平成10962日目
2019/01/12
この日のできごと(何の日)
【国民民主党】初の定期大会
国民民主党は12日、昨年5月の結党以来、初めての定期党大会を東京都内で開き、夏の参院選で与党を「過半数割れに追い込む」と掲げた今年の活動方針を採択した。玉木雄一郎代表は政権獲得に向けて野党結集への意欲を表明。衆参同日選に関し「可能性は十分ある。むしろチャンスだ」と述べ、月内に衆院選候補の公募を始めると明らかにした。
ただ、政党支持率は1%前後。玉木氏は「諦めずに活動を続ければ、必ず次の飛躍に向けた足場が形づくられる」と危機感をあらわにした。
参院選では改選1人区と2人区で野党統一候補擁立を目指し、3人区以上では自前の公認候補を立てる意向を示した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【フランス・パリ】パン屋でガス爆発
パリ中心部のパン屋付近で12日午前9時(日本時間午後5時)頃、大規模な爆発があった。AFP通信によると、消防士ら3人が死亡し、40人以上が重軽傷を負った。パン屋でのガス漏れが原因とみられている。
報道によると、ガス漏れの通報で駆けつけた消防士らが現場で活動していた際に爆発が起きたという。
フランスのテレビ映像によると、爆発の衝撃で近くの建物の窓が吹き飛び、道路にはガラスの破片などが散乱している。火災も発生し、周辺の車が炎上した。《読売新聞》
【ファーウェイ】スパイ容疑の社員を解雇
ポーランド当局が中国通信機器大手「華為技術」(ファーウェイ)の現地法人に勤める中国人の男と、通信会社勤務のポーランド人の男をスパイ容疑で逮捕した事件で、ファーウェイはこの中国人社員を解雇した。中国メディアが12日夜、一斉に報じた。
報道によると、ファーウェイは「この社員が個人的な原因でポーランドの法律に違反し、逮捕されたことは、ファーウェイの世界的名声に悪影響を与えた」と断じた。ファーウェイは11日夜、「状況を確認中で、現時点でコメントすることはない」との声明を出していた。
中国中央テレビなどによると、中国外務省は11日夜、「中国は重大な関心を持っている」とポーランド当局に伝えた。外務省の声明では、逮捕された中国人の名前を「王偉晶」としている。《読売新聞》
【東京都北区】都営バスが路肩に突っ込む
12日午前9時20分頃、東京都北区豊島の都道で、都営バスが中央線を越えて対向車線の路肩に突っ込み、ガードレールや電柱を倒して停止した。
乗客約10人のうち20~70歳代の男女4人が額を切るなどしたほか、近くのバス停にいた50歳代の女性が腰を強く打って病院に搬送された。バスの40歳代の男性運転手も手にけがをして搬送されたが、6人とも命に別条はない。警視庁王子署が事故の状況を調べている。
現場は王子駅の北東約1キロの片側1車線の見通しの良い直線道路。近くの精米店の男性(60)は、「事故直後、ガラスが砕けたバスの中で乗客が手当てを受けていた。人通りの多い場所なので本当に恐ろしい」と話した。《読売新聞》
【大学ラグビー】明治大が13度目の優勝
ラグビーの第55回全国大学選手権(読売新聞社後援)は12日、東京・秩父宮ラグビー場で決勝が行われ、明治大が天理大を22―17で下し、1996年度以来、22大会ぶり13度目の優勝を決めた。天理大は初の大学日本一を逃した。
明治大は前半に2トライを奪い、12―5で折り返した。後半に10点を追加してリードを広げた後、天理大に2トライを返されたが、逃げ切った。《読売新聞》
【韓国・李洛淵首相】「日本は謙虚であるべき」
韓国の李洛淵首相は12日、日本の植民地支配に関連し、「少なくとも被害の当事者の心には傷がまだ残っている。そうした事実の前に日本は謙虚であるべきだ」と語った。独立運動家の墓地を訪問した際の発言として韓国首相室が発表した。
韓国大法院(最高裁)が日本企業に韓国人元徴用工への賠償を命じた確定判決を受けた具体的な対応には言及しなかったが、韓国政府に適切な対応を強く求める日本政府をけん制したものとみられる。
一方、李氏は、「我々は過去にばかりこだわってはいけない。韓国は未来の前に謙虚であるべきだ」とも述べた。
元徴用工訴訟を巡っては、文在寅韓国大統領も10日の記者会見で、韓国大法院の判決に反発する日本政府を批判し、「謙虚な姿勢であるべきだ」と述べていた。《読売新聞》
【梅原猛さん】死去
日本文化や歴史・文学・宗教など多彩な分野で独創的な思索を展開、その体系は「梅原日本学」とも称された哲学者で文化勲章受章者の梅原猛(うめはら・たけし)氏が12日、死去した。93歳。宮城県出身。
京都大文学部哲学科を卒業。立命館大教授、京都市立芸大教授、同学長などを経て、昭和62年、国際日本文化研究センター初代所長に就任。後に同センター顧問を務めた。《産経新聞》
【市原悦子さん】死去
テレビドラマ「家政婦は見た!」など、多くの映像作品に出演した女優の市原悦子さんが12日、心不全のため、東京都内の病院で死去した。82歳だった。
亡くなった市原さんは、高い演技力と独特のせりふ回しが特徴で、庶民的な明るい中年女性から執念にとりつかれた女性まで幅広い役柄を演じ分ける名優として活躍した。
昭和32年に俳優座入団。34年に舞台「千鳥」に抜擢(ばってき)され芸術祭奨励賞を受ける。退団後、商業演劇や映画に進出。映画では、長谷川和彦監督「青春の殺人者」で主人公を束縛する母親、野村芳太郎監督「八つ墓村」では旧家の主である謎めいた双生児の老女をおどろおどろしく演じ、作品の雰囲気を盛り上げた。
今村昌平監督「黒い雨」では広島で被爆の後遺症に苦しむ主人公の迷信深い叔母役を好演し、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を獲得している。
お茶の間に広く親しまれたのは、58年から始まった「家政婦は見た!」シリーズで、派遣先であるエリートの家庭での出来事を目の当たりにする家政婦、石崎秋子が当たり役となり、2時間ドラマや連続ドラマとして、25年にわたって主演した。《産経新聞》