平成9866日目

2016/01/12

この日のできごと(何の日)

【衆院予算委員会】

衆院予算委員会

安倍晋三首相は12日の衆院予算委員会で、従軍慰安婦問題に関する日韓両政府の合意に関連し、日本が求めているソウルの日本大使館前の少女像撤去について「移転されると理解している」と述べた。

日韓合意については「国際社会が高く評価している」と重ねて強調。「互いの感情を逆なですることがないよう、結果が出てくるように言葉遣いに注意している」とも語った。民主党の緒方林太郎氏への答弁。《共同通信》


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「あなたがこういう質問をすること自体が、本当に残念」「一人の方の本で誹謗中傷するのは無責任だ」

12日の衆院予算委員会では、民主党の緒方林太郎氏が拉致被害者蓮池薫さんの兄、透氏の著書を根拠に安倍晋三首相が拉致問題を政治利用したのではないかと追及したのに対し、首相が猛反発する場面があった。

緒方氏は、透氏の著書「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」を引用しながら、首相が官房副長官だった2002年当時、帰国した薫さんら5人の北朝鮮への再入国に当初は反対していなかったなどと指摘した。

首相は「当時は北朝鮮に戻す流れだったが、私は断固として反対した。私が言ってることが真実だと(国会議員)バッジを懸けて申し上げる」と色をなし、「私の言っていることが違っていたら、国会議員を辞める」と言い切った。

緒方氏は「首相は拉致問題を使ってのし上がったのか」とも挑発。首相は「大切なことは、全ての拉致被害者を奪還するために全力を尽くすことだ。そういう質問をすること自体がこの問題を政治利用している」と「逆批判」を展開した。《時事通信》

安倍晋三首相は12日午後の衆院予算委員会で、衆院議員定数10減や小選挙区の定数配分方法見直しを盛り込んだ衆院選挙制度改革の有識者調査会答申を踏まえ、自民、公明両党が議論を主導して結論を急ぐべきだとの認識を示した。「与党がリーダーシップを発揮しながら、各党と真摯に議論を行い、早期に結論を得ることが大切だ」と述べた。

調査会が14日、大島理森衆院議長に答申を提出するのを前に、自民党内でくすぶる異論をけん制した形だ。

首相は「議員定数は民主主義の土俵にもつながる。小さな政党も含めてきちんと議論する必要がある」とも指摘し、少数政党への配慮を求めた。《共同通信》

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【岡山大学】論文不正を告発した教授2人を解雇

岡山大は12日、大学教授の適性を欠くなどとして前薬学部長の森山芳則教授(62)と前副学部長の榎本秀一教授(52)の2人を解雇したと発表した。2人はこれを不服とし、大学を相手に処分無効や慰謝料2000万円などを求める訴訟を同日、岡山地裁に起こした。解雇は昨年12月28日付。

大学側の説明では、2人は大学に無断で学内で記者会見を開き、学長や理事が不正行為をしているかのような印象を外部に与えたり、出席を求めた会合を欠席したりするなど職務命令に違反したとしている。《毎日新聞》

【警視庁】「会議に遅れる」電車を降りて線路を歩いた会社員を厳重注意

12日午前8時ごろ、東京都足立区のJR常磐線の綾瀬駅で、乗客がホームから転落した。駅の警備員が非常ボタンを押し、取手発明治神宮前行き上り普通列車(10両)が綾瀬駅の手前300メートル付近で停車した。その後、停車中の列車に乗っていた男性が線路上に降り、列車の運転手から連絡を受けた綾瀬駅員が男性を保護した。

警視庁やJR東日本によると、男性は40代で亀有駅から乗車。列車が停車したところ、「会社の大事な会議に遅れてはならない」と言って、自力で列車の窓を開けて線路上に降り、綾瀬駅に向かって歩き始めたという。 男性を保護した綾瀬駅の駅員からの110番通報を受けて警視庁綾瀬署員が同駅に駆けつけ、男性から事情聴取。その上で厳重注意したという。《産経新聞》

【韓国政府】元慰安婦らに個別接触

旧日本軍の従軍慰安婦問題をめぐる昨年12月の日韓合意を受け、韓国外務省の担当者らが元慰安婦の女性らの自宅を訪問し合意への理解を求めていると、韓国紙ハンギョレなどが12日報じた。同省当局者は「(元慰安婦ら)本人が説明を希望すれば、そのような活動を実施している」と述べた。

ハンギョレによると、元慰安婦の支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」の尹美香・常任代表は「合意に反対する声が上がる中、個別に会っておばあさん(元慰安婦)たちを分裂させようとしている」と非難している。《共同通信》



1月12日 その日のできごと(何の日)