで各地の県道は通行止めとなった。あいの風とやま鉄道は順次運行を再開したものの、富山地方鉄道の市内電車・環状線は除雪が進んでおらず、全面再開の見通しは立っていない。《北日本新聞》

2022 令和4年1月12日(水)

【立憲民主党・西村智奈美幹事長】資金提供問題 「福山氏の判断だった」

インターネット番組制作・配信の「Choose Life Project(CLP)」に制作費として約1500万円を立憲民主党が2020年に支払っていた問題で、立民の西村智奈美幹事長は12日に国会内で会見し、支出は当時幹事長だった福山哲郎氏(参院京都選挙区)の判断だったことを明らかにした。

西村氏は支出に当たって組織として議論した形跡がなく、特定のメディアに公党が資金支援した点などから疑念を招いたとして「適切ではなかった」とした。福山氏への処分については「違法性があったとは言えない」と述べ、今夏の参院選で改選を迎える福山氏への党公認決定も維持する考えを示した。《京都新聞》



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